1 0 0 0 OA 赦帳

出版者
巻号頁・発行日
vol.第17冊分冊ノ1 家治公 日光山御社参御赦ニ付前々御仕置ニ成候者共書付 二,
著者
品川博樹
雑誌
青森労災病医誌
巻号頁・発行日
vol.12, pp.65-69, 2002
被引用文献数
2
著者
木ノ下 修 岡本 和真 小西 博貴 小松 周平 安川 覚 塩崎 敦 窪田 健 保田 宏明 小西 英幸 岸本 光夫 小西 英一 柳澤 昭夫 大辻 英吾
出版者
一般財団法人 日本消化器病学会
雑誌
日本消化器病学会雑誌 (ISSN:04466586)
巻号頁・発行日
vol.110, no.7, pp.1281-1287, 2013 (Released:2013-07-05)
参考文献数
23

症例は56歳男性.膵内分泌腫瘍に対し膵体尾部切除術が施行され,病理学的診断は膵内分泌腫瘍(Ki-67 LI:3%,NET G2),T2N0M0,fStage IIで癌遺残は認められなかった.術後補助化学療法を施行され無再発であったが,術後15年目に胃体上部後壁に約3cmの粘膜下腫瘤を指摘され胃部分切除を施行された.病理組織学的には膵内分泌腫瘍の胃壁内転移(Ki-67 LI:10%,NET G2)と診断された.術後15年目に再発した膵内分泌腫瘍の胃壁内転移は非常にまれである.
著者
佐藤 次高
出版者
一般社団法人 日本オリエント学会
雑誌
オリエント (ISSN:00305219)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.1-16, 1991 (Released:2010-03-12)

Some Coastal towns of Syria during the 11th-12th centuries were headed by local qadis (judges) who had acquired independence from either Fatimid, Seljuqid, or Byzantine rule. These urban states have been the objects of serious research by such scholars as Cl. Cahen, E. Ashtor, A. Havemann and U. A. Tadmuri. But as for the period when qadis lost their independence, few references are made to their role in Muslim urban life. The cases of Tripoli and Jabala, because of ample information, may provide us with a means to better our understanding of local qadis in medieval Islamic societies.During the years 1066-1070 the qadi office of Tripoli was established by Amin al-Dawla, a Shi'ite jurist of great reputation, from the 'Ammar family. Jabala also had a wise qadi named Mansur, who managed the judicial affairs among Muslims under Byzantine rule. His status (Ra'is Jabala) was inherited by his son, Ibn Sulayha, who maintained independence against the pressure of the Seljuqids until the arrival of the Crusaders. Ibn Sulayha, faced with a strong siege by the Crusaders, was forced to transfer sovereignty to Tripoli; but another qadi, Ibn al-Naqqar, then continued to manage judicial affairs in Jabala. Even under the Crusader rule from July 1109, Jabala was administered by an influential qadi named Mansur b. Nabil, who succeeded afterwards in delivering the town to Saladin.These instances reveal that the qadis of Tripoli and Jabala managed these municipalities even during the periods when towns lost their independence. We may therefore evaluate positively the role of local qadis before the Ottoman period, a time when they came to be organized more systematically into that empire's provincial administration.
著者
森田 克行
出版者
一般社団法人 日本考古学協会
雑誌
日本考古学 (ISSN:13408488)
巻号頁・発行日
vol.10, no.15, pp.139-148, 2003-05-20 (Released:2009-02-16)

今城塚古墳は,淀川流域に所在する古墳時代後期の大形前方後円墳として知られ,二重の周濠をもち,総長350mを測る古墳の規模から三島古墳群の盟主墳として注目されてきた。また『記紀』や『延喜式』などの史料にある継体天皇の「(三島)藍野陵」に比定されるなど,早くからその重要性が指摘され,昭和33年には史跡に指定されている。しかしながら古墳の実態については,近年まで本格的な調査もおこなわれず,簡便な測量図とわずかに採集された埴輪類のほかには有用な資料も少なくて,永らく「まぼろしの藍野陵」であった。高槻市教育委員会では,史跡整備事業の一環として,平成8年から詳細測量調査並びに規模確認調査を継続的に実施したところ,墳丘,造出,内濠,内堤,外濠について,その形状や規模など様々なデータが得られた。また,あらたに内堤で百数十体にものぼる形象埴輪で構成される大規模な埴輪祭祀区が検出されるなど,多大な調査成果がもたらされた。その一方で,伏見地震や戦国時代の城砦構築による古墳の改変の様子が明らかになるなど,「荒陵」と揶揄された今城塚古墳のベールが漸く剥がされてきた,と言ってよい。継体陵論とのかかわりでは,新池遺跡での調査成果とも相まって,古墳の時期比定の作業がすすみ,太田茶臼山古墳(現継体陵)が5世紀中頃,今城塚古墳が6世紀前半の築造であることがほぼ確定し,今城塚古墳を「藍野陵」とみる可能性はますます高まってきた。今後の調査並びに出土埴輪の整理が進捗し,今城塚古墳の実態が明らかになれば,大王陵の研究に大きく寄与するのみならず,古墳時代の解明にむけても,貴重な定点が得られることにもなろう。
著者
三輪 正人 中山ハウリー 亜紀 大久保 公裕 飯島 史朗 村上 亮介
出版者
順天堂大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

ドライスキンと同じく、ドライノーズの病態がアレルギー性鼻炎の前駆段階である可能性を実証するため、スギ花粉抗原鼻誘発前後の鼻粘膜上皮バリア機能の非侵襲的生理学的検査である鼻粘膜水分蒸散量、鼻粘膜上皮間電位差の測定、鼻汁浸透圧、pHの測定、鼻および口呼吸時の呼気凝集液中の過酸化水素濃度の測定、鼻粘膜上皮擦過細胞の糖鎖解析をおこなった。また、ドライアイの成因として、涙液の高浸透圧が考えられている。高浸透圧溶液のモデルとして5%の高張食塩水の点鼻誘発刺激をおこない、同様の検討を実施した。抗原特異的鼻誘発後、非特異的刺激である高張食塩水点鼻の両者とも、鼻粘膜水分蒸散量は増加、鼻粘膜上皮間電位差は減少し、鼻粘膜上皮バリア機能は低下したことが示された。抗原刺激後、呼気凝集液中のpHは上昇したが、高張食塩水刺激では有意な変化はみられなかった。両者共刺激後の呼気凝集液中の過酸化水素濃度も増加したが、異なる経過をたどった。鼻粘膜上皮擦過細胞の糖鎖の解析では、ABA, LCA, SSA lectinの反応性が、スギアレルギーの被験者で特異的ならびに非特異的誘発刺激後、減少していた。ドライノーズの病態とアレルギー性炎症、高浸透圧環境の関連性について引き続き解析中である。
著者
三村 昌義
雑誌
芸能の科学 = Geinō no kagaku
巻号頁・発行日
no.19 : 芸能論考XII, pp.93-121, 1991-12-10
著者
Keita IYORI Kiyohiko INAI Hidekatsu SHIMAKURA Takeshi HAGA Hiromi SHIMOURA Ichiro IMANISHI Akihiro IMAI Toshiro IWASAKI
出版者
JAPANESE SOCIETY OF VETERINARY SCIENCE
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.19-0136, (Released:2019-05-20)
被引用文献数
3

Persistent papillomatosis on footpads related to canine papillomavirus type 2 (CPV-2) infection has been described in dogs with immunocompromised condition. A 9−year-old, male French bulldog was presented with cauliflower-like nodules on the footpads of his left front leg. Histopathological examination revealed multiple finger-like projections of squamous epithelium with intranuclear inclusion bodies. Immunohistochemistry using an anti-bovine papillomavirus antibody demonstrated immunostaining in the keratinocytes. Partial genome DNA of CPV-2 was amplified from the lesion. Full genome sequence of CPV-2 in the subject showed 99.95% nucleotide identity with that of CPV-2 from the reference data. Two weeks after a biopsy, the skin lesion spontaneously regressed without any specific treatment. In non-immunocompromised dogs, CPV-2-related footpad papillomatosis could spontaneously resolve after a biopsy.
著者
杉山 純一 蔦 瑞樹
出版者
日本食品科学工学会
雑誌
日本食品科学工学会誌 : Nippon shokuhin kagaku kogaku kaishi = Journal of the Japanese Society for Food Science and Technology (ISSN:1341027X)
巻号頁・発行日
vol.60, no.9, pp.457-465, 2013-09-15
参考文献数
16
被引用文献数
5

光の指紋の説明をする前に,まず既存の蛍光という現象を説明する。通常,蛍光とは,図1(左)に示すように,ある特定波長成分だけからなる光(励起光)を試料に照射し,それによって生じる様々な波長の光(蛍光スペクトル)のことを指す。日常では,蛍光灯の白色光は,蛍光管の内側から目に見えない短波長の光が蛍光管内側に塗られた蛍光体に照射され,白色光を生じる蛍光現象である。また,よく遊園地のお化け屋敷などの暗闇で,ブラックライトという,これも目に見えない光が白いYシャツにあたると,青白く光ってみえるのも,洗剤やシャツ等に含まれるリン(p)による蛍光現象である。そして,このような蛍光現象を利用して,さまざまな化学成分の判別・定量を行うのが蛍光分析法である。しかし,この場合は,刺激(特定の励起波長)が1種類,それに対する応答(蛍光スペクトル)が1本というひと組の刺激と応答の情報を解析することになる。しかしながら,情報は多ければ多いほど,その中に含まれる有用な情報が抽出できる可能性が高い。そこで,情報量を多くすることを考える。それには,刺激を複数にし(つまり,複数の励起波長を順次走査して照射),それに対する応答(蛍光スペクトル)も複数本,得られれば,図1(右)のような3次元の膨大な情報が得られる。この3次元データを上から見れば,等高線図のようなパターンが観察される。このパターンは,その試料特有の蛍光特性が全て表現されたものと考えられ,蛍光指紋(Fluorescence Fingerprint),または励起蛍光マトリクス(Excitation Emission Matrix)と呼ばれ,本稿が主題とする「光の指紋」である。
著者
万里集九
出版者
巻号頁・発行日
vol.[6],
著者
坂東 宏和 大即 洋子 大島 浩太 小野 和
出版者
日本教育メディア学会
雑誌
教育メディア研究 (ISSN:13409352)
巻号頁・発行日
vol.17, no.1, pp.37-47, 2010

本論文は,保育におけるPCネットワークを介した絵と音声によるコミュニケーションの可能性と問題点を探ることを目的とし,1つの幼稚園内に限定されたPCネットワーク環境の中で,幼児にそのコミュニケーションを体験してもらった。その様子を観察した結果,自分の描いた絵に対する返信として録音された,絵が「うまいですね」,「すごい上手です」といった音声メッセージを聞いて喜ぶ事例が見受けられた。また,年中の幼児が「お化け屋敷」という音声とともに投稿した,紙の一部を黒く塗りつぶして暗闇を表現しただけの絵に対し,年長の幼児が「お化け屋敷ならお化けを描かないと」と言いながらお化けを追記し,お化け屋敷にして返信する事例も観察された。これらの事例から,PCネットワークを介した絵と音声だけのやり取りであっても十分コミュニケーションを取ることができ,幼児に有益な新しいコミュニケーションを提供できる可能性が示唆された。
著者
今出 圭祐 共田 圭吾 藤戸 幹雄 木谷 庸ニ
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.59, 2012

既存の経験価値研究では、経験価値創造において“物語”を活用することが提唱されているが、その原理や効果については明確にされないまま使用されている。本研究では、文化人類学や組織論、ブランド研究、文学論、実施事例など、多角的な視点から物語を整理し、経験価値創造に物語を活用するための新しい視点を提示した。 本研究では、経験価値における“物語”を、“情報としての物語”と“実経験としての物語”の二つに分類した。 “実経験としての物語”に対しては、先行研究として「ディズニーランド」と「祭り」に対しての文化人類学研究と、お化け屋敷の実施研究の成果に加え、事例研究を通して、その原理と効果を示した。 “情報としての物語”に対しては、文学論、ブランド研究、感性工学、ストーリーテリングでの先行研究に、映画鑑賞経験の現象学的アプローチによる分析結果を加えて、その効果と原理を示した。 この2方向からの研究アプローチにより、既存の経験価値研究に対して、日常から非日常世界へ「行って帰る」構造を持つ物語経験が、集団の連帯感を形成する事を指摘した。一方で、「近づきがたさ」の感情を与えるデメリットがあることも示唆された。
著者
研 攻一 佐藤 由紀
出版者
羽陽学園短期大学
雑誌
羽陽学園短期大学紀要 (ISSN:02873656)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.23-36, 2014-02

遊びの中で造形能力を育てる保育のあり方について検討した。風船を使ったダルマ作りの技術を、お化け屋敷で使う生首や火の玉作りに応用していく際の、子どもたちの遊びの質や、行動の自発性やイメージの拡大と深化の程度について検討した。その結果、次のことが得られた。(1)風船を使った基本的な技術の習得場面のダルマ作りでは、子どもたちは遊び条件を満たさずに、保育者主導の保育が展開された。その際には、行動の自発性やイメージの拡大は余り見られなかった。(2)ダルマ作りの応用場面の生首と火の玉作りでは、遊びの条件を満たし、子どもたちが自発的に意見やイメージの交換を図り、集団で新しい工夫をしてお化け屋敷で必要なものを作りだした。(3)具体的な目標(生首や火の玉)が遊びの中で設定されると、子どもたちの自発性やイメージの拡大が促進されることが見られた。

1 0 0 0 OA 平家物語 12巻

出版者
勝右衛門尉
巻号頁・発行日
vol.[7], 1626