著者
中山 雅史 高島 三幸
出版者
日経BP社 ; 2002-
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.17, no.8, pp.88-91, 2018-07

膝のケガが完治せずストライカーとして得点できないシーズンが続いたため、あの会見では当然のように引退発表だと誰もが思ったはずです。でも、未練があったのも、復帰するかもしれないというのも本心。
著者
TOSHIYUKI HASEYAMA TOSHIKI FUJITA FUJIKO HIRASAWA MIKAKO TSUKADA HIDEKI WAKUI ATSUSHI KOMATSUDA HIROSHI OHTANI AKIRA B. MIURA HIROKAZU IMAI AKIO KOIZUMI
出版者
Tohoku University Medical Press
雑誌
The Tohoku Journal of Experimental Medicine (ISSN:00408727)
巻号頁・発行日
vol.198, no.4, pp.233-244, 2002 (Released:2004-04-19)
参考文献数
26
被引用文献数
32 43

The Akita mouse, which has a mutation (Cys96Tyr) in the insulin 2 gene (Ins2Akita), is a model for diabetes. The male Akita mouse has diabetes, while females develop mild diabetes. This study aimed to investigate renal complications in the Akita mouse model, which has been maintained in a heterozygous state Ins2Akita (+/−) with a C57BL/6 background (B6). Renal function (BUN, creatinine), serum IgA concentrations and histological changes in the kidneys were evaluated in diabetic and control mice in a B6 background. Five each of male and female mice per group (diabetes vs. control) were killed at 10, 20, 30 and 40 weeks of age. The influence of major histocompatibility antigens (MHC) on renal complications was tested using male diabetic mice in a C3H/He (C3H) background. When compared with controls, diabetic males, but not females, developed impaired renal function with elevation of serum IgA after 30 weeks of age. Diabetic glomerulosclerosis advanced with age in both sexes. Diffuse granular mesangial deposits of IgA were detected by immunofluorescence microscopy in diabetic males after 20 weeks. We tested whether the IgA-associated lesions were influenced by MHC using diabetic males in a C3H background. Similar degrees of diabetic glomerulosclerosis and glomerular IgA deposition were found in mice with C3H and B6 backgrounds. Akita mouse is a unique mouse model showing both mesangial sclerosis and IgA nephropathy.
著者
難波 雄亮 山賀 亮之介 永島 徳人 本村 和久
出版者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
雑誌
日本プライマリ・ケア連合学会誌 (ISSN:21852928)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.150-152, 2017-09-20 (Released:2017-09-29)
参考文献数
8

症例は66歳女性.上肢の動かしづらさで発症し,複数医療機関受診で小脳症状優位である多系統萎縮症(MSA-C:Multiple System Atrophy predominated in Cerebellar ataxia)の診断を受けていた.発症6年の経過で終日ベッド上で過ごすADL(Activities of Daily Living)となり,当院訪問診療を開始となった.往診導入前より頚部・腰部・四肢の疼痛を認めていたが,経過中に疼痛の増強を認めた.アセトアミノフェン・NSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)・トラマドールの内服を行ったが改善せず,呼吸困難出現もありモルヒネ皮下点滴を開始し,疼痛コントロールを行った.多系統萎縮症ではパーキンソン病と同様に全身の疼痛を来たす事が知られている.モルヒネを使用するまでの疼痛の報告はないため,文献的考察を踏まえ報告する.
著者
荒木 達雄
出版者
一般社団法人 日本体育学会
雑誌
日本体育学会大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.67, pp.62_1-62_1, 2016

<p> 内田良氏の提言で組(立)体操がクローズ・アップされ、文科省の指針発表にまで発展した。この問題は、体育の授業内ではなく「体育祭」という「スポーツ・イベント」内での事故が多発しているためである。もともとは体操領域に「組(立)体操」は位置しているわけであるが、指導要領にその種目の文言が戦後、一度明記されたのみであり、現在の「体つくり運動」でも明記されていない。また、名称の不徹底も問題となっている。それは「組立体操」、「組体操」の区別の仕方である。「組立体操」は、人間が2段、3段に積み上げて造形美を表現する「<u>静的</u>」な運動形態である。「組体操」は、2人以上で互いの力を利用し合って動く、「<u>動的</u>」な運動形態である。体育の指導者であれば、この違いを理解したうえでこれらの運動種目を指導すべきであろう。また、普段の授業内での練習した種目を厳選したうえで、体育祭での発表作品として選択すべきと考える。今回は、「組立体操」、「組体操」の目的を明確にして実践例を参加者に体験してもらい、発表作品にまで発展させていく企画である。</p>
著者
遠山 敏之
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.243, pp.166-169, 2004-12

大阪の天王寺から南東に延びる地下鉄谷町線で約20分の終点、八尾南駅。目指す雑居ビルは、駅前ロータリーに面して20年前の登記簿と同じ場所にあった。戸建て住宅分譲で急成長しながら、突如破綻した滴水(大阪市天王寺区)の高島信弘社長が、経営者人生の第一歩を踏み出した地である。当時33歳。横道に入ったビル側面に小さな店舗を構え、住宅などの仲介を始めた。
著者
彦野 賢 高城 美穂 福井 宏和
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2009, pp.321, 2009

原子力発電所の定期検査においてさまざまな機器の保守作業を行う作業者、特に作業責任者は、現場作業での品質保証上重要な判断場面や、作業員の安全のキーマンとして特に重要なポジションであるといえる。本報では、現場で作業責任者として従事している方の意識等についてインタビュー調査を試みた結果を紹介する。
著者
大島 茂樹
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.49-54, 2010-02-01 (Released:2017-04-25)
参考文献数
30

記録メディアの劣化・陳腐化やファイルフォーマットの陳腐化は,デジタル情報保存にとって大きなリスクとなる。これらの問題への対処としては,適切な記録メディアの劣化防止策をとること,マイグレーション(新しい記録メディアへのデータ移行)を行うこと,ファイルフォーマットの陳腐化のリスクを管理し,フォーマット変換等の対策をとることなどが考えられる。本稿では,主な記録メディアの劣化寿命および劣化防止策について述べ,そのマイグレーション方策についても検討する。また,主に海外で行われている,ファイルフォーマットの陳腐化のリスクを管理するための取り組みを紹介する。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1929年07月03日, 1929-07-03

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年07月16日, 1924-07-16
著者
紫芝 良昌 今井 常夫 神森 眞 栗原 英夫 鳥 正幸 野口 仁志 宮内 昭 吉田 明 吉村 弘
出版者
日本内分泌外科学会・日本甲状腺外科学会
雑誌
日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌 (ISSN:21869545)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.51-56, 2017 (Released:2017-04-28)
参考文献数
16

甲状腺の手術の際,発生する合併症の一つである永続性副甲状腺機能低下症の日本全国の症例数を検討した成績はこれまでにない。甲状腺手術を専門とする15病院に対してアンケートを行い2012年~2013年の甲状腺手術について回答の得られた5,445例について術式別に永続性副甲状腺機能低下症の発生率を求めた。その結果,甲状腺片葉切除で0.08%,全摘・亜全摘4.17%,甲状腺全摘と頸部中央および(または)外側区域郭清で5.75%であり甲状腺切除術全体を通じて2.79%に永続性副甲状腺機能低下症がみられた。また,副甲状腺腫瘍手術344例について14例(4.07%)の永続性副甲状腺機能低下症例を得た。この数字を厚労省がん統計資料に当てはめて日本全国での甲状腺・副甲状腺手術による永続性副甲状腺機能低下症の頻度を求めると,年間705人となる。手術のピーク年齢を68歳,手術後の平均存命期間を9年として,すべての甲状腺・副甲状腺手術患者が上記の条件を満たす単純モデルで計算すると,永続性副甲状腺機能低下症の本邦総数は31,725人になる。特発性副甲状腺機能低下症患者数は本邦で900人と推定され全体では32,625人となり人口10万人あたり26人。米国18.3人,デンマーク24人と報告されている。
著者
阿部 安成
出版者
滋賀大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2002

本研究のために実施した史料の調査と収集の対象は、現在13施設あるハンセン病にかかわる国立療養所のうちの10施設となった。本研究の課題は、ハンセン病者の<声>を聞くこと・読むこと、そしてそれを歴史社会学の学知をとおして、ハンセン病を発症したものたちは、療養所での生活をとおしてなにになり、またそこでの生活が園外の社会と国家になにをもたらしたのか、解明することにあった。いいかえれば、ハンセン病療養所におけるハンセン病者の主体化と、それをめぐる社会・国家との相互交渉の解明である。本研究にあたっての調査をとおして、療養所在園者の肉声を聞きとることの困難さと、療養所で保管されている文芸誌・文芸作品や自治会機関誌の厖大さが明らかになった。とくに後者については、文芸誌や文芸作品がハンセン病文学全集として刊行されつつあるが、いまだその全貌は把握されていないし、療養所を横断する情報交換も充分になされていない情況が判明した。いくにんからの聞きとりをおこなうなかで、ハンセン病療養所の在園者にとって、療養所の生活とは、自分がなになのか、自分のいる療養所とはどういう場所なのか、ここでの生活にどのような意味があるのか、といったいくつもの「なぜ」という問いとしてあらわれている、とわたしは受けとった。こうしたハンセン病者の問いを解明してゆくにあたって、療養所に保管されている厖大な量の文芸誌・文芸作品というテキストがその手がかりとなる。また、自治会誌などに記されている日誌などから、療養所が社会のなかでまったく隔絶した施設としてあったのではなく、慰安や寄附をめぐる園内外のさまざまな交流があったことが判明した。
著者
真島 望
出版者
日本近世文学会
雑誌
近世文藝 (ISSN:03873412)
巻号頁・発行日
vol.105, pp.1-15, 2017 (Released:2017-07-31)

Suzuki-Nagayori is a highly cultured master carpenter who served the Tokugawa shogunate in the early Edo Period. The carpenter became versed in poetry written in Chinese through his close relation to Hitomi-Chikudō with whom he was engaged in exchanging poems. He was instructed in waka poetry by Shimizu-Sōsen who made helpful comments on his works. He sometimes collaborated with both mentors to hold poetry exhibitions as if to embody the contemporary literary tendency of making no distinction between Japanese and Chinese writings. Suzuki also compiled a history book in the form of a comparative study of Japan, China, and Korea. He modeled it on the compilation of national history by the Hayashi clan which then caused a fad for writing history in a poetical style. In the same method he edited a poetry anthology which was remarkable for his innovative attempt to include Korean poems. In this way he played an important role in widely popularizing the Hayashi clan’s academic knowledge. His career as an intellectual will provide excellent material for studying Edo culture during the Genroku and the Kyōho Periods.