著者
廣森 友人
出版者
全国英語教育学会
雑誌
全国英語教育学会紀要 (ISSN:13448560)
巻号頁・発行日
vol.23, pp.361-372, 2012 (Released:2017-04-24)

Recent research investigating how the motivation to learn English can be enhanced has included several studies that discussed numerous motivational strategies (i.e., methods and techniques to generate and maintain the learners' motivation). However, in order for the outcomes of these studies to be fully utilized in actual classroom settings, they need to be used diagnostically and applied directly to the subsequent educational improvement. This study examined how English learners perceive motivational strategies, and whether instructional practice in keeping with the appraisal of these perceptions influences their motivation toward English learning. The results showed that (1) learners with different motivations appraised the effectiveness of motivational strategies in different ways, and (2) less motivated learners seemed to benefit the most from the instructional practice using motivation diagnosis as references. Based on the results, some educational implications and directions for future research are provided.
著者
白仁田 和久 筒井 光夫 森澤 仁 阿南 直幸 田中 卓也 服部 尚道
出版者
Japan Chapter of International Geosynthetics Society
雑誌
ジオシンセティックス論文集 (ISSN:13446193)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.383-388, 2013
被引用文献数
2

東日本大震災で甚大な被害を被った三陸鉄道北リアス線は,平成26年4月の全線開通を目指し,現在,小 本・田野畑間の復旧工事が進められている.本工事において,河川交差部の門形カルバートおよび道路交差部 の2橋梁部の計3カ所において,補強盛土一体橋梁(以下,GRS一体橋梁)が採用された.本報告は,これら GRS一体橋梁の施工事例を報告する.
著者
永田 敏夫 森田 泰史 藤田 秀樹 福司 亜弥
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.16, 1999

We can observe the fringes, when we superpose two sheets drawn the stripes or concentric circles. Why can we get such a strange shadow finges? Why can we get the change of fringes pattern with moving sheets slightly? You can enjoy the net sheet superposing and observe the curveture of your own body and your feature by way of moire fringes.
著者
永田 敏夫 森田 泰史 藤田 秀樹 福司 亜弥
出版者
日本物理教育学会
雑誌
物理教育学会年会物理教育研究大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.16, 1999

We can observe the fringes, when we superpose two sheets drawn the stripes or concentric circles. Why can we get such a strange shadow finges? Why can we get the change of fringes pattern with moving sheets slightly? You can enjoy the net sheet superposing and observe the curveture of your own body and your feature by way of moire fringes.
著者
岩間 雄太 伊藤 孝行 佐藤 元紀 森 顕之 鳥居 義高
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

企業サービスの多様化によりユーザからのサポートセンターへの問い合わせが増加している.ユーザ対応に時間がかかり,迅速かつ正確に対応することは困難であり,サポートセンターが人手で行う作業の自動化が求められている.本論文では,文書間の参照構造を利用するアルゴリズムを利用し,ユーザの質問に対して精度の高い回答を提示するシステムを実装する.また,本システム有用性を既存システムと比較して評価する.
著者
森下 みさ子
出版者
日本幼稚園協会
雑誌
幼児の教育 (ISSN:02890836)
巻号頁・発行日
vol.108, no.2, pp.8-13, 2009-02-01
著者
一ノ瀬 修吾 白松 俊 大森 友子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本研究では,鍬に熟練した農作業経験者の動作データを蓄積することで,農業初心者の鍬の使い方との違いを比較分析し,アドバイスするシステムの実現を目指す.そのために,農作業経験者の鍬動作をKinectを使って記録・蓄積しておく.本稿では,蓄積された鍬動作のデータと,初心者の鍬動作とを比較可能にするために,空間的な回転を施して正規化する機構と,時間的に分割して動作プリミティブを抽出する機構を試作した.
著者
田爪 聡 榊 剛史 坂田 一郎 森 純一郎 大知 正直
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

twitterを用いたマーケティング解析は広く行われているが、投稿数や感情分析が主流であり、テキストの内容に着目した解析は十分に行われていないのが現状である。そこで、本研究ではtwitterから得られたテキストデータに対しトピックモデル解析を行い、トピックの時間ごとの移り変わりを調べた。またそこから各トピックに関する投稿数を推定することで、各アニメーション作品の売り上げ予測の精度向上が確認された。
著者
佐野 晴洋 山下 節義 川西 正祐 井口 弘 吉永 侃夫 小城 勝相 塚本 幾代 藤田 博美 岡本 浩子 加藤 伸勝 宮本 宣博 浮田 義一郎 山根 秀夫 森 律 池田 栄三 乾 修然 藤岡 惇 阿部 醇吉
出版者
日本衛生学会
雑誌
日本衛生学雑誌 (ISSN:00215082)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.566-579, 1982-06-30 (Released:2009-02-17)
参考文献数
32
被引用文献数
1 3

An epidemiological survey and clinical investigations were carried out on 162 retired workers from manganese mines and ore grinders, who were the residents of the Tamba district of Kyoto Prefecture. Most of the workers had been employed in small industrial factories with less than five employees under very poor working conditions. Fifty-five percent of them had worked in the mines and factories for longer than 11 years. Forty-six percent had been retired for 11-20 years, whereas 27% for longer than 21 years. A group of 124 people living in the same region but who had not been exposed to manganese served as the control group.The incidence of subjective symptoms associated with chronic manganese poisoning such as emotional instability, psychomotor irritability and neurologic abnormalities was apparently high in the experimental group and it increased with the period of exposure to manganese dust. Twenty-eight percent of the workers reported the subjective symptoms while they were employed, but 45% of them reported as late as six years after they retired.Of the retired workers, five (3.1%) had parkinsonism, three (1.9%) showed symptoms of hemiparkinsonism, and fifteen (9.3%) showed neurological symptoms including maskedlike, gait unbalance, slurred speech and imparied fine movements. Forty-five percent of these patients recognized these abnormalities for more than five years after they had left the contaminated workings. It is noteworthy that 39% of the retired workers were diagnosed as having pneumoconiosis.Some of the problems encountered in diagnosing manganese poisoning after exposure has been terminated is also discussed here.
著者
入谷 誠 山嵜 勉 大野 範夫 山口 光国 内田 俊彦 森 雄二郎 黒木 良克
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法のための運動生理 (ISSN:09127100)
巻号頁・発行日
vol.7, no.1, pp.47-54, 1992

下肢障害の理学療法の目的は下肢機能の再建である。下肢の機能と下肢筋力とは切り放して考えることはできないが、我々は個々の筋力強化を行うのではなく、下肢全体の統合された機能を最大限に発揮させることにより、筋力も自然と改善され、結果的に機能をよリ早期に、また効率よく改善することができるものと考えている。したがって我々の理学療法は機能的な診方、特に下肢各関節の相互の関連を中心に診て、荷重位での機能的な訓練を中心に行っている。ここでは主として正中位感覚獲得法、テーピング、足底挿板(Dynamic Shoe Insole)について紹介した。
著者
森本 道孝
出版者
近畿大学経済学会
雑誌
生駒経済論叢 (ISSN:13488686)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.147-164, 2011-03

[概要] 本稿では, 現代アメリカ劇作家サム・シェパードの『埋められた子供』と, デイビッド・ヘンリー・ホワンの『家族礼拝』に登場する男たちが, ガラスなどの表面に自身の祖先の姿を幻視することの意味を, 彼らがアイデンティティに不安を感じており, 自身のルーツをたどろうとしている証だととらえ, 考察する。また, これら二つの劇の共通性や, 白人とアジア系という出自の違う二人の作家間の影響関係についても考える。[Abstract] The purpose of this paper is to examine the male characters in Sam Shepard's Buried Child and David Henry Hwang's Family Devotions. Since they have some anxiety about their own identities, they are haunted by the illusions of their own ancestors which are shown on the surface of the glass. They try to trace their own roots in order to relieve their anxieties. We see a similarity between these two plays and examine whether Shepard, a great white hope, had an influence on Hwang, an Asian American.
著者
森本 道孝
出版者
近畿大学英語研究会
雑誌
Kinki University English Journal = 近畿大学 英語研究会 紀要 (ISSN:18827071)
巻号頁・発行日
no.5, pp.67-78, 2010-01-01

サム・シェパードの『地獄の神」のラストシーンでは、エマがただ一人舞台に残り、家に起こった危機を夫に知らせるためにポーチのベルを鳴らす。彼女の意思に反し、家の中はウェルチによってアメリカへの愛国心を示すもので満たされていくが、これはアメリカ国民が知らぬうちに愛国心を強要されている状況をも示す。この劇のタイトルはプルトニウムの語源である地獄神プルートを示すが、この物質の持つ見えざる浸透力はアメリカ国民に蔓延しているアメリカ国家の持つ力への盲目的な信念の忠実なメタファーとなっている。作中でヘインズが言うように、個人と国家の問題の境界は消失し、エマのベルはアメリカ国民の現状への警鐘の役目を担っている。これらの点から、この劇をもってシェパードがより視野を広げ、政治的視点をこれまでより明確に示していることを指摘したい。近畿大学非常勤講師
著者
新原 弘明 伊藤 淳子 宗森 純
雑誌
2016年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 (ISSN:1884197X)
巻号頁・発行日
vol.2016, 2016-09-16

リッチなコミュニケーションを提供するために心拍数伝達システムを提案する。本研究の目的は、ユーザに与える効果を比較検討することである。既存のオンラインゲームと共にスマートウォッチを使用した本システムを用いて、システムの効果を検証する。
著者
本橋 英明 小畑 満 森本 慎吾 加藤 俊介 桑山 隆志 岡本 直子 石田 孝雄 杉原 健一
出版者
一般社団法人 日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.37, no.12, pp.1939-1943, 2004 (Released:2011-06-08)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

症例は86歳の女性で, 腹痛を主訴に外来受診し, 腹部単純X線検査にて腸閉塞と診断され入院となった. ガストログラフィン注腸検査ではS状結腸に高度の狭窄が見られ, 腹部造影CTで同部位に浮腫性変化による壁肥厚と憩室を認めたため, 憩室炎による腸閉塞と診断した. 大腸内視鏡は, 腸の屈曲が強く病変部まで挿入できなかった. 開腹するとS状結腸周囲は炎症が激しく, 強固に癒着していたが剥離可能であった. 口側の大腸は著しく拡張していたため大腸亜全摘を施行した. 切除標本の肉眼所見ではS状結腸は約6cmの壁肥厚を伴う狭窄が見られた. 病理組織学的所見では異型性のない大腸粘膜と, 筋層の肥厚, 著しい炎症細胞浸潤が認められ, 憩室による筋層の肥厚に, 浮腫性の変化が加わって狭窄がおきたと考えた. 悪性所見は認めなかった. 大腸憩室症の合併症は多彩であるが, 腸閉塞となり, 手術を要した症例の報告は少ないことから, 文献的考察を加えて報告する.
著者
瀧上 陽登 浦辺 幸夫 前田 慶明 藤井 絵里 森山 信彰
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.43 Suppl. No.2 (第51回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.1254, 2016 (Released:2016-04-28)

【はじめに,目的】ラグビーやアメリカンフットボールなどのコンタクトスポーツは,頭頸部に外傷をきたしやすい競技である。その予防策として頸部の筋力強化が指導され,さらに外力による衝撃を吸収する目的でマウスガード(Mouth Guard:MG)の使用が認められている。過去にMG装着によって頸部屈曲筋力は増加するが,伸展筋力に差はないという報告がある。これはMG装着により筋力発揮時に咬合力が高まった結果と考えられる。これまで,MG装着が頸部筋力発揮時に咬筋や頸部筋の活動に変化を与えるのかは明らかにされていない。本研究はMGを装着し,頸部最大等尺性運動時に咬筋および頸部筋の活動が高まるか,さらに,運動方向による違いがあるかを明らかにすることを目的とした。【方法】対象は,頭頸部と顎口腔領域に疾患および外傷のない健常男子ラグビー部員16名(身長174.8±5.8cm,体重73.0±8.2kg)とした。MGは同一の専門医によって作成された。対象は椅座位をとり,胸部と肩,腰部および大腿部をベルトで固定した。MG装着と非装着の2条件で3秒間の最大等尺性運動を行った。運動方向は前(0°)後(180°)ならびに左右(90°)方向,さらにその中間の方向を加えた計8方向とし,各3回測定した。等尺性筋力はμTas F-1(アニマ社)を用いて測定した。筋活動量はPersonal-EMG plus(追坂電子機器社)を用い,右側の咬筋,胸鎖乳突筋および板状筋を記録し,1秒間の面積積分値とした。いずれも平均値を代表値とした。統計学的検定には,ExcelアドインソフトStatcel 3(オーエムエス出版社)を使用した。各方向でのMG装着と非装着の差の比較に,対応のあるt検定とWilcoxonの符号付順位和検定を用いた。危険率5%未満を有意とした。【結果】頸部筋力(MG装着,MG非装着)の平均値(N)はそれぞれ0°(145,135),右45°(148,138),左45°(150,141),右90°(178,158),左90°(168,152),右135°(219,203),左135°(209,193),180°(278,261)となり,MG装着が全方向で有意に大きくなった(p<0.01)。筋活動量の平均値(mV/sec)について,咬筋は0°(1.7,1.1),右45°(1.8,1.2),左45°(1.7,1.0),右90°(1.7,1.0),左90°(1.7,0.6),右135°(1.4,0.9),左135°(1.3,0.7),180°(1.3,0.6)となり,MG装着が全方向で有意に大きくなった(p<0.01)。胸鎖乳突筋は0°(3.2,2.9),右45°(3.0,2.8),右90°(2.7,2.5),右135°(1.7,1.4)で有意に大きくなった(p<0.05)。板状筋はいずれの方向でも2条件間に有意な差は認められなかった。【結論】本研究では,先行研究と異なりMG装着時に全方向で頸部筋力の増加を認めた。その増加率は側屈方向で最も高かった。筋力の増加が少ないとされていた伸展方向でもMG装着で約6%の増加が確認され,咬筋の活動量も大きくなっていた。このようにMG装着が頸部筋力に与える影響については,さらに検証をする必要があり,現場での正しい使用についての指導を進めてゆきたい。