著者
堀 智彰 益子 博貴 村尾 真由子 大曽根 美奈 渡辺 雅子 辻 慶太 松村 敦 宇陀 則彦
雑誌
第 21回情報知識学会年次大会予稿
巻号頁・発行日
2013-05

情報知識学会 第 21 回(2013年度)年次大会 2013年5月25-26日 お茶の水女子大学

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著者
加藤定穀 著
出版者
村上勘兵衛等
巻号頁・発行日
1893
著者
福島 圭亮 加藤 正史 市村 正也 兼近 将一 石黒 修 加地 徹
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SDM, シリコン材料・デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.56, pp.23-28, 2007-05-17
参考文献数
9

窒化ガリウム(GaN)は高出力,高周波デバイスへの応用が期待されており,GaNのバイポーラデバイスプロセスにおいてエッチング工程は不可欠である.GaNのエッチング技術としてプラズマエッチングの1つであるICP(Inductively coupled plasma)エッチングは有効であるが,試料表面にダメージ層を形成することがわかっている.本研究ではICPエッチング処理を施したGaNに対し,マイクロ波光導電減衰(μ-PCD)法により過剰キャリアライフタイムを測定した.減衰曲線の温度依存特性を測定することでICPエッチングダメージが導入する欠陥準位の特性を評価した.そしてICPエッチング処理を施したGaNにアニール処理をし,アニール温度による過剰キャリアライフタイムの変化を観測することでアニールの効果を議論した.
著者
コンラッド クリフトン F. ジョンソン ジェイスン
出版者
国際基督教大学
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies (ISSN:04523318)
巻号頁・発行日
no.50, pp.103-118, 2008-03-31

自由な学術の教育を促進するにはどうすべきか.有力なアイデアは,現存の文献にも多数見いだされ自由な学術の教育を促進するにはどうすべきか.有力なアイデアは,現存の文献にも多数見いだされるが,しかしリベラルアーツ教育論には三つの大きな弱点がつきまとっている.第一に,リベラルアーツ教育論は,個々の大学の多様な事情を抜きにした,万能な解決策で満ちあふれている.第二に,リベラルアーツ教育論は,カリキュラムの変容過程に比して,カリキュラムの内容の方を法外に重視することで,焦点の中心がズレている.第三に,リベラルアーツ教育論は,歴史的な試みに無頓着である.こうした事情を踏まえて構築された本論は,自由な学術の教育の改革において,有意義な改善と革新とを導くための,三つの試金石を提示する.第一は,変容的な改善という運動を奨励すること.続いては,将来性のある定義や実践を探求し続けること,そして最後に,形成的な評価に照らして,カリキュラム・モデルを実験し,改造してゆくことである.
著者
田原 英一 伊藤 隆 林 克美 三瀦 忠道 寺澤 捷年
出版者
社団法人日本東洋医学会
雑誌
日本東洋醫學雜誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.48, no.4, pp.459-466, 1998-01-20
参考文献数
26
被引用文献数
3 1

大黄甘遂湯により変形性関節症に伴う膝関節痛の軽減とともに, バセドウ病の改善を認めた1症例を経験した。症例は61歳女性。主訴は両膝関節痛と下腿浮腫。1995年5月当科に入院。この時, バセドウ病と診断し, 抗甲状腺剤を6ヶ月使用した。退院後, 膝関節痛と下腿浮腫増悪のため, 1996年5月20日当科再入院。下腹部の膨満と抵抗圧痛に着目し, 大黄甘遂湯を投与した。両膝関節痛と下腿浮腫は著明に改善し, 6月15日退院となった。再入院時に再燃していた甲状腺機能亢進状態についても, 抗甲状腺剤を使用することなく, 約5ヶ月後に正常化した。同方剤は峻下剤といわれている甘遂が配剤されているが, 本例では長期投与にもかかわらず下痢などの副作用は認めなかった。本方剤の治験例は明治以降では2例のみ報告されているに過ぎない。そこで本証に特有とされる「小腹満して敦状の如き」腹候に関して文献的検討を行い, 使用目標について考察した。
著者
加地 大介
出版者
埼玉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

本研究は、時間生成を重要な実在的様相のひとつと考える立場から、時間生成にまつわる存在論的推論を適切な形で処理できる時間論理の形式体系を構成すること、そしてその形式体系を前提として、時間生成をその中心的位置に組み込んだ包括的存在論を構築することを目的として行われた。前者に関しては、(命題)時間部分論理PS4.3を構成した。PS4.3は、ディオドロス様相論理として知られているS4.3という体系によって単純部分論理SPLを時間化した体系である。S4.3はそれを特徴づけるクリプキ・フレームが稠密順序列となるので、そこにおける可能命題は、稠密直線時間上の現在または未来の少なくとも一つの時点において真であることを主張する命題として解釈することができるのである。PS4.3の構文論と意味論を規定したうえで、タブローによるその証明論を構成し、健全性・完全性・決定可能性が成立することを示した。後者に関しては、単純部分命題論理にもとづいて時制主義的な存在論を構築する方法を提示した。また、いくつかの式を公理として追加することにより、PS4.3に基づいて実体主義的な時間様相の形式存在論を構成できることを示した。さらに、タイムトラベルの可能性と時間生成の実在性という、時間に関する二つの具体的な存在論的問題についても考察した。前者については、実体の歴史に即した形で実在する過去と実在しない未来という区別を行い、少なくともパラドクスを引き起し得るような過去へのタイムトラベルは不可能であることを示した。後者については、できごとの生起自体のなかに可能性から必然性への変化・非実在性から実在性への変化という時間的方向性が含まれていることを示し、そこに時間生成の実在性を見出すべきであることを主張した。
著者
芳宗
出版者
秋山武右衛門
雑誌
月の百姿
巻号頁・発行日
1893
著者
小林 功
出版者
京都大学
巻号頁・発行日
1997-03-24

本文データは平成22年度国立国会図書館の学位論文(博士)のデジタル化実施により作成された画像ファイルを基にpdf変換したものである
著者
大野 豪
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.51, no.3, pp.202-204, 2000-06-30
参考文献数
6

アワノメイガ属の一種ウスジロキノメイガの幼虫は,タデ科のオオイタドリおよびイタドリを寄主としているが,これらの植物と同所的に生息する他の植物にも食入する場合があることが明らかになった.新たに記録された本種の寄主は以下のとおりである.オオヨモギ,ハンゴンソウ,アキタブキ,オナモミ属の一種(以上キク科),エゾニュウ(セリ科),ギシギシ属(タデ科),カラムシ属の一種(イラクサ科).イタドリ類が生息していない地点においては,これらの植物にウスジロキノメイガが食入する例は知られていない.したがって,上記植物への食入は,偶然による幼虫の移動分散によって生じたと考えられる.得られた羽化成虫は外見上正常であり,これは本種幼虫がイタドリ類以外の植物でも生育可能であることを示している.アワノメイガ属の種ごとの寄主範囲は多様であり,植物の属レベルでの単食性種から,多数の科にまたがる広食性の害虫種まで存在する.ウスジロキノメイガが潜在的に広食性であることは,メス成虫の寄主選好性における遺伝的変化のみによって,寄主範囲の多様化が生じうることを示唆する.本属の寄主選好性の種間・種内変異,およびその遺伝的背景を解明することは,農業害虫を含む植食性昆虫における食性の進化機構を理解する上で重要であると思われる.
著者
田中 陽子
出版者
九州大学
雑誌
言語文化論究 (ISSN:13410032)
巻号頁・発行日
vol.16, pp.95-116, 2002

Ces dernieres annees, au Japon, on insiste sur l'importance de l'enseignement de l'anglais devenu l'outil le plus utile dans la communication internationale. Il en resulte que l'enseignement des autres langues etrangeres est en baisse tres nette par rapport aux annees precedentes dans les universites qui s'en chargeaient depuis la fin de la derniere guerre mondiale. En effet, bien que le nombre des langues proposees dans les universites ait augrniente, le nombre d'unites de valeurs obligatoires consacre a l'enseigfflement de ces langues a dimimue fortement. Vient s'ajouter a ce phenomene, le fait qu'un certain nombre d'universites ont supprime le caractere obligatoire de la seconde langue etrangere. Parallelement, on assiste ces derniere annees a une aupentation tres marquee du nombre de lycees qui lancent des progammes d'enseignement de ces langues. Cependant au niveau national, le pourcentage reste faible. De plus, comme il n'y a ni obligation ni perception d'aides institutionnelles, on peut difficilement envisager la generalisation de telles pratiques. Nous devons en conclure qu 'au Japon l'enseignement des autres langues est en regression. Ce phenomene peut etre attribue a plusieurs causes, mais la plus importante, nous semble-t-il, est la manque de consideration profonde du sens et du but de l'enseignement des langues etrangeres. Dans cet article, apres avoir brosse un aperqu de l'etat actuel de l'enseigfflement des langeaes etrangeres excepte l'anglais au Japon, nous aborderons le plurilinguisme dans l'enseignement des langues recommande par l'UE, les idees qui le soutiennent et les actions en vue de sa concretisation et pour finir, l'etat actuel de l'enseignement des langues étrangères en milieu scolaire dans les pays membres de l'UE. Cela ne signifie pas que nous considerons comme ideal ce qui se fait dans I'UE et ses pays membres. Ils connaissent des limites et des problemes, mais leurs prises de consciences respectives en matière d'enseipement de langues étrangères devraient être une source d'inspiration en ce qui concerne nos futures actions au Japon. Cette prise de conscience est vitale dans une perspective future, les frontières devenant floues et le nombre d'étrangers coexistant a l'intérieur du Japon ne cessant d'augmenter.
著者
藤木 直人 田代 邦雄
出版者
The Japanese Society of Internal Medicine
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.90, no.4, pp.58-62, 2001-04-10
参考文献数
5

群発頭痛は他の慢性頭痛と比べると比較的稀な頭痛である.このため医療側の認知度が低く,正しい診断を受けるまでに時間がかかることがしばしばある.症状は非常に特徴的であり,この疾患の診療の経験があれば,典型例では診断は比較的容易であるともいえる.治療面での進歩が今後期待されており,この頭痛の存在を患者側にも医療側にも広く認知してもらうことが,診断のために最も重要と考えられる.