著者
堀井 俊宏
出版者
日本学術振興会
雑誌
学術月報 (ISSN:03872440)
巻号頁・発行日
vol.60, no.4, pp.217-223, 2007-04
被引用文献数
1
著者
細野 恵子 堀岡 恒子 久光 雅美 井垣 通人
雑誌
臨床体温
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.8-13, 2010-08

雑誌掲載版下腹部への長時間の温罨法による、便秘症状の強い高齢入院患者の便通改善の有効性を検討した。寝たきりの高齢患者(平均年齢85±10歳)23名(男性4名、女性19名)を対象に、下腹部への温罨法施行前後の便通状態とバイタルサインの変化を測定した。温罨法には蒸気温熱シート(めぐりズム蒸気温熱パワー、花王)を使用し、1日平均6.7時間を7日間連続貼用した。便通状態の評価には『日本語版便秘評価尺度(CAS-ST版)』4項目と『ブリストル便形スケール』を使用し、温罨法施行前ならびに施行中7日間での排便状態を計測した。また、下剤使用量を比較した。温罨法の施行により、便通状態尺度の有意な改善、7日間の排便回数の有意増加が示された。下腹部への長時間加温による便秘症状の有意な改善効果が確認され、貼付部位・循環器系への悪影響がないことから、高齢入院患者での有効性と安全性が示唆された。
著者
堀内 健志 土田 正芳 大石 昇 岩本 雅史 樋口 巳希子 岡田 祐 原 芳久 増茂 智志 降旗 正忠 森岡 章次
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.217, pp.29-34, 2006-08-18
被引用文献数
5

社内開発した航空機搭載Kuバンド合成開口レーダについて,概要を述べる.また,飛行試験を実施してフィールドデータを取得し,インタフェロメトリSAR(Synthetic Aperture Radar)により生成した高精度3次元データ(DSM: Digital Surface Model)の解析結果について報告する.DSMの高度精度を検証し,平坦部で0.25m程度の高さ誤差となっていることを確認した.これらの結果により,航空機搭載Kuバンド合成開口レーダが,国土保全用の3次元データ取得センサとして有効であることを示す.
著者
堀江 珠喜
出版者
渋沢栄一記念財団
雑誌
青淵 (ISSN:09123210)
巻号頁・発行日
no.808, pp.15-17, 2016-07
著者
堀井 勇一 ゲート ペトリック 岡田 誠 片瀬 隆雄 蒲生 俊敬 山下 信義
出版者
日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.51, pp.257-257, 2004

残留性有機汚染物質(POPs)の全地球的な環境挙動把握と発生源推定を行うためには従来の組成分析法では信頼性に乏しい。本研究では新規に開発した二次元ガスクロマトグラフ同位体比質量分析計を用い、ポリ塩素化ビフェニル(PCB)・ポリ塩素化ナフタレン(PCN)製剤、及びハロゲン系の揮発性有機化合物の炭素同位体比分析を行った。PCBについては、すでに報告されている日欧米製剤に加え東欧諸国(ポーランド・チェコ・ロシア)の製剤も分析し、PCNについては世界各国で使用された米国製のHalowax製剤シリーズを分析、各種製剤の傾向を解析した。さらに、これら半揮発性化合物であるPCB・PCNの比較として、異なる製造元から収集した揮発性の有機溶剤についても分析し、各種ハロゲン系有機汚染物質の物性及び炭素数や塩素・臭素置換等の構造の違いにより同位体組成に差があるか注目した。

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著者
堀尾 紀之
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学芸術学部研究報告 (ISSN:02867818)
巻号頁・発行日
vol.38, 2007
著者
久保 加織 玉記 加奈子 堀越 昌子
出版者
The Japan Society of Home Economics
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
pp.21, 2006 (Released:2008-02-28)

【目的】ふなずしは塩漬けの後、飯とともに長期間熟成させ、製造されるが、食されるのは魚体であり、漬け床である飯はほとんど利用されない。しかし、この飯には魚から溶け出した成分の存在が考えられる。本研究では、飯の食品材料としての価値を検証し、洋菓子への添加について検討した。【方法】ふなずし飯は大津市内のふなずし専門店から漬け込み期間の異なる2種類を供与されて用いた。ふなずし飯およびそれから調製した菓子の成分として、水分、灰分、およびカルシウム、鉄を常法通りに、塩分をモール法により測定した。脂質をBright and Dyer法により抽出し、メチル化後にガスクロマトグラフィーに導入することにより脂肪酸組成を調べた。菓子の嗜好性については官能検査により判定した。官能検査は、外観、香り、食感、味、総合評価の5項目について5段階評価法で行った。【結果】 ふなずし飯には、魚由来と考えられるカルシウム、鉄、ドコサヘキサエン酸(DHA)、イコサペンタエン酸(IPA)が豊富に含まれていた。飯を水中で撹拌、ろ過することによって塩分は4.5%から0.7%にまで減少し、これを脱塩飯として用いた。なお、pHは脱塩前後でほとんど変化せず3.8であった。飯を添加した菓子として、クッキー、チーズクッキー、バターケーキ、チーズケーキを調製して官能検査を行った結果、最も評価が高かったのはクッキーであリ、飯の含有率では20%が最も好まれた。飯の漬け期間の長さは官能評価にほとんど影響しなかった。脱塩飯を添加したクッキーは、カルシウム含量を98mg%と通常のクッキーの約5倍量含み、DHAやIPAも微量ではあるが含んでいた。
著者
堀 卓也 安田 伍朗 井上 真一
出版者
愛知工業大学
雑誌
愛知工業大学研究報告 (ISSN:03856771)
巻号頁・発行日
no.9, pp.231-234, 1974-03

われわれは今まで前駆体として使用されたことのない,トニトロソフェナントロトリアゾール〔III〕を使い,デヒドロフェナントレン〔IV〕中間体の確認を試み,テトラフェニルシクロペンタジュノンで捕捉すると,相当する化合物,1.2.3.4-テトラフェニルトリフェニレン〔V〕を得た.デヒドロベンゼン発生に前駆体として使用された1-ニトロソトリアゾール環からアリーンの生成が一般的なものであり,デヒドロフェナントレン発生にも使用されることをみつけたので報告する.
著者
柳堀 恭子 津田 和彦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. EIP, [電子化知的財産・社会基盤] (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.1-6, 2013-11-14

本論では,特許出願に対して特許法 29 条 1 項の新規性を拒絶理由とした特許審査官が発行する拒絶理由通知書を対象とし,本願と引用文献の間で対比が明示されている名詞および複合名詞を抽出する.その語の類似が 1) 文字列照合,2) 同義語・類義語,3) シソーラス (上位・下位概念,全体・部分) のいずれでも抽出できない語に対して構文解析の手法による類似性の向上を検証した.さらに,この結果を特許文における類似語として意味を拡張していくことにより特許用知識辞書を構築することが可能となり,出願における先行調査や技術調査に役立つことを示した.
著者
佐藤 泰生 佐田富 道雄 堀田 圭之助 中里 見正夫 世古口 言彦
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 B編 (ISSN:03875016)
巻号頁・発行日
vol.46, no.409, pp.1790-1796, 1980-09-25 (Released:2008-03-28)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

第1報で提案した管内気ほう流の運動量と熱輸送の理論を実験値をもとに検討した.運動量輸送に関しては液相速度分布と摩擦圧力損失,熱輸送に関しては液相温度分布と熱伝達係数のそれぞれについて予測値と実験値を比較した結果,いずれもよい一致がみられ,理論の妥当性が確かめられた.本理論により摩擦圧力損失と熱伝達係数の断面ボイド率分布への依存性が定量的に明らかになった.
著者
堀内 正昭
出版者
昭和女子大学
雑誌
學苑 (ISSN:13480103)
巻号頁・発行日
vol.777, pp.92-106, 2005-07-01

The Museum Island mainly goes back to the vision of Frederick William IV of Prussia, who wanted to reorganize this island in the Spree River for "a shelter of art and science". The five museums built between 1830 and 1930 reflected stylistic tendencies of classicism, historicism and neoclassicism. From a viewpoint of architectural planning they illustrated the evolution of museum design over a period of a century. In the Altesmuseum designed by Schinkel one could appreciate classical sculptures at a glance in the rotunda. In the Neuesmuseum the exhibit rooms were decorated so that the interior matched historical styles of the collection. The Alte Nationalgalerie was designed as a monumental temple which symbolized the German Empire. In the Bodemuseum the exhibits were displayed with the collection of several contemporary genre. In addition, for the first time the Pergamonmuseum had special rooms for ancient architecture and the exhibits were classified into many groups according to age and country.