著者
金子 雄一郎 芦田 佳輝
出版者
一般社団法人 交通工学研究会
雑誌
交通工学論文集 (ISSN:21872929)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.A_65-A_74, 2016-02-05 (Released:2016-02-05)
参考文献数
5

本研究は、鉄道の運転見合わせ時における他社線等への振替輸送のうち、路線バスに着目してその実態を把握したものである。具体的には、バス事業者が保有している振替輸送の実績データを用いて利用動向を把握した上で、運転見合わせの発生時間帯や支障時間の程度、路線エリアなどとの関係を分析した。さらに、鉄道利用者を対象に Web アンケート調査を実施し、運転見合わせ時における交通行動や路線バスへの振替輸送の利用経験の有無などを把握した。その結果、鉄道の運転見合わせ時において、支障時間が長い場合にはエリアに関わらず振替輸送の利用が多く、一方で支障時間が短い場合には、バスによる移動距離が短いエリアを中心に利用される傾向が見られるなど、路線バスへの振替輸送が一定の役割を果たしている実態が明らかになった。
著者
伊藤 寛武 金子 雄祐
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第36回 (2022)
巻号頁・発行日
pp.2P4GS1004, 2022 (Released:2022-07-11)

インターネット広告配信は、インターネット業界の主要なビジネスの一つです。その中でも、リターゲティング広告は特に効果的な配信形態として知られています。その一方で、リターゲティング広告の配信効果については、いまだに学術的な議論が続いています。本研究では、リターゲティング広告における広告入札と配信成果の間にある因果関係を、広告配信オークションの最低入札価格を閾値とした回帰不連続デザインを適用して推定した。実際のリターゲティング広告配信プラットフォームのデータを用いて推定を行った結果、多くの広告主において、アプリ起動や課金などの広告配信における主要なKPIに対してポジティブなリフト効果を確認することができました。
著者
金子 雄司 草島 邦夫 宮岡 慎一 中川 貴史
出版者
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会
雑誌
日本プライマリ・ケア連合学会誌 (ISSN:21852928)
巻号頁・発行日
vol.46, no.2, pp.75-77, 2023-06-10 (Released:2023-06-24)
参考文献数
7
被引用文献数
2

医学部低学年に在籍する筆頭著者が,医療機関で多職種業務を実践し,成員となっていく過程を「正統的周辺参加理論」に基づき考察した.学習者と実践共同体の間に互恵的関係が構築される過程で,学習者の学びが促進され,実践共同体の成員として認められた.さらに,実践共同体にも建設的な変化が観察された.本活動は医学生にとって有意義な学習機会であり,転用性の高い活動となりうる.
著者
金子 雄介
出版者
日本情報経営学会
雑誌
日本情報経営学会誌 (ISSN:18822614)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.33-40, 2021 (Released:2021-10-18)

This paper shows critical points of consideration regarding the adoption of blockchain technology (DLT; Distributed Ledger Technology) in enterprise IT systems, beyond just financial services, based on selected trials in the Japanese financial services industry. After reviewing the history of blockchain initiatives in the Japanese services industry, this paper describes selected proof-of-concepts and experiments by Japanese financial institutions focusing on four main themes; in-house coin, interbank transfer, know-your-customer (KYC), and global trade. We discuss the background of the shift in interest from Bitcoin remittances to private-blockchains and the similarities between the trust point (Oracle) in DLT and the functions provided by financial institutions.
著者
堀江 岳 関谷 聡大 金子 雄一郎
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集F3(土木情報学) (ISSN:21856591)
巻号頁・発行日
vol.71, no.2, pp.II_28-II_33, 2015

本研究は,最近東京圏の鉄道で列車の運転見合わせが頻発している状況を踏まえ,鉄道事業者が公式Twitter上で提供している運行情報を用いて,運転見合わせの発生状況や情報提供の実態を分析したものである.具体的には,運転見合わせの発生頻度や原因別内訳,支障時間の特性,運転再開見込み時刻の誤差などを把握した.その結果,発生頻度は人身事故等の部外原因が多いものの,土木・電気施設の点検・故障等の部内原因も3割近く発生していること,運転見合わせによる支障時間は原因によって大きく異なり,特に土木・電気施設関係でばらつきが大きいこと,運転再開見込み時刻の提供は人身事故のケースを中心に行われており,実際の再開時刻との誤差は,全体の約7割で±15分以内であることなどがわかった.
著者
金子 雄一郎 芦田 佳輝
出版者
一般社団法人 交通工学研究会
雑誌
交通工学論文集 (ISSN:21872929)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.A_65-A_74, 2016

本研究は、鉄道の運転見合わせ時における他社線等への振替輸送のうち、路線バスに着目してその実態を把握したものである。具体的には、バス事業者が保有している振替輸送の実績データを用いて利用動向を把握した上で、運転見合わせの発生時間帯や支障時間の程度、路線エリアなどとの関係を分析した。さらに、鉄道利用者を対象に Web アンケート調査を実施し、運転見合わせ時における交通行動や路線バスへの振替輸送の利用経験の有無などを把握した。その結果、鉄道の運転見合わせ時において、支障時間が長い場合にはエリアに関わらず振替輸送の利用が多く、一方で支障時間が短い場合には、バスによる移動距離が短いエリアを中心に利用される傾向が見られるなど、路線バスへの振替輸送が一定の役割を果たしている実態が明らかになった。
著者
金子 雄司
出版者
中央大学人文科学研究所
雑誌
人文研紀要 (ISSN:02873877)
巻号頁・発行日
no.78, pp.1-22, 2014

20世紀はじめに擡頭した書誌学の新たな潮流は,後に新書誌学と命名されることになる。この学派に連なる研究者たちは輝かしい成果を生み出した。なかでも,シェイクスピアを頂点とする,16世紀から17世紀にかけて活躍した劇作家たちの作品本文研究は際だった活動であった。伝統的な書誌学(聖書学,古典文学などを対象とする)と一線を画したのは,劇作家の原稿(その形態への探求も含めて)がいかなる経路をたどって印刷用稿本となったかを解明し,その結果に基づいて校訂本を編纂することが目標とされた。別の言い方をすれば,残された歴史的遺物(つまり,印刷本)の分析により過去(劇作家の意図)を再生できるという信念であった。だが,ポストモダン理論はその信念が希望の別名に過ぎないとして,これを退けることになるのが1970年代末から80年代のことであった。パラダイムシフト。その渦中にあって,われわれは現在この先の確たる見通しを持つに至っていない。
著者
金子 雄一郎 山下 良久 小林 啓輝
出版者
Japan Society of Civil Engineers
雑誌
土木学会論文集F6(安全問題) (ISSN:21856621)
巻号頁・発行日
vol.69, no.2, pp.I_87-I_94, 2013
被引用文献数
1

近年鉄道駅において,ホームからの転落事故や列車との接触事故が多発しており,利用者の安全確保が喫緊の課題となっている.このような状況を受け,国土交通省は2011年8月にホームドア等の整備促進に関する基本方針を定めており,今後はこれらの施策の事業評価において,利用者の安全性向上効果を計測する必要性が高まると考えられる.そこで本研究では,鉄道駅へのホームドア設置による安全性向上便益について,仮想的市場評価法を用いて計測を試みた.具体的には,東京圏の鉄道利用者を対象にWebアンケート調査を実施し,ホームの安全に対する意識を把握するとともに,ホームドア設置による価値について,提示額に対する賛否を二段階二項選択方式で尋ねた.これらの回答を基に,ロジットモデルを用いて支払意思額を推定し,これに受益者数を乗じることで便益を計測した.
著者
小寺 祐二 神崎 伸夫 金子 雄司 常田 邦彦
出版者
「野生生物と社会」学会
雑誌
野生生物保護 : Wildlife conservation Japan (ISSN:13418777)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.119-129, 2001-07-31
被引用文献数
18 10

Habitat selection of Japanese wild boars, Sus scrofa leucomystax, was studied by radio-tracking and analyses of activity sign distributions in Iwami district, Shimane Prefecture. Four radio-collared wild boars were located once a day during daytime from October 1994 to August 1997. All animals significantly preferred broad-leaved forest. On the other hand, three significantly avoided coniferous plantation. Activity signs were counted seasonally at 5 vegetation types during August 1996 to February 1999. At abandoned paddy number of rooting sites were found significantly more than other vegetation types, while those at coniferous plantation were significantly fewer through the year. Number of rooting site at bamboo thickets was also significantly more, but that at broad-leaved forest was significantly fewer in all seasons except fall. Population decrease and workers who progressively became old have caused increase of less managed broad-leaved forests and abandoned paddies in hilly and mountainous area, which provide favorable food and resting places for this animal. The socio-economic change may be one of the reasons of recent rapid expansion of wild boar in Shimane prefecture.
著者
奥村 誠 塚井 誠人 金子 雄一郎 日比野 直彦 大窪 和明
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

都市間旅客交通には、交通発生の非日常性、情報の不完備性、ネットワーク性などの固有の特性がある。本研究は,このような特性を考慮した調査方法・分析方法の開発・整理を行った。1990-2005年の4回の国土交通省全国幹線旅客純流動調査のデータと追加調査・計測結果の分析を通じて、サンプリング段階のデータの補正方法、観光統計等との統合利用方法の提案を行った。さらに、企業・事業所の立地データと業務トリップの関連性に基づく国土構造分析を行った。
著者
佐野 拓真 金子 雄一郎
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集 (ISSN:24366021)
巻号頁・発行日
vol.79, no.8, pp.22-00192, 2023 (Released:2023-08-20)
参考文献数
6

本研究では,2019年9月及び10月の台風襲来時に東京圏で実施された2回の鉄道の計画運休を対象に,モバイル空間統計を用いて運転再開時の駅を含む500mメッシュ内の滞在人口の推移を把握した.その結果,9月の計画運休では多数のメッシュで9時台から12時台にかけて滞在人口が増加したこと,10月の計画運休では各時間帯で滞在人口に大きな変化はなかったことがわかった.以上の滞在人口の動向と各路線における運転再開時刻の明示の有無及び実際の運転再開時刻を照合した結果,9月の計画運休は平日で通勤需要が多く,再開時刻明示の有無以上に運転再開の遅れが人口増加に影響した可能性が示唆された.一方,10月の計画運休は各路線で再開時刻を幅で示すなどの対応が取られたが,休日で私事需要が抑制された可能性が高く,情報提供の検証は今後の課題である.
著者
金子 雄太
出版者
同志社女子大学
雑誌
若手研究
巻号頁・発行日
2020-04-01

本研究では、顧客動線データなどのパスデータをオンライン/オフライン環境の視座から体系化し、購買に関する消費者行動モデルを組むことでマーケティング変数の有効性を評価する。顧客の購買行動に着目し、売場訪問や購買意欲、購買行為にマーケティング変数が与える影響について調べていく。
著者
金子 雄太 山村 千絵
出版者
一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
雑誌
日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 (ISSN:13438441)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.131-139, 2012-08-31 (Released:2020-06-07)
参考文献数
19

呼吸機能や咳嗽力は,姿勢の影響を受けやすいことが報告されている.一般的に,摂食・嚥下リハビリテーションにおいて経口摂取を行わせる際には,頭頸部と体幹の複合的な姿勢調整を行い,嚥下がしやすく誤嚥が起こりにくいとされている姿勢をとらせる.しかし,適切な姿勢に調整された場合でも,誤嚥やむせが起こることがある.その時に素早く効果的に誤嚥物を排出できる姿勢,あるいは,食事中に楽に安定して呼吸が行える姿勢等を見いだしておくことは重要であると考える.本研究では,摂食・嚥下リハビリテーション時を想定した頭頸部と体幹の複合的な姿勢変化により,呼吸機能や咳嗽力がどの程度変化するかを,呼吸機能に問題のない健常成人を用いて調査することで,上記の問題を解決するための基礎データを得ることとした.測定姿勢は,車椅子に座った状態で,① リクライニング90 度頭頸部0 度(R90HN0),② リクライニング90 度頭頸部屈曲30 度(R90HN30),③ リクライニング30 度頭頸部0 度(R30HN0),④ リクライニング30 度頭頸部屈曲30 度(R30HN30)の4 通りを,ランダムにとらせた.呼吸機能や咳嗽力に関する測定項目は,1 回換気量(TV),予備吸気量(IRV),予備呼気量(ERV),最大吸気量(IC),肺活量(VC),咳嗽時最大呼気流量(PCF),最大呼吸流量(PEF)とした.その結果,安静時呼吸に関わる測定項目であるTV は,姿勢変化の影響を受けず,努力性呼吸に関わる測定項目であるIRV, ERV, IC, VC, PCF, PEF は,姿勢変化による影響を受けた.呼吸機能検査では,呼気に関する測定値(ERV)は,体幹の姿勢に関してR90 のほうがR30 より有意に大きく,頭頸部の姿勢に関してHN0 のほうがHN30 より有意に大きかった.咳嗽力検査では,PCF は体幹の姿勢に関して,R90 のほうがR30 より有意に大きかった.測定値と問診の結果を総合すると,体幹と頭頸部の姿勢の組み合わせでは,R90HN0 が最も呼吸を行いやすく,誤嚥物を排出する際など,強い呼出を行うのに有効な姿勢であることが示唆された.
著者
金子 雄一郎 田中 瑛
出版者
一般社団法人 交通工学研究会
雑誌
交通工学論文集
巻号頁・発行日
vol.1, no.2, pp.A_47-A_53, 2015

<tt>本研究は東京圏の高齢者を対象にアンケート調査を実施し、外出状況や公共交通の利用実態などを把握したものである。主な結果として、外出頻度が高い移動目的は買い物と仕事であり、通院は加齢とともに高くなること、外出先は居住地域内が大半で、交通手段は徒歩と自動車が目的に関わらず広く利用されていることが分かった。また、公共交通の利用頻度は鉄道の方がバスより高いこと、頻度自体には、居住地域や就業状況、自動車保有の有無、健康状態、シルバーパスの保有状況等の個人属性が影響を与えていることが分かった。さらに、対象地域では、将来的にも自動車の運転を継続する意思を持つ人の割合が高いことが明らかになった。最後にこれらを踏まえた交通施策の必要性について述べた。</tt>
著者
金子 雄介 田村 浩気 河合 伸浩 田中 俊太郎 岡 知博
雑誌
デジタルプラクティス (ISSN:21884390)
巻号頁・発行日
vol.10, no.3, pp.492-505, 2019-07-15

貿易実務は,正本性の高い書類を多くの取引参加者が扱うため,高い改ざん耐性を持つシステムによる業務効率化が期待されているが,網羅的な解決には至っていない.筆者らは,ブロックチェーンを用い,銀行APIやIoTセンサなども活用した貿易取引ワークフローシステムを構築した.試用の結果,貿易手続きの所要時間が40分の1(現行手続きにおける書類運送時間を除いても4分の1)に短縮できることを確認した.併せて,商用化に向け解決すべき課題を整理した.
著者
繁田 浩功 間下 以大 金子 雄 菊田 順一 瀬尾 茂人 竹村 治雄 松田 秀雄 石井 優
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2013-BIO-33, no.3, pp.1-6, 2013-03-14

生体イメージング技術の向上により生体内の動態を画像として観察することが可能となり,疾病のメカニズム解明や創薬等への応用が期待されている.一方で統計的信頼性を得るために膨大な画像を解析する必要性が生じている.本研究では,生体骨組織内の血管透過性の制御機構を解明するため,二光子励起顕微鏡を用いて得られた生体画像に対して,血液が骨髄腔に染み出す血管透過性を評価する手法を提案する.提案手法では,対象となる時系列画像に対してグラフカットを用いて骨髄腔領域をセグメンテーションし,その染み出し量を定量的に評価する.評価実験の結果,専門家の手による抽出結果を用いた結果とほぼ同様の結果が得られた.このことから,本手法は染み出しの程度について統計的かつ定量的な評価の一つとして利用できると思われる.
著者
金子 雄介 長田 繁幸 安土 茂亨 岡田 仁志 山崎 重一郎
雑誌
研究報告コンピュータセキュリティ(CSEC) (ISSN:21888655)
巻号頁・発行日
vol.2018-CSEC-82, no.24, pp.1-6, 2018-07-18

ブロックチェーン技術による分散台帳を利用する仮想通貨は,二重使用を防止するために,すべての取引で入金額の和と出金額の和が一致すること,すなわち,通貨価値の総量保存則が成り立つことを監査している.仮想通貨を金融業務で用いるには,利息による負債額の時間的増加や返済による負債額の減少を表現できる必要があるが,仮想通貨の安全な運用とは両立しない.本稿は,通貨価値の総量保存則を維持しつつ,利息や返済などの処理を合理的に記述する方法を提案する.提案法では,利息を考慮した融資額を意味する正の仮想通貨と,対となる同量の負債額を意味する負の仮想通貨を同時に発行し,これら 2 種類の仮想通貨の発行者のみが正負の仮想通貨を相殺する.
著者
野原 正寛 金子 雄大 萩原 俊輔 永田 晴紀
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集B編 (ISSN:18848346)
巻号頁・発行日
vol.77, no.777, pp.1249-1258, 2011 (Released:2011-05-25)
参考文献数
6

The authors have been developing Cascaded Multistage Impinging-jet (CAMUI) type hybrid rockets. A CAMUI type hybrid rocket uses a fuel grain consisting of several cylindrical fuel blocks with two ports. To minimize both of c* loss due to O/F shifting and residual fuel weight after burning, an appropriate design of initial fuel grain shape is necessary. However, obtaining an optimum design of initial grain shape is not easy because there are many design variables influencing one another. To solve this problem, the authors employed Genetic Algorithm (GA) combined with a numerical model forecasting performance history of a CAMUI type motor. GA can acquire an approximate optimum solution for problems with a vast search space in practical time. The numerical model gives c* loss and residual fuel weight to evaluate the degree of performance of each initial fuel grain shape. A fuel grain design proposed by this method showed residual fuel weight as small as 6.36% of the initial weight and c* loss less than 1%.