著者
SAITO MITSUO AIKAWA TAKESHI MATOBA TSUKASA OKAMURA MITSUYOSHI MINAGAWA KENJI ISHII TADATOSHI
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
Journal of information processing (ISSN:03876101)
巻号頁・発行日
vol.13, no.2, pp.144-149, 1990-08-25

The CPU of the AI processor (AIP) called IP704 was developed for Prolog and Lisp, based on RISC architecture with hardware supports. It has been proved that IP704 architecture is effective for both AI languages and general-purpose languages. An AI processor chip (IP 1704) is being developed as a direct successor of the IP704. The architecture has been modified and refined to fit onto a single chip and to improve the execution speed. Features newly developed for the IP1704 include Overlapping of the decode and register-read stages using a combination of the hardware decoder and micro-programs, and a delayed cache hit check with delayed writing. Is shown that a RISC-based processor with suitable hardware support is applicable to VLSI and also gives high performance AI languages.
著者
冨田 健夫 坂本 博 高橋 政浩 高橋 守 佐々木 正樹 植田 修一 田村 洋 渡邊 泰秀
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙航空研究開発機構研究開発報告 (ISSN:13491113)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.1-11, 2005-03

LE-7A の開発中に発生したパルス的な強い横推力の原因究明と対処のため,旧NAL 角田ではコールドフロー可視化試験,CFD 及びサブスケール燃焼試験を実施してきた。その結果,LE-7A エンジンで発生した横推力が,LE-7A で新しく採用したノズル形状設計によって発生したRSS,およびフィルム冷却構造部分で発生した剥離の急速な移動という2つの現象により引き起こされたことを明らかにした。さらに,各現象と横推力に影響を与えるパラメータを洗い出した。この成果は改良型のエンジン設計に反映され,パルス的な横推力を発生しないノズル設計に役立った。
著者
十亀 英司
出版者
研究・イノベーション学会
雑誌
年次学術大会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2, pp.82-85, 1987-10-16
著者
外山 久太郎 安達 献 三富 弘之 坂口 哲章 野登 誠 大川 博之
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.15, no.4, pp.259-264, 1985-08-31

良性疾患例における,血清CA19-9が100U/ml以上の高値例について検討した。1)胆道疾患が10例で最も多く,次いで腎嚢胞3例,慢性膵炎2例,その他慢性肝炎,慢性関節リウマチ,慢性甲状腺炎合併子宮筋腫各1例であったが,血清CA19-9は100U/mlから最高4,300U/mlを示した。2)胆道疾患,慢性膵炎,慢性肝炎および尿路感染症を合併した腎嚢胞例は,術後あるいは臨床症状の改善するにつれて血清CA19-9値が下降した。3)胆汁CA19-9値は,胆道疾患は勿論,非胆道疾患例でも異常高値を示したが,このことは正常胆管上皮および胆嚢粘膜上皮がCA19-9を多量に産生,分泌することを示唆するものと思われた。本抗原は,癌組織のみならず種々の炎症性疾患の罹患組織でも多量に産生されることが示唆されるが,今後その局在部位および血中への逸脱機序の検討が必要である。
著者
下林 典正
出版者
一般社団法人日本鉱物科学会
雑誌
日本鉱物科学会年会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2012, 2012

天然に産する水晶の形状は、主に錐面(<i>r</i>:{10.1},<i>z</i>:{01.1})と柱面(<i>m</i>:{10.0})で囲まれており、底面(<i>c</i>:{00.1})の出現は極めて稀である。例外的に、米国アリゾナ州Four Peaks産のアメジストなど、限られた産地から底面をもつ水晶の産出が知られており、当地のアメジストについてはカソードルミネッセンス(CL)観察により、溶解によって底面が生じたことが示されているが(Kawasaki et al, 2006)、このような観察例は極めて乏しいのが現状である。本研究では、大阪府長谷産の高温石英のCL観察の結果、溶解ではなく成長の過程で底面が出現している組織が確認されたので報告する。
著者
井形伸之
出版者
富士通
雑誌
Fujitsu
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, 2013-09
著者
五十嵐 伸吾
出版者
法政大学地域研究センター
雑誌
地域イノベーション = 地域イノベーション (ISSN:18833934)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.89-104, 2013-03

研究の概要(和文):我が国、特に地方における産業活性化あるいは雇用創出の担い手として、新規開業企業群(スタートアップ企業)への期待は大きい。しかし、これまで地域において起業促進政策が顕著な成功を見た例は少ない。岩手県は県内総生産、失業率などの指標で他県と比較すると決して恵まれているとは言えない。岩手県下のある企業しかも一つの工場から40余りのスタートアップ企業が誕生 し、しかもほぼすべてが生存している。このような事例は他に類を見ない。本稿では、このアルプス電気盛岡工場の事例を分析することによって、どのような経緯によって起業を促進する組織文化が形成されたのかを明らかとする。それが地域における起業促進政策に対する一助と なることを期待する。
著者
小池 美穂
出版者
慶應義塾大学フランス文学研究室
雑誌
Cahiers d'études françaises Université Keio (ISSN:18845363)
巻号頁・発行日
no.16, pp.1-16, 2011

1. はじめに2. 「ファーブル」としての神話の役割とその限界3. 驚異的な話と迷信4. 歴史上の出来事5. 結論
著者
桑原 英夫
出版者
水利科学研究所
巻号頁・発行日
no.101, pp.61-78, 1975 (Released:2011-03-05)
著者
堀野 雅子
出版者
社団法人日本東洋医学会
雑誌
日本東洋醫學雜誌 (ISSN:02874857)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.801-804, 2005-09-20
参考文献数
8
被引用文献数
3 3

半夏厚朴湯は金櫃要略記載の気剤で「咽中炙臠」を目標に使用される事が多いが, 先人達は腹候, 特に中〓痞満の重要性を指摘している人も多い。そこで咽中炎臠と中〓痞満の関係を中心に検討してみた。半夏厚朴湯証と思われる患者18名 (男性2名女性16名) 全員中〓圧痛及び不快感のあった人について半夏厚朴湯エキス又は煎じ薬を投与して主訴, 自覚症状, 腹候特に中〓の状態, 服薬後の中〓の変化について検討した。咽中炎臠は66.7%, 冷えは55.6%, 腹力は中程度が77.8%, 心下に変化のあった人は38.9%, 振水音は11.1%であった。服薬後の中〓の状態は, 記載漏れを除く69.2%が圧痛又は不快感が消失または軽減していることが判明した。