1 0 0 0 春日井市史

著者
春日井市史編集委員会 編
出版者
春日井市
巻号頁・発行日
vol.資料編 6, 1993
出版者
八もんしや八左衛門
巻号頁・発行日
1664

浄瑠璃。寛文4年(1664)八文字屋八左衛門刊。原題簽に藤原信勝正本とある。見開き図6葉入り。源頼光の家来坂田の金時の一子宿祢の悪太郎公平は山姥の子で勇力無双の武者であったが、頼光、金時主従上洛の留守に、本間武蔵の郡司秀光の子将監光長、助の進秀時兄弟の卑怯な振る舞いを国司の前で暴き、意趣返しに親子の軍勢に攻められ落城し、老母は牢にこめられるが、身を窶した公平は母を救いだして都に登り、朝廷は坂田の金時を総大将として、東国の武将を従えた秀光親子の軍勢を迎え討ち、公平と頼光の一子源二郎の活躍で乱を平定し都へ帰陣する。(岡雅彦)
著者
津徳 亮成
出版者
日本大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

骨形成促進薬であるPTHを骨粗鬆症モデルラット(OVXラット)に使用し、骨再生、骨増生およびインプラント周囲骨への効果を検証した。卵巣を摘出したOVXラットを用いて、ラット頭頂骨に作成した骨欠損に対する骨再生および骨増生の検証を行った。その結果、OVXラットにおいて,骨再生および骨外側方向への骨増生が健常ラットと比較して抑制されることが示された。また、OVXラットに対してPTHの投与を行うことにより、骨増生が健常ラットと比較し、有意に促進することが実証された。インプラント周囲骨は、PTHの投与によりOVXラットにおいてもオッセオインテグレーションの確立を示唆した。
著者
佐々木 冠
出版者
日本リメディアル教育学会
雑誌
リメディアル教育研究 (ISSN:18810470)
巻号頁・発行日
vol.2, no.1, pp.25-30, 2007

札幌学院大学では,アカデミック・スキルを教授する科目「論述・作文」を高い非常勤依存率のもと少人数クラスで運営してきた。しかし,非常勤依存率の高さに起因する様々な問題が2004年に明らかになり,多人数クラスへの移行により非常勤依存率を下げ,責任ある教育体制を実現することになった。30名に1名教育指導員を配置することにより、多人数クラスでも学生の文章への添削が可能な体制を構築した。本稿は多人数クラスへの移行の経緯の報告である。
著者
高橋 諒 蓑田 和麻 舛田 明寛 石川 信行
出版者
人工知能学会
雑誌
2019年度 人工知能学会全国大会(第33回)
巻号頁・発行日
2019-04-08

カスタマーとクライアントのマッチングビジネスを展開するリクルートでは、クライアントの情報をカスタマーに伝達するために日々大量の原稿が作成されている。本論文では、機械学習を用いてそれらの原稿の誤字脱字を検出する方法を提案する。このシステムは主に2つのパートで成り立っている。1つは複数のBidirectional LSTMを用いて各文字に対して誤りがないかの確率を算出するパート。もう一つはそれらの出力値を入力として、文全体で誤りがあるかないかを判定するランダムフォレストアルゴリズムである。この方法の有効性を示すために人工で作成した文と我々のサービスで持つ実データを用いて検証を行った。
著者
中澤 知洋 森 浩二 村上 弘志 久保田 あや 寺田 幸功 谷津 陽一 馬場 彩 幸村 孝由 内山 泰伸 斉藤 新也 北山 哲 高橋 忠幸 渡辺 伸 中島 真也 萩野 浩一 松本 浩典 古澤 彰浩 鶴 剛 上田 佳宏 田中 孝明 内田 裕之 武田 彩希 常深 博 中嶋 大 信川 正順 太田 直美 粟木 久光 寺島 雄一 深沢 泰司 高橋 弘充 大野 雅功 岡島 崇 山口 弘悦 森 英之 小高 裕和 他FORCE WG
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会講演概要集 72.1 (ISSN:21890803)
巻号頁・発行日
pp.508, 2017 (Released:2018-04-19)

NGHXTあらため、FORCE衛星は1-80 keVの広帯域X線を高感度で撮像分光し、まだ見ぬ隠されたブラックホールや超新星残骸のフィラメントでの粒子加速の探査を目指している。2016年に変更した計画の内容、検出器および望遠鏡の開発状況、およびサイエンス検討の進捗を報告する。
著者
牧野 淳一郎
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.57, no.5, pp.330-336, 2002-05-05 (Released:2011-02-09)
参考文献数
15

最近になってM82銀河の中心近くに太陽質量の1,000倍程度の「中間質量」ブラックホールが見つかった. これまでは太陽質量の100から100万倍の間のブラックホールは全く見つかっていなかった. M82での発見はブラックホール, 特に多くの銀河の中心にあると思われる太陽質量の100万倍を超える大質量ブラックホールの形成過程に対する我々の理解を大きく変えるものである. この解説では, 大質量ブラックホールの形成過程に対する, 上の発見をふまえた新しいシナリオを紹介する. 我々はこれがブラックホール形成シナリオの「決定版」になる可能性は十分にあると考えている.
著者
三浦 義人 曽谷 愛子 矢野 悦子
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.7, no.6, pp.353-357, 1966-11-15 (Released:2010-09-30)

縫目のある織物が引っ張られると, 縫目でつぎのように切断される.縫糸または経糸が切れる.あるいは縫目ピッチが長いと縫糸または緯糸が切れピッチが短かくなるにつれ経糸が切れる.理想的な縫目は次式で示される.PN (1-a) cosθ=Q-xNは縫目数, γは縫目幅の縮み, Q-xは織物の強さ, 2θは縫目の曲がり角, P (1-a) は縫糸の強さ.緯糸を押す経糸の力をH, 縫糸を引き上げる経糸の力をT0とするとH=Rsin/eμ T0=R(cosα+cos/eμ)Rは経糸張力, φは経糸の傾斜角.
著者
大野 伸一
出版者
公益社団法人 日本顕微鏡学会
雑誌
電子顕微鏡 (ISSN:04170326)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.220-223, 2001-11-30 (Released:2009-06-12)
参考文献数
6
著者
原田 信之
出版者
新見公立大学
雑誌
新見公立大学紀要 (ISSN:21858489)
巻号頁・発行日
vol.32, pp.235-247, 2011
著者
金山 凖
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.524, pp.14-18, 2009-10
著者
齋藤 遥香 鈴木 洋佑 市川 由唯 宮下 絵美里
出版者
日本地球惑星科学連合
雑誌
JpGU-AGU Joint Meeting 2017
巻号頁・発行日
2017-05-10

福島県いわき市には「風と坊主は十時から」という言い伝えがある。しかし、本校の1,2年生640名にアンケートを取ったところ10名しか知っている人がいなかった。そこで実際にこのことわざは信頼性があるのか、そして本当に風が10時から吹くのかを検証した。また風が吹くということが、風が吹き始めることと風が急に強くなることのどちらを指すのかを検討した。 まず、気象庁の過去20年分の午前6時から12時の風速と風向のデータを天候別と季節別に統計した。観測地点はいわき市を含む福島県沿岸部の2地点と内陸の計4地点に設定し、吹き始めと風速の変化の大きい時間を調べた。人が風を感じる風速3.0m/sを初めて超えた時間帯を風の吹き始めとし、また、風速3.0m/sを超えた中で1時間の風速の変化量が最も大きい時間帯を風速の変化量とした。本研究では、この2つのデータと、その時観測された風の向きを統計の対象とした。 その結果、沿岸部のいわき市小名浜と相馬市では、吹き始め・変化量のどちらにおいても10時から風が吹くことが多く、特に春と夏は風速の変化量が最大になる時間帯が10時より早かった。風向きに関しては、夏は海側からの風が、冬は北西よりの風が多くみられた。このことから、春と夏に小名浜や相馬市で10時より早い時間帯に吹く風は海風であると考察した。一方で内陸に位置する福島市と会津若松市では、吹き始め・変化量どちらにおいても一年を通しておおむね10時より遅い時間帯に多く吹くことが分かった。風向きに関して、夏は北東、それ以外の季節では北西か西北西の風が多かった。 沿岸地域で風速の変化量が大きくなる時間帯が夏に早くなる原因が海風にあることを確証づけるため海風を模擬的に起こす実験を行った。まず水槽に水と砂を配置し、その間に風を可視化するため線香を置いた。そして熱を発する500Wのハロゲンライトで砂と水を温め、海陸風を発生させた。また温める前の砂と水の温度はどちらも10℃にして、実際の海水温と気温の変化と実験の結果を比較するため、水の温度と砂の温度を測定した。この実験を6回行った。風が吹き始めたというのは、上昇気流が砂の上で生じた時とした。実験から、風が生じたのは砂と水の温度差が平均して5.216℃の時だった。その条件に当てはまる気温と海水温の時間帯を調べたところ、8時と9時の割合が高かった。このことから、夏の8時に風速の変化量が大きかった理由が海風の影響を受けたためであると推測した。 このことから、福島県いわき市小名浜ではこの言い伝えがおおむね適用できるということが分かった。
著者
Sho Ohno Maiko Ueno Motoaki Doi
出版者
The Japanese Society for Horticultural Science
雑誌
The Horticulture Journal (ISSN:21890102)
巻号頁・発行日
pp.UTD-097, (Released:2019-11-15)
被引用文献数
12

Anthocyanin in pepper is beneficial as a food antioxidant compound and as a pigment for ornamentals, while unexpected anthocyanin accumulation in fruit, known as black spots, reduces the commercial quality of some cultivars. Previous studies demonstrated that the Anthocyanin (A) locus determines the anthocyanin accumulation in pepper fruits, and an MYB transcription factor, CaMYBA, was found to be located near the A locus. However, the causal gene sequence of the A locus has not yet been identified. With progress regarding genome information in pepper, two other homologous MYB genes were found to be located near CaMYBA, and they are also considered to be candidate genes for the A locus. In this study, we attempted to identify the causal gene sequence of the A locus by performing linkage analysis, genomic sequence analysis, and gene expression analysis of the three candidate MYB genes. A crossing experiment between pigmented ‘Peruvian Purple’ and non-pigmented cultivars confirmed that anthocyanin accumulation in the pigmented cultivar was controlled by a single locus. Gene expression analysis demonstrated that a basic helix-loop-helix transcription factor, CaMYC, and CaMYBA were expressed abundantly in pigmented cultivars, but the other two MYB genes were not. Genotyping of the F2 population derived from the cross demonstrated that the anthocyanin accumulation phenotype was highly linked to CaMYBA, but not to CaMYC. The DNA sequence of CaMYBA in pigmented cultivars had an insertion of a 4.3 kb retrotransposable element LINE-1 in the first intron, but that of non-pigmented cultivars did not. No pigmented cultivar-specific sequence was found in the promoter region of CaMYBA. Therefore, it was suggested that CaMYBA, but not the other two homologous MYB genes, is the A locus gene, and insertion of LINE-1 in CaMYBA appeared to be important for the regulation of anthocyanin accumulation, although the mechanism by which the LINE-1 insertion induces CaMYBA expression is unknown.