著者
仲山 進也
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.104, pp.114-117, 2002-11

「なぜ配信停止が多いのだろう」「うまく書けない」「売り上げにつながらない」─。メールマガジンを発行している企業の間で、そんな声をよく聞きます。今回は、「売れる」メールの書き方について考えていきます。仲山進也楽天 楽天大学学長 売り上げアップにつながるメールとは何か─。非常に難しい課題ですが、答えを探るとすれば、2つの手法があります。

1 0 0 0 OA 1.TNF阻害薬

著者
天野 宏一
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.100, no.10, pp.2966-2971, 2011 (Released:2013-04-10)
参考文献数
14
被引用文献数
1

RAの病態(炎症性病変形成,骨破壊)にTNFは重要な役割を演じている.現在TNF阻害薬として,インフリキシマブ,エタネルセプト,アダリムマブ,ゴリムマブおよびセルトリズマブの5剤が開発され,いずれも大規模試験でRAに対する臨床効果と骨破壊抑制効果のエビデンスが確立されている.さらにこれら薬剤中止後も寛解を維持できる可能性が指摘されており,RAの治癒に向けた最有力治療戦略として期待される.
著者
森本 博
出版者
紙パルプ技術協会
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.14, no.10, pp.644-648,682a, 1960-10-10 (Released:2009-11-17)
参考文献数
7
被引用文献数
1
著者
タグチ ミナ イワサ レイコ サイトウ ヨシヤ ナカノ テルミ Mina Taguchi Reiko Iwasa Yoshiya Saito Terumi Nakano
雑誌
国際基督教大学学報. I-A, 教育研究 = Educational Studies
巻号頁・発行日
vol.33, pp.127-143, 1991-03

This study was a trial for developing a multi-media learning package which combines a broadcasting program with other media. NHK School Broadcasting Special Series, "Hearing a Story -Totto-chan-", was chosen for the study, and a learning system incorporating it was constructed. A personal computer connected to simulated CD-ROM was selected as the medium for making maximum use of the strengths and for compensating for the weaknesses of the TV program, which is to improve students' listening ability. A CAI system for producing optimal learning was developed, and its effects were validated.
著者
坂輪 宣敬 伊藤 瑞叡 三友 健容 久留宮 圓秀 佐々木 孝憲
出版者
立正大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1988

敦煌莫高窟の壁画、出土文書は、発見以来多くの学問領域から注目され研究が為されてきたが、なお未解決の問題も多く残っている。本研究は対象を法華経にしぼり、壁画、彫刻、出土古写本類を素材に法華経鑚仰の様子の一端を解明した。美術の分野では法華経変を考察対象とし、その規模別分類を試み、大規模な経変画が時代を経て形式面、内容面ともに変化が生じたことを明し、更に描かれる品に注目して、その出現頻度を図示した。描かれる頻度によって製作年代における鑚仰の様相が推定されるが、見宝塔品、普門品の両品は特に盛んに造られた。これらの品に就ては単独に描かれる例も多く、前者は盛唐期に多く、西壁に描かれる例が大部分であった。後者はそれ程の傾向は窺知できなかったが、宋代まで、盛んに製作された。古写本ではスタイン本・ペリオ本を総合的に研究し、調巻・奥書に就て考察した。調巻では現行の七巻本、八巻本の他に十巻本という敦煌独自の遺例があり、その製作にあたり、竺法護訳「正法華経」の影響が看取された。また奥書の検討によって、近親者等の供養のために写経を行った例が極めて多いこと、長安で大規模な書写が行われ、それが多数敦煌に送られていたことなどを指摘した。北京本に就ては、未だ殆ど研究されていなかったが、「妙法蓮華経」を抽出し、写本点数が諸経典中第一であることを明し、また遺例の品数、長さ等を調査し、七巻本、八巻本、十巻本混在の様相を発見した。最後に、派生的テ-マである敦煌菩薩竺法護の訳経に就ての考察を試み、訳経の年代、訳経地、没年等の未解決の諸問題にスポットをあてた。特に訳経地に就ては、筆受などの訳経補助者の名を手掛りに「須真天子経」「正法華経」等が長安訳出であることを示した。また竺法護の訳経の特徴として校勘の不十分さなどに論及し、その原因として戦乱の時代であったこと、国家の保護がなかったことなどを指摘した。
著者
梅村 坦 庄垣内 正弘 三友 健容 吉田 豊 松井 太 鈴木 健太郎 李 肖 DESMOND Durkin-Meisterernst
出版者
中央大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

研究対象は、ベゼクリク千仏洞から1980~1981年に出土した非漢字の古文献約600点であり、その大部分は未公開の断片類である。使用される文字はウイグル文字、ソグド文字、ブラーフミー文字を中心とし、言語は古ウイグル語、ソグド語、サンスクリット語、トカラ語、漢語などにおよび、形式には写本、印刷があり、内容は仏教文献を中心として契約や公文書、詩、手紙などの俗文献に至り、10~13世紀頃のトゥルファンの複合文化を浮き彫りにする第一級の資料群であることが判明した。
著者
三友 健容
出版者
立正大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1996

本研究にあたり基本文献として、1.Abhidarmakosa-vrtti-marma-pradipa. 2.Dam pa'i chos mngan pa mdzod kyi dgongs 'grel gyi bstan bcos thub bstan nor bu'i gter mdzod dus gsum rgyal ba'i bzhed don kun gsal.の2論を選定し研究を進めた。このうち、前者はインドにおける仏教論理学の確立者ディグナーガ(Dignaga,A.D.480-540)の手になるものであり、後者は上述の『倶舎論註』である。共にアビダルマ仏教のチベット受容・継承に関しては看過されえぬ重要な典籍である。しかしながら、本研究に至るまで校訂・翻訳等の成果は公表されていなかった。故にわれわれは、本研究を、この二典籍を基本資料として以下の計画のもとに遂行した。1, 校訂(Varlantの摘出と定本の確定)・データベース化2, 翻訳(特に1.の論書に対しては還元Sanskrltの想定)3, 「定義集」の作成上記の研究中、1に関してはコンピューター使用の至便を考慮して、北村・Wylie方式とAsiun Classic Input Project方式の折衷案である福田洋一氏の方法(cf.コンピューター処理を考慮したチベット語転写法の試案、日本西蔵学会会報38.1992.pp.23-24)を採用し、2並びに特に3に対しては、サンスクリットや漢訳も含めた複数のアビダルマ文献を参照した。以上の行程のもと、資料の正確な判読、有部数学の「定義集」に基づき、幾つかの新知見を発表したが、有部数学の整理は膨大な時間を必要とし、さらに詳細な検討を行わなければならず、研究を続行するものである。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1530, 2016-09-26

放送政策<ワンセグ受信料問題が示す放送業界の根本問題> 8月26日にさいたま地裁がテレビを設置せず、ワンセグ機能付きの携帯電話を所有している場合にNHKの放送受信料を支払う必要はないという判決を下した。9月2日には高市総務大臣がワンセグ付きの携帯電話…
巻号頁・発行日
vol.[31] 十四之三, 1000
出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.272, pp.35-39, 1999-05

■2000円台前半の大衆価格の居酒屋市場が激戦を極めている。新規参入組を含め,出店は増す一方。し烈な競争下,老舗チェーンが生き残りを掛け,「新標準づくり」に奔走し始めた。 「居酒屋市場は,今や完全なオーバーストア状態」——。 養老乃瀧(東京都品川区)の小沢孝夫副社長は,こう断言する。
著者
名取,洋典
出版者
日本教育心理学協会
雑誌
教育心理学研究
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, 2007-06-30

本研究では,指導者のことばがけが少年サッカー競技者の「やる気」におよぼす影響について,ことばがけに対する「理由認知」と「感情」という認知的側面との関連から検討した。特に,技術指導のための,目標と合致した基準に沿ったことばがけが,高い競技水準にある競技者の動機づけを高めるためにも有効であることを明らかにすることを目的とした。14の強豪チームに所属する267名の小学5,6年生を対象に,成功場面・失敗場面×肯定的な言語的フィードバック・否定的な言語的フィードバックの4つの練習状況を描いた図版とシナリオ文を提示し,「やる気」の変化量および認知的側面の測定を行った。分散分析の結果,否定的なフィードバックに比べ肯定的なフィードバックにより「やる気」が高まることが示された。認知的側面との関連では,ことばがけに対して「教授的理由」と捉えることで「安堵感情」が高まり,「やる気」が高まることが示された一方で,失敗した際の肯定的なフィードバックについてはこの関連がみられなかった。以上の結果から,競技者の動機づけを高めるのに,指導者が目標に合致した基準に従ったフィードバックを行うことの有効性が示唆された。
著者
中島 秀人
出版者
名古屋工業大学技術倫理研究会
雑誌
技術倫理研究 (ISSN:13494805)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.1-14, 2008

本稿では、ラングドン・ウィナーの「人工物の政治」という観点を批判的に発展させ、「技術者倫理」が「技術倫理」へとさらに展開されるべきことを論じる。古代において、プラトンやアリストテレスは技術と政治を相関するものと捉えた。だが、産業革命期にこの視点は失われ、技術、そして科学技術が人間を支配する傾向が生じた。さらに、冷戦によりリニア・モデルが優勢になると、人工物は必然的な知識としての科学の成果であるという理解がなされた。しかし、1980年代以降、リニア・モデルの限界が理解され始めた。近年では、科学を担う科学者だけでなく、技術者の役割の重要性が認知されるようになった。このような変化は、作られた人工物の社会的影響だけでなく、どのような人工物を作り出すのかを倫理的に検討する条件を生み出している。