1 0 0 0 OA 近代文学十講

著者
厨川白村 著
出版者
大日本図書
巻号頁・発行日
1912
著者
Qi 旗 坂本 亘 白旗 慎吾
出版者
応用統計学会
雑誌
応用統計学 (ISSN:02850370)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.135-150, 1998-03-16 (Released:2010-03-03)
参考文献数
20
被引用文献数
1 2

回帰分析は統計的データ解析の本流を成し,多くの分野で適用されている.回帰関数としては通常単一の滑らかな関数を考えることが多いが,回帰関数がある点を境に折れ曲がっているように見えることがある.そのような場合は,回帰関数として単一の関数を想定するよりも,独立変数に2つの相があり,各相で異なる回帰関数を当てはめる方が自然であろう.本論文では回帰関数として1次式を考え,単純直線回帰を帰無仮説,ある未知の点(変化点)を境にして連続ではあるが折れ曲がった2相直線回帰を対立仮説とした検定問題に対する尤度比検定を考える.この場合,検定統計量の厳密分布を求めることは現実には困難であり,漸近的にも標準の漸近理論の仮定が成立せず,したがって対数尤度比検定統計量にカイ2乗近似を用いることができない.この点に関し多くの研究者により様々な議論が展開されてきたが,現在のところ実用的な結論は得られていない.本論文ではそれらの議論を検証し,尤度比検定統計量の実用に耐える近似帰無分布を導いた.さらに,誤差分散の大きさ,独立変数の配置により帰無分布がどう変わるか,また検出力がどう変わるかを調べ,棄却点が分散の大きさにはあまり依存しないことを示した.また,高い検出力を持つ配置が経験的に得られた.

1 0 0 0 OA 神籖五十占

著者
白幡義篤 著
出版者
岡田屋嘉七等
巻号頁・発行日
1870
著者
長野 行紘 白石 徹治 村上 正人 小寺 学 DRYSDALE Jeanette
出版者
JAPAN WOOD PRESERVING ASSOCIATION
雑誌
木材保存 = Wood preservation (ISSN:02879255)
巻号頁・発行日
vol.22, no.2, pp.82-95, 1996-03-25
被引用文献数
3

The purposes of this report were to impove the efficacy agaist a brown rot fungus, Tyromyces palstris, by mixing various cobiocides to the inorganic preservative reported in prior paper. The efficacy of the preservatives was estimated by the method of JIS A 9201. From the experimental results, some cobiocides were selected and were subjected to further simulated field and field tests. Tebuconazole had the highest synergic effect as a cobiocide. Boric acid which was important component of ACB and CCB approved in Europe was also a superior cobiocide.<BR>In the field test, the preservative prepared by the mixing the inorganic copper solution 20, boric acid 56 and tebuconazole 1 had the comparable effect to CCA-type 1 at the same copper retention.<BR>The synergic effects became higher in order tebuconazole, DDAC, boric acid in the field test. In the simulated field test, tebuconazole had also the highest effect, however, DDAC and boric acid had considerably lower effects.<BR>The difference between these results was due to the participation of copper-tolerant fungi. The simulated field test included the copper-tolerant fungi and gave the severer test condition to the treated wood than the field test gave.<BR>From these results, it was considered that the simulated field test could be used instead of the field test with reducing greatly test period.

1 0 0 0 OA 黄昏

著者
白柳秀湖 (武司) 著
出版者
如山堂
巻号頁・発行日
1909
著者
白井 將文 滝本 至得 石井 延久 岩本 晃明
出版者
社団法人日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科學會雜誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.92, no.7, pp.666-673, 2001-11-20
被引用文献数
3 1

(目的)われわれはEDが生活にもたらす影響やEDに関する受療行動とその阻害要因等について明らかにするため,一般市民に対してアンケート調査を実施した.(対象と方法)2000年4月,全国の30〜79歳の既婚男女を対象に郵送でアンケートを実施し,男性2,034人(回収率37%),女性1,820人(同38%)より回答を得た.(結果)男性回答者のうち29.9%がEDであることを自覚しており,また女性回答者のうち夫のEDを認識している割合は30.1%であった.これらの男女では,性交回数の減少や性生活に対する満足度が低く,EDの男性では23.6%が,またEDの夫を持つ女性の16%が夫婦生活に影響をもたらしていると答えている.しかし,これらED男性のうち医療機関に相談した者はわずか4.8%であった.このように医療機関を訪れない理由をみると「日常生活にさほど影響がない」「困ったことがない」「セックスに関心がない」などの回答が多くを占め,また受療阻害要因として「恥ずかしい」「どこの病院に行ったらよいかわからない」「費用が高い」などが多かった.最後に,EDに対する保険適用については「制限つきで保険適用すべき」を含め,男女ともに80%以上がED治療に対し何らかの保険適用をすべきと考えていることが判った.(結論)EDはかなりの頻度で認められたが,適切な治療を受けている者はわずか4.8%であった.一方,80%以上の男女がED治療に保険を適用すべきと考えていることが判明した.
著者
杉谷 祐美子 白川 優治 小島 佐恵子
出版者
青山学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究は、50%の進学率に達する現代日本の大学・大学生・大学政策へのイメージや社会的期待を明らかにするため、90年代以降の大学・大学生に関する雑誌記事の変遷を分析するとともに、一般市民を対象に大学・大学政策等に関する質問紙調査を行った。その結果、雑誌によって大学の問題点が過度に強調される反面、一般市民は大学の効用を認め、進学への潜在的需要に対応できるよう公的財政支援の増大を望むことを明らかにした。
著者
山上 祐希 入江 正樹 佐々木 晃一 渡辺 康夫 白井 宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.35, pp.29-34, 2005-04-21
被引用文献数
7

近年, 無線LANや自動車レーダ等に見られるように, ミリ波帯電波以上の利用が進みつつあり, これに沿って高周波帯における電波吸収体の開発研究が行われている. 高周波帯電波吸収体に求められる性能として, 薄形・軽量, 耐環境性能, 広帯域, 広角度性能, 両偏波対応が挙げられる. 電波吸収体の実現には, 電波吸収体材料の電気材料定数の計測, 電波吸収体材料の理論的検討, 厚みの設計及び電波吸収体の製造, 吸収量の計測及び特性評価の4つの過程が必要となる. 本稿では, 不燃性, 耐候性, 意匠性に優れ, 軽量な酸化チタン多孔体を用い, Wバンド電波吸収体を試作評価した結果を報告する. 実験方法として, 試作した電波吸収体の複素比誘電率を計測し, 電界ベクトル回転法と反射電力法を用い吸収量計測を行った. その結果, Wバンドでの電波吸収体の作製が可能であることを示した.
著者
白岩 立彦 橋川 潮
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物學會紀事 (ISSN:00111848)
巻号頁・発行日
vol.62, no.1, pp.1-8, 1993-03-05
被引用文献数
4

ダイズ個体群における捕捉日射エネルギーの乾物への変換効率 (EPAR) の安定性および変動要因を検討した. 1989年に品種エンレイを異なる播種期, 個体密度および畦幅で, 1990年に品種タマホマレを異なる個体密度で, それぞれ圃場栽培した. ダイズ個体群による光合成有効放射 (PAR) の捕捉量と地上部全乾物重の推移を測定したところ, 両者の関係は密接であった. しかしそれは, 生育時期を問わず直線的であるとは単純にはいえず, 両者の比であるEPARは生育初期には増加し, その後やや安定的に推移した後, 子実肥大始 (R5) を過ぎる頃から低下した. このような推移には, 第一に個体群光合成能力の変化が関与すると思われるが, このことに加えて, 生育初期のEPAR増加過程には葉面積増加による光飽和葉の減少が, また生育後期におけるEPAR低下過程には維持呼吸量増大の影響が, それぞれ関与することが示唆された. 安定期におけるEPARは, ほとんどの処理区で2.1〜2.3gMJ^<-1> (1989年) あるいは2.4〜2.5gMJ^<-1> (1990年) の範囲にあり, 播種期, 個体密度あるいは畦幅によっては大きくは変動しないものと思われた. EPARの若干の変動をもたらす要因を検討したところ, EPARは, 葉面積当りN含量とは無相関だったが, 群落吸光係数 (KPAR) との相関は比較的明瞭 (r=0.651) だった.
著者
佐藤 雅美 白神 豪太郎 廣田 喜一 福田 和彦
出版者
THE JAPAN SOCIETY FOR CLINICAL ANESTHESIA
雑誌
日本臨床麻酔学会誌 (ISSN:02854945)
巻号頁・発行日
vol.30, no.4, pp.603-610, 2010
被引用文献数
1

京大病院デイ・サージャリー診療部(DSU)は本邦国立大学附属病院としては初めての日帰り手術専用施設として設立され,2000年1月より診療を開始した.DSUでは2009年12月までに総計10,148件の麻酔科管理手術が行われたが,患者個々の周術期情報を収集・解析し,麻酔・周術期ケアの改善を図ってきた.例えば,婦人科子宮鏡手術ではmonitored anesthesia care(MAC)の導入により術後回復時間が短縮し,日常生活回復度の患者自己評価が向上した.安全かつ患者満足度の高い日帰り麻酔・周術期ケアを提供し,さらに向上させていくためには,患者からの周術期情報を取得しフィードバックしていく不断の努力が緊要であり,そのためには麻酔科医のみならず看護師,外科医との協働が必須である.
著者
佐々木 かをり 白石 佳子 高野 雄一郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネスassocie (ISSN:13472844)
巻号頁・発行日
vol.8, no.23, pp.38-41, 2009-11-03

イー・ウーマン社長の佐々木かをりさんは、2人の子供を育てる母親として、そして経営者として多忙な日々を送っている。そんな佐々木さんを支えているのが、自ら開発した手帳「アクションプランナー」である。 時間管理の達人とも呼ばれる佐々木さんの元を、3人のアクションプランナー利用者が訪れた。佐々木「今日はよろしくお願いします。
著者
杉本 日出雄 白井 康仁 小幡 俊彦
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー
巻号頁・発行日
vol.36, no.5, pp.254-261, 1987
被引用文献数
3

気管支喘息児の施設入院療法の効果を身体面の因子から検討した.対象は, 国立療養所東埼玉病院に入院した入院時重症度が全例重症の気管支喘息児87名である.身体面の因子として, 身長, 体重, 呼吸機能, 運動負荷後の呼吸機能の最大低下率, acetylcholine閾値, 50m走, 持久走のタイムを測定し, 入院時, 1年後, 退院時の値の比較を行った. その結果, 1.身長, 体重はそれぞれ増加したが, Zスコアーで比較すると, それぞれの時期の間に有意な差は認められなかった.2.呼吸機能は予測値に対する割合でみると, FVCは入院時から正常な値を示したが, FEV_<1.0>, PEFRは低値を示し, 1年後, 退院時においても有意な改善は認められなかった.3.運転負荷後の呼吸機能の最大低下率は1年後からの有意な改善が認められた.4.acetylcholineの閾値は1年後から有意な改善が認められた.5.50m走, 持久走は1年後から有意な向上が認められた.以上より, 施設入院療法により身体面の因子に対しても改善がはかれることがわかった.