著者
尾川 順子 並木 明夫 石川 正俊
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NC, ニューロコンピューティング (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.628, pp.73-78, 2003-01-28
参考文献数
17
被引用文献数
7

強化学習における割引率を学習進度によって調整することの有用性を示す.学習進度が浅いときには割引率を下げて即時報酬を重視し,学習が進むにつれて次第に割引率を大きくして,将来の報酬も考慮していくという戦略を提案する.また,学習進度の調整法として,指数的調整,TD誤差による調整,信頼度による調整を提案する.これをwindy gridworld 課題により検証する.
著者
勅使河原 三保子 伊藤 克亘 武田 一哉
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.291, pp.39-44, 2005-09-09
被引用文献数
1

本研究では日本のアニメにおける善玉と悪玉の音声の比較を行った.不快感情を表すことが多い悪玉の声は, 不快感情が持つ音声的特徴を反映するという仮説が立てられ, Laverの声質記述の枠組みを用いた受聴による分析により, 悪玉の声には咽頭部分の狭めまたは拡張が聴覚的に認められた.咽頭部分の狭めやそれに伴う調音的特徴は, 不快感情を表す音声に予測された特徴であった.日本語母語話者を対象とした聴取実験において, 咽頭部分の形状について対比させた刺激音を用い, 咽頭部分の形状が人物の印象(外見, 性格, 感情)を左右することが確認された.
著者
神屋 郁子 谷崎 文義 下川 俊彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IA, インターネットアーキテクチャ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.351, pp.33-37, 2009-12-11
参考文献数
7

広域負荷分散技術として、DNSを用いたリクエストナビゲーションがある。DNSのキャッシュ機能は、リクエストナビゲーションにも影響を与える。DNSの仕様上はTTLを0にすることでキャッシュ機能を無効にすることができる。しかし、TTLを0にしても、クライアントはキャッシュの影響を受け、登録されていない古いサーバへとアクセスをすることがある。そこで、本論文では、DNSの持つキャッシュ機能がクライアントへどのような影響を与えているかを調査した。
著者
豊田 由起 藤江 夕佳 小井土 祐三 平原 由規 田野 俊一 岩田 満 橋山 智訓
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MVE, マルチメディア・仮想環境基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.683, pp.49-54, 2006-03-15
参考文献数
13

本研究では、子供が現実世界でぬいぐるみやおもちやなどの実世界素材を対象に、あたかも自分自身が魔法使いになったかのように、その変化を身振りでグラフィカルなif-thenルールとして作成し、論理的な考え方、ルールに基づく推論、プログラミングの考え方などを、複数人で楽しく遊びながら体得することができるプログラム環境を提案する。デスクトップタイプからルームタイプへと拡張したことにより、カメラ・プロジェクタを複数用いたため、それらの器材の制御、マッチングの精度向上、複数人で床で遊べる新たなUI設計を行った。
著者
馬 芙榕 五味渕 大賀 室田 真男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.583, pp.93-98, 2007-03-02

閲覧するWebページのうち,約80%は以前閲覧したことのあるページである.そこで,本研究では,Webブラウザの過去の閲覧情報を効果的に活用できるようにすることを目的とし,履歴・ブックマーク・ScrapBookを横断的に検索できるツールを開発した.本ツールは,これまでそれぞれ独立に保存されていた情報を,一度の操作で検索・表示する機能を有する.さらに,既存の検索エンジンの検索結果も同時に表示する機能を有する.また,被験者による本ツールの評価実験を行った.その結果,本ツール用いることにより,過去の閲覧情報の検索と活用に有効であることが分かった.Webページを利用する調べ学習などの活動において,本ツールは学習効率の向上に有効に利用できる.
著者
磯崎 秀樹 賀沢 秀人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.317, pp.17-22, 2002-09-12

サポートベクトルマシン(SVM)は高性能な機械学習方法として注目されている。もともと文字認識などのパターン認識で利用されているが、最近は、自然言語処理にも応用されており、品詞タグ付け、チャンキング、固有表現抽出、専門用語抽出、係り受け解析、構文解析、重要文抽出など、様々なタスクで従来手法と同等か、従来手法をしのぐ性能が報告されている。しかし、従来手法に比べて桁違いに実行速度が遅いこともわかってきた。そこで我々は、自然言語処理のデータの特徴を利用して実行速度を大幅に改善できるアルゴリズムを考案した。ここでは、この方法について報告する。
著者
太田 健太郎 小林 健太郎 山里 敬也 片山 正昭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.378, pp.137-142, 2011-01-13

太陽エネルギーの取得を行う無線センサネットワークにおけるノード稼働率の向上を目指している.ネットワーク全体の消費エネルギーを低減できる方法として,データ送信時にノードがデータの中継を行う協力伝送方式がある.しかし,取得エネルギーの変動を考慮しない場合,夜間にノード稼働率が低下する問題が生じる.本稿では,電池切れにより停止したノードの再稼働条件を導入することで昼夜のノード稼働率の平滑化を行い,要求される高いノード稼働率を達成する.
著者
森 茂雄 後藤 眞二 荒井 郁男
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SANE, 宇宙・航行エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.637, pp.33-38, 2001-02-16

震災時に倒壊した家屋や瓦礫に埋もれた生存者を早期に発見するために, 生存者の存在だけでなく存在位置も推定できる一方法を提案する。本方法はパルスドップラ方式のシステムにより, 生存者の呼吸などによる身体のわずかな動きを探知し, 距離を測定する。複数の地点から生存者までの距離を測定し, 生存者の位置を推定するもので, 試作機による実験結果を示す。
著者
竹村 友貴 上岡 英史
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.122, pp.19-24, 2009-07-02

振動通信は固体振動(バイブレーション)の伝搬を用いた近接データ通信であるが,従来のフォトセンサを受信モジュールとして用いた方式では,微小な高低で得られるデータが異なるため通信環境が限られていた.3軸加速度センサを用いる本方式では,受信モジュールを直接接触させるだけで通信環境が整い,将来的に携帯電話に置き換えて考えることも可能となった.本稿では,3軸加速度センサを用いることによる振動通信の長距離化,および高速化の可能性について報告する.
著者
櫻庭 京子 今泉 敏 筧 一彦 Erickson Donna
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.726, pp.47-54, 2001-03-23
被引用文献数
2

本研究では日米の幼児・児童を対象に、母語の音声的制約が感情表現に及ぼす影響の言語間差異を、日米同一の発話内容を用いて検討した。その結果、平静発話では母語の音声的制約を反映した特性が多くみられたものの、感情をこめることにより、FOピークの移行、音節長の延長なとの共通した傾向がみられた。しかしながら、母音の無声化率や音節長の制御の方略などは感情発話においても言語固有の特性を示した。
著者
小林 正幸 西川 俊 石原 保志 高橋 秀知
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ET, 教育工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.97, no.397, pp.25-29, 1997-11-22
被引用文献数
9

我々は、高速で文字入力が可能なMicrosoft Windows NT Ver. 4.0の環境下で動作するDOS/Vパソコン対応の日本語高速入カシステム (ステノワードPCシステム) を2セット用意し、1セット目で発話内容のひらがな入力とかな・漢字変換を行い、他のセットで誤字、脱字等の修正を行う、より正確な字幕をリアルタイムで提示可能な新システムを開発したので、このシステム (連弾入力方式RSVシステム) の機能や特徴について報告する。また、ISDN (INSネット64) とテレビ会議システムを介して遠隔地でキーボードの入力作業が可能な遠隔地連弾入力方式RSVシステムについても報告する。
著者
岩村 誠 伊藤 光恭 村岡 洋一
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ICSS, 情報通信システムセキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.79, pp.19-24, 2010-06-10
被引用文献数
2

従来のアンパッキング手法に関する研究は,主にOEP(Original Entry Point)の特定に焦点を当てており,抽出すべきプログラムコード領域がどこからどこまでの範囲なのかについては,特に言及されてこなかった.本稿では,OEPを含む連続するコミット済みメモリ領域を抽出し,このバイト列における相対アドレス指定の分岐命令に着目することで,OEPを含むプログラムコード領域を識別する手法を提案する.これにより,マルウェアのプログラムコード領域全体を抽出できるだけでなく,他の動的リンクライブラリ等を抽出対象から取り除くことが可能となる.また,本提案手法における実験では,対象となるプログラムコード領域の前後に,他のプログラムコード領域を含むメモリイメージが接している場合にも,分岐区域数の期待値に着目することで,OEPを含むプログラムコード領域だけを識別できることを示した.
著者
平野 綾子 椎名 達雄 本田 捷夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EID, 電子ディスプレイ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.413, pp.19-22, 2003-11-05
参考文献数
4

DVDの急速な普及や高精細なデジタルテレビ放送のスタートもありホームシアター市場が拡大している。これにより家庭で迫力のある映像が楽しめる時代がきた。最近では多くの企業が次世代映像システムとして立体表示装置の開発に取り組んでおり、より迫力のある映像の普及が見込まれている。これに伴い、立体映像用コンテンツの増加が不可欠となる。このような立体表示装置は少なくとも左服用と右服用の2視点からのシーンが要求される。新しく作る3D(立体)コンテンツは立体撮影装置で制作し、CGの場合にはクリエータが制作する。しかし既に存在する2D(平面)コンテンツを擬似的な立体映像用コンテンツに変換するのはオペレータにより手作業で行われている。これはとても骨の折れる作業である。本論文では2Dコンテンツから擬似的な3Dコンテンツを容易に半自動的にする方法を示す。
著者
近藤 佐保子 南雲 浩二
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.526, pp.39-46, 2007-01-31
被引用文献数
1

近時,ネットワークを巡って著作権問題が顕在化し,また,ファイル共有ソフトの作成者が著作権侵害の幇助で逮捕されるという事件が発生するにいたって,著作権侵害の問題は再考察せざるを得ない状況になっていると思われる.本稿では,いわゆるWinny事件に焦点を当て,現行著作権制度をインターネットに適用した場合の問題点を指摘し,今後の著作権制度とその規制のあり方を検討するものである.
著者
後藤 道彦 植松 裕子 斎藤 英雄 仙田 修司 池谷 彰彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MI, 医用画像 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.110, no.28, pp.1-6, 2010-05-06

Augmented Reality(AR)技術を利用した作業支援は,ユーザに対して直感的な支援が可能である.一般に,ARシステムを構築するためには,重畳するコンテンツを用意する必要があり,従来はそのコンテンツを用途に合わせてCGなどで新たに作り出していた.本論文で提案するARシステムでは,そのコンテンツを新たに作るのではなく,既に多く存在しているビデオをお手本となる教師ビデオとして利用し,ユーザの視点に合わせて教師ビデオを変換して重畳表示することで,情報提示を行う.このとき,ユーザの作業と教師ビデオ映像が視覚的に混同しやすい問題を解決するために,教師ビデオに対して透明度変化や輪郭線の強調表示などの様々な加工を施す.また,作業内容に合わせて教師ビデオをいくつかの手順に分割し,ユーザ側の作業が完了してから次の手順へと進めるようなインタラクティブ性を持たせることで,ユーザが各自のペースで作業を行うことのできるシステムとなっている.本システムの有効性を検証するためのユーザ評価実験では,折り紙を折る作業とブロックを配置する作業の2つの状況を想定し,本システムでの教師ビデオの提示方法について評価を行った.その結果,本システムで提案するようにユーザの視点に合わせてビデオを提示することで,ユーザの視認性が向上するということが分かった.また,教師ビデオに施すエフェクトについての評価では,作業内容ごとに適したエフェクトを分類することができ,今後さらに他の作業へと適用する際の指標を得ることができた.
著者
渡辺 博芳
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SITE, 技術と社会・倫理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.75, pp.39-43, 2008-05-23

SNSは,人と人とのつながりを促進・支援し,コミュニティ型のウェブサイトである.近年,企業や大学等の組織内に限定したSNSを導入する例も増えている.一方,大学においては,教育・学習活動を支援し,広げるツールとして,コース管理システム(CMS)が導入されている.CMSが学習活動を直接支援するのに対して,SNSでは,モチベーションの向上等に寄与することで学習活動を間接的に支援できる可能性がある.このような観点で,2007年度に帝京大学宇都宮キャンパスにおいてSNSを構築し,利用実践を行ってきた.SNS上の日記やコミュニティでの投稿内容を分析した結果,学習活動や学生生活の支援として有効と思われる場面がいくつか観察された.
著者
野村 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.436, pp.41-46, 2009-02-17

弾性表面波とその応用に関する研究に携わって30年がたった。この節目の年が、丁度著者の定年退職の年と重なった。このときに、これまで行ってきた研究を振り返ってみるもの悪くないと思い、古いことを思い出しながら、弾性表面波のこと、センサのこと等をまとめた。
著者
櫻庭 京子 今泉 敏 筧 一彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.99, no.353, pp.17-22, 1999-10-15

本研究では3∼10歳の幼児・児童を対象に音声による感情表現の発達的変化を検討した。幼児・児童46名から、喜び、悲しみ、怒り、驚き、平静の5感情を「ピカチュウ」という単語音声で表現したものを録音し、10名の成人聴取者による同定実験によって感情同定率を算出後、年齢と感情による同定率の変化を調べた。その結果、感情による同定率の変動は有意であったものの、各感情に共通して一貫した年齢による変化はなかった。しかし、感情によっては年齢に依存した発達的変化が観測され、感情表出の社交性、非社交性など社会的な要因が音声による意図的感情表現の発達に関係していることが示唆された。
著者
武川 直樹 峰添 実千代 徳永 弘子 湯浅 将英 瀬下 卓弥 立山 和美 笠松 千夏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. HCS, ヒューマンコミュニケーション基礎 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.187, pp.31-36, 2008-08-19
被引用文献数
7

食事は栄養をとるだけでなく,人と人のコミュニケーションにおいても重要な役割を果たしているが,食事中のコミュニケーションを分析した研究は少ない.ここでは,食事をしながら女性3人が会話をする映像を収録し,収録した映像データからコミュニケーションの行動を分析した.3分30秒の映像のスクリプトデータを作成し,そのデータを基に食事動作,視線・表情の表出,発話の統計量を調査してテーブルトークの構造を分析した.食事中,一つの口を時間の経過にあわせ,食べる行動,話す行動のどちらかのために選択する必要があるが,人は話しながら次に自分が話し続けるか,食べながら次に話すべきかを,他人の行動と自分の行動を照らし合わせて判断しているためであることが示唆された.また,人は会話への関与が小さくなるに従って,食事に対する積極的なアクセスが見られた.さらに,食事の会話では,次話者の選択は発話交替の瞬間に決まるのではなく,その前からすでになされていることが示唆された.
著者
片山 卓也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SS, ソフトウェアサイエンス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.99, pp.13-16, 2007-06-14
被引用文献数
1

我々の社会は、非常に多数の相互に関連した法律により規定されている。それらは社会の組織や構造、目標や目的を記述すると同時に、組織における活動や手続きを定めており、われわれはその法律に従って社会活動を行っている。したがって、法律が適切に作られており、それが社会のなかで正しく運用されていることは、社会の安心性の基本である。これは、社会というシステムを考えたとき、法律がこのシステムの仕様の役割を果たしていることを意味している。本稿では、このような観点から、法律の作成および法律を実現する情報シメテムの構築に対して工学的アプローチを提案し、その研究課題などについて展望する。