1 0 0 0 OA 五雜組16卷

著者
明謝肇撰
出版者
明徳聚堂刊
巻号頁・発行日
vol.[8], 1400
著者
池田 幸弘
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア (ISSN:00148601)
巻号頁・発行日
vol.53, no.3, pp.256-257, 2017

名鉄名古屋駅から犬山線,犬山駅からは広見線に乗り継いで新可児まで行き,そこからさらに御嵩行ワンマン列車に乗り込み,のどかな田園風景に見とれていると間もなく明智駅に到着した.無人駅のため運転手さんに切符を手渡して下車し,ちょうど駅前に停車しているバスに乗り込んだ.バスはこの先の名鉄八百津線が2001年に廃線となったため,代替として運行されている.ここまで来るとすっかり小旅行の気分になってしまっているが,弾む気持ちをおさえながら元役場前にて下車した.
著者
雨宮 怜
出版者
日本感情心理学会
雑誌
エモーション・スタディーズ (ISSN:21897425)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.42-49, 2019-03-31 (Released:2019-05-18)
参考文献数
41

In Japanese society, intensifying competition in several professional arenas is expected to gradually continue, and it is said that a “super competitive society” will develop in the near future. Under such circumstances, the psychological, physical, and interpersonal burdens imposed on people will become more significant, and as a result, it is expected that health problems, performance inhibitions, and dilution of social relations will worsen. As a means of addressing this issue, Japanese society must adjust its solution from that of traditional Western methods such as the top-down approach to a new strategy. This strategy is a body-to-mind approach based on the bottom-up approach transmitted in Oriental culture.
著者
難波 康治 角南 北斗 ナンバ コウジ スナミ ホクト Namba Koji Sunami hokuto
出版者
大阪大学留学生センター
雑誌
多文化社会と留学生交流 (ISSN:13428128)
巻号頁・発行日
no.14, pp.63-69, 2010

【特集OUSカリキュラムの開発(8)】OUSカリキュラムでは、そのカリキュラムの一部として、計画段階からITの積極的な利用を検討してきた。本稿では、その背景としての大学の日本語教育に おけるIT利用の現状とその問題点を分析し、その解決策を検討する。さらに、その教育理念をもとに現在開発に着手している「日本語教育支援ITプラット フォーム」について紹介する。
著者
西原 百合枝 池口 舞 田﨑 奈緒子 藤本 彩花 朝倉 富子 舟木 淳子
出版者
日本調理科学会
雑誌
大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.29, 2017-08-31

【目的】高齢者は食事摂取量低下などによって、タンパク質やエネルギーなどが不足しがちとなる。本研究では、われわれが嚥下困難者用食品として作製しているパン粥において、不足しやすい栄養を補給することを目的に、タンパク質を多く含む大豆製品を添加したパンを作製し、これらのパンを使用したパン粥の作製を検討した。<br />【方法】パンはホームベーカリー(SD-BMT2000、パナソニック株式会社)を用いて作製した。大豆製品はきな粉、おからパウダー、大豆粉を使用し、それぞれ強力粉重量の20%を置き換えた。これらのパン(きな粉20%、おからパウダー20%、大豆粉20%)について、比容積を測定した。その後、パンのクラムを水とともに攪拌、加熱しパン粥を作製した。パン粥はクリープメータ(株式会社山電)を用いてテクスチャー解析を行った。<br />【結果】パンの比容積は、きな粉20% 3.10±0.06 ml/g、おからパウダー20% 1.50±0.03 ml/gとなり小さかったため、4.35±0.10 ml/gとなった大豆粉20%についてパン粥を作製した。加熱時間5分30秒間のパン粥を45±2℃で測定した場合のパン粥の硬さは0.69±0.06 kPa、付着性は0.42±0.09 kJ/m<sup>3</sup>、凝集性は0.70±0.04となった。20±2℃で測定した場合の硬さは1.46±0.28 kPa、付着性は0.79±0.14 kJ/m<sup>3</sup>、凝集性は0.62±0.05となった。これらの値は消費者庁のえん下困難者用食品たる表示の許可基準に当てはまっており、大豆粉を添加したパンを使用したパン粥は、嚥下困難者用食品として利用できる可能性があると考えられた。<br />本研究の一部は、総合科学技術・イノベーション会議のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)「次世代農林水産業創造技術」によって実施された。
著者
後藤 康文
出版者
岐阜経済大学地域経済研究所
雑誌
地域経済 The Chiiki Keizai (ISSN:03866122)
巻号頁・発行日
no.38, pp.41-53, 2019-03-31

地域経済のこれまでと今後自由投稿論文
著者
根山 梓
出版者
大学美術教育学会
雑誌
美術教育学研究 (ISSN:24332038)
巻号頁・発行日
vol.49, no.1, pp.281-288, 2017 (Released:2018-03-31)
参考文献数
37

本稿は繁野三郎(1894–1986)の図画教育に注目し,自由画運動が北海道の小学校教師に与えた影響について報告し,考察するものである。繁野は大正4年(1915)に札幌師範学校を卒業後,大正9年(1920)まで栗山尋常高等小学校(現在の夕張郡栗山町内)に勤務し,その後昭和5年(1930)まで札幌北九条尋常高等小学校に勤務した。大正5年(1916)から翌年にかけて繁野が教育雑誌に投稿した「現代的毛筆画帖取扱案」と,教育雑誌が伝える昭和2年(1927)の繁野による図画の研究授業,同年に札幌市役所から発行された『図画教育の理論と実際』における繁野の執筆箇所を分析した結果,資料に示される繁野の考え方が二つの時期において異なることが確認された。約10年間の繁野の取り組みを探るなかで大正後期に発行された『北海タイムス』を調査した結果,繁野の勤務校をはじめとする札幌市内の学校が自由画展覧会に熱心に応募していたことが確認された。
著者
根山 梓
出版者
大学美術教育学会
雑誌
美術教育学研究 (ISSN:24332038)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.265-272, 2018 (Released:2019-03-31)
参考文献数
24

本論文は,現在の北海道新聞社の前身である北海タイムス社が発行した『北海タイムス』に掲載される記事に基づき,大正10年(1921)における同社による自由画教育に関する取り組みを明らかにするものである。北海タイムス社で美術部員であった澤枝重雄は,大正10年のはじめ頃に紙上で「自由画私見」を発表し,7月から紙上で児童自由画の講評を行うことをはじめ,11月に同社がはじめて主催した児童自由画展覧会においては,札幌の小学校教員とともに講演を行い,展示作品の講評を行うなど,中心的な役割を担った。大正10年に紙上に掲載される図画教育に関する一連の記事からは,当時,澤枝が図画教育に対する小学校教員の意識に働きかけることを重視し,札幌の小学校教員との関わりのなかで,指導者としての立場で発言していたこと,また,当時,札幌の小学校教育現場において,自由画教育に対する関心が高まっていたことが確認される。
著者
松田 一希
出版者
京都大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2012-04-01

テングザルの食物選択においては、同様の消化機構を有するが反芻行動が観察されていない他の霊長類種と大きな違いは見られなかった。一方で、糞の粒度の比較からは、テングザルが夜間にコンスタントに反芻行動をしている可能性を示唆する有力な結果が得られた。事実、夜間により高頻度で反芻行動を行っていることが、夜間行動をビデオ録画することにより明らかになった。また、野生下のテングザルは飼育下のテングザルに比べて、夜間により頻繁に覚醒と睡眠を繰り返しており、これは野生下のサルがより高い捕食圧に曝されている結果の行動であると解釈できた。

1 0 0 0 OA 宋元通鑑157卷

著者
明薛應旗撰
出版者
和泉屋金右衞門刊
巻号頁・発行日
vol.[22], 1860
著者
松本 哲哉
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.12, pp.3516-3521, 2011 (Released:2013-04-11)
参考文献数
10

肺炎の起炎菌の診断は従来から培養が標準的な方法であったが,より迅速に結果を得る方法として尿中抗原検出が利用されている.現在,肺炎球菌とレジオネラの尿中抗原検出が実用化されており,いずれも重症肺炎の原因となり得ることから,早期の鑑別が重要である.市販のキットは採取しやすい尿を検体とし,操作も簡便で,外来やベッドサイドでの検査が可能であるが,その特徴を把握して適確に診断に使用することが望まれる.
著者
福田 アジオ
出版者
国立歴史民俗博物館
雑誌
国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History (ISSN:02867400)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.237-272, 1993-03-25

日本の墓制の民俗学的研究で従来最も関心が寄せられてきたのは両墓制の問題である。両墓制研究の焦点はそれが古いか新しいかという点にあった。もちろん古いとする考えが民俗学研究者のなかでは多数派であり、日本人の古来の他界観・霊魂観を示すものとしてきた。それらの多くの研究は二つの施設のそれぞれの名称やその間の儀礼的な関係に注目し、両墓への墓参の継続期間や他方への移行時期に注意を払ってきた。またこの墓制を古いとする考えは石塔以前の姿を追究する傾向を生み、墓地・墓石以外の仏堂、位牌堂、あるいは霊山、死者の赴く山などの事象を研究の対象とするようなことが多くなった。以上のような従来の両墓制研究は、村落における空間的配置の問題には必ずしも注目してこなかった。空間的配置に注目しても、両墓のみを取り出して、その距離を問題とするものが多く、村落空間全体のなかに位置付ける努力は少なかった。本稿では、両墓制を村落空間の問題として理解し、両墓制が村落そのものの歴史的形成過程と密接に関連して登場してきたものであると同時に、両墓制の両墓の配置は石塔建立の民俗が村落社会で一般化する段階での埋葬墓地のあり方の相違が作り出したものということを論証しようとした。近江地方のいくつかの村落の墓制では、埋葬墓地が例外なくヤマの領域にあるのに対して石塔建立墓地が村落によって一定しないことが、両墓遠隔型、両墓近接型という両墓制の諸類型を作り出している。それに対して、関東地方などの墓制は遺体埋葬が屋敷内ないしは屋敷続きに行われていたところへ石塔建立の一般化があって、単墓制が成立したものと思われる。したがって、石塔建立の一般化の時期における埋葬墓地のあるべき場所についての観念の相違が両墓制と単墓制という二つの墓制を成立させ、日本の大きな地方差を作り出したものと考えられる。
著者
小川 [琢]治
出版者
地球學團
雑誌
地球
巻号頁・発行日
vol.3, no.2, pp.253-267, 1925-02-01
著者
田村 俊作
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.58, no.7, pp.322-328, 2008-07-01 (Released:2017-04-28)
参考文献数
12

レファレンスサービスの動向を概観し,サービスの内容に大きな変化が生じていることを指摘する。サービスの範囲と内容を教科書や業務分析の結果などから検討して,レファレンスサービスを(1)情報源,(2)情報探索とそのツール,(3)対人サービス,(4)管理的業務,(5)利用者の課題解決の援助,という5つの視点で定義することを提案する。