著者
一色 竜也 片山 知史
出版者
神奈川県水産技術センター
雑誌
神奈川県水産技術センター研究報告 (ISSN:18808905)
巻号頁・発行日
no.2, pp.43-49, 2007-03

・ヒラメ種苗の胃のpHは胃内容物の有る場合は平均5.5(5.1-6.2)、無い場合は6.3(6.0-6.5)であった。・腸管は胃内容物の有る無しで差は認められず、そのpHは平均6.3(6.0-6.5)であった。・3種類の濃度(2mg/ml、10mg/ml、20mg/ml)ともALCを内包したマイクロカプセルの作成が可能であった。・MALC餌料区及びDALC餌料区において、耳石上に標識として十分に判別可能な個体が得られた。・MALC餌料区はDALC餌料区に比べ標識率(標識として判別できる個体の割合)が少なかった。・ALC溶液は作成後、10日間は標識力を保持していた。
著者
久保 慶三郎 岡田 恒男 関 松太郎 高梨 晃一 宇田川 邦明 龍岡 文夫 田村 重四郎 柴田 碧 藤田 隆史 半谷 裕彦 後藤 博司 松井 長行 片山 恒雄
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.11, pp.p411-427,図巻頭8p, 1978-11

1. まえがき : 2. 地震の概要, 久保, 慶三郎 : 3. 建築物の被害, 岡田, 恒男関, 松太郎高梨, 晃一宇田川, 邦明 : 4. 土木構造物の被害, 龍岡, 文夫田村, 重四郎 : 5. 産業施設・危険物施設の被害, 柴田, 碧藤田, 隆史 : 6. 福島県における被害の概要, 半谷, 裕彦後藤, 博司松井, 長行 : 7. 都市供給施設の被害と復旧, 片山, 恒雄1978年6月12日午後5時14分頃,牡鹿半島沖約100kmを震央として発生したマグニチュード7.4の宮城県沖地震は,仙台市を中心とする宮城県のほか福島県・岩手県などで土木・建築その他各種の構造物や施設に大きな被害を与えた.この報告は,地震工学に関係する本所の各専問分野の研究者が行った宮城県沖地震の被害調査の結果を速報的にまとめたものである
著者
田村 嘉麿 松野 浩之 片山 哲也
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.12, pp.10-15, 2000-12

アジア最大規模のパソコン展示会「WORLD PC EXPO 2000」が,東京ビッグサイトで2000年10月17日から21日まで開催された。アップルコンピュータは日本語版の「Mac OS X Public Beta」やKey LimeのiBookなどを初披露。CPUアップグレードカードやFireWire機器,PhotoshopやOfficeの新版,Palm関連の新製品などが注目を集めた。
著者
田村 重四郎 岡本 瞬三 久保 慶三郎 片山 恒男 韓 国城 小川 好 野中 昌明
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.34, no.1, pp.p10-24,図巻頭8p, 1982-01
被引用文献数
1

小特集:海域・唐山地震の被害と中国の耐震研究1975年海域地震、1976年唐山地震によって中国では甚大な人的および物的被害が生じた。本報告は、東京大学生産技術研究所の耐震工学の研究者を中心とした調査団が1981年夏に中国を訪問して海域県・唐山市・天津市をはじめとする各地で調査した結果をとりまとめたものである。この調査によって、両地震による建築物・土木構造物等の被害の実体がかなり明らかになった。特にレンガ造りの構造物の脆弱さが再認識された一方、よく設計・施工されている構造物の被害は少なかったことがわかった。
著者
荻 芳郎 川口 健一 大矢 俊治 片山 慎一朗 熊谷 祥吾 櫻井 重喜
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会技術報告集 (ISSN:13419463)
巻号頁・発行日
vol.16, no.33, pp.821-826, 2010-06-20 (Released:2010-06-18)
参考文献数
8
被引用文献数
2

Damage to non-structural components in large roof buildings, failed during the Iwate-Miyagi Nairiku Earthquake in 2008 or an earthquake in the north shore of Iwate prefecture in July 24th of 2008, is reported.The northeastern region of Japan had been hit by major earthquakes frequently in recent years. Nevertheless, the similar damage had been repeated, since the failed parts had been fixed and recovered always with no essential improvements.
著者
川口 健一 荻 芳郎 大矢 俊治 片山 慎一朗 熊谷 祥吾 櫻井 重喜
出版者
東京大学生産技術研究所
雑誌
生産研究 (ISSN:0037105X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.541-554, 2008 (Released:2009-02-13)
参考文献数
2
被引用文献数
1

2008年に東北地方で発生した2回の大きな地震, 「岩手・宮城内陸地震」及び「岩手県沿岸北部地震」, がもたらした, 大規模集客施設における非構造材の被害に関して, 我々の研究室で行った現地調査の結果について報告する.特に天井を中心とする非構造材の落下被害の観察された9施設について被害概要を報告する.東北地方は繰り返し地震被害にあっているが, 施設の復旧は原状復帰が主であり, 同じ被害を繰り返している.過去の地震被害の教訓が生かされていない実状がはっきりと分かった.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
片山 晃男
出版者
Waseda University
巻号頁・発行日
2004-02

制度:新 ; 文部省報告番号:甲1844号 ; 学位の種類:博士(工学) ; 授与年月日:2004/3/15 ; 早大学位記番号:新3697
著者
片山 直登 百合本 茂
出版者
流通経済大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2013-04-01

本研究では,現実のネットワーク設計問題において考慮すべき様々な条件を考慮したモデルを提案し,これらに対する解析,および容量スケーリング法,限定した分枝限定法や行・列生成法などを含む解法の開発を行った.続いて,基本的な容量制約をもつネットワーク設計問題に対して,デリート法を改良した貪欲法と容量スケーリング法を組み合わせた高速な新しい貪欲法を開発した.この高速解法を確率的シナリオ解析モデルに組み込むことにより,ロバストネスを考慮した新しいサプライチェーンネットワーク設計モデルに対する解法を開発した.
著者
片山 寛則 菅原 悦子 植松 千代美 池谷 祐幸
出版者
神戸大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

東北地方より収集したイワテヤマナシを含む野生ナシ、在来品種の有用形質評価(香気、加工特性、早晩性)と新規利用法の開発、個体識別を行った。収集個体は香気成分、有機酸、糖類ともに多様性が高かった。在来品種'サネナシ''ナツナシ'は香りの強いエステルが存在しニホンナシやセイヨウナシとは異なるさわやかな香りだった。'ナツナシ'などニホンナシの約7倍の有機酸量をもつ個体も存在し優れた加工特性を示した。
著者
片山 真也 合田 拓史 白松 俊 大囿 忠親 新谷 虎松
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

本研究では,複数人のユーザが,サーバ上の資料に対して,協調的な作業を行うことのできるWebアプリケーションの実現を目的としている.本Webアプリケーションは,サーバ上の資料が増加するに連れて,ユーザが目的とする資料へのアクセスが遅くなるという課題がある.これは,資料の読み込みがボトルネックとなっているためである.本稿では,資料アクセス前処理機構を提案,実装することにより,その有用性を示した.
著者
石渡 明子 北村 伸 野村 俊明 根本 留美 石井 知香 若松 直樹 片山 泰朗 川並 汪一
出版者
日本医科大学医学会
雑誌
日本医科大学医学会雑誌 (ISSN:13498975)
巻号頁・発行日
vol.9, no.1, pp.14-19, 2013 (Released:2013-03-11)
参考文献数
11

Aim: Community Consultation Center was established in 2007 as a core facility of a project entitled "Community Support Network for Citizens with Mild Cognitive Impairment and Dementia" subsidized by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology. This study reports the activity within the facility and users' outcome. Methods: At the facility, users consulted their memory problem, and a screening tool with a touch-panel type computer (TP) was used to check their memory loss. Dementia was suspected when the TP score was 12 or less points, and clinical psychotherapist implemented Mini-Mental state examination. All the results were summarized in reports, and we prompted users to see their primary doctors, or nearby medical institutes that we offered. In this study, we asked these medical institutes of their outcome. Informed consent was obtained from all users. Results: A total of 2,802 people visited the Center, and 1,565 people registered (male/female=519/1,046; mean age, 74 years). 561 people used the center twice or more. Among 1,354 who had TP, 722 users got a score under 12 (46.1%). A total of 409 responses from medical institutes were collected. The data revealed that Mild cognitive impairment (MCI) was 11.2%, Alzheimer's disease was 37.1%, and vascular dementia was 8.00%. Conclusion: These results indicate that approximately half of the users of the Center was suspected dementia, and a prevalence of both MCI and dementia reached to about 60%. This Center has proven to be useful for early detection and diagnosis.
著者
伊勢 雄也 恩田 光子 三浦 義彦 島崎 真知子 川田 佳子 萩原 研 片山 志郎 菊池 有道 亀井 美和子 小林 宏司 白神 誠
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.127, no.6, pp.1021-1025, 2007 (Released:2007-06-01)
参考文献数
9
被引用文献数
2 5

The contents of pharmacist interventions, which were carried out by the ward pharmacists in their routine pharmacy service activities, were sorted and analyzed to evaluate the contributions of pharmacists. In the ward where pharmacists were stationed, there were a total of 196 cases of pharmacist intervention. The prescription was changed in 170 cases, giving a rate of prescription change of 86.7%. The breakdown of the pharmacist intervention was as follows: “efficacy/safety”, 106 cases, followed by “dosage regimen” (48 cases) and “compliance” (10 cases). Cost savings achieved during the investigation period were calculated to be 440,639 yen, and cost avoidance was valued at 1,941,847-3,883,695 yen using the Diagnosis Procedure Combination (DPC). The results of the present investigation showed that pharmacists contribute to through not only their pharmacy services, but also through the promotion of proper drug use and risk management, thereby contributing to hospital management through cost savings and avoidance.
著者
片山 泰男
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告オーディオビジュアル複合情報処理(AVM)
巻号頁・発行日
vol.1994, no.53, pp.33-40, 1994-06-24
被引用文献数
3

MPEG?2 Mainプロファイル技術の量子化、符号化機構についてインターレース対応技術要素と、ハイクオリティ対応技術に分類して解説する。IDCTミスマッチ対策については、IDCTミスマッチの原因を示し、種々のミスマッチ対策方法の実験的比較を行ない、MPEG?2に選択された新たなミスマッチ対策を示す。This paper discribes the quantization and coding techniques classified as interlace techniques and high quality techniques, in the MPEG-2 Main Profile techniques. About IDCT mismatch control, the cause of IDCT mismatch are shown, and mismatch protections are experimentally compared, and the mismatch control sellected are shown in this paper.
著者
片山 浩
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 = Journal of the Japanese Society of Intensive Care Medicine (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.115-121, 1998-04-01
参考文献数
12
被引用文献数
3

現在行われている持続血液浄化法の3形態,持続血液濾過(CHF),持続血液透析(CHD),持続血液濾過透析(CHDF)の物質除去効率の違いを,血中尿素窒素(分子量60),ビタミンB12,(分子量1,355),デキストラン(分予量4,400),チトクロームC(分子量12,400),ミオグロビン(分予量17,800)のクリアランスを計測することにより検討した.血液流量は100ml・min-1,浄化器はPAN (polyacrylonitrile)膜を使用した.CHFはいずれの分子量領域においても,濾過量にほぼ等しいクリアランスを示した.CHDは小分子量物質ではCHFと同等のクリアランスを示したが,分子量が増大するに従って,透析液流量を増加させてもクリアランスが増加しにくくなった.CHDFのクリアランスは常にCHDとCHFの間にあった.
著者
片山 敦司 坪田 敏男 山田 文雄 喜多 功 千葉 敏郎
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
Japanese journal of zoo and wildlife medicine (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.26-32, 1996-02
参考文献数
24
被引用文献数
8

1991年3月から1993年8月までの間に, 岐阜県および京都府で捕殺された雌ニホンツキノワグマ(Selenarctos thibetanus japonicus)19頭の生殖器の肉眼的および組織学的観察により, 性成熟年齢, 排卵数, 着床数, 一腹産子数および繁殖歴などを推定した。卵巣の重量および大きさは加齢に伴って増加の傾向を示した。その傾向は未成熟個体で顕著であり, 性成熟個体で緩やかであった。黄体および黄体退縮物の存在を性成熟の基準とした場合, 4歳以上の全ての個体は性成熟に達していると判定された。しかし, 4歳未満でも性成熟に達する例も存在することが示唆され, 性成熟に達する年齢には個体差があることがうかがわれた。黄体, 黄体退縮物および胎盤痕の観察と連れ子の数から平均排卵数は1.89, 平均着床数は2.00, および平均連れ子頭数は, 1.86と算定された。さらに, 黄体退縮物の組織学的観察により, 捕殺時点における過去の総排卵数の推定を試みた。その結果, 黄体および黄体退縮物の数と交尾期経過回数には正の相関が認められた。しかし, 黄体およびその退縮物の数にはばらつきがあり, 交尾期経過回数との間に大きな差が認められる例もあった。
著者
片山 覚嗣
出版者
東京大学大学院新領域創成科学研究科 基盤科学研究系 物質系専攻
巻号頁・発行日
2008-03-24

報告番号: ; 学位授与年月日: 2008-03-24 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(科学) ; 学位記番号: 修創域第2369号 ; 研究科・専攻: 新領域創成科学研究科物質系専攻