2 0 0 0 OA 東京名所

著者
井上安治, 小林清親 画
出版者
福田熊二良
巻号頁・発行日
vol.[6], 1877
著者
清水 浩 小林 和生 岩田 博夫 雨宮 浩 阿久津 哲造
出版者
JAPANESE SOCIETY FOR ARTIFICIAL ORGANS
雑誌
人工臓器 (ISSN:03000818)
巻号頁・発行日
vol.20, no.1, pp.203-208, 1991

ハイブリッド型人工膵臓では、ラ島は血管系から切り放されさらに半透膜で被われている。このためハイブリッド型人工膵臓の血糖値変化に応答したインスリン分泌は、当然自然の膵臓からのインスリン分泌とは異なるであろう。本研究では、ハイブリッド人工膵臓の形状、半透膜の膜厚や膜中の高分子濃度等がインスリン分泌に与える影響を、実験と理論の両面から検討を加えた。よく実験値を再現できる数式モデルを組み立てることができた。数式モデルによる解析より、インスリン分泌の動特性に与える影響は、ハイブリッド型人工膵臓の形状よりはラ島を包むハイドロゲル膜の膜厚が大きな影響を与えることがわかった。本研究により、ハイブリッド型人工膵臓作製のための、基礎データを得る膜透過試験評価システムまたインスリン分泌の数式モデルを構築でき、これらは今後新規な封入材料を選定したり、新たなシステムを作製する有効な手段になり得ると考えられる。
著者
林 友直 岡本 良夫 横山 幸嗣 細川 繁 冨田 秀徳 升本 喜就
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.531, pp.19-25, 2003-12-12
被引用文献数
1

その生息域が余りにも広大なため生態の多くが謎に包まれている鯨の生態解明を目指して進めている衛星システムについて述べる。その発端は平成5年に催された第一回衛星設計コンテストに応募し入賞した計画であって、衛星が具えている地球規模データ取得能力を利用している。これは極軌道上を周回する小型衛星により、海上の鯨にとり付けた発信器から送られる種々の生態情報を受信、処理、記録する。地上管制局上空を衛星が通過するとき指令電波を送り、衛星内部に記録された生態情報を地上局に送信させ、これを処理解析するというものである。この衛星(WEOS)は平成14年12月14日、H2Aロケット4号機により地球観測衛星ADEOS-2を打ち上げるさいのピギーバック衛星の一つとして高度800kmの極軌道に投入された。その後重力傾度安定化用マストの伸展にかかわる軌道上運用を経て、衛星アンテナは常に地球を指向しつつ極めて正常に動作している。目下鯨に対する発信器の装着作業を進めているところであるが、このシステムは鯨の生態解明のみならず海難救助、陸棲動物の生態調査、地上環境の監視等にも広く応用が可能である。
著者
小林 淳
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.63-66, 2000-02-20

バキュロウイルスは, 標的害虫を効果的かつ選択的に防除できるので, 化学殺虫剤の魅力的な代替物である.しかしながら, 遅効性などの制限要因により, バキュロウイルス殺虫剤の使用はあまり普及しなかった.即効性改善のための遺伝子操作法がいくつか考案された.遺伝子操作されたバキュロウイルス殺虫剤は, エクダイステロイドUDP-グルコシルトランスフェラーゼ遺伝子(egt)を欠失させたウイルスと外来遺伝子(昆虫ホルモン遺伝子, ホルモン関連遺伝子, 昆虫特異的毒素遺伝子など)を挿入したウイルスの2種類に分類される.これまで試された中で, 昆虫特異的毒素を発現する即効性バキュロウイルスが化学殺虫剤と対抗しうる効果を示した.昆虫特異的サソリ毒(AaITやLqhIT2)を発現する組換えAutographa californica核多角体病ウイルス(AcNPV)の欧米における野外試験は, 野外での殺虫即効性と作物の食害の減少を立証した.現在までに蓄積したデータは, 昆虫特異的サソリ毒の挿入がバキュロウイルスの安全性を損なわないことを示している.組換えバキュロウイルス殺虫剤の実用化にとって重要な問題点についても考察した.
著者
林 一雅
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.34, no.Suppl., pp.113-116, 2010-12-20 (Released:2016-08-07)
参考文献数
8
被引用文献数
3

本研究の目的は,アクティブラーニングを導入するために教員に対して授業支援を行うために,ICT支援型ラーニングスペースで実施された授業の類型化をすることである.レスポンスアナライザやタブレットPCなどのICTを活用したアクティブラーニングの授業を参与観察し,その授業形態や什器の配置から類型化を行った.その結果,講義+ディスカッション型,タブレットPC活用型,プレゼンテーション型,実習型の4類型を見出した.これらのことから,アクティブラーニングが行われる同一のラーニングスペースであっても教員や授業内容により多様な学習空間の利用方法があることを明確にした.さらにそれぞれの類型の特徴を指摘し,目的に応じた方法がとられるべきであることを指摘した.
著者
古橋 良一 小林 正彦 金子 美博
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. CS, 通信方式 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.455, pp.153-157, 2009-02-23

卒業論文や修士論文など,審査員を伴う論文発表を幾つかの会場で並行して行う場合,同一の審査員が担当する発表が重ならないようにする,同一の研究室は連続して発表する,審査員の会場移動は最小限にするなど,様々な条件のもとで発表プログラムを作らなければならない.我々はこれまでこのようなプログラムを自動作成するためのソフトウェア「江戸っ子」を開発してきた.江戸っ子のアルゴリズムは,各会場での発表件数を均等にすることから始めて,それらの条件を満たすように設計されている.しかし,そのような均等性や連続性を同時に満たさないような事例に今回遭遇した.この事例に対処するためには,これまでのアルゴリズムを改良して,「江戸っ子」をバージョンアップする必要がある.本稿ではこれについて報告する.
著者
結城 康夫 早川 洋司 平林 久和
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.32, no.11, pp.641-644, 1975
被引用文献数
2

2-アミノ-4-<I>N</I>-メチルアニリノ-6-イソプロペニル-1,3,5-トリアジンの溶液重合を検討した. アゾビスイソブチロニトリルを開始剤として, 重合温度を変えてジメチルスルホキシド溶液重合を行った. その結果平衡モノマー濃度 ([M] <SUB>e</SUB>) は60℃では0.067mol/<I>l</I>, 70℃では0.114mol/<I>l</I>, 80℃では0.187mol/<I>l</I>となった. これより重合熱として-12.0kcal/mol, 重合のエントロピ-として-30.7cal/Kmolの値を得た. また解重合を仮定した重合速度式として,<BR><I>R</I><SUB>p</SUB>=2.5×10<SUP>7</SUP>exp (-15300/<I>RT</I>) [I] <SUP>0.5</SUP> ([M] - [M] <SUB>e</SUB>)<BR>を得た.
著者
結城 康夫 平林 久和 川瀬 薫 鯛家 忠男
出版者
The Society of Polymer Science, Japan
雑誌
高分子論文集 (ISSN:03862186)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.173-177, 1977

ガラス転位温度 (<I>T</I><SUB>g</SUB>) 16℃のガラス状2-アミノ4-<I>N</I>-メチルアニリノ-6-イソプロペニル-1,3,5-トリアジン (AMIT) について, -78℃にて<SUP>60</SUP>Co-γ線を照射した試料の過冷却液体状態での後重合を検討した. 照射試料のDSC測定の結果は<I>T</I><SUB>g</SUB>を過ぎた41℃から後重合による発熱がみられた. また30~110℃での後重合の結果, 重合温度に依存する重合率の飽和値がみられた. この重合率の飽和は活性種の失活によらず, 系のガラス化に依存することをESRスペクトル, Gordon-Taylorプロットなどにより確認した.
著者
農林省農業技術研究所家畜部繁殖科 台湾省政府農林庁農業試験所畜産試験分所
出版者
日本繁殖生物学会
雑誌
家畜繁殖研究會誌 (ISSN:04530551)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.59-61, 1956-09-20 (Released:2009-08-14)
参考文献数
3

昭和29年即ち民国42年の夏に日本千葉市にある農林省農業技術研究所家畜部から台湾省台南の新化鎮にある台湾省農業試験場畜産試験分所及び台北市にある農林庁に牛及び豚の精液が空輸された。空輸時間は約7時間であつた。輸送状況及び結果は次の通りである。牛の場合は5回に亘つて4頭8例の精液をセミナンで4,5倍に稀釈し4℃の輸送器に入れて台南県下及び台北市に輸送された。精液採取より到着時の活力検査までの時間は23~49時間,採取から授精までの経過時間は24~55時間であつた。5回中1回は輸送器の温度が輸送中に上昇し,この精液は授精試験から除外された。輸送精液を22頭に各1発情だけ授精し7頭受胎,即ち31.8%の受胎率を得た。供試牝牛中には授精条件の不適なものが多く,授精適期の健康な牝牛を選定すれば更に良好な成績が期待出来ると思われる。豚の場合は3頭7例の精液を原精液にサルファ剤を添加しただけのもの,サルファ剤添加卵枸糖液で倍量に稀釈したもの,及びセミナンで倍量に稀釈したもので,15℃にして輸送した。精液採取より到着までの時間は23~49時間で,到着時の温度は発送時よりも5~11℃上昇していた。然し到着時の精子の活力は1頭を除く他の2頭で70~90 ?? の良好な成績が得られ,静置した対照と余り変る処がなく,充分授精の可能性があることを知つた。本実験では4頭に授精して2頭が受胎した。

2 0 0 0 OA 家畜衛生統計

著者
農林省畜産局 [編]
出版者
農林省畜産局
巻号頁・発行日
vol.第9次, 1941
著者
林 和弘 太田 暉人 小川 桂一郎
出版者
社団法人情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.188-192, 2006-04-01
被引用文献数
1

日本化学会は1989年から英文論文誌の電子化に着手し,試行錯誤の末,J-STAGEを効果的に利用した日本独自の電子ジャーナルを構築した。その結果,読者数の増大と,投稿数の増大につながり,出版期間の短縮と事業収支の改善にも成功した。この結果を踏まえて,2005年より電子ジャーナルの有料化を開始し,一定のアクセスを確保しながら電子ジャーナルの購読管理体制を整えることができた。本稿では,日本化学会電子ジャーナル事業の現状と,オープンアクセスへの対応,さらに,より良質のジャーナルを目指して行っている取り組みを紹介し,日本の学会系英文誌出版の課題について考察する。
著者
長張 愉美 高橋 秀理 小林 峰子 小林 雅人 正田 聡 豊田 利男 白石 史典 平塚 卓 平塚 秀雄
出版者
JAPAN SOCIETY OF NINGEN DOCK
雑誌
健康医学 : 日本人間ドック学会誌 (ISSN:09140328)
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.294-297, 1998-11-30
参考文献数
2

ドックに大腸検診を導入するに当たり,最も障害になるのは,その前処置となるポリエチレングリコール:ニフレック(以下PEG)の内服である。PEGの負担を減らす方法は,(1) 男性に対しては,抹茶味PEGを主軸に当日大量嵐内服(2) 女性に対しては,年齢,嗜好に合わせて,抹茶味PEGを主軸に複数のフレーバーを使用し,前日の食事制限などを含あ,こまやかな配慮が望まれる。
著者
Kelly James P. 小林 収
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1047, pp.66-69, 2000-06-26

問 UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)は米国における物流のトップ企業で、宅配便の「本家」です。ただ、3兆円近い売上高にもかかわらず、株式は非公開でしたね。 答 当社は創業から1999年10月まで92年もの間、非公開企業でした。何年も公開すべきかどうか検討は重ねてきましたが、その必要がなかったのです。
著者
大林 一広
出版者
一橋大学
雑誌
一橋法学 (ISSN:13470388)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.429-445, 2011-03