著者
古市 幸生 窪田 靖司 杉浦 洋一 梅川 逸人 高橋 孝雄 河野 省一
出版者
公益社団法人 日本栄養・食糧学会
雑誌
日本栄養・食糧学会誌 (ISSN:02873516)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.165-172, 1989-04-10 (Released:2010-02-22)
参考文献数
23
被引用文献数
1

エクストルーダーによる大豆タンパク質の組織化に最低必要とされている140℃よりもかなり高い温度 (175, 216, 239℃) で全粒大豆を二軸エクストルーダーで処理し, 以下の結果を得た。1) 処理温度が高くなるに従って褐変現象は顕著となったが, 塩酸加水分解後定量のアミノ酸の組成には差は認められなかった。さらに, FDNB法によって求めた有効性リジン含量についても変化は認められなかった。2) レクチン, ウレアーゼおよびトリプシン・インヒビターはほぼ完全に失活した。3) トリプシン・インヒビターの失活により, トリプシンによる人工消化試験での消化性は顕著に高くなった。また, 動物実験によって求めた栄養価 (PER, BV, NPU) についても顕著な向上が認められた。
著者
小林 達矢 竹中 裕人 立松 典篤 井上 倫恵 白井 祐也 野口 泰司 野嶌 一平 杉浦 英志
出版者
一般社団法人日本理学療法学会連合
雑誌
理学療法学 (ISSN:02893770)
巻号頁・発行日
pp.12154, (Released:2022-05-20)
参考文献数
34

【目的】ロコモ度1と判定された地域在住高齢者の身体機能評価の特徴を明らかにし,ロコモ度1以上に対する身体機能評価のカットオフ値を探索すること。【方法】2019年に名古屋大学近郊自治体で行われた健診事業に参加した65歳以上の高齢者182名を解析対象とした。対象者を非ロコモ群,ロコモ度1群に分け,2群間で身体機能評価との関連性を分析し,有意な関連がみられた因子についてロコモ度1以上に対するカットオフ値を検討した。【結果】ロジスティック回帰分析の結果,開眼片脚立位時間がロコモ度1と有意な関連を示した(p<0.01)。ロコモ度1以上に対する開眼片脚立位時間のカットオフ値として17.0秒が示唆された。(AUC=0.66, 感度:42%,特異度:88%)。【結論】ロコモ度1と最も関連する身体機能評価は開眼片脚立位時間であることが示唆された。ロコモ度1以上に対するカットオフ値として開眼片脚立位時間17.0秒が示唆された。
著者
張 燕生 張 振亜 杉浦 則夫 前川 孝昭
出版者
The Society of Agricultural Structures, Japan
雑誌
農業施設 (ISSN:03888517)
巻号頁・発行日
vol.32, no.4, pp.195-204, 2002-03-25 (Released:2011-09-05)
参考文献数
21

高速度メタン発酵を実現するために, メタン菌細胞の栄養元素の要求量を知ることが重要である。本研究では正確なメタン菌細胞中の微量金属元素の測定法を確立するために細胞の洗浄方法を検討した。遊離陽イオン並びに残留培地をメタン細菌の表面から取り除くために, 4種の, すなわち蒸留水, 生理塩水, 燐酸塩緩衝液及びEDTA混合液 (EDTAと燐酸塩との混合液) を洗浄液としてメタン細菌ペレットの洗浄を行った。洗浄したメタン菌細胞を湿式分解法で前処理し, ICP-MS (Inductively Coupled Plasma Mass Spectrometer) を用いてメタン細菌の微量金属イオン含有量を測定し, 比較した。供試洗浄剤を用いた洗浄結果, 細胞内イオン含有量計測値の変動率の最も大きい洗浄液は水であり, その変動率の最も少ないものは燐酸緩衝液であった。更に原子間力顕微鏡を用いて洗浄した細胞を検鏡した結果, 細胞の凹みと細胞破壊の現象が見られた。この細胞破壊の程度は水を洗浄液とした場合, 最も大きかった。また, 細胞洗浄における誤差は主に細胞の破壊に起因することが明らかになった。次に細胞破壊の現象を防ぐために, 細菌培養液にグルタルアルデヒド溶液を加え, 軽く固定化してから細胞サンプルを遠心分離・洗浄する方法を試みた。この場合, 水を用いた3回洗浄においても細胞の破壊がほとんど発生しなかった。この細胞洗浄方法は細胞の破壊に由来する誤差を有効に防ぐ事ができ, 細胞の微量金属元素分析の再現性を改善することが期待される方法であると考えられる。

1 0 0 0 OA 非水百花譜

著者
杉浦非水 著
出版者
春陽堂
巻号頁・発行日
vol.第17輯, 1921
著者
宮城島 賢二 平光 伸也 木村 央 森 一真 石川 志保 依田 竜二 杉浦 厚司 加藤 靖周 加藤 茂 岩瀬 正嗣 森本 紳一郎 尾崎 行男
出版者
公益財団法人 日本心臓財団
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.44, no.2, pp.132-139, 2012 (Released:2013-09-30)
参考文献数
27

背景: 慢性心不全に対するβ1選択性β遮断薬ビソプロロールの有用性は, 複数の無作為化対照比較試験(randomized controlled trial; RCT) によって確立されているが, 国内での臨床使用および臨床成績に関する報告は少ない.目的: 日本人の慢性心不全患者に対するビソプロロールの血行動態ならびに心機能に及ぼす影響について検討する.方法: 左室駆出分画率(left ventricular ejection fraction; LVEF)40%以下の慢性心不全患者25例に対して, 0.625mgより投与開始し, 1~2週間ごとに漸増し, 24週間追跡した. New York Heart Association(NYHA)心機能分類, 血圧, 心拍数, 血漿脳性ナトリウム利尿ペプチド(brain natriuretic peptide; BNP), 心エコー図検査所見, 胸部X線, 腎機能マーカー, 血中ヘモグロビン(hemoglobin; Hb)濃度の経時的変化を解析した.結果: 全例に対してビソプロロールの導入が可能であった. 経過観察中に3例が本研究から脱落した. 継続投与が可能であった22例では, LVEFをはじめとした心エコー図検査所見ならびにBNP値は, 経時的に改善傾向を示し, NYHA心機能分類も投与前後で改善が認められた. なお, 腎機能マーカーおよび血中Hb濃度は有意な変動を示さなかった.結論: ビソプロロールは, 日本人の収縮機能が低下した慢性心不全患者において, 高い忍容性を示し, 血行動態および心機能を改善することが確認された.
著者
杉浦 正利
出版者
名古屋大学
雑誌
奨励研究(A)
巻号頁・発行日
1996

本研究では、日本人英語学習者がインターネット上の英語を読む際に、どのような情報を必要しているかを調査し、オンライン辞書を試作し、オンライン語学学習ツール開発のための基礎的な研究を行った。●研究実績(1)英語WWWページの収集:名古屋大学及び国内の大学の大学生が各自のホームページからリンクを張っている英語のページを調査し,1,000ページを収集しファイルして保存した(約2MB)。57,106行、326,849単語、2,153,141文字であった。(2)語彙頻度分析:上記ファイルを頻度分析し、アルファベット順、頻度順のリストを作成した。異なり語数は24,107語であった。(3)辞書ファイルの作成:語彙頻度の多い単語上位1万語に日本語訳をつけた。これは、総単語数中の93%に該当し、頻度が一回の単語(その多くは固有名詞)10,781語(3.3%)を除くと、事実上約96.4%の単語に日本語訳をつけたことになる。(4)辞書検索プログラムの作成:本研究専用WWWサーバをたちあげ、CGIを使い、Per1により辞書検索プログラムを作成した。(5)使用実験:実際に学生に利用させ、日本語訳の不十分さと、例文の必要性が判明した。日本語訳の充実は、試作開発である本研究の範囲を越えるので今後の課題とする。(6)例文検索プログラムの作成:(1)で作成したファイルの中から例文を検索表示するプログラムをCGIを使い、Perlで作成した。(7)インターネット用日本人英語学習者向けオンライン辞書の試作完成●研究結果日本人英語学習者が読みたいと思う英語のWWWページ中の96.4%の単語の日本語訳が出る辞書検索プログラム、及び、その単語が実際に使用されている例文を表示する例文検索プログラムを統合し、目的とするオンライン辞書の試作を完成させた。本プログラムは研究代表者のホームページよりインターネット上に公開されている。
著者
伊沢 紘生 斉藤 千映美 杉浦 秀樹
出版者
宮城教育大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2001

ニホンザルは母系血縁の複雄複雌群で暮らすサルで、群れの社会構造やメスの生活史に関しては膨大な研究成果がすでに蓄積されている。一方、群れを出て独自に行動し、他群に加入する「群れ外オス」の生活史については、野生状態での知見がほとんどない。本研究は母系社会を外側から支える群れ外オスの生活史を明らかにし、ニホンザルの社会構造の闇の部分に迫ろうと計画された。四年間の研究成果は概略以下の通りである。(1)群れ外オスの社会的存在様式としては、群れに追随するオスと追随しないオスの二通りがある。(2)非追随オスはさらに、単独で暮らすハナレオスとオスグループを作って暮らすグループオスの二通りがある。(3)閉鎖環境(金華山)ではオトナとワカモノのオスで、群れオス、追随オス、非追随オスの割合は2対3対3であった。(4)群れ外オスのうち、若年のオス(4〜10歳)はメンバーシップの安定した持続的なオスグループを作り、老齢のオス(15歳以上)はごく一時的なオスグループは作るが通常ハナレオスとして生活している。(5)持続性のあるオスグループは特定の群れの同年齢か同世代の若いオスたちが核となって形成される。(6)オスグループの中で最高齢になったオスから順に、交尾期にオスグループを離れて追随オスになる。(7)オスグループの最低齢のオスはしばらく出自群を往き来する。(8)最低齢のオスが群れオス(出自オス)を群れから連れ出し、それがオスの群れ離脱の大きな引き金になっている。(9)金華山では群れ離脱は4〜6歳で高頻度に生起する。(10)新たに群れに加入したオスの群れ滞在期間は1年から8年とばらつきが多い。(11)オスは一生の間にいくつもの群れを渡り歩くのではなく1群か多くて2群である。これらの新しい発見から、オスの生活史を描き上げることが可能になった。
著者
田中 竜介 中澤 奈穂 前田 俊道 福島 英登 和田 律子 杉浦 義正 松下 映夫 幡手 英雄 岡野 利之 福田 裕
出版者
公益社団法人 日本冷凍空調学会
雑誌
日本冷凍空調学会論文集 (ISSN:13444905)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.39-49, 2015-03-31 (Released:2016-03-31)
参考文献数
48
被引用文献数
1

日本国内で流通している冷凍Norway 産タイセイヨウサバ (Scomber scombrus Linnaeus)ならびに冷凍国内産マサバ(Scomber japonicus Houttuyn)において,漁獲場所,漁獲時期,冷凍期間,冷凍温度による,脂質酸化ならびにアルデヒド類の影響について検討を行った.脂質含量はNorway 産タイセイヨウサバと冬期に日本近海の低緯度で漁獲されたマサバが高かった.過酸化物価,アルデヒド類は冷凍温度が高く,冷凍期間が長くなると増加した.また,ビタミンE 含量の減少とともに,アルデヒド類の一つである4-hydroxy-2-hexenal が増加したことから水産物に多く含まれるn-3 系不飽和脂肪酸の酸化が示唆された.以上の結果から,国内で流通している冷凍サバ類は様々な脂質酸化レベルの商品が存在し,これらの品質を向上させるためには,冷凍期間・温度に留意する必要があることが示唆された.
著者
渡邉 彩 村山 洋史 高瀬 麻以 杉浦 圭子 藤原 佳典
出版者
日本公衆衛生学会
雑誌
日本公衆衛生雑誌 (ISSN:05461766)
巻号頁・発行日
vol.69, no.3, pp.215-224, 2022-03-15 (Released:2022-03-23)
参考文献数
23

目的 少子高齢化の進行による労働力不足が課題となる中,高齢者による就労を促進するための諸制度や職場環境の整備が急速に進められている。高齢者が積極的に労働市場に参入することへの期待が高まる中,高齢期における就労と高齢者の心身の健康との関連や課題を明らかにする必要がある。中でも,主観的健康感は,生活機能の低下や健康寿命の延伸にも強く関連し,高齢者の全体的な健康状態を捉えるための重要な健康指標である。そこで本研究は,高齢期における就労と主観的健康感との縦断的関連について,システマティックレビューの手法を用いて整理することを目的とした。方法 文献検索のデータベースは,PubMed, PsycINFO, CINAHL,医学中央雑誌を用いた。「高齢者」「就労」および「主観的健康感」をキーワードとして検索を行い,ⅰ)60歳以上の者を研究対象としていること,ⅱ)就労を独立変数,主観的健康感を従属変数として設定していること,ⅲ)縦断研究であること,を採択基準とした。採択された文献の質評価は,観察研究の質の評価法であるNewcastle-Ottawa Scaleを用いた。結果 最終的に,5件が採択され,4件が日本の研究,1件はアメリカの研究であった。5件のうち3件は,高齢期に就労している者は,非就労の者に比べて主観的健康感が高いことを報告していた。質評価の結果,5件とも6点あるいは7点(9点満点)であり,いずれも一定の水準を満たしていた。5件のうち2件は,高齢期の就労と主観的健康感の間に有意な関連は認められなかった。結論 本研究により,高齢期における就労と主観的健康感との間に一定の関連があることが示唆された。しかし,その効果を縦断的に検討した文献はいまだ少ないことも明らかになった。今後,高齢期における就労がより一般的になることが見込まれる中,高齢者が積極的かつ安心して就労するためにも,就労が高齢者の健康に及ぼす影響やその機序について,さらなるエビデンスを伴った知見の集積が望まれる。
著者
杉浦 由香里
出版者
教育史学会
雑誌
日本の教育史学 (ISSN:03868982)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.45-57, 2015 (Released:2016-05-02)
参考文献数
4

This research analyzes the establishment and management of Vocational Supplementary School in Ayama County, Mie Prefecture, which was founded in 1928 by a school cooperative of Ota Village and nine other villages. In the wake of local demand for educating candidates for middle-ranking managers who could be future leaders in the farm villages, the school was established as a daytime and year-round agricultural supplementary school for students who graduated from higher elementary schools. The school had its independent buildings, farm land, and athletic field, rare for a vocational supplementary school. It placed emphasis on vocational training based on the concept of “learning through doing.” Ota Village played a central role in establishing the school, and Mie Prefecture’s agricultural experiment station was involved in its management. However, the school was unable to gather as many students as it expected because there were many post-elementary institutions nearby, including Ueno Middle School. For this reason, there was a disconnect between the initial intention of school founders and what local students wanted to pursue. Not only that, an imbalance in student numbers within the village cooperative eventually created problems in managing the school cooperative.
著者
高田 彰人 杉浦 史郎 豊岡 毅 岡本 弦 西川 悟
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.46, pp.F-124-F-124, 2019

<p>【はじめに,目的】</p><p> 不安定な面での体幹トレーニングは体幹筋の筋活動を上昇させるという報告は散見するが,実際に腰痛の予防効果を示した報告は少ない。そこで,不安定面を含むTrunk Instability Training(以下TIT)による腰痛予防効果を前向きに調査することを目的とした。</p><p>【方法】</p><p> 対象は腰痛既往のない高校男子バスケットボール選手40例とした。2017シーズンから腰痛予防を目的として毎回の練習後にTITを導入した。2017シーズンの22例(平均年齢15.9±0.8歳)はTIT介入群とし,2016シーズンの18例(平均年齢15.6±0.5歳)は対照群として,1シーズン7ヶ月間での腰痛発生状況を比較した。TITは①バランスディスク上での臀部バランス,②ストレッチポールEX(LPN 社製)上でのSit-up,③四肢伸展位でのサイドブリッジで構成した。統計処理にはカイ二乗検定を用いて,有意水準は5%とした。</p><p>【倫理的配慮】</p><p> 本研究は当院倫理委員会の承認を得て(承認番号:2430番),対象者に説明と同意を得た上で行った。</p><p>【結果】</p><p> 腰痛発生は対照群で5/18例,TIT介入群で0/22例となり,有意差を認めた(p<0.05)。</p><p>【考察】</p><p> TITは腰痛既往のない選手に対して,腰痛の発生予防を期待できる可能性が示唆された。今後は対象毎の負荷設定を含めたトレーニング内容の検討を行いたい。さらに,TITによって改善が得られる身体機能因子についても検証していきたい。</p>
著者
杉浦 孝蔵
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.41, no.9, pp.356-359, 1959
被引用文献数
1

1)樹種によつて,さし木の発根と萠芽の状態に著しい差異はあるが,概して広葉樹のさし木には春さしが適当な季節である5)6)。<br> 樹種別では,各季節を通して発根率の高いものは,コリヤナギ,ヤマブキ,ヤエヤマブキで萠芽が早く,萠芽数,発根数も比較的多く,発根の伸びも大きい。アヂサイ,レンギヨウは各季節を通してカルスを形成する。ツゲ,キソケイの春ざしはすべてカルスカラ発根している。<br> 3)トウカエデ,カリン,ギンモクセイ,ヤマモミジ,エソジユ,シラカンバ,イタヤカエデ,イイギリ,ユリノキ,マテバシイ,オオシマザクラ,モミヂバフウ,シイノキは各季節を通して発根,萠芽共に見られなかった。このうちカリン,ギンモクセイ,ヤマモミヂ,エソジユ,イタヤカエデ,イイギリ,ユリノキ,シイノキは地中さしつけ部が腐敗して枯死するものが多い。さし穂の腐敗は夏さしに最も多い。
著者
小林 正和 杉浦 協司 竹下 裕市 戸田 裕之
出版者
公益社団法人 日本鋳造工学会
雑誌
鋳造工学 (ISSN:13420429)
巻号頁・発行日
vol.86, no.3, pp.209-215, 2014

<p>  The feasibility of applying the fluidized bed furnace to the solution and aging treatments of aluminum alloys was assessed by examining concerns such as the efficiency of heat treatments and delay of quenching, together with its merits such as the shortening of heat treatment and the possibility of high temperature heat treatments.</p><p>  It was concluded that this method realizes high efficiency of heat treatments, which is comparable to that attainable with the combination of a salt bath and oil bath. By suppressing the delay time within 20 to 30sec. after the removal of works from the fluidized bed furnace, no degradation in mechanical properties occurs. The allowable delay time is dependent on the work size. The solution treatment time can be shortened to 60min. or below. Good mechanical properties were obtained even with a short solution treatment time of 15min. depending on the size and thickness of the work. This also enables suppression of pore growth at the same time. In addition, high temperature heat treatment at around ternary eutectic temperatures was realized by precise temperature control, thereby realizing superior mechanical properties and shorter heat treatment time.</p>