1 0 0 0 OA 国民思想叢書

著者
加藤咄堂 編
出版者
国民思想叢書刊行会
巻号頁・発行日
vol.文藝篇, 1931
著者
尾田 政臣 加藤 隆
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.37, no.9, pp.1717-1725, 1996-09-15
参考文献数
18
被引用文献数
1

線画による顔画像は 感性を伝える手段としての利用や 多変量の直観的な表現法(顔グラフ法)としての利用などヒューマンインタフェースのうえで重要な役割を担っている. 顔の特徴に関しては 認識の観点からの特徴の顕著性や 表情と特徴の関係などについて研究されてきた. その結果 髪形 眉 目などが重要な特徴であること また典型的な顔の表情が存在することなどが調べられてきた. ところが 好みの顔や優しい顔といった受け手側の感性に強く依存すると思われる顔について 顕著な役割を果たす特徴の存在や 普遍的に受け入れる顔のタイプについては調べられていない. 本稿では これらについて好みの顔 嫌いな顔 優しい顔 怖い顔を用いて実験的に調べた. その結果 眉の傾きといった各タイプに共通な特徴のほか 各タイプに特有な重要な特徴が存在することが明らかになった. 好みと嫌いといった情緒的な顔のタイプに対しては位置や形に関する特徴だけでなく特徴間の距離や 特徴に囲まれた面積などの特徴も重要であることなどが明らかになった. また 感性的に表現される顔にも普遍的に受け入れられる顔のタイプが存在することが明らかになった. これらの結果は 線画の顔を使ったコミュニケーション手段としても フェース法への応用についてもベースとなる顔を決定するときに有効であろう.The line-drawn face has an important role in human interface, such as transmission of emotional expressions and the intuitive expression of multi-dimensional parameters (like a face graph). Facial features have been studied with regard to feature saliency for recognition or the relation between facial features and facial expression. The results showed that hair styles, eyebrows, and eyes were salient features, and that typical facial expressions existed for facial expressions. From this analogy we could expect a typical expression to exist for favorite or gentle faces, etc., and salient features to exist. Such a type of face would depend on the receiver's sensibility. In this paper, we investigate these issues using favorite, distasteful, gentle and fierce faces. The results showed that the eyebrows are salient in all types of faces and each type has its own salient features. There were salient features not only in position and shape features but also in distance and area features for the taste-based faces, that is, favorite and distasteful faces. Moreover, typical types of faces are derived for taste-based and emotional faces. These results will be useful for communication aids using line-drawn faces and for application to face graphs.
著者
加藤 智弘 伊藤 恭子
出版者
公益社団法人 日本人間ドック学会
雑誌
人間ドック (Ningen Dock) (ISSN:18801021)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.7-21, 2018 (Released:2018-08-16)
参考文献数
89

近年の大腸がんの高い罹患率により大腸がんによる死亡率も高くなり,現在のところ,がん死亡率でみると,男性では3位,女性では1位となっており,診断・治療とともに,その発見も重要な課題項目といえる.その点で大腸がん検診スクリーニングは大きな役割が期待されている.しかしながら,毎年ある程度の受診件数があるものの,精密検査対象者の受診率は他のがんと比較すると圧倒的に低い.このような背景のもと,本稿では大腸がん検診スクリーニングに関する現状と,関連する多くの検査手段について概観した.すなわち,検診のうち,対策型検診で中心となる便潜血検査法について,また,任意型検診,あるいは対策型検診の精密検査対象者への検査として,従来の検査法に加えて,新たな有力な検査法のいくつかについても概説を行った.これらの検査のメリット・デメリットを十分に理解することで,検診受診者に対しては,その情報を還元することにより,結果として,大腸がんの発見,ひいては死亡率の低下をもたらすことに繋がると思われる.
著者
加藤 健一 平田 健太郎 水野 貴志 山田 晃平
出版者
一般社団法人 システム制御情報学会
雑誌
システム制御情報学会 研究発表講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.9, pp.631, 2009

本発表では,曲芸師,海老一染之助師匠演じる伝統芸能太神楽のひとつ,「くわえ撥(バチ)」を模擬した大道芸ロボット"SOMENOSUKE"の開発結果について述べる."SOMENOSUKE"は,撥に見立てた水平方向に回転するアームと,アーム上に取り付けられた目の役割を果たすUSBカメラで主に構成され,急須や毬に相当するブロックの増積に対してロバストな安定化を図ることが目的である.ここでは,ブロックの個数に応じたモデルの不確かさとカメラの画像処理に関するむだ時間を考慮するため,サンプル値H∞制御系を設計することでその安定化を達成した.動画を用いてこの様子は紹介する予定である.
著者
五関 利幸 加藤 千香子
出版者
地域安全学会事務局
雑誌
地域安全学会梗概集
巻号頁・発行日
no.22, pp.140-143, 2008

In 2004, it was proved by GIS specialists in industry-government-academic organizations that Geographic Information System (GIS) was a useful and valuable tool for natural disaster management when their GIS project aimed at recovering and reconstructing Chuetsu Earthquake in Niigata prefecture was succeeded. Since this project, we established the organization of social welfare activity, called "the GIS Disaster Information Volunteer", to provide the service for effectively reconstructing and quickly recovering the area damaged by the earthquake. This organization has tired a new approach and method for this disaster reconstruction by preparing and providing geospatial information from the outside the area of the damaged regions with Web-GIS technology. The GIS data used for this activity is created by the volunteers for this organization. In fact, this GIS volunteer activity has succeeded to provide the practical map of the earthquake damaged areas in Fukuoka, Niigata, and Ishikawa prefectures. In this paper, I introduce the current experimental activity for this organization including provision of the Blue Sheet Map utilized by aerial photos.
著者
中島 卓司 伊藤 裕一 貴家 伸尋 池田 真巳 加藤 由博 北山 真司 鬼頭 幸三 郡 逸平 小山 隆太郎 嶋田 喜芳 花岡 雄二 桧垣 竜彦 福田 紘大 山村 淳 李 曄
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.47, no.6, pp.1439-1445, 2016 (Released:2018-01-29)
参考文献数
8

車両空力CFDの性能評価,特に境界層発達と流れの剥離の予測精度評価に有用な計測データを得るため,剥離点を固定しない緩やかな曲面の上面形状を持つ簡易車両モデルを対象に風洞試験を実施した.流れの剥離を誘起する付加物有無の2条件で,空力6分力と表面圧力,周囲速度場を計測し,各定量値と関連する空力現象を示した.
著者
金田 博彰 正路 徹也 高木 秀雄 小林 祥一 加藤 泰浩
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2000

中国の地質区は、ほぼ東西の境界線で北より、シベリアプレート(Siberia Plate)、タリム〜北中国プレート(Tarim-North China Plate)、中央オロジェニックベルト(Central Orogenic Belt)、南中国プレート(South China Plate)、チベット〜雲南プレート(Tibet-Yunnan Plate)、インドプレート(Indian Plate)に分けることができる。現在、日本を始め世界の先進国においては新たな資源の発見・開発はほとんど無いといってよい。特に、日本は資源品国の代表である。これに対して、開発途上国の代表である中国は、今でも全土から数多くの新たな鉱物鉱床の発見がみられる。中国において、1993年以降発見、開発が進められてきた鉱床および鉱化地帯は70箇所におよぶ。これらの鉱床のほとんどは、本研究での調査地域の中国中部〜南部域に分布する。すなわち、上述の中央オロジェニックベルト、南中国プレート、チベット〜雲南プレートに分布する。各鉱床が産出する主要鉱種は、銅、鉛、亜鉛、金、銀、錫、タングステンなどである。また、数は少ないもののマンガン、鉄、ウランなどもある。鉱床によっては、希土類元素、ニッケル、モリブデン、金・銀、アンチモンなどの副産物を随伴する。銅鉱床規模を、Super large (Cu総埋蔵量:100万t以上)、Large(100万t〜50万t)、Medium(50万t〜5万t)、Small(5万t以下)に4区分すると、Super LargeとLarge規模のほとんどの鉱床は本研究の調査地域に分布する。予測される銅(Cu)埋蔵量は、Super Large=100万t以上、Large=281万t以上、Medium=55万t以上、Small=1.2万t以上と見積もられる。また、鉛・亜鉛鉱床は6地域と銅に比べ少なく、全てSouth China Plateに分布する。6鉱床中5つがLarge規模(Pb+Zn=100万t〜500万t)である。予測される資源量は、166万t以上である。金銀鉱床は、ここ10年間で30箇所発見・開発されている。ほとんどの鉱床は、South China PlateとCentral Orogenic Beltから発見されている。これらから予測される埋蔵量は、金=305t以上、銀=6300t以上と見積もられる。錫・タングステンは中国を代表する資源である。これらはSouth China Plateより新たに4鉱床発見された。予想埋蔵は、90万tと見積もられる。以上、近年中国で新たに発見・開発されている鉱物鉱床は、そのほとんどが本研究調査・研究地域に分布する。
著者
瀧澤 俊也 成田 紘一 渡邉 一弘 阿部 秀樹 加藤 正 タキザワ トシヤ ナリタ コウイチ ワタナベ カズヒロ アベ ヒデキ カトウ タダシ Toshiya TAKIZAWA Koichi NARITA Kazuhiro WATANABE Hideki ABE Tadashi KATOH
雑誌
東北薬科大学研究誌
巻号頁・発行日
vol.54, pp.33-47, 2007-12

Spiruchostatin A (1), isolated from a culture broth of Pseudomonas sp., has been shown to be a potent histone deacetylase (HDAC) inhibitor. HDAC inhibitors can suppress the growth of human tumor xenografts, this natural product, therefore, is expected to be a promising candidate for novel molecular-targeted anticancer agents. We envisioned that 1 would be synthesized through twofold macrolactam/macrolactone cyclization of the fully elaborated acyclic disulfide 2. The key segments 3 and 4, required for the preparation of the advanced key intermediate 2, were initially synthesized, and the two segments were subsequently subjected to the critical cross S-S coupling reaction to produce the desired key intermediate 11 (synthetically equivalent to 2). Upon deprotection of the N-Boc and the methyl ester groups in 11, the crucial cyclization formation was achieved using PyBOP to provide the desired macrolactam 16, a potential key precursor for 1. Further investigations concerning the transformation of 16 to the target molecule 1 were also described.
著者
佐々木 晶 加藤 学 SELENE-B サイエンスチーム
出版者
日本惑星科学会
雑誌
日本惑星科学会秋季講演会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.47, 2003

月の起源・進化の解明の上で、月を構成する物質の起源の解明のために、月面での直接探査が不可欠である。理学と工学の研究者が協力して、月面での無人ローバ直接探査の検討を行ってきた。月の起源・進化の研究において、地殻形成・火成活動の初期と最終段階はまだ未解明である。そのため、クレータ中央丘の物質を直接観測することで、月の地下物質の組成を同定し、マグマオーシャンからの成層構造形成モデルに制約を与える探査、海の玄武岩火成活動の後期に進行した火山体形成を調べることで、マグマ進化の最終段階の情報得る探査が重要である。SELENE‐B 計画へのローバ搭載を目指して、シナリオ検討、科学機器開発を行っている。月の起源・進化の解明を目指して、SELENE 計画がはじまり、極軌道衛星による月全体のリモートセンシング探査が行われる。しかし、月を構成する物質がどのように形成されたのかを知るためには、月面での直接探査が不可欠である。我々は1年半前より、理学と工学の研究者が協力して、ローバを使った月面での無人直接探査の検討を行ってきた。これまでにクレータ中央丘探査による初期地殻・マントル物質の探査が重要であるという結論に達した。月の起源・進化の研究において、地殻形成・火成活動の初期と最終段階はまだ未解明である。クレータ中央丘の物質を直接観測することで、月の地下物質の組成を同定し、マグマオーシャンからの成層構造形成モデルに制約を与えることができる。月面探査で着陸船(ランダ)だけによる探査を行う場合は、表面試料の直接観察対象はアームなどを使用したとしても、周囲数 m が限界である。ローバを利用すると、広範囲の目標に対し、物質科学的特徴を知るための 1次分析、サンプルの採取が可能である。ランダのみの探査や有人探査が困難な地域(影、急傾斜地、崩壊地)の探査が可能になる。詳細分析が必要な場合は、ランダに戻り高感度・精度の分析機器を使用したり、さらにサンプルリターンを行えばよい。特にローバ・ランダの直接交信による高いデータ輸送量を保つためには、ローバの移動距離が数 100m 程度に制限されるため、ローバ・ランダの協調ミッションが現実として重要になる。いずれにせよ、月・惑星探査の将来ビジョンではサンプルリターンは重要な目標となる。その基礎技術としてローバは不可欠である。
著者
加藤 研一 宮腰 勝義 武村 雅之 井上 大榮 上田 圭一 壇 一男
出版者
JAPAN ASSOCIATION FOR EARTHQUAKE ENGINEERING
雑誌
日本地震工学会論文集 (ISSN:18846246)
巻号頁・発行日
vol.4, no.4, pp.46-86, 2004 (Released:2010-08-12)
参考文献数
125
被引用文献数
3 8

内陸地殻内で発生する地震を対象として、既存の活断層図等の文献による調査、空中写真判読によるリニアメント調査、現地における地表踏査等の詳細な地質学的調査によっても、震源位置と地震規模を前もって特定できない地震を「震源を事前に特定できない地震」と定義し、その地震動レベルを震源近傍の硬質地盤上の強震記録を用いて設定した。検討対象は、日本およびカリフォルニアで発生した計41 の内陸地殻内地震である。地質学的調査による地震の分類を行い、9 地震12 地点の計15 記録 (30 水平成分) の強震記録を、震源を事前に特定できない地震の上限レベルの検討に用いた。Vs=700m/s 相当の岩盤上における水平方向の地震動の上限レベルとして、最大加速度値450 cm/s/s、加速度応答値1200cm/s/s、速度応答値100 cm/s が得られた。
著者
加藤 直哉
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.67, no.Suppliment1, pp.14-16, 2004-05-27 (Released:2011-08-11)
参考文献数
16

Spectral sensitivity of CCD color filters is one of the most important factors that determine essential image quality of an electronic camera. such as color reproduction and noise. Therefore, it is highly important to appropriately evaluate and optimize the CCD color filter characteristics. This paper introduces a new method for two-dimensional visualization of a tradeoff between color and noise properties. It was proved that newly-developed 4-color-CCD camera has advantages against conventional filter sets.Also, an extended-gamut color space is essential to accurately store colors that are out of sRGB-gamut, and sYCC color space was used here. The sYCC color space was compared with other extended-gamut color spaces, such as Adobe/RGB, with evaluation of the media gamut cover ratio and the quantization level interval.
著者
尾関 教生 吉田 行夫 加藤 貞臣 河村 孝彦 坪内 凉子 柴田 幸雄 伊藤 秀夫 申 七郎
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.183-190, 1994-08-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
18
被引用文献数
3

The purpose of this study is to elucidate the relationship between food histological structures and structural components in chicken meat of Nagoya-Cochin (Nagoya Breed). The results obtained were summarized as follows;1) There were no difference in the content of water. crude protein and crude fat in raw dark meat between Nagoya-Cochin and broiler.2) No significant differences could be admittea in breaking strength between two different kinds of raw dark meats: Nagoya-Cochin and broiler on both after the 3hrs. and also the 72 hrs. post-mortem storage at 4°C. On the other hand, there were signicant differences in breaking strength between two different kinds of raw dark meats: Nagoya-Cochin and broiler on both after the 24 hrs. (p<0.01) and the 48 hrs. (p<0.05) post-mortem storage at 4°C.3) The content of hydroxyproline in raw dark meat of Nagoya-Cochin was about 2.6 times that ot broilers dark meat.4) Z-line of the myofibril was more electron-lucent in the broiler dark meat than in the Nagoya-Cochin dark meat after 24 hrs. post-mortem storage at 4°C. The length of the Z-line of the myofibril in the broiler dark meat was sequentially shortened after prolonged post-mortem storage at 4°C, however, the length of Z-line of the myofibril in Nagoya-Cochin dark meat was not shortened after prolonged post-mortem storage at 4°C. One of the factors of hardness of chicken meat depends on the change of structures of Z-line of the myofibril in dark meat after prolonged post mortem storage at 4°C. These results support that the chicken meat of Nagoya-Cochin has better hardness to chew after more than 24hrs. post-mertem storage at 4°C than the broiler meat.
著者
鷲崎 弘宜 夏 天 鎌田 夏実 大久保 隆夫 小形 真平 海谷 治彦 加藤 岳久 鹿糠 秀行 田中 昂文 櫨山 淳雄 山本 暖 吉岡 信和 吉野 雅之
雑誌
研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:21888825)
巻号頁・発行日
vol.2018-SE-198, no.25, pp.1-7, 2018-03-02

セキュリティパターンとは,セキュアなソフトウェアシステムの開発運用における特定の文脈上で繰り返されるセキュリティに関する問題と解決を一定の抽象度でまとめたものである.1990 年代後半からこれまでに 500 近くのセキュリティパターンの特定と蓄積,共有がなされている.それに伴い,それらの適用や抽出といった技術研究も進められているが,その傾向や全体像,技術的課題および展望は明らかではない.そこで我々は最初に,セキュリティパターン研究を分類整理する際の基本的な用語間の関係を整理した概念モデルを提案する.さらに我々は同モデルに基づいた研究の分類体系 (タクソノミ) を提案し,同分類体系に基づき 200 を超える文献の内容を分類した結果を報告する.
著者
加藤 真帆人
出版者
日本大学医学会
雑誌
日大医学雑誌 (ISSN:00290424)
巻号頁・発行日
vol.74, no.4, pp.153-160, 2015-08-01 (Released:2016-01-25)
参考文献数
30

Heart failure is an ambiguous term as a technical terminology, which means sometimes an existence of ventricular dysfunction, and sometimes a decompensated heart failure with symptoms and signs due to clinical congestion. Diagnostic procedure for congestive heart failure, so called Framingham Criteria, has been no changed for approximately half a century, however, the therapeutic strategy has been improved considerably, resulting in the congestion could be managed and heart failure patients released from symptoms and signs by congestion. Ironically, that makes the word heart failure more complex and obscure. Chronic heart failure is a new concept that is constructed by NYHA functional class as a degree of symptoms and by stage of heart failure as a degree of remodeling of myocardium due to neurohumoral activation, renin-angiotensin-aldosterone system and sympathetic nerve system, and would be able to cover all conditions of heart failure and also to provide the managements for patients in each stage. More understanding for the concept of chronic heart failure is beneficial regarding clinical managements of heart failure for not only cardiologists, but also all attending physicians.
著者
加藤 司 長山 格 玉城 史朗
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
2019
被引用文献数
3

<p> 近年,校務の多忙化や熟練教員の退職により,水産高校の技能教育における技能伝承に課題が出てきている。技能伝承には2つの課題があり,1つは教師間の技能伝承,もう1つは教師から生徒への技能伝承の問題である。その解決策のひとつは,熟練教員の技能を教材化することである。本稿では熟練教員の技能の暗黙知を形式知化し,映像教材を製作する方法を構築した。また,映像教材の効果を検証した結果,熟練教員による技能伝承と同等の教育効果を得ることができた。</p>