著者
島村 馬次郎
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
油化学 (ISSN:18842003)
巻号頁・発行日
vol.34, no.8, pp.599-605, 1985-08-20 (Released:2009-11-10)
参考文献数
64
著者
木村 可奈子
出版者
東洋史研究会
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.80, no.2, pp.297-328, 2021-09
著者
竹林 正樹 吉池 信男 竹林 紅
出版者
日本健康教育学会
雑誌
日本健康教育学会誌 (ISSN:13402560)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.173-181, 2021

<p>目的:ナッジのEASTフレームワークに沿って構築した職域用体重測定促進介入のプロセス評価と報告</p><p>事業内容:働く世代の肥満予防策として,3つの体重測定促進介入を構築した.全群にEasy型ナッジを採用の上,クイズ群(Attractive型),宣言群(Social型),成功回顧群(Timely型)を設計した.青森県職員(応募要件:体重測定頻度が週1回未満)を対象に1時間の集合型研修会を開催し,実施者の実施意欲と負担感,参加者満足,人件費を含む実施コストについて,インタビューと質問紙調査によるプロセス評価を行った.</p><p>事業評価:研修会の実施には職員4人が携わり(解析対象者3人),参加者は83人(解析対象者78人)だった.実施者の研修前の実施意欲はクイズ群,宣言群,成功回顧群の順に高かった.実施コストは成功回顧群(263~291千円),クイズ群(207~235千円),宣言群(179~207千円)で,実施負担感もこの順だった.参加者満足はクイズ群(92.6%),成功回顧群(88.5%),宣言群(64.0%)(<i>P</i>=0.016)の順だった.</p><p>課題:クイズ群は実施者,参加者双方の評価が高く,最も普及可能性があると推測された.人件費を含む実施コストは,事前予想した額に比べ,実際に要した額は2倍以上であった.また,実施者のナッジ普及フェーズが習得期から実践期へ変化したことが観察された.</p>
著者
杵淵 恵美子 高橋 真理
出版者
石川県公立大学法人 石川県立看護大学
雑誌
石川看護雑誌 (ISSN:13490664)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.39-47, 2004
被引用文献数
1

人工妊娠中絶を経験した女性の心理経過を事例を通して明らかにすることを目的に,3名(21〜28歳.未婚2名)を対象に,中絶手術当日から術後4ヵ月まで,半構成的面接を継続的に行った(2〜4回).その結果,3名の女性の心理変化は一様ではなく,個別の経過を辿っており,心理的な危機状態に陥ることはなかった.人工中絶の経験は,女性たちにとってパートナーや夫との関係や自分自身を振り返る契機となっていた
著者
大藤 幹夫
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要 (0xF9C1)人文科学 (ISSN:03893448)
巻号頁・発行日
vol.38, no.2, pp.p93-106, 1989-12

本稿は,本学国語国文学教室発行の「学大国文」第32号に発表した「宮沢賢治童話研究資料覚え書(4)-1950年代の研究傾向をさぐる(1)-」の続稿である。第1報 『宮沢賢治童話の世界』(日本児童文学 別冊)すばる書房発行 昭51・2・20 第2報 大阪教育大学紀要 第25巻 I 人文科学 第2号 昭52・2・28 第3報 大阪教育大学国語国文学教室発行「学大国文」第20号 昭52・2・1 第4報 同上 第32号(鈴木修次教授退官記念論文集) 平1・2・28
著者
薄井 洋基 佐伯 隆 高木 恒雄 徳原 慶二
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.21, no.2, pp.248-256, 1995-03-15 (Released:2009-11-12)
参考文献数
12
被引用文献数
4 4

蓄熱冷暖房システムにおける熱媒の輸送において, 陽イオン界面活性剤を添加することにより, 顕著な抗力減少効果が得られることが知られている.本研究では従来その効果が確認されている抗力減少用添加剤を用いた場合のスケールアップデータを得, また配管系における熱媒輸送時の所用動力の簡易推算法を検討した.これらの実験結果より陽イオン界面活性剤を実システムに添加した場合の管路系の設計が可能となった.また, 本研究ではビル空調システムの熱媒輸送系へ界面活性剤を添加する場合に想定される種々の実用上の問題点を解決するための実験的検討を行い, 界面活性剤を実システムに添加しても大丈夫であることを確認した.
著者
常磐井 守泰
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会 年会・大会予稿集
巻号頁・発行日
vol.2013, 2013

フェリシアン化カリと硫酸第2鉄を反応性の染料と見立てて、木綿やポリエステルの布を青色に染めた。この青色の布はCsを選択的に吸着する特性を示した。福島県内の学校のプール水からのCs除去、家屋の雨樋下のCsの蓄積、樹木の樹皮からのCs移行、などを調べた。また、ゼオライトをポリエステル繊維に練りこんで製造した市販の布状の吸着材についても同様に調べた。これら吸着材は、布状で扱いやすく、回収が容易という特徴があり、自助・共助の除染に役立つと期待する。