著者
西久保 愼一
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1590, pp.92-94, 2011-05-09

1955年大阪府生まれ、55歳。神戸大学卒業後、大同塗料入社。85年にシステム工学を設立。その後、買収などで業容を拡大し、2000年に社名をゼロへ変更。2003年、上場廃止の危機に瀕するスカイマークエアラインズ(現スカイマーク)に出資し、筆頭株主へ。2004年から社長を務める。上場廃止の危機にあったスカイマークに乗り込み黒字化を果たした。
著者
菩提 洗心
出版者
ロゴス社
雑誌
もうひとつの世界へ
巻号頁・発行日
no.16, pp.38-43, 2008-08
著者
松元 隆志 射場本 忠彦 百田 真史 近藤 武士 開口 善典 船戸 剛 釼持 尚紀 稲田 雄大
出版者
公益社団法人 空気調和・衛生工学会
雑誌
空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 (ISSN:18803806)
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.493-496, 2013

<p>本報では、竣工初年度における教室の空調運用実態および室内環境について報告する。運用実態は代表室における空調機および分散ポンプの運用実測、在室人数の変化による外気導入量の把握、室内CO2濃度計測、給気風量の状況を確認した。また、室内環境については夏期詳細計測での机上面の水平温度分布・上下温度分布により室内環境把握を確認した。結果として、初年度の運用実態と室内環境を示唆し、今後最適な運用・調整を行う予定である。</p>
著者
宮野 隆
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1082, pp.151-153, 2001-03-12

3年連続の債務超過を親会社からの増資でようやく回避。パソコン店「T・ZONE.」拡大に走った亜土電子工業時代の負債解消に手間取る。パソコン箱売りから法人向けサービスの充実で黒字体質を目指す。 当社は、今年3月期で3年連続となる債務超過を回避するため、親会社のCSKを引受先とする180億円の第三者割当増資を実施しました。昨年9月中間期の段階で、120億円余りの債務超過。
著者
小田川 敦 桂 敏樹 星野 明子 志澤 美保 臼井 香苗
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.68, no.6, pp.781, 2020 (Released:2020-05-17)
参考文献数
27

我が国では認知症の増加が重要な健康課題になっている。厚生労働省は認知症を予防する最も効果的な方法はMCI(Mild Cognitive Impairment)を把握し対処することであると指摘している。そこで,本研究では認知症のリスク要因である不活発な身体活動量とMCIの関連を検討することを目的とした。 基本チェックリストによって判定したA市在住閉じこもり高齢者26名と性,年齢,居住地区をマッチさせた非閉じこもり26名を2013年コホートから無作為に抽出し,身体活動量,MCIなどを訪問調査した。その内容は基本属性,基本チェックリスト,IPAQ,MoCA-J,Kohs,HDS-R,GDS-S-J,IADLである。抽出された高齢者の身体活動量(IPAQ)から区分した身体活動の活動群と不活動群の2群間でMCIを比較するためにχ2検定,Mann-Whitney U検定を用いた。統計解析にはSPSSを用い,危険率は5%未満とした。 身体活動不活動群は活発群に比べて殆ど身体活動がなく非活動時間が多く,健康づくりに必要な身体活動量を満たしていなかった。更に不活動群は活動群に比べてMoCA-JによるMCIが多かったが,KohsによるMCIは相違がなかった。 このことから,健康づくりやMCI予防に必要な身体活動レベルを満たしていない不活動状態がMCIのリスク要因になることが明らかになった。本研究は地域在住高齢者から不活動者を把握し,MCIのリスクを早期に発見し対処する方法を考案する必要性を示唆している。
著者
後藤 良彰
出版者
小樽商科大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2017-04-01

Lauricella の超幾何関数 F_C に関連して, 昨年度行なった研究に引き続き, モノドロミー群が有限既約になる場合について調べた. この問題は20年ほど前に加藤満生氏によって2変数の場合(Appell の F_4 と呼ばれる)について結果が得られていたが, 3変数以上については未解決であった. 本研究により, 2変数の場合の多変数化として, 有限既約性の必要十分条件をパラメータに関する条件として明示的に書くことができた. 2変数の場合と類似した議論も多用しているが, 3変数以上の場合の特殊性が現れ, 2変数の場合の条件を直接一般化するだけでは不十分であることも判明した. この結果は, 既に論文としてまとめたので, 近日中に学術論文誌に投稿する予定である.A-超幾何系の級数解に対応するねじれサイクルについては, 神戸大学の松原宰栄氏の仕事により, 多くの結果が得られており, 特にユニモジュラーな三角形分割を持つAに対しては, 交点理論もかなり整備されている. この理論を土台に, 松原氏と共同で, ユニモジュラーでない場合に交点理論がうまくいくサイクルの構成に関する研究を開始した. 線積分表示を持つ場合については, 典型例についてサイクルを構成することができたため, 具体的なAに対する例の構成に取り組んでいる. サイクルの構成を進め, ねじれ周期関係式などの公式を導出していき, 論文としてまとめていく予定である.
著者
宮川 良博 森 拓也 川原 勲 國安 弘基
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.46 Suppl. No.1 (第53回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.A-83_1, 2019 (Released:2019-08-20)

【背景・目的】 近年、中鎖脂肪酸はその摂取による内臓脂肪の蓄積抑制効果、担癌体での抗腫瘍効果が報告され注目を集めている。中鎖脂肪酸は、カルニチン・シャトル非依存性にミトコンドリア外膜を通過するため、長鎖脂肪酸と比較し急速に代謝される。この特徴から中鎖脂肪酸は豊富なミトコンドリアを有し、ATP産生を行っている心筋に対して強く作用することが考えられる。そこで今回、中鎖脂肪酸の経口摂取が心筋に及ぼす影響を検討した。 【方法】 生後5週齢のBALB/c雄性マウスを用い、標準餌CE-2に中鎖脂肪酸であるラウリン酸を重量比で2%、5%、10%添加した餌を用意しControlを含め4群で比較検討した。安楽死まで1〜2日毎に体重、食餌摂取量を測定、安楽死後に心臓を摘出し重量を測定し、組織学的検討を行なった。組織学的検討では、ヘマトキシリン・エオジン染色により組織の形態、細胞面積の測定を行い、また抗8-OHdG抗体、抗4-HNE抗体により免疫染色を行い酸化ストレスの程度を評価した。測定結果について対応のないt検定により統計解析を行い、有意水準はp<0.05とした。 【結果】 10%群は実験開始より著明な体重減少を認め、5日目にmoribundとなり安楽死した。その他の群については5%群は13日目、2%群、control群は15日目に安楽死した。摂取カロリーに群間差を認めなかったが、体重、心臓重量は5%、10%群でcontrol群と比較し有意に減少した。心臓の組織学的検討では、10%群において心筋細胞の萎縮、酸化ストレスの増大を認めた。 【考察および結論】本実験により、過剰な中鎖脂肪酸の摂取は心筋細胞の萎縮、酸化ストレスの増大を招くことが示唆された。ミトコンドリアへの負荷が増大することにより機能障害が起こり、結果として酸化ストレスの発生が亢進し心筋細胞の萎縮を誘導した可能性が考えられる。今後ミトコンドリア機能について解析を進め、その機序を明らかにする必要がある。 【倫理的配慮,説明と同意】本実験は、奈良県立医科大学動物実験委員会の承認を得た(承認番号:12023)。
著者
Ikeda Tsutomu
巻号頁・発行日
2019-12

This is the second version (ver. 2) of Marine Zooplankton Metabolic Data, first published in 2008. Metabolic rate data, in terms of oxygen consumption, ammonia-N excretion or phosphate-P excretion, represent those determined on fresh wild zooplankton collected from various locations of the world’s oceans with a sealed-chamber method (Omori and Ikeda 1984, Ikeda et al. 2000) at near in situ temperatures. All rate values listed are raw data, not a mean of each species being used for various statistical analyses in the papers in Reference. Tables in the ver. 2 are more extensive than in the first version; they present more detailed entries of data collected since 2008. New entries of the data and corrections of minor typographical errors found in the first version are shown in red. Notes for Table 1: ”Subcode” is to separate the data of the same species into sex (F: female. M: male), developmental stage (juv: juvenile, C: copepodid stage for Copepoda), maturity condition, or collections of different dates and/or locations. “Taxon” was added for each “Species”. Notes for Table 2; “Depth” where zooplankton collected was represented by the midpoint of vertical ranges of the nets towed. For mesopelagic and bathypelagic zooplankton collected by using nets without closing mechanism, the depth of the epipelagic zone (200m) took into account in this calculation. In addition to “Dry mass”, “carbon (C)”, nitrogen (N)” and phosphorus (P)” being used as a measure of body mass in the first version, “Wet mass” and “Ash content” were given as “Supplemental data” for some species. For readers who wish to know more details about the data of interest, please refer original papers in Reference in Table 1. I hope that the data are useful to advance our knowledge about zooplankton physiology and energetics toward better understanding of their dynamic roles in matter cycling and energy flow in marine pelagic ecosystems.
著者
松澤 真木
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.68, no.4, pp.305-309, 2014

関西テレビでは,メディアリテラシー推進事業の一環として,公開授業「オープンスクール@カンテーレ」を実施している.2013年12月の授業では「ドラマ制作」をテーマに,完成までの過程を解説した.題材にしたドラマには大学生6人がスタッフとして参加し,体験を通じて学んだ成果を聴衆に向けて発表した.本稿ではその模様を報告する.

1 0 0 0 OA 図解庭造法

著者
本多錦吉郎 著
出版者
六合館
巻号頁・発行日
1926
著者
畠山 登
出版者
日本循環制御医学会
雑誌
循環制御 (ISSN:03891844)
巻号頁・発行日
vol.40, no.1, pp.22-25, 2019 (Released:2019-05-18)
参考文献数
27

Propofol infusion syndrome (PRIS) is a serious complication that occurs during propofol infusion. PRIS is a fatal clinical condition that includes hepatomegaly, fatty liver, hyperlipemia, metabolic acidosis, rhabdomyolysis and myoglobinemia. PRIS is possibly developed by the lowered ATP production due to the inhibition of mitochondrial function and fatty acid metabolism. PRIS appears more commonly in children because of their property that metabolism and elimination of propofol are prolonged, according with high dependency on fat metabolism. Safe application of propofol has been indicated as the precise mechanism of PRIS has been clarified.
著者
ティール ピーター
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュータ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.882, pp.42-45, 2015-03-19

米PayPal(ペイパル)の創業者で、投資家として名をはせる。創業初期の米フェイスブックに投資するなど、成長をかぎ分ける独自の嗅覚を持つ。競争のないところで事業を興すことが起業家の鉄則。こう主張するティール氏はトレンドやバズワードを嫌う。
著者
田中 あさひ 新井 康通 平田 匠 阿部 由紀子 小熊 祐子 漆原 尚巳
出版者
一般社団法人 日本老年医学会
雑誌
日本老年医学会雑誌 (ISSN:03009173)
巻号頁・発行日
vol.56, no.4, pp.504-515, 2019-10-25 (Released:2019-11-22)
参考文献数
21
被引用文献数
4

目的:本研究の目的は高齢者におけるポリファーマシー,抗コリン作動薬及び鎮静作用薬の使用による薬剤負荷の影響を調査することである.方法:川崎市在住非介護高齢者コホートThe Kawasaki Wellbeing Projectにて2017年3月から12月までに参加した396名を対象とした.ベースライン時の薬剤情報から薬剤数を算出,抗コリン作動薬及び鎮静作用薬に該当する薬剤から対象者のDrug Burden Index(DBI)を算出し薬剤負荷とした.アウトカム指標であるADL,IADL,MMSE,J-CHS,EQ5D5Lについて多変量回帰分析を行い,使用薬剤数又はDBIとの関連性を検討した.調整には性別,年齢,疾患数,教育歴,飲酒歴,喫煙歴を用いた.結果:解析の対象となった389名において年齢の中央値は86歳,男性は48%にあたる187名であった.ポリファーマシーに該当した対象者は243名(62%)であり,DBI該当薬の使用者は142名(36.5%)となった.各アウトカム指標の結果から本集団は身体機能,QOLが高く,フレイルのリスクの低い集団であることが分かった.使用薬剤数はJ-CHS(β:0.04),EQ5D5L(-0.01)と有意に負の関連を示し,DBIスコアはEQ5D5L(-0.04)と有意に負に関連していた.結論:調査結果から本集団は一般的な高齢者と比較すると身体機能及び認知機能の高い健康な集団であることが示された.しかし,ポリファーマシー及び抗コリン作動薬及び鎮静作用薬による薬剤負荷は高齢者のフレイル,QOLの低下と関連していることが示唆された.今後はより大規模で多角的な調査項目を含めた長期間の観察を行うことが望ましい.