著者
十時 寛典 越智 徳昌 佐藤 昌之 村岡 浩治
出版者
自動制御連合講演会
雑誌
自動制御連合講演会講演論文集 第57回自動制御連合講演会
巻号頁・発行日
pp.1590-1597, 2014 (Released:2016-03-02)

JAXAが実施している公募型研究の一環として,Tilt Wing VTOL無人機の1種である4発ティルト翼無人機(QTW-UAV)の飛行制御則を設計した.本研究では,固有不安定なQTW-UAVを安全に飛行させるための安定増大装置と,パイロットのワークロード軽減のための操縦性増大装置を設計した.これらの設計にはそれぞれLMIおよびコントローラの低次元化に基づくPID制御則設計手法を適用した.本発表ではこれら2つの設計法を紹介し,得られた制御則の有効性を確認するために実施した非線形Human-in-the-loopシミュレーションの結果を報告する.
著者
佐藤 義則
巻号頁・発行日
2016-07

研修: 平成28年度大学図書館職員長期研修 主催: 筑波大学 期間: 平成28年7月4日~7月15日 会場: 筑波大学春日エリア情報メディアユニオン2階情報メディアホール等
著者
佐藤 均
出版者
東海学園大学
雑誌
紀要 (ISSN:02858428)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.109-120, 1993-09-01
著者
井上 はづき 佐藤 裕二
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.72, pp.167-168, 2010-03-08
参考文献数
5

現在,世界中で広く普及しているペンシルパズルのひとつである数独は,大規模組合せ最適化問題のひとつと考えられる.確率的探索手法のひとつである遺伝的アルゴリズム(GA)は,組合せ最適化問題に強いと考えられており,数独にGAを適用した研究例がいくつかある.しかし,数独はGAの基本的操作のひとつである交叉が,有益なビルディングブロックを非常に壊しやすいという特性を持っている.本研究では,ビルディングブロックの破壊を避ける交叉の提案,また,GAが不得手なローカルサーチの性能を向上させることにより,GA単独での数独解法の精度向上を試みる.
著者
佐藤 千穂
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.82, no.8, pp.530-537, 1998-08-01
被引用文献数
8

It has been reported that color perception of bluish lights changes with age because of a considerable decrease of the sensitivity in short-wavelength region caused by the yellowing of the crystalline lens. However there is an opinion that the color perception of aged-people is compensated by chromatic adaptation since the yellowing of the crystalline lens gradually grows across the life-span. In order to clarify the change in color perception caused by aging, I conducted two experiments. First, the 100-hue test of the Japan Color Research Institute was performed to 70 observers aged from 20s to 70s. Second, an experiment of color naming to 16 color samples using Natural Color System was done to 200 observers aged from 10s to 50s. As a result of the 100-hue test, the age-related decline of color discrimination properties to the reddish-purple colors was admitted whereas color discrimination properties to the bluish colors did not dropped. On the other hand, the experiment of color naming showed that there was no age-related change of color perception.
著者
佐藤 憲一
出版者
筑波大学比較・理論文学会
雑誌
文学研究論集 (ISSN:09158944)
巻号頁・発行日
no.22, pp.71-83, 2004-03-31

はじめに 1988年、ノースウエスタン大学出版局とニューベリー図書館が共同して、ハーマン・メルヴィル(Herman Melville)の『白鯨』(Moby Dick or the Whale)を出版した。このテクスト(=本文)は、G・トマス・タンセル(G. Thomas Tanselle)とハーシェル・パーカー(Hershel Parker)という2人の書誌学者が ...
著者
鈴木 信也 佐藤 均
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.12, pp.698-715, 2014-12-10 (Released:2015-12-10)
参考文献数
47
被引用文献数
1

Conventional dose estimation methods do not consider drug factors and do not allow for various pharmacokinetic factors associated with the growth of children. I have therefore established a new method based on drug elimination processes and physiological and biochemical developmental factors in order to more appropriately estimate pediatric doses (the ePPBD method). Renal excretion or hepatic metabolic clearance was calculated for each age based on physiological and biochemical developmental factors, such as the unbound fraction of the drug in plasma, glomerular filtration rate, tubular secretion, liver volume, and CYP enzyme activity. Then the pediatric dose was estimated by multiplying the adult dose by the pediatric/adult ratio of renal excretion or hepatic metabolic clearance. Accuracy of the ePPBD method was compared with conventional methods, using the population mean clearance and the doses listed in package inserts and text books as the standards to quantitate its validity. In brief, accuracy was evaluated by classifying children into the following age groups: 1) neonates in consideration of the post-conceptional age (PCA), 2) infants up to 2 years old, and 3) children over 2 years old for drugs with renal excretion, or 4) children of all ages for drugs with hepatic metabolism. The accuracy of the ePPBD method was superior to that of conventional methods both for drugs with renal excretion and those with hepatic metabolism, and therefore it should be useful for pediatric patients in whom physiological function changes remarkably as they age.
著者
高橋 恵子 奥瀬 哲 八代 信義 佐藤 豪 岩渕 次郎
出版者
旭川医科大学
雑誌
旭川医科大学紀要. 一般教育 (ISSN:03878090)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.11-26, 1997-03

出版社版1)尺度得点の因子分析からACに関連した自我状態で,神経性過食症は感情抑制とそれによる慢性的な陰性感情の蓄積傾向を顕著に示し,不適応感が強く,不安-抑鬱気分を伴った過敏な対人関係,過剰適応傾向が示された. 2)消化性潰瘍は,不安-抑鬱気分などの心理状態についての自覚が乏しい傾向にあった. 3)過換気症候群や神経性嘔吐の患者群は,理性的,知的に自己を統制し,外界に対して望ましい社会性を示そうとする意識が高かった.一方,不安感などの内面的問題に関しては防衛的傾向にあり,抑圧的で緊張の強い適応様式が窺われた. 4)また過敏性腸症候群の患者のエゴグラムは特にきわだった傾向は見出されなかった
著者
佐藤 一輝 バルス バートルスレン 関根 優年
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CPSY, コンピュータシステム (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.413, pp.19-24, 2009-01-22
被引用文献数
4

近年,FPGAをHPC用途に使用する例が増加しつつある.我々は,大規模FPGAを搭載し,三次元方向にI/Oを装備した小型カードを大量に集積したものをFPGAアレイとして提案している.このFPGAアレイは,規模を任意に増減できるスケーラブルな設計であり,さらにホストPCから容易に制御を可能としたものである.本稿では,ポアソン方程式を浮動小数点数で差分法によって演算する回路をこのFPGAアレイに実装し,演算性能と消費電力について評価を行った.また,演算回路を多数並列に実装して大規模並列演算を行い,演算性能が1[TFlops]を達成するために必要なFPGAアレイの規模を示した.
著者
佐藤 清隆
出版者
日本結晶成長学会
雑誌
日本結晶成長学会誌 (ISSN:03856275)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.255-256, 1991-12-15
著者
佐藤 アヤ子
出版者
明治学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

環境破壊、種の絶滅、遺伝子工学等に警鐘を鳴らすカナダの作家マーガレット・アトウッドは、環境の危機を人間に伝えるには、「理解の神経回路」を作る物語や文学を含む芸術が必要と強調した。この「理解の神経回路」こそ、出口のない従来のディストピア小説とは違う〈新ディストピア小説〉の構想と解釈し、〈マッドアダム〉の物語である三部作Oryx and Crake(2003)、The Year of the Flood(2009)、MaddAddam(2013)で分析し、アトウッドが希求する〈新小説作法〉を考えた。
著者
海野 啓明 矢島 邦昭 佐藤 大輔
雑誌
情報処理学会研究報告グラフィクスとCAD(CG)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.89(2001-CG-104), pp.77-82, 2001-09-13

普通の折り紙を3次元折り紙とすると,4次元折り紙は立体を4次元空間で折ることになる.4次元空間における物体のイメージを得るには,4次元折り紙を折り,その過程を表現することが良い.既に折られたものとして4次元熨斗や4次元鶴の基本形がある.本論では,4次元折り紙の幾何学の基本の「4面体の内心の定理」を4面体の折りたたみにより動画で説明する.4次元折り鶴は正8面体から,3次元折り鶴と同様の過程を経て折る.まず,正8面体から4次元鶴の基本形を折り,次に基本形から4次元折り鶴を折る.これらの過程を動画で表現することで4次元空間についてある程度のイメージを得ることができる.
著者
塚本 記子 佐藤 百合絵 八木 有子 平塚 志保 荻田 珠江 佐川 正
出版者
日本母性衛生学会
雑誌
母性衛生 (ISSN:03881512)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.345-350, 2011-07

本研究の目的は,基礎体温の測定の継続にかかわる要因を明らかにし,女性の健康を促進する教育への一助とすることである。調査対象は,基礎体温の測定を6ヵ月以上継続しているA大学の女子学生4名とし,半構成的面接を行い分析した。その結果,【基礎体温の測定を行動化に結びつける知識と動機がある】【確実な排卵・月経日の予測で,生活の質の向上が図れる】【妊娠・避妊のコントロールにより自尊感情が高まる】【女性としての機能が正常に働いていることを実感できる】【測定行為に対する気楽さと,それを支えるツールと活用法をもつ】の5つのカテゴリーが抽出された。基礎体温の測定の自発的な開始には,基礎体温がどのように役立つかという情報や,自分の身体について知りたいという動機が関係し,生活の質やセルフケア能力が向上しているという実感が測定の継続を支えていた。また,気楽な気持ちで取り組み,手軽なツールを活用することで負担感を軽減し,さらに女性としての機能をもっている喜びや自立感が継続を助長していた。
著者
佐藤 翔 井手 蘭子 太田 早紀 林 直樹 道浦 香奈 副田 沙織
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.195-200, 2016
被引用文献数
1

本研究では同志社大学の学生102名を対象に2015年に実施した質問紙調査の結果に基づき,日本の大学生のWikipediaに対する信憑性認知や,学習におけるWikipediaの利用実態を明らかにするとともに,どのような要因が信憑性認知や学習における利用に影響を与えるかを検証する.分析の結果,回答者はWikipediaをどちらかと言えば信憑性のあるものと考えており,レポート作成等にも用いているが,参考文献には挙げない傾向があること等がわかった.