1 0 0 0 OA 意志の力

著者
安田善次郎 著
出版者
実業之日本社
巻号頁・発行日
1916
著者
野村 一俊 熊本 一朗 坂本 すが
出版者
篠原出版新社
雑誌
イザイ
巻号頁・発行日
vol.1, no.1, pp.24-29, 2006-09
著者
網本 裕子 新垣 洋平 村上 至孝 増本 夏子 田場 直彦 村上 洋子 手塚 純一郎 本荘 哲 本村 知華子 柴田 瑠美子 岡田 賢司 小田嶋 博
出版者
一般社団法人 日本アレルギー学会
雑誌
アレルギー (ISSN:00214884)
巻号頁・発行日
vol.60, no.12, pp.1641-1645, 2011

【背景・目的】呼気中一酸化窒素(fraction of exhaled nitric oxide:FE_<NO>)は簡便な気道炎症の評価法である.気管支喘息キャンプに参加した吸入ステロイド(inhaled corticosteroids:ICS)使用者のコンプライアンスとキャンプ中の吸入指導によるFE_<NO>変化の関係を検討した.【方法】2008〜2010年のキャンプに参加した6-12歳の喘息児131人中ICS使用者50人にキャンプ前の予診時に家庭での薬剤管理状況を質問し,4群に分けた.キャンプ中の吸入指導により初日と最終日のFE_<NO>変化を薬剤管理状況別に比較検討した.【結果】年齢,性別,治療ステップ,FE_<NO>中央値いずれも4群間で差を認めなかった.FE_<NO>値は毎日ICS吸入をしている者では変化を認めなかったが,ICS吸入を忘れることがある者では最終日は初日と比較して有意に低下した.【結語】FE_<NO>値の変化はICS使用者におけるコンプライアンスをみる指標になる可能性がある.
著者
河村 忠男
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.246, pp.53-56, 1999-12-24

公共工事を柱とする土木の仕事は,組織の仕事だといわれる。しかし,組織の仕事を支えるのは個人であるのも事実。「あの人がいなければ,ここまでうまく進まなかった」という場面が,きっとあるはずだ。土木学会で「土木と100人」「続・土木と100人」の発掘,編集に携わった河村忠男氏が,身近に接した昭和の土木人たちの素顔と,この時代を描く。
著者
脇屋 裕一郎 勝木 宏昭 古田 祥知子 古川 敬通 坂井 隆宏
出版者
日本暖地畜産学会
雑誌
西日本畜産学会報 (ISSN:09143459)
巻号頁・発行日
vol.45, pp.45-50, 2002-07-01 (Released:2010-08-25)
参考文献数
7

生物膜法による汚水処理施設の維持管理の簡易化及び低コスト化を図るため, 担体となる多孔質セラミックスを試作し, その処理能力を比較した.試験槽は, 水槽を用いて総容量61の汚水槽とし, そこに担体を40~50%充填した容器を設置し, エアポンプによる曝気処理を行った.担体は, 市販セラミックス, 低コストセラミックス, 軽石の3種類を用い, 試験区は, 市販セラミックスを対照区に, 以下セラミックス区, 軽石区とし、それぞれの区に担体充填率40%区と50%区を設けた.試験期間中の処理水の引き抜き及び汚水の投入量は, 1日1回11とし, 開始から約60日間は, BOD容積負荷を0.1~0.2kg/m3・dayの範囲で汚水投入を行いながら汚泥を形成させ, 測定期間中はBOD容積負荷を0.1~1.1kg/m3・dayの範囲で投入し, 試験に供した.試験の結果, 低コストセラミックスは, 気孔率で市販セラミックスと比較して低かったものの, 気孔径ではほぼ同等の結果が得られた.気孔率については各担体において終了時の減少が確認された.また, 試験期間中の担体重量減少率は, 軽石区が最も多く, セラミックス区が少なかった.処理能力について, BOD, SSは, 全ての試験区において高い浄化が確認されたが, T-Pは軽石区で低い結果となった.T-Nはセラミックス50%区, 対照50%区の順に, またNH4-Nは対照50%区が高い浄化が確認されたが, 対照区は充填率によるNH4-N除去率の差が高かった.CODについては, 対照40%区が最も高かったが, 試験区間における差はほとんど認められなかった.以上の結果より, 低コストセラミックスは, 市販セラミックスとほぼ同等の耐久性と浄化能力があることが示唆された.
著者
田中 和之
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:08272997)
巻号頁・発行日
vol.81, no.5, pp.679-710, 2004-02-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
高橋 真央
出版者
甲南女子大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

今回の研究課題では、阪神淡路大震災と東日本大震災の二つの大震災で復興支援に関わってきた学生たちがその経験をどのように受容し、社会に寄与できているのか、またその際の課題について解明する事であった。東日本大震災の復興支援活動に関わった学生たちの復興支援活動の可能性について見出されたこととしては、「直接的な支援」活動と共に、「間接的な支援」活動が新たに拡がってきていることが分かった。阪神淡路大震災当時から比較すれば、経済的、社会的な環境は変化してきている。「被災地に寄り添い続ける」という目的は双方の若者の復興支援活動の根底にあるが、その活動の内容については多様化してきていることが分かった。
著者
嶋田 茂
出版者
産業技術大学院大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

スマートフォンやタブレットPC等モバイルディバイスの普及とWi-Fi 等の高速無線通信網の発達により,移動カメラで撮影された映像を共有するサービスが提供されるようになってきた.本研究ではこれらのサービスを,より高品位の親密なコンテキストとして提供するための技術を開発することを目的とした.UGC(User Generated Contents)形態で集積される映像データを高速にデータベース化し,時空間条件からコンテキストとして提供するまでのシステムを実現するために,次のような課題の検討を行った.(1)時空間条件検索に適合したデータベース構造,(2)ストリームデータ処理系の導入による映像データベースの高速構築方式,(3)プライバシー保護コンテキストサービスのための画像処理方式,(4)通信環境に依存したスケーラブルな映像配信方式.そして,これらの技術を統合した新たなコンテキストサービスシステムを開発し,その有効性を確認した.
著者
杉原 彦一 野口 昌巳 藤井 禧雄 安堂 誠
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本林學會誌 (ISSN:0021485X)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.275-281, 1965-08-25

振子式木材切削試験器を用いて、単一のチェンソー歯の木材切削性能試験を行なった。そこで、チェンソー歯の諸角度(上刃にげ角、側刃すくい角)を数段階に変化させ、さらにそれが切削所要エネルギーに与える影響をより詳細に知るために、切削用木材試片の樹種(オオナラ、ブナ、スギ、ヒノキ、アカマツ、ラワン)、含水状態(気乾状態、飽水状態)を、又その切酎方向(a、b、c;Fig.3参照)、切込量(0.2、0.4、0.6mm)をも数段階に変化させ、上述の諸角度の変化と組み合わせその交互作用をも検討した。実験データの分析にあたっ.ては、分散分析を行ない、その結果について検討した。実験の結果、チェンソー歯にあっては、切削所要エネルギーを最小にするという観点からすれば、上刃刃先角(角度の名称はFig.2を参照)が一般的な55°の場合、上刃にげ角は4〜5°(よって、上刃すくい角は31〜30°)、側刃すくい角は30°〜40°の角度を取ることが最も好ましいことがわかった。
著者
武田 弘美 那須 則子 藤原 智恵子 川端 佳子 田中 靖子 大野 かおり 平田 雅子
出版者
神戸市看護大学短期大学部
雑誌
紀要 (ISSN:13428209)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.19-25, 2001-03-27

褥瘡の発生および悪化の原因として「摩擦」がある。摩擦は皮膚と着衣,着衣と寝具との間など,接触している物体どうしの間に必ず生じるものである。本研究は,寝衣等の着衣と寝具との間に生じる摩擦について測定し,どのような場合に褥瘡の原因と考えられるか,またどうずれば予防できるのかを検討した。今回は実習で使われる筋注用のモデルを用いた。結果としてモデルで得られた値は剛体に近く,人体への影響を検討するのは困難であったが,(1)最大静止摩擦係数(最大静止摩擦力)は運動摩擦係数(運動摩擦力)よりも大きい。(2)バスタオルは固定した場合の摩擦力は大きくなるので,バスタオルの上で人体を移動させるときは特に慎重に行わなければならない。(3)多く着衣すると摩擦力は大きくなる。ただしこれは,着用している衣類と寝具の間の摩擦である。(4)ダミーでは何も着けない状態だと摩擦力は大きくなる,といった結果が得られた。
著者
石原 明子
出版者
熊本大学
雑誌
熊本大学社会文化研究 (ISSN:1348530X)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.1-20, 2013-03-25

In the areas affected by the TEPCO First Fukushima Nuclear Accident, lots of conflicts among community members and family members and the destruction of many human relationships have taken place. They also happened in the areas affected by the Minimata Mercury Polution. There are four reasons why conflict and destruction of human relationshipoccur under serious environmental pollution : 1) high distresses in the society under pollution or disaster cause conflicts, 2) urgent needs of social change to respond to the pollution and disaster underscore anew the worldview differences among the stakeholders, 3) the pollution and disastere reveals hidden structural violence in the society, 4) polution and contamination of natural environment such as water, air, and soils threaten basic human needs, and the lack of basic human needs increases risk of conflict. In order to resolve conflicts in the communities affected by the TEPCO nuclear disaster, Curle's conflict transformation model for asymmetric conflict would be useful.