著者
小林 健介 須藤 幸雄 明石 興彦
出版者
日本脈管学会
雑誌
脈管学 (ISSN:03871126)
巻号頁・発行日
vol.53, no.May, pp.71-74, 2013-05-10 (Released:2013-05-10)
参考文献数
25
被引用文献数
1

要 旨:比較的稀な上肢の静脈性血管瘤(venous aneurysm; VA)を経験したので報告する。症例は71歳女性。40歳頃から右肘部内側の皮静脈が拡張しVAと診断した。VAは体表から透見でき上肢の挙上で虚脱した。静脈エコーや単純CTが診断に有用だった。局所麻酔下に瘤を切除した。炎症所見や内部血栓は認めず,術後の再発もなかった。上肢のVA切除術は低リスクで高い根治性が認められる。
著者
小林 正男
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
no.858, pp.148-155, 2017-05
著者
河野 隆志 小林 敦郎 八木下 克博 漢人 潤一 廣野 文隆 甲賀 英敏 岡部 敏幸
出版者
東海北陸理学療法学術大会
雑誌
東海北陸理学療法学術大会誌
巻号頁・発行日
vol.27, pp.49, 2011

【目的】静岡県メディカルサポート(以下MS)は、静岡県高校野球連盟(以下静岡県高野連)の要請を受け平成14年より活動を実施している。主たる活動内容として、全国高校野球選手権静岡大会(以下静岡大会)での試合前・中・後における選手へのテーピング等の応急処置、試合後の投手へのクーリングダウン、選手や審判員に対しての熱中症予防を目的としたドリンク作製や啓発活動等を実施している。また、一昨年度より、投手の障害予防を目的とした投手検診をクーリングダウンと併用し実施している。そこで本研究の目的は、投手検診より、静岡県における投手の現状を把握し、今後意義のあるクーリングダウンの質的向上へとつなげていくことである。特に今回は、障害発生に関与するとされている投球数や投球後における肩関節内旋角度(2nd)、問診による既往歴の有無等を調査し、投手における現状を検討したので報告する。【方法】対象は、静岡大会において初登板し、終了後または途中交代の投手で投手検診を行なった97名(3年生74名、2年生20名、1年生3名)とした。投手検診実施にあたり、静岡県高野連に加盟している全118校に対し、第92回静岡大会責任教師・監督会議においてMS代表より投手検診の趣旨を説明、その後静岡大会での各試合前のトスの際にも再度MSスタッフより趣旨を説明し、同意が得られたチームの投手に限り投手検診を実施した。投手検診の内容は、肩関節内外旋角度(2nd)の測定、問診にて一日の平均投球数(以下平均投球数)や一週間での投球日数(以下投球日数)、クーリングダウン実施の有無、疼痛や故障による既往歴や医療機関への受診歴等の調査を実施した。投球数に関しては、公式記録を参照し記録した。肩関節内外旋角度の測定方法は、15分程度の投球側肘・肩関節へのアイシング終了後、仰臥位にて投球側、非投球側の順に実施した。測定機器はレベルゴニオメーターを使用し、各可動域とも90°を最大値と設定し、5°毎での測定を行なうよう統一した。検討項目として、各項目での測定結果や問診結果の集計、投球後における投球側と非投球側との角度差(以下角度差)を抽出し、各々と既往歴の有無での関係性を検討した。統計学的処理として、投球数と肩関節内旋角度、角度差にはt検定、平均投球数(50球未満、50~80球未満、80~100球未満、100~150球未満、150球以上の5群に分類)と投球日数(3日未満、3~4日、5~6日、7日の4群に分類)、クーリングダウンの有無には、マン・ホイットニの検定を実施し、それぞれの有意水準は危険率5%未満とした。【結果】投球数は98±34球であり、肩関節内旋角度は52.3±14.2°、角度差は8.5±12.1°であった。既往歴に関しては有りが60名(61.9%)無しが37名(38.1%)であった。既往歴有りの投手の部位別では、肩関節(46.7%)、肘関節(43.3%)、腰部(20%)の順に多かった。投球数、肩関節内旋角度、角度差、投球日数、クーリングダウンの有無と既往歴の有無に関しては有意差が認められなかった。しかし、既往歴と平均投球数において、既往歴有りと無しの投手間で有意差が認められた。【考察】静岡大会における投手の現状として、61.9%の投手に既往歴や最近の故障等が認められた。そのなかでの投手の特徴として、一日における投球数が既往歴無しの投手と比べ有意に多いことが判明した。その反面、障害発生に関与するとされている肩関節内旋角度や角度差等において有意差は認められなかった。このような結果となった要因として、学童、少年野球時より受傷し、障害や疼痛が残存したまま現在に至る投手が多いことが予測される。また、部位別では肩、肘関節に次いで腰部の既往の訴えもみられており、投球動作における一連の流れや障害部位による代償等の影響も一要因として考えられる。肩関節内旋角度や角度差に関しては、MS活動における投手へのクーリングダウン時の肩甲骨周囲筋への必須ストレッチとしての実施やセルフエクササイズでの肩関節内外旋筋に対する個別指導による投手への認識が関与しているのではないかと考えられる。本研究より、静岡県における高校野球投手の現状として、肩・肘関節に留まるのではなく体幹や股関節等全身に着目しての実施が必要となるとともに、幼少期からのメディカルチェックも重要となることが示唆される。【まとめ】MSの主たる活動目的として、選手の障害予防や自己管理能力の向上を図ること、教育場面の一環等が挙げられる。今年度より、県内3校を対象とした巡回事業も実施しており、投手検診等のメディカルチェックを実践し、その結果を分析し問題点に対し対策を講じることで、選手が怪我や故障なく高校野球を継続できる環境づくりや障害予防に対する認識の啓発活動を行なっていきたい。
著者
小林 秀明 浅井 紀久夫
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.67, no.7, pp.J212-J218, 2013 (Released:2013-06-25)
参考文献数
15

This research investigates the effect of viewing conditions on depth perception under the conditions that the same stereoscopic images are presented on different stereoscopic displays. Such conditions often occur in practical situations. We measured the differential limens and the point of subjective equality Using three common types of stereoscopic displays in psychophysical experiments. The experimental results showed two properties of depth perception based on the differences among the stereoscopic displays. One is the tendency that the depth is perceived to be closer than the depth presentation position when the position is far away, i.e., at a distance over roughly 800 cm. The other has been obtained from analysis of variance to be roughly 15 min in the disparity angle of the stereoscopic images as the differential limens, which is in the vicinity of the points of subjective equality.
著者
黒川 正剛 小林 繁子 楠 義彦
出版者
学校法人 天満学園 太成学院大学
雑誌
太成学院大学紀要 (ISSN:13490966)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.225-235, 2018 (Released:2018-04-02)

本稿は,科研費の助成を受けた公開シンポジウム「魔女とマス・メディア―ヨーロッパ近世の他者のイメージをさぐる」(2017年11月19日・太成学院大学)の報告である。シンポジウムでは,ヨーロッパ近世社会における他者として魔女と犯罪者を取り上げ,それらと当時のマス・メディア(ビラ,パンフレット,木版画等の図像)の関係について報告した。全体は,黒川正剛「魔女はなぜ信じられるようになったのか?」と小林繁子「犯罪者と悪魔―近世ドイツの印刷メディアから―」の二つの研究報告と楠のコメント「魔女とマス・メディア」から構成される。
著者
福田 敏男 小林 寛
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集C編
巻号頁・発行日
vol.52, no.481, pp.2437-2442, 1986
被引用文献数
1

Based on a previous paper, an attitude control method of the Vroid is dealt with here, under some conditions, so that some of the modules should satisfy the constraints for the robotic shape and attitude, since it is sometimes required that mobile robots must carry something and/or liquid containers in a restricted moving mode. The assumptions are that (i) the Vroid has six degrees-of-freedom, including the freedoms of the rotational joint of the first link and the moving wheels, which were not treated in the previous paper ; (ii) the central link must be kept in the horizontal position as a constraint, which yields five degrees-of-freedom in Vroid ; (iii) Vroid moves along a slope. The problem is formulated as a linear programming problem minimizing the total applied moments at joints, subjected to constraints. Then the proposed control method gives a solutions for the control sequence of the Vroid for various terrains.
著者
藤井 澄三 小川 和男 斎藤 徹 小林 恵子 板谷 泰助 伊達 忠正 岡村 公生
出版者
The Pharmaceutical Society of Japan
雑誌
Chemical and Pharmaceutical Bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.53-62, 1995-01-15 (Released:2008-03-31)
参考文献数
49
被引用文献数
3 4

A detailed account is given of the first unequivocal synthesis of adenine 7-oxide (8). The synthesis started with peroxycarboxylic acid oxidation of 3-benzyladenine (6), readily obtainable from adenine (1) by benzylation, and proceeded through nonreductive debenzylation of the resulting 3-benzyladenine 7-oxide (7). The location of the oxygen function in 7 and 8 was confirmed by their chemical reactions including deamination and methylation and by X-ray crystallographic analysis. A UV spectroscopic approach suggested that the neutral species of 8 exists in H2O as an equilibrated mixture of the N(7)-oxide (8) and N(7)-OH (21) tautomers. Treatment of 6 with 30% aqueous H2O2 in MeOH in the presence of MeCN and KHCO3 at 30°C produced the N(7)-oxide 7 and 7-acetamido-3-benzyladenine (15) in 12% and 1% yields, respectively.
著者
小林末男 [ほか] 著
出版者
創成社
巻号頁・発行日
1992
著者
米島 万有子 渡辺 護 二瓶 直子 津田 良夫 中谷 友樹 小林 睦生
出版者
日本衛生動物学会
雑誌
日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
巻号頁・発行日
vol.63, pp.51, 2011

国内最後のマラリア浸淫地として知られた滋賀県琵琶湖東岸地域において,現在の蚊の発生状況を把握するために,2008年からCDC型トラップを用いて蚊の捕獲調査を行っている.2010年は,琵琶湖に注ぐ犬上川流域を縦断的に,また内湖である西の湖周辺を対象として,地点間による蚊相と捕獲数の差異を明らかにするために調査を行った.方法は,ドライアイス1kgを誘引剤としたCDC型トラップを用いて,6月18日から10月2日まで,3週間毎に2日間連続で行った.調査地点は,犬上川の上流から下流にかけて12地点,西の湖沿岸およびそれに注ぐ蛇砂川流域に10地点を設定した.その結果,シナハマダラカ,コガタアカイエカ,アカイエカ,カラツイエカ,ヒトスジシマカ,ヤマトヤブカ,オオクロヤブカ,ハマダライエカ,フトシマツノフサカの10種類が捕獲された.犬上川流域では,全捕獲数21,233個体のうち約92%がコガタアカイエカ(19,585個体)で,次いでアカイエカが約7%(1457個体),シナハマダラカが0.2%(57個体)であった.トラップの設置地点間を比較すると,犬上川上流および下流ではコガタアカイエカの捕獲数が多いのに対し,中流部では少なかった.また,上流部ではアカイエカの割合が低かった.一方,西の湖周辺では総計40,347個体のうち、約97%がコガタアカイエカ(38,998個体),アカイエカが約2%(608個体)そしてシナハマダラカが約1%(462個体)捕獲された.地点間の比較では,コガタアカイエカは特に西の湖沿岸に多く,シナハマダラカは蛇砂川流域で多いことがわかった.このように地点間比較から,捕獲数および蚊相にはトラップ設置場所によって差異が認められる.この差異について,環境省生物多様性情報システムの第5回植生調査データを資料とし,GIS(地理情報システム)を用いて,トラップ周囲の植生構成比との関係から検討した.また,2009年度の調査データを基に作成した吸血飛来のポテンシャルマップと2010年度の蚊の調査結果がどの程度一致したのかを検証した.
著者
福島 大輔 小林 哲夫
出版者
特定非営利活動法人 日本火山学会
雑誌
火山 (ISSN:04534360)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.225-240, 2000
参考文献数
38
被引用文献数
2

The Tarumizu pyroclastic flow deposit with intercalation of Osumi plinian fall deposit of 25 ka eruption is distributed in Tarumizu area, southeast of Aira caldera. The deposit is composed of many flow units and the source is estimated to be at the same position as the vent of plinian eruption based on grain-size variation and depositional structure. From these facts, the Tarumizu pyroclastic flow is considered to be a type of intra-plinian fiow generated by successive partial collapse of the sustained plinian eruption column. Based on the stratigraphic suecessions, the generation of this flow is estimated to be a continuous process from the early to the terminal stage of the plinian eruption. The pyroclastic flow distribution, which is in the same direction with the dispersal axis of plinian fall deposit, may suggests that the wind influenced the direction of partial column collapse. Two lithofacies were identified in the Tarumizu pyroclastic flow deposit: the massive facies and the stratified facies. The former is a 'normal' pyroclastic flow, while the latter is a pile-up of many thin layers of pyroclastic flow and pumice fall. The massive facies are mainly distributed on the lower plain near the coast and differ from the stratified facies that accumulated at a bit higher level, usually along the foot of the mountain. These facts suggest that the main pyroclastic flow accumulated on the lower level and that the corresponding marginal part of the flow eventually reached the higher level exhibiting characteristic thin stratified structure.
著者
小林 淑恵
出版者
日本人口学会
雑誌
人口学研究 (ISSN:03868311)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.1-18, 2006-11-30 (Released:2017-09-12)
被引用文献数
1

循環モデルのフレームワークに基づき,家族形成期の日本女性を調査した『消費生活に関するパネル調査2』を用いて,1)結婚意欲と結婚行動の関係の検証,2)働く重要度と結婚行動の関係の検証を行った。1)では結婚意欲が個人属性と母親属性によって決定され,学歴や大都市居住,賃金率の上昇によって高められるが,未婚状態を継続することにより適応効果が働き,「必ずしも結婚しなくてよい」「結婚したくない」と意欲を下げて行くことが明らかとなった。また結婚意欲が実際の結婚行動に与える選択効果も支持され,結婚行動に直接影響する変数と,意欲を介して影響する変数の存在が確認された。2)では働く重要度の違いが結婚行動へ与える影響は見られず,選択効果は棄却された。また就業変化などの直接的な経験による適応効果は見られるが,結婚や出産などによる影響は見られない。これらの分析結果からは,家族形成と就業はどちらかを選択することで他方の重要度を下げるような関係ではないと言えるが,ここで用いた変数が就業と家族形成の狭間における女性の心の揺らぎを十分に把握できていないという可能性は否めない。
著者
小林 信彦 Nobuhiko Kobayashi 桃山学院大学文学部(元)
雑誌
桃山学院大学人間科学 = HUMAN SCIENCES REVIEW, St. Andrew's University (ISSN:09170227)
巻号頁・発行日
no.33, pp.1-47, 2007-06-08

According to the Buddhist tradition, a buddha called Bhaisajyaguru has resolved that he would make everyone a buddha. But the world where people live is full of obstacles to their progress toward buddhahood. He devotes himself to remove such obstacles as sicknesses, famines, disasters, wars, and wicked governments. Thus he works hard to help people prepare for the ultimate goal. Among the manifold activities of Bhaisajyaguru, the Chinese are interested only in medicine. Called Yaoshi (藥師) in Chinese, this fo (佛) is worshipped as the almighty physician in China. Unlike Bhaisajyaguru, Yaoshi is capable of preventing the sick from dying and he is even able to revive the dead. It is just like the Chinese, who yearn for eternal life, to expect him to carry out the function of resuscitation. It is most characteristic of the Japanese Yakusi (藥師) to hold a medicine pot in the palm of his left hand. As the most reliable physician, he shares a basic function with his Chinese counterpart. Making a sharp contrast with Yaoshi, however, Yakusi does not demand repentance. The Japanese implore him for relief without repenting, and their wishes are granted at once. Since the mythological age, the Japanese have worshipped Ohonamuti (大己貴) and Sukunahikona (少彦名) , who are kami (神) competent in medicine. Like other kami, they do not care whether their devotees feel repentant, and they grant wishes if only implored. Naturalized in Japan, Yakusi is identified with them. Fostered in Japanese culture, he is a Japanese object of worship, quite independent of Yaoshi.
著者
小林 信彦 Nobuhiko Kobayashi 桃山学院大学文学部(元)
雑誌
桃山学院大学人間科学 = HUMAN SCIENCES REVIEW, St. Andrew's University (ISSN:09170227)
巻号頁・発行日
no.32, pp.1-51, 2006-11-30

In ancient Japan, the government ordered priests to perform kekwa 悔過 when a drought occurred or an emperor fell into a critical condition. Although the Chinese word hu-gu 悔過 meant repentance for an error," no participant in this Japanese rite repented. The Japanese conceived the idea of this rite on their own in accordance with their cultural tradition, borrowing only its name from Chinese. Chinese emperors of the sixth century took upon themselves wrongs done by their subjects and repented on behalf of them before the image of Yosh 藥師 the f 佛(buddha). By repenting so, they intended to nullify the wrongs so that disasters that might result would also be nullified: The emperors wished to prevent disasters from happening to their subjects. It took seven days at a minimum and one year at a maximum for the repenting emperors to satisfy Yosh and to be freed from the assumed sins. On the other hand,the Japanese performed their kekwa without repenting. They intended to mitigate disasters which had already happened, not to prevent those which were to happen in the future. And their wishes were granted at once. Chinese Yosh was naturalized in Japan to become Yakushi and joined the pantheon of Japanese kami 神, who had the habit of not demanding repentance from human beings and of being quick to respond to their wishes. The Japanese flattered the kami called Yakushi in order to stop present disasters immediately.
著者
小林 正法 大竹 恵子
出版者
日本パーソナリティ心理学会
雑誌
パーソナリティ研究 (ISSN:13488406)
巻号頁・発行日
pp.27.2.6, (Released:2018-07-23)
参考文献数
11

Nostalgia is defined as “a sentimental longing or wistful reflection for the past.” This study examined the individual differences on the effect of emotions on music-evoked nostalgia. The study focused on traits associated with positive and negative emotions, specifically, dysphoria and subjective happiness. Participants listened to nostalgic music before and after responding to a questionnaire measuring traits and mood states. Results showed that the degree of music-evoked nostalgia was reduced only when levels of dysphoria and subjective happiness were both low. This is the first study to demonstrate the relationship between nostalgia evoked by music, and traits associated with positive emotion.