著者
"桑原 司"
出版者
鹿児島大学
雑誌
Discussion papers in economics and sociology (ISSN:1347085X)
巻号頁・発行日
vol.902, (Released:2016-10-28)
著者
長島 忍
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.27, no.7, pp.744-746, 1986-07-15
被引用文献数
1

与えられた空間中の点が立体の内部に位置するか外部に位置するかを判定する立体の内外判定は 複合形状の生成など高度な図形処理に用いられ きわめて重要な役割りを果たすが その判定は容易ではない.従来の多面体の内外判定方法には問題がないとはいえず 今回球面投影を利用して新しい判定方法を考案した.球面三角形の式を利用して球面に投影された多角形の面積が求まるので 立体のすべての面を与えられた点を中心とする半径1の球に投影すると 与えられた点が立体の内部にあるか外部にあるかによってその面積の総和は4πか0になる.実際にプログラムを作成してこの判定方法の有効性や実用性を確認した.
著者
藤田 紀美枝
出版者
日本経営倫理学会
雑誌
日本経営倫理学会誌 (ISSN:13436627)
巻号頁・発行日
no.13, pp.27-36, 2006-03-31

Why are we born? Why do we live? We live for happiness. What is happiness? How do we become happy? The pursuit of happiness is a theme of eternity throughout history. The prerequisites of happiness are peace(not to go to warK no acts of terrorism, no earthquakes, no thunder storms and flood damage, and no global warming. A natural calamity must be struck down by a natural calamity. War is not a natural disaster but a man made one. The consequences of artificial environmental problems and the influence of Carbon dioxide are cancer of the skin and loss of people's vision as we have no immunity to these new kinds of diseases. Our mode of life is influenced by the ecological system. New paragraph I have studied about "What is environmental ethics?" My research focuses on animism and Banzan Kumazawa, who planted many trees along the ocean shore to prevent destruction caused by natural disasters, such as Tsunamis, by preventing erosion.
著者
吉田 晋 岡本 浩行 福田 耕治 一ノ瀬 元喜 小林 美緒 松下 樹里
出版者
公益社団法人 日本工学教育協会
雑誌
工学教育 (ISSN:13412167)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.6_170-6_175, 2012 (Released:2012-12-06)
参考文献数
5

A programming ability has been required in many areas because of the progress of information technology. As a result, a programming education is becoming more important than ever before. However, there is an issue that programming exercises do not work effectively when they are introduced to entry level students. The introduction of programing education should be more attractive so that students can become interested in programming and engage in it independently. In this report, we suggest a method of small-step exercises in order to provide a learning environment in such a way that students work on exercises independently as well as actively. The questionnaire survey shows the method we implemented is very effective.
著者
水上 善博 鈴江 夕子
出版者
滋賀大学
雑誌
滋賀大学教育学部紀要. 3, 自然科学 (ISSN:13429272)
巻号頁・発行日
vol.58, pp.41-46, 2008

Fractal dimension of snow crystal was measured. Program codes to estimate fractal dimension with digital image data of snow crystal by box-counting method and dimensional analysis were developed. Fractal dimensions for three typical kinds of snow crystals are determined.
著者
折原 大 内海 彰
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.49, no.8, pp.2910-2921, 2008-08-15
被引用文献数
4

本論文は,検索結果を自動分類することで検索支援を行う1つの手法として,Webページのタイプに着目したページのクラスタリング手法を提案する.本論文では,HTMLタグの木構造の情報を用いたクラスタリング手法とHTMLタグのn-gramと出現位置を考慮した頻度情報を用いたクラスタリング手法の2つを提案する.アンケートにより作成した正解データセットを用いた評価実験において,単語の分布(Bag-of-Words BoW)に基づくクラスタリング手法や新聞などのテキストを対象とし文書タイプに分類を行うMulti-way Distributional Clustering(MDC)よりも,2つの提案手法のほうがクラスタリング精度において良い結果となった.また2つの提案手法間では,クラスタリング精度については分類傾向による差はあるものの全体では同等の精度であり,処理時間においてはHTMLタグの頻度情報を用いたクラスタリング手法が良好な結果となった.In this paper, we propose two clustering methods based on HTML tags. These methods cluster Web pages according to their type or style, rather than classifying them into predefined genres. The one method is based on the tree structure of HTML tags, and the other is based on the frequency of HTML tags considering the n-gram of tags and the location of tags. In evaluation experiment, our methods achieved better performance than the Bag-Of-Words method and the Multi-way Distributional Clustering (MDC) method. The frequency method achieved as a good performance as the tree-structured method. In evaluation experiment of the overall processing time, the frequency method was faster than the tree-structured method.
出版者
愛知県産業技術研究所
雑誌
愛知県産業技術研究所研究報告 (ISSN:13479296)
巻号頁・発行日
no.2, pp.132-133, 2003-12

納豆菌Bacillus subilis var. naoの高橋菌と宮城野菌は、乾燥オカラや大豆煮汁粉の培地で増殖可能であった。固体培養では、20%乾燥オカラ培地で宮城野菌の場合のみジピコリン酸が生産された。大豆煮汁粉の液体培地では、大豆煮汁粉が2%より0.5%で多量のジピコリン酸が生産された。また、ジピコリン酸の生産は、培養条件や栄養状態に伴う芽胞形成によって変動した。ビタミンK2であるメナキノン-7(MK-7)の生産は高橋菌の方が宮城野菌より優れており、この生産は増殖に連動することが判明した。
著者
米本 竜馬 浅香 結実子 冨岡 詔子
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2012, pp.48100924-48100924, 2013

【はじめに】発展途上国における青年海外協力隊(以下協力隊とする)としての理学療法士隊員の実践活動は、リハビリテーションの基盤となる職種間連携の考え方や必要な職種そのものが存在しないこともあって、日本での考え方や理学療法の手法を導入することは大きな制約を受けることが常である。現在まで大洋州にて4回の「広域研修」を継続してきた。そのうち、研修会の手法とテーマに「他職種連携・チームワーク」と国際的なリハビリテーションの共通言語である「ICF」を意図的に導入した過去2回の研修会を振り返り、その有用性と参加者の反応を検討したので報告する。なお、「広域研修」とは、通常は隊員自身の自主的な企画運営により、複数国に派遣中の隊員とそのカウンターパートを対象とするJICA(国際協力機構)主催の研修会を指す。【方法】今回の調査対象とした第3回および第4回の大洋州リハビリテーション領域広域研修の概要と実施手法を以下に述べる。第3回 (テーマ:他職種とのチームワークによる問題解決アプローチ;2010年11月22日-26日;ソロモン諸島のホニアラ)では、総数27名(隊員は9名)が4カ国(ソロモン・フィジー・パラオ・PNG)から参加した。第4回(テーマ:包括的なアプローチが出来るジェネラリストを目指して;2011年10月31日-11月4日;PNGのココポ・ラバウル)では、総数37名(隊員は11名)が3カ国(PNG・ソロモン・サモア)から参加した。参加隊員の職種は理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・養護教員であり、各国からの参加者には、理学療法士・CBRワーカー・看護師・現地NGOスタッフ・政府関係者などが含まれた。現地JICA事務所のスタッフや協力隊技術顧問は適宜必要な支援をした。研修会の構成は、参加型の問題解決手法を中心に組み立てた。最初の3日間で各国のリハビリテーション状況の情報共有、活動報告、施設見学、技術的なワークショップなどを行い、残り2日で実際の症例を用いた症例検討を行った。報告内容は事前に共通の枠組みを提示し、ワークショップは、各職種が得意な領域や技術などその特性を生かしたものとした。症例検討は4人の当事者とその家族の協力を得て、4組(4-7職種からなる7-9人構成)に分かれて、ICFモデルに沿った評価を行い、ゴール設定、治療プログラムの作成までを検討し、発表を行った。研修終了時にアンケートを実施し、研修の満足度、ICFの活動先での有用性、活動先でジェネラリストであることは必要か、などを回答してもらった。また、研修参加後1年から2年の活動先での成果を可能な範囲で参加者にインタビューした。【説明と同意】アンケートは無記名とし、研修時に今後日本で発表することがあると説明し同意を得た。JICAに発表の趣旨と内容を説明し、許可を得た。【結果】技術的なワークショップは好評だった。症例検討では、症例の全体像を偏りなく捉えられていた。アンケート結果として「研修の満足度」は「満足」が64%、「ふつう」が28%「不満足」は0%「無回答」は2%だった。「ICFの有用性」は「ある」が60%「ない」が32%、「わからない、無回答」が8%だった。「ジェネラリストは必要か」は「はい」が80%、「いいえ」が4%「わからない、無回答」が16%だった。研修終了後の成果として、活動先の病院で他職種を交えた症例検討を企画実行したなどが報告された。【考察】参加者は症例の全体像を偏りなく捉えられていた。これはICFを活用し、グループディスカッションにて他職種の視点を共有できたからだと考えられる。研修に対しての満足度は高かった。これは、参加者の活動現場では物や人だけではなく、教育の機会も不足しており、卒後教育のシステムは皆無に等しいからだと考える。「ICFの有用性」も多くの参加者が「ある」とした。参加者の多くは活動先での人材不足を感じていたが、ICFを活用することで、他職種との連携や包括的な視点での理解が進み、その結果、限られた人材を有効に活用できるようになると参加者が理解したからだと考えられる。「ジェネラリストの必要性」も多くの参加者が「ある」とした。他職種の役割や特徴を理解することによって、参加者は広い視野を持つことの有用性を理解したと考えられる。上記全てにおいて、職種や言語などの違いをバリアとしにくいICFの特徴とグループワークが有効だったと考える。【理学療法学研究としての意義】ICFを用いて他職種との連携やリハビリテーションの包括的視点を体験的に理解していく試みを報告した。チーム医療の重要性が高まっている中で、理学療法士によるICFの活用がその促進の一助となる可能性が示唆された。また、広域研修会の企画・実施運営は理学療法士のマネジメント能力の開発に資する面が大きいと思われる。
著者
内田 晴夫
出版者
The Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering
雑誌
農業土木学会誌 (ISSN:03695123)
巻号頁・発行日
vol.66, no.1, pp.69-74,a2, 1998

満濃池・香川用水掛かりの溜池の水質の調査結果について報告した。本地域では水質汚染が進み, 農業用水基準を満たさない溜池が多く, また, T-NとT-Pを主な指標とすると, 本地域の溜池は (1) 上流に位置する汚染が進んでいない池, 中下流に位置する (2) やや汚染している池,(3) T-Nによる汚染が進んでいる池,(4) T-Pによる汚染が進んでいる池および (5) 植物プランクトンの発生によりCODが高い池,(6) ECとpHが高い (塩基性イオンに富む) 池,(7) ECとpHが小さい (溶存イオンが少ない) 池,(8) TIPとT-Nによる汚染がともに進んでいる池,(9) T-Nによる汚染が極端に進み, 藻類が異常発生している池の9つのグループに分類できることが分かった。
著者
斧田 尚樹 野並 有紗 高橋 重信 矢部 敏和 土居 義典
出版者
Japan Heart Foundation
雑誌
心臓 (ISSN:05864488)
巻号頁・発行日
vol.44, no.4, pp.485-490, 2012

症例は50歳, 女性. 長距離バス(京都—高知) 下車直後に突然, 意識消失, 皮膚蒼白となり当院に救急搬送された. 搬送時, ショック状態(血圧84/50mmHg)および低酸素血症(SpO<sub>2</sub> 80%: 酸素10L投与下)であった. 心エコーにて右心負荷所見がみられ, 胸部造影CTにて両側肺動脈に血栓像を認め急性広範型肺血栓塞栓症と診断した. 一時, 心肺停止となったがモンテプラーゼが著効し, 後遺症なく独歩にて自宅退院した.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1349, pp.120-122, 2006-07-10

火曜日から土曜日の早朝3時、文化放送の長寿ラジオ番組「走れ! 歌謡曲」が始まる。ハンドルを握りながら、懐かしいヒット曲や演歌に耳を傾けられると、長距離トラックの運転手らに根強い人気がある。実は、1968年の番組開始から38年にわたりこの番組を1社で提供し続けてきたのが、大中型トラックで国内最大手の日野自動車だ。
著者
安永 美保
出版者
京都
雑誌
同志社女子大学日本語日本文学 (ISSN:09155058)
巻号頁・発行日
no.22, pp.51-64, 2010-06

本論は『源氏物語』の「もろともに」に注目し、源氏の紫の上との一対願望を考察するキーワードとして論じたものである。 源氏の紫の上に向けた「もろともに」の中には、表面的な「共に・一緒に」といった意味だけでは説明できない源氏の心情を読み取ることができる。多数の恋人を持っていた源氏にとって特定の人物との一対性を考えることは困難に思えるが、源氏の「もろともに」の用例は紫の上に集中しており、源氏にとっての紫の上は唯一無二の存在であったと言える。 源氏は紫の上に「もろともに」を出会い・女三の宮降嫁・死といった二人の関係における三つの節目に使用しており、一見は二人の心が一つであることの指標であるかに思える。しかし、実際は「もろともに」が使用されるタイミングは源氏の心理的な空虚さによって左右され、「もろともに」という表現をそのままの意味で解釈することは危険である。 むしろ、源氏が紫の上に対して「もろともに」を使用しない時期に二人の心理的な一対性はあった。源氏は女三の宮を要因とした心理的空虚感から改めて紫の上との一対性を願うが、反対に紫の上側の女三の宮への心理的葛藤を露呈し、二人の関係に生じた不具合を確認する結果となった。この否定された「もろともに」は紫の上の死後にまで影響を及ぼし、残された源氏は「もろともに」を事実の歪曲の手段として使用し、最終的に幻巻の「もろともに」歌からみてとれるように、源氏は紫の上との虚構の一対を構築している。 『源氏物語』中の「もろともに」は、源氏と紫の上の複雑な人間関係を知る手がかりなのである。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1887年09月16日, 1887-09-16