2 0 0 0 OA 雲伝神道

著者
和田大円 著
出版者
雲伝神道講伝会
巻号頁・発行日
1926
著者
岩澤 有祐 矢入 郁子 松尾 豊
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

ドメイン不変な特徴の学習はユーザや環境などの入力ドメインの違いに依存しないモデル構築の方策の1つである.本稿では敵対的訓練を利用したドメイン不変な特徴の学習法を提案する.提案手法では特徴空間からドメインを分類する敵対的分類器を考慮し,敵対的分類器を騙すように訓練することで特徴量がドメインに独立になるように明示的に制約を加える.本発表では公開されたデータセットでの提案手法の有効性について報告する.
著者
香川 尚徳
出版者
Ecology and Civil Engineering Society
雑誌
応用生態工学 (ISSN:13443755)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.141-151, 1999-11-19 (Released:2010-03-03)
参考文献数
72
被引用文献数
7 5

本総説では,はじめに,過去20年間に提唱された河川生態系に関する三つの重要な概念すなわち,河川連続体,不連続結合,栄養素らせんの各概念と,それらの概念によるダムの取り扱い方とを概観した.次に,これらの概念に基づき,ダムを河川連続体に対する不連続発生の場とみなす立場で,ダムによる河川水質の変化,すなわち,不連続発生の実状を,ダム下流の河川生態系に及ぼす影響を考慮しつつ,水温,粒子状物質,クロロフィルa,栄養素,嫌気的水質環境の5項目について検討した.最後に,不連続軽減対策について,ダム湖水の滞留時間を短くして河川的性質を保つことは必ずしも出来ることではないので,下流の生態系に重大な影響を与える水質変化を中心に不連続発生を軽減することが現実的であると考察した.特に,自然に備わった水の動きや物質を利用することが望ましいとの観点に立って,富栄養化対策における二つの方法,密度流と選択取水の統合的利用と分解中の麦藁や落葉落枝が示す藻類増殖阻止作用の利用とを今後の検討課題にあげた.
著者
佐々木 亮
出版者
特定非営利活動法人 日本評価学会
雑誌
日本評価研究 (ISSN:13466151)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.1_63-1_73, 2010 (Released:2014-05-21)
参考文献数
42

貧困アクションラボがリードする「エビデンスに基づく開発援助評価」には、少なくとも3つの起源がある。それらは、ランダム化実験デザインの是非を議論してきた評価研究の系譜、独自の発展を遂げてきた開発援助評価の系譜、そして新しく当該分野をリードし始めた経済学の系譜である。それぞれの歴史的背景および現状を論じたうえで、ランダム化実験デザインの優位性と制約に関するスクリヴェンとバナージェの考え方の比較を行う。結論は、開発援助評価において、独占的というわけにはいかないが、ランダム化実験デザインが利用できるし利用すべき余地が確かに存在すると言うことである。そしてランダム化実験デザインを適用することにより、すべてというわけにはいかないが「機能する援助」が確かに存在することが証明されてきており、今後は、効果が証明された援助活動に対してより多くの資源を投入していくことが求められていくであろう。
著者
堀洋平 斎藤尚徳 丸山勉
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.1014-1031, 2004-03-15

将棋プログラムの棋力の向上のために,専用ハードウェアシステムの開発は必 要不可欠である.本研究ではシステム開発の第1段階として, Field-Programmable Gate Array(FPGA)を使用し詰 将棋の専用ハードウェアの作成を行った. FPGAはユーザ自らが回路構成を変更することのできるLSIであり,また内部に 大容量のRAMを有するため,きわめて並列度の高い演算をチップ内部で実現するこ とができる. この特長を活かし,詰将棋に適した並列・パイプラインアーキテクチャを開発 した.本研究で作成したハードウェアでは,局面情報データを複数のモジュー ルで並列に生成し,これらのデータをパイプライン処理によって指手データ へと変換することで高速な演算を可能にした.また,指手を複数のカテゴリに 分類し,これらを並列・パイプライン処理によって生成することによりさらな る高速化を実現した. 本論文では,詰将棋ハードウェアにおける指手生成の手法とアーキテクチャにつ いて述べた後,実際に問題局面を解いてハードウェアの性能について議論する.Developing dedicated hardware systems is an essential approach to improve play strength of shogi programs. To date, use of programmable devices for shogi hardware has been proposed as a feasible method to resolve the problems of high cost and long developing time of hardware implementation. To devise architecture of shogi hardware, we first implemented a tsume shogi solver on a Field-Programmable Gate Array (FPGA). With the ample hardware resource of an FPGA, we implemented highly parallelized architecture on a single chip and realized high-speed computation of tsume-shogi. In this paper, a procedure to generate moves in tsume shogi hardware and its architecture are described.
著者
伊藤琢巳 野下浩平
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.35, no.8, pp.1531-1539, 1994-08-15
参考文献数
8
被引用文献数
18

伊藤と野下がそれぞれ独立に開発した詰将棋プログラムItoとT2は17手以下の短篇の問題で人間のエキスパートよりかなり速く解く。ほかのプログラムとは比較にならないほど速い。これまでコンピュータが解けなかった中篇間題や100手を越える長篇問題もかなり解ける。数多くの問題を解いて得た実験データにより両方のプログラムの特徴を明らかにした。T2はしらみつぷし的な縦型探索で、相対的に短い手数の問題に対して正解率が高く、一方Itoは選択的な横型探索で、比較的長い手数の問題も解ける。また余詰を検査するプログラムを作り、実用に使えることを示した。
著者
野木 恵一
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.597, pp.98-101, 2002-06

2 0 0 0 OA 算法少女之評

著者
藤田貞資 著
出版者
古典数学書院
巻号頁・発行日
1938
著者
齋藤 彰
出版者
農業食料工学会
雑誌
農業機械学会誌 (ISSN:02852543)
巻号頁・発行日
vol.75, no.1, pp.11-15, 2013-01-01 (Released:2014-12-03)
参考文献数
9
著者
土屋 葉 時岡 新 渡辺 克典
出版者
愛知大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2016-04-01

本研究の目的は、「障害」と「女性」という異なるポジショナリティの上に置かれている、障害女性を取り囲む差別構造を明らかにすることである。平成29年度は、前年度にひきつづき、生活史法を用いて障害のある女性への聴きとり調査を行った。身体障害のある女性については、中部地区のみならず関西地区においてもネットワークを通じてアプローチした。また、発達障害および知的障害のある女性の支援者に対してパイロット調査を行うと同時に、調査方法について示唆を得た。平成29年度中期には研究会を開催した。まず「交差性(intersectionality)」概念について検討した。調査研究の課題についての認識を共有し、前年度および今年度前期に行った調査から得られた「生きづらさ」に関する具体的な事例から、知見の共有化を図った。とりわけ医療・介助場面、恋愛・結婚・生殖をめぐる問題、精神障害のある女性の経験について、これまで得られたインタビューデータから検討を加えた。具体的には、医療および介助場面において性別と障害、その他の要素がどのように「複合」しているのかを考察し、情報の不足、アクセシブルではない施設や機器、医師の偏見などがあることを明らかにした。また、恋愛・結婚・生殖の領域は必ずしも障害者差別解消法における合理的配慮の範疇にはおさまるものではないが、障害女性の生きづらさを解明する上では重要であることを指摘した。精神障害のある女性の経験については、身体症状からくる困難、女性役割に関する規範意識、雇用に結びつきづらい現状について述べた。これらに加え、障害をもった/発症した年齢や地域性、居住形態等の要素が、女性たちの生きづらさに影響を与えることを示唆した。以上について、2つの学会において報告を行った。
著者
亀井 克朗
出版者
美学会
雑誌
美學 (ISSN:05200962)
巻号頁・発行日
vol.50, no.2, pp.61-71, 1999-09-30

In this paper I approach the Tarkovsky's world by analyzing three scenes in "The Sacrifice" (1986) in terms of the reception. First, I analyze the character's actions in the scene of a burning house by making a clear distinction between the mutual communication of the characters in the dramatic world and their communication to the spectator. When Alexander kneels to Maria, and his behavior is shown to the spectator, the latter perceives a saint in him. Second, I analyze one of the shots in the sequence of the beginning of a nuclear war. In this shot, a corporal precommunication between Alexander and the spectator brings the spectator to understand that what happens to Alexander here does not belong to the earthly experience. Finally, I take up the last shot of this film in which the light shines out directly toward the spectator over a dead tree, and brings it into blossom. This light comes from another world, as in Holy Icon of the Orthodox Church, and makes the spectator's body sacred. The Tarkovsky's work lets the spectator experience a spiritual world owing to its various elaborate contrivances.
著者
高浜清七郎 編
出版者
佐藤彦次郎
巻号頁・発行日
1884
著者
真田 哲弥 木暮 祐一
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.707, pp.214-217, 2008-07-01

関西学院大学在学中から数々の会社を設立。1997年アクセス(現ACCESS)でiモードの仕様策定、ブラウザ開発に携わる。98年サイバードを設立し、副社長兼CTO(最高技術責任者)に就任。2000年サイバードのR&D部門としてケイ・ラボラトリー(現KLab)を設立し現職。携帯電話研究家木暮 祐一1980年代後半より日本のケータイ業界動向をウオッチ。
著者
山下 祐一郎
出版者
東北福祉大学
雑誌
東北福祉大学研究紀要 = Bulletin of Tohoku Fukushi University (ISSN:13405012)
巻号頁・発行日
vol.42, pp.79-93, 2018-03-20

2020年度から全面実施が予定されている小学校学習指導要領(平成29年3月公示)では,「プログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」が盛り込まれている。これに伴い,小学校教育養成課程では,プログラミング教育の実施に必要な知識・技能を修得するためのカリキュラムが求められている。そこで,本研究では,プログラミング教育に必要な知識・技能を大学生が修得するための授業計画を開発し,授業実践を行った。この授業実践では,プログラミング言語としてViscuitとレゴマインドストームを利用する。そして,大学2年生2名と大学3年生2名の計4名に対して全15回の授業を行った。授業を受講した学生らの自己評価の結果,4名中3名がプログラミング教育に関する理解が深まったと回答した。また,4名中3名が指導安略案にプログラミングを盛り込むことができた。