著者
山中 秀樹
出版者
法政大学国文学会
雑誌
日本文学誌要 (ISSN:02877872)
巻号頁・発行日
vol.78, pp.24-34, 2008-07
著者
関根 豊子 高橋 裕子 井上 喜久子 樋口 満
出版者
The Japanese Society of Nutrition and Dietetics
雑誌
栄養学雑誌 (ISSN:00215147)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.79-86, 2001-04-01 (Released:2010-02-09)
参考文献数
32
被引用文献数
1

本研究では, 大学女子テニス選手及び一般学生を対象に, 水溶性ビタミン (VB1, VB2, VC) の摂取状況調査と栄養状態の評価を行った。テニス選手サプリメント摂取者は, 非摂取者, 一般学生よりも有意に多くエネルギーを摂取していた。サプリメントを摂取していないテニス選手, 一般学生ともに, VB1を「第六次改定日本人の栄養所要量-食事摂取基準-」の基準量以上摂取していたが, TDP (チアミン2リン酸) 添加効果は境界域の値を示した。テニス選手サプリメント非摂取者の摂取量(mg/1,000kcal) とTDP添加効果の間には, 有意な負の相関がみられた。得られた回帰直線から, TDP添加効果が正常基準範囲の上限値 (18%) に相当する摂取量を求めると0.60mgであった。テニス選手サプリメント非摂取者, 一般学生ともに, VB2を「第六次改定日本人の栄養所要量-食事摂取基準-」の基準量以上摂取しており, FAD (フラビンアデニン2ヌクレオチド) 添加効果は正常基準範囲の値を示した。また, テニス選手サプリメント摂取者は, VB1, VB2ともに基準量を大きく上回った摂取量で, それらの栄養状態も良好であった。VCの摂取量は, テニス選手サプリメント摂取者, 非摂取者とも「第六次改定日本人の栄養所要量-食事摂取基準-」の基準量以上であったが, 一般学生は基準量をやや下回っていた。全対象者ともに血漿VC濃度は基準範囲であった。

1 0 0 0 OA 鯢山詩稿

著者
山崎, 鯢山
出版者
巻号頁・発行日
1857
著者
Yoshida Tetsuya Takanishi Toshimasa Nakai Seiichi YORIMOTO Akira MORIMOTO Taketoshi
出版者
Japan Society of Exercise and Sports Physiology
雑誌
Advances in exercise and sports physiology (ISSN:13403141)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.71-76, 2002-10

YOSHIDA, T., TAKANISHI, T., NAKAI, S., YORIMOTO, A. and MORIMOTO, T., Relationship between Dehydration, Rehydration and Decreases in Esercise Performance During Various Sports in Hot Environments. Abv. Exerc. Sports Physiol., Vol.8, No.3 pp.71-76, 2002. The purpose of this study was to analyze the effects of dehydration and rehydration on exercise performance during sports activities in summer. We repeated measurements of the step test score (STS), vertical jump (VJ), side step (SS),back strength (BS), and whoke body reaction time (RT) before and after sports activities of Judo (n=9), Tennis (n=6), American footboll (n=8), and Baseball (n=7). the subjects were allowed free access to a sports beverage during each sport activity. Body mass loss(△mb, % of initial body mass), total sweat loss (msw,tot), and rehydration level (REH, % of fluid intake to msw,tot) were slso determined, and correlations between each parameter and changes of exercise performance were assessed. The STS significantly (p<0.05) decreased while VJ, BS, SS, and RT showed no significant decrease with sports activity. In all of the subjects (n=30), the change in STS(%STS) correlated significantly with △mb(r=-0.649, p<0.001) and the RED (r=0.589, p<0.001), but not with msw,tot. However, VJ, BS, SS, and RT were not correlated with △mb, REH or msw,tot. These results suggest that a decrease of aerobic performance is found during various sports activities in hot environments, and it is related to the degree of dehydration and rehydration during sports activity.
著者
中嶋 悠人 山中 英生 真田 純子
出版者
公益社団法人 土木学会
雑誌
土木学会論文集D3(土木計画学) (ISSN:21856540)
巻号頁・発行日
vol.70, no.5, pp.I_747-I_754, 2014 (Released:2015-05-18)
参考文献数
8
被引用文献数
1

クロスバイク,ロードバイク等のスポーツサイクル(以下SC)は,普及しているシティサイクル(以下CC)に比べ,高速・長距離・長時間の走行が可能であり,全身運動にも優れているので,中距離通勤や健康活動に適しており,環境や健康に資する自転車利活用する上でSCの活用が着目されている.また,車道で走行するSC利用者は,歩道走行が中心のCC利用者に比べて,安全走行の手本(マナーリーダー)になり得ることが期待される.本研究では,SC利用者が,CC利用者よりも本来の自転車ルール・マナーに対する認知及び走行態度の安全性が高まっているかについて検証することを目的に,両者の自転車ルール認知度,運転態度を比較した.その結果,SC利用者の中でもレベルが高いロングサイクリストがマナーリーダーになる可能性を有していることが明らかになった.
著者
西尾 信彦 原嶋 章介 徳田 英幸
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.60, pp.65-72, 2002-06-27
参考文献数
24
被引用文献数
1

インターネットにおけるDenial of Service(以下,DoS)攻撃とは,攻撃を防止するために送信パケットを発信元アドレスによってフィルタリングする方法は,インターネット上の全ルータの協調が前提となるため完全ではない.よってそれとは別に,パケットの辿ってきた経路を逆探知できることが抑止のために有用だと考えられるが,最近ではそれを困難にするDoS攻撃の反射と呼ばれる行為に対する注意が勧告されている.反射では,攻撃者が発信元アドレスを被害者と詐称し,被害者と関係ない多数のリモートホストに要求パケットを送信し,多数のリモートホストは,攻撃者ではなく被害者に対して一斉に応答するためDoS攻撃となる.反射は,クラックしなくとも多数のリモートホストを利用でき,容易に数万単位で攻撃経路を作れるため,大きな脅威である.既存のDoS攻撃に対する逆探知機構は反射に対応していないため,我々は反射にも対応できるDoS攻撃逆探知機構(逆探知系RPPM:Reflectable Probabilistic Packet Marking)を開発した。本機構は,確率的パケットマーク方式と呼ばれる逆探知方式を採用し,既存システムとの親和性を保ちつつ反射にも対応している。またパケットマークの際の反射ホスト問題と符号化問題を明らかにし,ネットワークとルータへの負荷が少なく,攻撃終了後も逆探知できるRPPMの有効性を実証する。This article describes the design and implementation of Reflective Probabilistic Packet Marking (RPPM) scheme, which is a traceback scheme against distributed denial-of-service (DDoS) attacks. Attacks include traffic laundered by reflectors which are sent false requests by attackers posing as a victim. Reflectors are among the hardest security problems on today's Internet. One promising solution to tracing the origin of attacks, the probabilistic packet marking (PPM) scheme, has proposed. However, conventional PPM cannot work against reflector attacks --- reflector problem. Also, it encodes a mark into IP Identification field, this disables the use of ICMP --- encoding problem. RPPM is a solution to both the reflector and encoding problem. by reflecting marking statistics of incoming packets at reflectors, and we have encoded a mark into the IP option field without reducing necessary information.
著者
芦田 亮 高橋 光輝
雑誌
研究報告グループウェアとネットワークサービス(GN) (ISSN:21888744)
巻号頁・発行日
vol.2016-GN-97, no.8, pp.1-7, 2016-01-14

2015 年 12 月現在,国内のパチンコ遊技機市場は規制のあおりを受け遊技者人口が減少している現状である.しかし今後国内のカジノ関連法案が成立し,新しい市場が開放され,カジノ遊技機の開発,販売が起こるだろう.その中でもカジノ遊技機を製造しようと目指す企業は従来のパチンコ・スロット遊技機の開発企業である.現在パチンコ遊技機は版権が多数使用されており,カジノの分野では盛んに使われていない.本研究では,カジノの産業発展の歴史を考察しながら日本における文化的要素も鑑みて,日本におけるカジノで版権利用のビジネスの可能性を模索する.
著者
瓜生 大輔
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.59, no.7, pp.600-601, 2018-06-15
著者
宮地 俊作 對馬 孝治 伊藤 絹子 川端 淳 小川 奈々子 力石 嘉人 大河内 直彦
出版者
一般社団法人日本地球化学会
雑誌
日本地球化学会年会要旨集
巻号頁・発行日
vol.59, 2012

カタクチイワシ,マイワシは,胃内容物観察では前者は,主に動物プランクトン食といわれてきたがδ15N値には大きな変異があり,栄養段階(TL)は明確ではなかった.後者は主に植物プランクトン食といわれてきた.海洋食物網におけるKey speciesであるこれらのTLを決定することは,海洋生態系の生物多様性の保全と漁業管理において重要である.bulk法によるTLの推定は不確かなことがあった.近年,TL決定のために,一次生産者を採捕/分析せずに捕食者だけのアミノ酸毎のδ15Nを調べる方法が開発された.グルタミン酸とフェニルアラニンの窒素安定同位体比の比較から,生物のTLを決定した.δ15Nが著しく幅広い変異を示したカタクチイワシはどちらの個体でもTLは3であった.これを基にその食源を復元した.これらの食物網構造について検討する.

1 0 0 0 OA [源氏物語]

著者
[紫式部] [著]
巻号頁・発行日
vol.[6], 1600
著者
吉田 博 金西 計英
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.449-457, 2014

FDの義務化以降ミクロレベルでのFDとして,授業コンサルテーションを実施する高等教育機関が増加しつつある.それに伴い授業コンサルテーションの成果として,対象となる教員,または学生に与えた影響などの研究,さらにコンサルテーションを実施するコンサルタントのスキルに関する研究などがなされている.本論文は,授業コンサルテーションの新しい方法として,学生の変容に焦点を当て,授業担当教員とのインタラクションを実現する「学生討議型授業コンサルテーション,SDCC(Students' Discussion-based Class Consultation)」を試みた実践研究の報告である.SDCCは,コースの中間期に授業の改善点について,学生によるディスカッション,及び授業改善のためのアンケートを行い,これらのデータをもとにして授業改善を行う実践である.本実践研究では,SDCCが学生の授業参加に対する積極性,授業外学習に対する取り組みについて,ポジティブな影響を与えたことが明らかとなった.
著者
和田信二郎 著
出版者
和田信二郎
巻号頁・発行日
1911
巻号頁・発行日
vol.第48冊, 1000
著者
飯高 大介
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.71, no.7, pp.302-306, 2018 (Released:2018-07-13)
参考文献数
22

進行大腸癌に対するFOLFIRI療法中に意識障害を伴う高アンモニア血症をきたした症例を経験した.症例は69歳男性で大腸癌腹膜播種に対してRamucirumab+FOLFIRI療法を導入した.3クール目に意識障害および血中アンモニア異常高値を認め,ただちに5-Fluorouracil (5-FU)投与の中止および輸液を行った.5-FU系薬剤を投与した際に意識障害を認めた場合は,高アンモニア血症を念頭におくべきである.

1 0 0 0 OA 海藻の色

著者
広田 望
出版者
一般社団法人 日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.13, no.4, pp.256-263, 1980-12-20 (Released:2013-04-26)
参考文献数
60