著者
茂原 政一 佐藤 登志久 井上 享 服部 保次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OCS, 光通信システム
巻号頁・発行日
vol.95, no.571, pp.37-42, 1996-03-13

光加入者線路網においては接続分岐が複雑になるため, 線路の敷設, 運用の際の接続状況を識別することが必要となる可能性がある. 我々は光線路内に異なるBragg波長のファイバグレーティングを組み合わせて識別素子として設け, 波長可変パルスレーザを用いて光線路の長手方向に分布する識別素子の位置と特定波長のファイバグレーティングの有無を検出する光線路接続状況認識システムの検討を行っている. 本報告では, その原理確認実験結果とシステムに使用するファイバグレーティングを外部共振器ミラーとして用いたハイブリッドレーザの動作試験結果について述べる.
著者
佐藤 恵美
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.62, pp.99-101, 2002-06

突然だが昨年の春はすこぶる調子が良かった。朝は早く起きられるし朝ご飯もしっかり食べて、シャキッとした気分で朝を迎え一日を送ることができた。この世で正常に生活しておられる方から見れば、何をいっとるんだと喝を入れられそうだが、 …
著者
佐藤 愼二 高倉 誠一 広瀬 由紀 植草 一世 中坪 晃一
出版者
植草学園大学
雑誌
植草学園短期大学紀要
巻号頁・発行日
vol.6, pp.1-9, 2006-03-31
被引用文献数
3

保育所・幼稚園における「障害」のある子どもおよび、いわゆる「気になる」子どもの活動参加の状況を把握し、そのために必要な環境要因・支援条件を検討することを目的とした。先行研究の検討からは、(1)「障害」のある子どもだけでなく、近年、「気になる」子どもへの支援が注目されていること、(2)保育所への質問紙調査による状況調査はあるが、幼稚園の状況が十分に把握されていないこと、(3)「気になる」子どもの支援にあたっては、環境要因・支援条件の重要性が指摘されていること、しかし、(4)環境要因・支援条件は十分に明らかにされていないこと等を指摘した。そこで、本研究では、(1)幼稚園も対象に含め、(2)「障害」のある子どもと「気になる」子どもを対象に、(3)環境要因・支援条件の検討に焦点を当てるため、(4)「運動会」での具体的な支援と子どもの様子との関係を明らかにすることを目的に、(5)質問紙調査をC県の全保育所・幼稚園を対象に実施することとした。
著者
関 寿人 国枝 恒治 佐藤 正博 加納 東彦 若林 正之 中川 泰一 城 知宏 内山 正三 井上 恭一
出版者
The Japan Society of Hepatology
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.33, no.6, pp.466-472, 1992
被引用文献数
12 21

切除不能,肝動脈塞栓療法(TAE)の施行出来ない大型肝細胞癌(結節型,腫瘍径5~8cm:HCC)7例に対し,自作のマイクロ波電極を用いた超音波誘導下経皮的マイクロ波凝固療法(PMCT)および経皮的エタノール注入療法(PEIT)の併用治療を施行しその効果を検討た.併用治療の抗腫瘍効果は良好で,腫瘍縮小率は平均40%を示した.現時点での生存期間は,6カ月~14カ月で7例中2例が死亡,2例とも肝硬変による肝不全死であった.また治療後例中3例に肝内に新しいHCCが出現したが,治療を施した腫瘍からの局所再発は認めていない.剖検標本では,治療時腫瘍長径7cmの大型HCCが被膜浸潤部を含め完全壊死に陥っているのが確認された.PEIT施行前に,PMCTを行うことによりPEITの治療回数およびエタノールの総注入量の減少,減量が可能であった.以上より本併用治療は,患者に対する負担の少ない効率の良い局所治療となり得ると考えられた.
著者
佐藤 正治 倉本 昇一 松岡 浩一 太田 稔 竹本 孝次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. B-II, 通信II-無線通信・無線応用 (ISSN:09151885)
巻号頁・発行日
vol.76, no.9, pp.765-772, 1993-09-25
被引用文献数
3

センタビルに対する直撃雷の観測や,ビルを用いて雷の印加実験を行う際には,そのビルの柱やはり,壁などの電流を測定できる電流センサが必要である.電流センサとしては,測定対象の周囲にコイルを配置し,その誘導電圧をピックアップするロゴスキーコイルが多く用いられており,市販品も数多くあるが,これらの電流センサは小形であり,ビルの柱やはりを測定できるような大形のものはなかった.このため本報告では,ビルの柱やはりなどを囲むことができる長さで,かつ現場の状況に柔軟に対応してセットできるようなフレキシブル性を有するロゴスキーコイルを検討した.まず,コイルと積分器を集中定数で等価回路化すると共に,有効周波数帯域幅と感度特性について目標値を設定し,それに最適な構造条件を明らかにした.この結果より,ビニルパイプを心材とする空心コイルを試作した結果,長さ1-10mで,周波数300kHz,電流-電圧変換ファクタ1/100のロゴスキーコイルを実現することができた.更に,被測定電流の位置依存性を測定した結果,本コイルのような長尺構造でも十分実用に供し得る特性が得られた.
著者
神林 亮 佐藤三久
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.74, pp.229-234, 2008-07-29

建物や街中,道路や駅構内といったさ様々な場所に,カメラや赤外線センサ,マイクなどのセンサデバイスが設置されつつあり,それらをネットワークで結びつけて活用する技術が期待されている.センシング Web は,クローズドなネットワークのみならず,広域ネットワークに接続されたオープンなセンサ群を接続して社会全体で共有利用を行おうとするプロジェクトである.センシング Web では,従来の単純なセンターを対象とする従来のセンサーグリッドと異なり,画像や音声も対象とする.そのためにプライバシの保護に配慮することが必要となる.また,画像データなどのデータは大量であるが,不必要なデータも多く,プライバシーに配慮する必要になるため,データは蓄積せずにセンサの直近で処理することが望ましい.そのためのアーキテクチャとして,遠隔プログラム実行によりセプライバシ情報や不要なデータを除去可能で,かつ認証機構によるアクセス制御が可能なセンシング Web のアーキテクチャを提案する.Recently sensor devices such as video cameras, infrared sensors and microphones on various places such as the building, in the town, and roads and the station yards are being placed. It is a promising technology to make use of these sensors connected by the network. Sensing web is a project to Bhare sensors open to the public in wide-area network, not only sensors closed in a network. Different from existing sensor grids for simple sensor devices, the Sensing web includes sensor devices such as video cameras and microphone. This requires consideration for privacy on the data from sensors. While sensor data such as images is relatively large, required information in the data may often be small and include privacy. So it is desirable to process the data and extract the information near the sensors. In this paper, we propose the architecture which can protect privacy information and remove useless data by shipping the remote program execution into the node near to a sensor with the access control by the authentication mechanism.
著者
佐藤 善之
出版者
北海道大学観光学高等研究センター = Center for Advanced Tourism Studies, Hokkaido University
雑誌
CATS叢書 : 観光学高等研究センター叢書
巻号頁・発行日
vol.1, pp.73-84, 2009-03-25

メディアコンテンツとツーリズム : 鷲宮町の経験から考える文化創造型交流の可能性 / 北海道大学観光学高等研究センター文化資源マネジメント研究チーム編 = Media Contents and Tourism : An Experience of Washimiya Town and Neon Genesis of Tourism / Edited by Cultural Resource Management Research Team, CATS, Hokkaido University

1 0 0 0 IR 光琳屏風

著者
佐藤 良一郎
出版者
九大國文學研究會
雑誌
九大國文學
巻号頁・発行日
vol.3, pp.57-88, 1932-02-10
著者
池田 聖 岡部 孝弘 佐藤 智和 阪野 貴彦 向川 康博 山崎 俊太郎 佐藤 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IE, 画像工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.538, pp.415-424, 2008-03-03

2007年10月16日〜19日にブラジルリオデジャネイロで開催されたコンピュータビジョンに関する国際会議ICCV2007の概要を報告する.