著者
川崎 浩二 田中 康弘 好川 正 安田 克廣 高木 興氏
出版者
有限責任中間法人日本口腔衛生学会
雑誌
口腔衛生学会雑誌 (ISSN:00232831)
巻号頁・発行日
vol.45, no.1, pp.103-109, 1995-01-30
被引用文献数
7

Nd-YAGレーザー照射によるヒト・脱灰エナメル質の表面構造を結晶学的に検討する目的で,健全エナメル質,脱灰エナメル質,レーザー照射エナメル質,脱灰後レーザー照射したエナメル質を高分解能電子顕微鏡で観察した。その結果,TEM観察により脱灰エナメル質の表層部は健全エナメル質のそれと類似した比較的緻密な結晶粒構造であるのに対して,10μm程度深部では結晶粒間に空隙が認められた。脱灰後レーザー照射したエナメル質表層部のTEM所見は表層から約100nmの深さまでがその下部に存在するエナメル質結晶と比較してコントラストが明るく結晶粒が確認されにくい領域であった。しかし同部位の高分解能像では結晶構造の存在を意味する格子縞が確認された。さらにその格子縞の間隔を測定して,JCPDSの面間隔データと比較検討することにより結晶学的解析を行ったところ,同部位はα-TCPまたはβ-TCPに変化している可能性が高いことが示唆された。
著者
鈴木 俊明 大久保 一彦 山中 康史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会総合大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1999, no.2, 1999-03-08

マルチドメイン(ドメイン: カスタマ、サービスプロバイダの管理領域)環境において、サービス実現形態に依存しないフロースルー・オペレーション方式を確立する必要がある。本稿では、トラブルチケット(TR:Trouble Report)管理を例題として方式検討を行う。
著者
竹本 卓 竹中 康晴 皆川 勉 小泉 友弘 牛島 康之 柳田 直昭 小原 靖生 田中 幸一 藤田 康彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICD, 集積回路 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.366, pp.1-6, 2004-10-15

3.5Mpolygon/secの3DCGエンジン、15fps@QVGAのMPEG4 codecエンジン、最大2MpixelのJPEGエンジン、カメラI/F、SDカードI/F、LCD I/F、および20MbitのDRAMをIchipに集積した携帯機器向けメディアプロセッサT4Gの開発について述べる。3DCGエンジンは東芝のコンフィギュアラブルプロセッサMePを応用することにより実現されている。DRAMを内蔵したことにより、3Dエンジンとメモリ間のバンド幅は2Gbyte/secに達する。このチップでは、0.13um CMOS DRAM混載プロセスを使用し、20Mtransistorのロジックと20MbitのDRAMを集積した。3DCG処理時の最大消費電力は170mWである。
著者
竹本 卓 竹中 康晴 皆川 勉 小泉 友弘 牛島 康之 柳田 直昭 小原 靖生 田中 幸一 藤田 康彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムLSI設計技術(SLDM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2004, no.102, pp.75-80, 2004-10-22
被引用文献数
2

3.5Mpolygon/secの3DCGエンジン、15fps@QVGAのMPEG4 codecエンジン、最大2MpixelのJPEGエンジン、カメラI/F、SDカードI/F、LCD I/F、および20MbitのDRAMを1chipに集積した携帯機器向けメディアプロセッサT4Gの開発について述べる。3DCGエンジンは東芝のコンフィギュアラブルプロセッサMePを応用することにより実現されている。DRAMを内蔵したことにより、3Dエンジンとメモリ間のバンド幅は2GByte/secに達する。このチップでは、0.13um CMOS DRAM混載プロセスを使用し、20Mtransistorのロジックと20MbitのDRAMを集積した。3DCG処理時の最大消費電力は170mWである。A media processor named T4G is described. T4G integrates 3.5M polygon/sec 3D Graphic engine, 15fps@QVGA MPEG4 engine, 2M pixel JPEG engine and 20Mbit DRAM into a single chip. It also provides several peripheral interfaces such as Camera I/F and LCDC. The 3D graphics engine was designed based on a Toshiba's configurable processor MeP (Media embedded Processor). Using eDRAM, the bandwidth between the 3D engine and the frame buffer reaches 2GByte/sec. This chip is fabricated using 0.13um CMOS technology and consumes maximum 170mW during 3D graphics operation.
著者
田中 康夫
出版者
低温生物工学会
雑誌
凍結及び乾燥研究会会誌 (ISSN:02888297)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.83-85, 1982-08-20

冷凍生地を製パンに使用することによって,従来両立が困難であったがために製パン業界を悩ませてきた新鮮パンの提供と労務対策という,2つの問題の同時解決が可能となる.冷凍生地とは,発酵工程を終え,分割,整形まで終わった生地を凍結したもので,ふつう-20℃に1〜3週間くらい貯蔵される.解凍後は膨張工程である焙炉(ほいろ)発酵と焙焼だけが行なわれて,パンは常に新鮮なうちに消費者に提供される.この方法は多くの利点をもっているが,解凍後の焙炉発酵が著しく遅延したり,パンの品質低下が起こりやすいという欠点のために,普及が妨げられている.これは酵母の凍結障害に起因するもので,そのためパン酵母の凍結障害の防止法や冷凍耐性酵母の検索が強く求められている.そこで冷凍生地中における酵母の凍結障害に影響を与える要因につき検討すると共に,冷凍耐性機構の解明を目的として,冷凍耐性酵母と非耐性の酵母につき2,3の特性の比較を行なった.
著者
佐藤 尚登 宮崎 保光 山下 享子 竹中 康雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.78, no.3, pp.175-182, 1995-03-25
被引用文献数
3

巨大な海洋構造物である南備讃瀬戸大橋付近において,LF帯無線測位システムの電磁波じょう乱が観測された.既に,約100kHzのデッカ電波による磁界強度の測定結果から,じょう乱源は橋梁を支える2本の主塔であり,両主塔をそれぞれ静電容量が0.2μF程度の微小垂直ダイポールアンテナとみなすことができた.本論文では,船位誤差がどの程度起きているのかを解析するために,100kHzのロランC単一送信局からの電波の位相測定を行い,トランシットによる高精度の船位と比較して位相誤差を求めた.その結果,橋のごく近傍を除けば位相誤差の測定値はおおむね計算結果と一致していた.従って,橋の両側約200mから1,500mの広い範囲において,位相じょう乱は時間の単位で±0.2μs〜±0.4μs程度もあり,距離に換算すれば約±60m〜±120mの大きな船位誤差が発生することがわかった.
著者
田中 康裕 鈴木 毅 松原 茂樹 奥 俊信 木多 道宏
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.72, no.613, pp.135-142, 2007
被引用文献数
6 12

This article studies the formation of the purpose at Shimoshinjo-Sakuraen. A method of this article is interview to master of this Community-Cafe. This article clarified following things. The purpose of Shimoshinjo-Sakuraen is offering an opportunity of social contact to people. Participating in activity was thought to be important at this Community-Cafe at first. Now, Shimoshinjo-Sakuraen is the place where people can spend without participating in activity. This means various type of the social contact come to be permitted there and means the substance of the purpose has been formed through management of Shimoshinjo-Sakuraen.