著者
蒲生 英博 瀬戸 有希子 杉浦 未布子 寄本 真里 阿部 由貴
出版者
国公私立大学図書館協力委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.116, pp.2071, 2020-11-30 (Released:2020-12-01)

高大連携とは,高等学校と大学がそれぞれの教育資源を活用し,連携協力して行う教育活動である。本稿では,「あいちの学校連携ネット」における高大連携の取組を紹介し,高大連携と高大接続の概要と背景,高等学校の推進状況を概観する。次に,名古屋経済大学及び図書館による高大連携の取組を具体的に紹介し,国内の大学図書館における多様な事例を整理して報告する。さらに,高大連携の課題を示し,情報リテラシー教育などの大学図書館の学習支援活動が高大連携においても機能するのかという観点から,大学図書館の役割を考察する。
著者
柴田 史子 杉浦 久嗣 上原 正巳
出版者
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会
雑誌
皮膚の科学 (ISSN:13471813)
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.150-155, 2004 (Released:2011-07-13)
参考文献数
10
被引用文献数
1

アトピー性皮膚炎患者でしばしばみられる冬季の皮膚の乾燥が洗濯洗剤の使用を避けることで改善されるかを検討した。対象:冬季に肩周囲の皮膚の乾燥状態が増強するアトピー性皮膚炎軽症例26名。方法:電解水洗浄型洗濯機(SANYO ASW-HB700)の洗剤ゼロコースで洗濯した衣類を2週間着用し,その前後で皮膚症状の変化を調べた。結果:洗濯洗剤の使用中止により皮膚の乾燥は26名中24名(約90%),乾燥性湿疹は26例中16例(約60%)で改善した。衣類に残留する洗濯洗剤が冬季に被服部にみられるアトピー性皮膚炎の乾燥皮膚の一因であることが示唆された。
著者
坂本 良太 竹村 聡一郎 杉浦 徳宏 野村 由司彦
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.147-148, 2010

There are motor point maps as index of stimulation points to move each muscle for functional electrical stimulation (FES). However we'll usually have to search detailed motor points by trial and error when arranging electrodes since individual differences are large. In this research, we developed a system aids searching motor points of fingers and wrist muscles. It contains 12 × 10 electrodes which cover a forearm and sensors which catch movement of each finger and wrist. It chooses a pair of electrodes in order and stimulates a subject. When the response was measured, it records the response movement and the position of electrode pair. As a result, we obtained the generated motor point map.
著者
杉浦 克明 原崎 典子 吉岡 拓如 井上 公基
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.96, no.1, pp.43-49, 2014
被引用文献数
5

本研究は児童の知っている樹木に焦点をあて, どれくらい, どのような樹種名を思いつき, どのように知ったのかを分析することを目的とした。調査は, 神奈川県藤沢市の市立小学校5校の4年生440名の児童を対象に, どのような樹種名を思いつき, 何をきっかけに知ったのかを把握するために, 思いつく樹種名の記入と, その樹種名を知った理由についてのアンケートを実施した。五つの小学校の児童が回答した上位20種をみると, サクラやモミジ等の樹種名であった。これらの回答された樹種名は, 「校内」, 「公園」, 「道」をきっかけに知った児童が多かった。つまり, 学校, 公園, 近くの道にあることで樹種名が認識されており, 児童の周辺環境が影響を与えていると考えられる。それ以外の樹種名では, リンゴ, ヤシ, ブドウ, バナナ, ナシなど小学校周辺ではみられない食用となる果実がなる樹種名が多かった。身近ではみられないこれらの樹種名を知る要因に, テレビの影響も考えられる。また, 授業で習ったため知ったと回答された樹種名もあった。以上のことから, 樹種名を知るきっかけとして校内や公園の環境, 授業等での教育, テレビが影響を与えている可能性が考えられた。
著者
ヴェイユ アンドレ 杉浦 光夫
出版者
日本評論社
雑誌
数学セミナ- (ISSN:03864960)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.p53-57, 1983-04
著者
ヴェイユ アンドレ 杉浦 光夫
出版者
日本評論社
雑誌
数学セミナ- (ISSN:03864960)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.p69-76, 1983-05
著者
杉浦 弘和
出版者
The Japan Society of Coloproctology
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.44, no.3, pp.279-285, 1991 (Released:2009-06-05)
参考文献数
17
被引用文献数
2

目的:潰瘍性大腸炎(以下UCと略す.)におけるロイコトリエンB4(以下LTB4と略す.)の関与を検討するために,大腸内視鏡検査時に採取した組織を利用してLTB4量を測定した.方法:採取した組織をカルシウムイオノフォアで刺激したのち,Bond Elutによる精製方法と高感度のRIAによる定量方法を組み合わせることにより,LTB4量をUC患者および正常者で測定した.成績:UCの検討項目は本症の病態を示す臨床症状・X線的・内視鏡的・臨床データ・病理組織的な分類にわけ比較検討したが,LTB4はいずれの病態分類の程度とも相関して変動していた.結果:著者のLTB4測定法は微量な組織を用いても測定可能であり,UCの臨床症状および内視鏡検査などの画像診断との対比が可能となり,従来報告されている測定方法よりも有用であると思われた.さらに本法で検討すると,UCの病態にLTB4が関与している可能性が示唆された.
著者
小椋 忠志 MAGASSOUBA Aly 杉浦 孔明 平川 翼 山下 隆義 藤吉 弘亘 河井 恒
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回全国大会(2020)
巻号頁・発行日
pp.1Q3GS1105, 2020 (Released:2020-06-19)

生活支援ロボットは,在宅介護労働者の不足に対する有望な解決策である. 一方で,生活支援ロボットの主な制限の1つに,言語を介して自然に相互作用できない点がある. 近年の研究では,data-drivenのアプローチがあいまいな指示の処理に有効であることが示されているものの,大規模なデータセットを必要とすることが多く,その構築は時間と費用を要する. したがって,生活支援ロボットにおける命令文の自動生成手法は,このコストを大幅に削減し,アノテーション作業の負担を軽減することが期待できる. そこで本稿では,入力画像から把持命令文を生成する手法を提案する. 提案手法は,subword-levelの注意機構を持ち,subword embeddingに基づいて文を生成するMultimodal Attention Branchを有する. 実験では,画像キャプショニングに適した4つの標準的な尺度を使用して提案手法とベースライン手法との比較を行った. 実験結果では,提案手法がこれらの尺度においてベースライン手法を上回ることを示した.
著者
杉浦 勢之
出版者
社会経済史学会
雑誌
社会経済史学 (ISSN:00380113)
巻号頁・発行日
vol.52, no.4, pp.514-542,604-60, 1986
被引用文献数
1

The scheme of the postal savings was established in 1875 after the model of the Post Office Savings in Great Britain. This scheme was from the very beginning expected to target such low-income class as workers and peasants rather than ordinary depositors with a proper level of income whom banking institutions usually deemed as their clients. Nevertheless, such socio-economic factors as prematurity of money economy and concentration of modern banking in cities spurred the development of this scheme centering on rather well-to-do olocal landlords. A change in the nature of the postal savings apparent in those initial years surfaced in the mid-1890s. In this period of the so-called Japanese Industrial Revolution after the Sino-Japanese War, modern banking rapidly expanded into the rural areas. Because of this modern banking's advancement, the postal savings experienced an alarming level of decrease in the amount of saving having lost long-standing depositors, wealthy farmers in particular, to modern banking institutions. What must be noted here is that this decrease led to an increase in relative share of low-income depositors in the total composition of the postal savings clients. At the end of the 19th Century, on the other hand, there emerged a need in the Administrative concerns to increase the savings ratio in the low-income class and then lure their petty savings to the postal savings scheme. While, after the Sino-Japanese War, the Administration expanded the fiscal expenditure year after year, a boom in enterprises occured at the same time which led to a spiral growth of the capital outlay on the top of expansion of personal consumption, altogether resulting in a rapid development of demestic demand. All these factors caused a steep rise in prices and a marked decrease in the specie reserve affected by an adverse balance of trade with a consequence of a crisis of the gold standard which had just been effected in 1897. The Government deemed the growing consumption an unproductive one and was determined to adopt a savings promotion policy with an aim of restriction on consumption. As the boom in enterprises negated a possibility for raising government bonds which should have been used for raising of funds to be earmarked for fiscal projects centering on military and infrastructure as well as national economic management in the post-war era of the Sino-Japanese War, the Government had no other choice to subscribe to the bonds by using the postal savings as the fiscal resource. The saving promotion policy at first did not work so effectively as expected. But when the political relation of Japan and Imperial Russia became aggravated and the war broke out, the Government organized a nationalistic savings promotion campaign and created a network of the thrift and saving association nationwide for rather forced saving among the populace. Thus the Government succeeded in reorganizing the postal savings scheme as a national savings institution concentrating on the low-income class during the Russo-Japanese War. The postal savings began to be recongnized as an effective instrument of maintaining the demand control policy necessary to achieve a rapid economic growth under the low "ceiling" of Japan's international payments capacity.
著者
杉浦 美恵子 柴田 興一 斉藤 聡志 西村 芳子 高橋 浩一 佐倉 宏
出版者
日本神経学会
雑誌
臨床神経学 (ISSN:0009918X)
巻号頁・発行日
vol.59, no.8, pp.530-535, 2019 (Released:2019-08-29)
参考文献数
30
被引用文献数
1

症例は41歳女性.腰痛の後,突然,起立時の頭痛が出現し,1週後,右耳閉塞感,めまい,1か月後に右手から始まり,同側の腕,側胸腹部,下肢へ広がるしびれが20~30分間出現し,同症状を繰り返すため入院した.頭部MRIで,円蓋部くも膜下出血(convexal subarachnoid hemorrhage; cSAH),脳皮質静脈血栓,硬膜肥厚,硬膜下血腫を認め,脊髄脳槽シンチグラフィーとCTミエログラフィーで髄液漏出像がみられ特発性低髄液圧症候群(spontaneous intracranial hypotension; SIH)と診断し,ブラットパッチを施行し症状は改善した.SIHは,症候が多彩で診断が困難なことがあるが,本例でみられた繰り返す片頭痛様前兆は,合併したcSAH,脳皮質静脈血栓症に関連し発現した重要な徴候と考えられた.
著者
牧野内 猛 加藤 麻衣 大石 康雄 塚本 将康 武邑 圭司 大島 武 杉浦 武
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.117, no.2, pp.79-94, 2011 (Released:2011-06-02)
参考文献数
19
被引用文献数
1

安城市の地形は,碧海層からなる碧海台地と,その東側の矢作川低地,南西側の油ヶ淵低地に分けられる.市域の地下は,沖積層,碧海層,挙母層,東海層群などによって構成される.沖積層の海成粘土を堆積させた縄文海進は,台地に刻まれた細長い谷の中流部にまで達している.碧海層は,上半部が砂層,下半部は海成粘土層からなり,層厚16~36m,北東部で薄く南西部で厚い.下半部の海成粘土層は三角州の底置層,上半部の砂層は前置層で,海成粘土層を堆積させた海進は,南西の衣浦湾から浸入し,市域の西半部に広がった.碧海層の年代は,下半部の海成粘土層が120~95ka,上半部が95~70kaと推定される.挙母層は,その上部が砂礫層をはさむ砂泥互層からなり,固結度は碧海層よりかなり高い.挙母層の基底は,市域南西縁で標高-100m付近にあり,北東に向かって浅くなり,北東端部では-25m付近にある.東海層群は主として固結した砂泥互層である.西三河平野における地下地質の枠組みを,現時点における試案として提示した.