著者
寺井 仁 種市 淳子 逸村 裕 TERAI Hitoshi TANEICHI Junko ITSUMURA Hiroshi
出版者
名古屋大学附属図書館研究開発室
雑誌
名古屋大学附属図書館研究年報 (ISSN:1348687X)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.39-45, 2008-03-31 (Released:2009-02-10)

Recently, the information environment has become more complex due to the spread of digital information resources. Information seeking is a dynamic process which is influenced from information resources and the information content included in those resources. It is important that how to facilitate users’ information behavior in a hybrid information environment. In this study, we conducted a psychological experiment to understand what effects planning exert on the information seeking process by controlling planning of information needs and selection of information resources upon an information search behavior.
著者
翻刻の会
出版者
同志社大学
雑誌
同志社国文学 (ISSN:03898717)
巻号頁・発行日
vol.70, pp.105-139, 2009-03
著者
吉岡 真治 劉 亦奇 神門 典子
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌データベース(TOD) (ISSN:18827799)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.141-148, 2012-09-28

近年,地理情報を扱う情報システムの増加にともない,地理情報に関するデータベースへのニーズが高まっている. GeoNames は, Open Data としては,最大規模の地理情報データベースである.本データベースを Linked Open Data として Wikipedia の情報を媒介として関連づけることにより, Web Ontology の開発などに役立てられている.ただし, GeoNames と Wikipedia の間のリンクについては,自動的なリンク発見の試みがいくつか行われているものの,十分な数のリンクが付与されている状態ではない.本論文では, Wikipedia のカテゴリ情報を使うことで,精度良く Wikipedia のページに対応する GeoNames のエントリを発見する方法を提案する.また,本手法は,既存のリンク中の不適切なリンクを発見する際にも利用可能であることを示す.本手法の成果については,すでに, GeoNames の管理者に報告しており,その成果の一部は, GeoNames 中のリンク情報として公開・修正が行われている.Recently, due to the higher demand for geographic information system, it is necessary to have a good geographical database for such systems. GeoNames is one of the largest geographical database as Open Data. This database is also used for constructing web ontology by adding links to the Wikipedia page as a part of Linked Open Data. Even though, here are several attempts to find links automatically, the number of links between GeoNames and Wikipedia is not sufficient. In this paper, we propose an automatic link discovery method to use Wikipedia categories to identify the correspondence between Wikipedia page and GeoNames entry. We also propose to use this method for inappropriate link detection. Link data obtained in this paper is already sent to the manager of GeoNames and a part of the result is used for updating the site.
著者
ミン テイ グェン 川村 隆浩 中川 博之 田原 康之 大須賀 昭彦
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. AI, 人工知能と知識処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.109, no.386, pp.19-24, 2010-01-15
被引用文献数
1

本論文の目的は,日本語Webページの文中に現れる行動の基本属性(行動主,動作,対象,時刻,場面,場所)と行動間の遷移を自動的に抽出することである.しかし,先行研究では,抽出のための準備コストが大きいことや,抽出できる行動属性が少ないこと,適用可能な文の種類が少ないこと,行動属性間の係り受け関係を十分に考慮されていないこと,そしてプライバシーなどといった問題がある.そこで本論文では,条件付確率場(Conditional Random Fields)と自己教師あり学習(Self-Supervised Learning)を用いて,行動属性と行動間の遷移を自動的に抽出する手法を提案する.提案手法では,人手でラベル編集,初期インスタンスの作成,行動のドメインの定義などの必要がなく,一回のテストで文中に現れる行動属性と行動間の遷移を漏れなく全て抽出でき,高い精度が得られる(行動:88.9%,基本行動属性:90%以上,行動間の遷移:87.5%).
著者
伊藤 泰男 酒井 陽一 田畑 米穂
出版者
東京大学
雑誌
特定研究
巻号頁・発行日
1988

CS_2は反磁性ミュオンの強度が0.2と小さく、他はスピン緩和している特異な物質である。我々はこれが放射線化学的な過程と関係があると予想し一連の研究を行った。Mu置換フリーラジカルは35KGという高い磁場を用いるスピン共鳴によっても、高磁場MSRによっても、純CS_2やCS_2濃度の高い溶液中ではみつからなかった。しかしCS_2濃度の小さな溶液中ではラジカルとみられる成分が見出された。その温度依存性から活性化エネルギーの小さな過程である、反磁性ミュオンがゆっくりと増加してくる様子も観測された。以上を統一的に理解する為のモデルとして、MuCS_2の形のラジカルが実際に生成するが、CS_2濃度が大きいとクラスタを形成してhfcの分布を生じて観測にかからなくなること、更にクラスタリングが進むとhfcが小さくなって実効的に反磁性ミュオンが成長してくるようにみえるというプロセスを仮定した。これを放射線化学の側から調べるため、同じ系についてパルスラジオリシス実験を行い、HCS_2に同定される吸収を見出し、MuCS_2と同じように高濃度では観測されなくなるという類似の現象も見出した。ミュオン化学と放射線化学では同一のプロセスが起っているようである。別の実験では金属錯体のMSR、縦緩和、スピン共鳴実験をアセチルアセトン錯体について行い、中心金属がV、Cr、Mnのような常磁性のときは反磁性ミュオンの割合が1に近く、Zn、Alのような典型元素では〜0.2であるという興味ある知見を得た。また縦緩和の実験から、ミュオンが中心金属から〜2〓離れたサイトを占めているという知見も得た。
著者
西澤 美仁
出版者
上智大学国文学科
雑誌
上智大学国文学科紀要 (ISSN:02895552)
巻号頁・発行日
pp.27-46, 2011-12-10

日本文学・日本語学・日本漢文研究を志す外国人研究者のための文献案内
著者
ミラー マービン
出版者
帯広畜産大学
雑誌
帯広畜産大学学術研究報告. 第II部, 人文・社会科学篇 (ISSN:03857735)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.60-78, 1973-03-30

現代活躍している文学作家あるいは現代劇作家たちの中に,よく宗教的テーマを取り上げている人がいることはたびたび指摘されている。ある時は聖書のイメージをそのまま借り,ある時は神学的用語を利用することもある。この論文の目的は,アメリカの一流劇作家のアーサー・ミラーが書いた「転落の後に」と,旧約聖書の創世記1章から4章までにでてくる人間の本質に関する教えやイメージを比較することにある。創世記にあるイメージのほとんどが主人公のクェンティンと彼の2番目の妻になったマギーとの間の会話に現われてくる。弁護士クェンティンが妻と娘の待つ家へ帰る途中,初めて彼女に会った時の彼の励ましのことばが彼女のために新しい生活の出発点になった。その結果,マギーは彼を神々のように見るようになった。ふたりの関係の進行と,創世記に記述されている誘惑の進行の中に,ほとんど同じ段階が見られる。つまり,どちらも哲学的レベルからしらずしらずに全く好色の誘惑へという段階を辿っている。結婚して間もなく,新しい妻マギーを憎むようになった原因は,自分の心の中の悪から生まれてきたものであることを彼は認めた。妻の死を望んでいることに気がついた時,自分は恐ろしい人間であることが初めてわかってきた。これは彼ひとりの問題ではなく,全人類が彼のように悪を持っていることがこの劇の重要点のひとつだと思う。「転落の後に」にある救いは,最後の場面に次のようにまとめて書かれてある。「人間とは危険な存在だと!-今でもぼくはこの世界をふたたび愛し,生きぬく確信をもっている。-やはり転落の後に,原罪を背負い,多くの死に当面した後に,真に知りうるのだ。-殺そうと思うことは殺すことではない。しかし,恵まれた勇気をもって,もしも現われ出るならば,それに立ち向うだろう。そして愛のきざしによって家族の邪魔者に対するように,これを許す。くり返し,くり返し,永遠にか?-」(アーサー・ミラー全集第III巻,226〜227ページ,菅原卓訳,早川書房)結論に至る過程の背景には,聖書的・神学的イメージが流れていると言える。その結論にも聖書の教えに似たような点が少なくともふたつある。ひとつは救いの希望,いまひとつは,人間の救いが実現されるために人間と神との協力が必要であることである。しかし,一方ではクェンティンが自分の悪の全責任を負って,自分の力でその人間性の醜さを絶えず許すという決心がでてくるが,聖書による救いとは程遠い。悪の問題の最終的解決は,人間の外側からでないと不可能であることを聖書は絶えず教えている。すなわち,全人類の救いは神から(つまり,人間の外側からきた)イエス・キリストを通してしか得られないと聖書は主張するが,クェンティンによる解決はこれと全く対照をなしている。

1 0 0 0 OA 債権法要論

著者
川名兼四郎 著
出版者
金刺芳流堂
巻号頁・発行日
1915
著者
竹村 明子 仲 真紀子
出版者
The Japanese Association of Educational Psychology
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.211-226, 2012

二次的コントロール(Secondary Control : SC)(Rothbaum, Weisz, & Snyder, 1982)とは, 状況に合わせて個人が変わる過程を表す概念であり, 集団主義的文化や高齢者心理の特徴を理解するために重要な概念として期待されている。しかし, SC概念は研究者ごとに捉え方が異なり, 研究結果の比較を妨げる障害となっている。本稿は, このようなSC概念に関する研究者間の一致・不一致を整理することを目的に, 関連研究のレビューを行った。その結果, 1) SCの概念構造に関して, 階層構造を想定する立場と単層構造を想定する立場があること, 2)一次的コントロール(Primary Control : PC)とSCの関係において, PCとSCと諦めの位置づけおよびPCとSCの区分基準, PCに対するSCの機能性に関する考え方に研究者間の違いがあること, などを見出した。さらに, 3)統制感の維持に焦点を当てる立場と状況との調和に焦点を当てる立場, 4)行動と結果の随伴性認知を必然と捉える立場と偶然と捉える立場, 5)SCの統制主体を自分以外と捉える立場と自分自身と捉える立場, などの考え方の違いにより想定されるSCの機能性が異なることを明らかにし, 今後の課題について考察した。
著者
小林 敬一
出版者
The Japanese Association of Educational Psychology
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.199-210, 2012
被引用文献数
3

本論文では, 大学生による紙上討議(論述文の中に産出された, 複数テキスト間の論駁的関係に対する応答), それとテキスト間関係の理解との関係, そしてこの2つの過程に及ぼす読解目標の効果を検討した。大学1年生95名に, 論争の構図を理解する読解目標(論争理解目標)条件か争点に関する自分の意見を生成する読解目標(意見生成目標)条件かのいずれかの条件で4つの論争的なテキストを読んでもらい, それから争点に関する自分の意見を論述してもらった。主な結果は次の通りである。(a) 論述文の中でどの論駁的関係にも応答していなかった者や論駁された論者の議論をその論駁に対する反論なしに利用した者が半数以上いた。一方, 全ての論駁的関係を踏まえてそれらに応答した者はほとんどいなかった。(b) テキスト間関係の理解は論駁的関係に対する応答を予測した。(c) 論争理解目標群は意見生成目標群よりもテキスト間関係の理解が優れており, この効果は論駁的関係に対する応答にまで及んだ。
著者
弓削 洋子
出版者
The Japanese Association of Educational Psychology
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.186-198, 2012
被引用文献数
1

本研究は, 教師がひきあげる機能と養う機能という, 2つの矛盾した指導性機能をいかに実践して統合するか, 統合のあり方を各機能に対応する指導行動内容から捉えることを目的とした。小学校教師191名を対象に, 指導行動内容, 学級児童の学習意欲と学習理解度, 規律遵守意欲と遵守度, 学級連帯性について質問紙調査を実施した。その結果, 高学年では, ひきあげる機能の指導行動「突きつけ」と養う機能の指導行動「理解」との間に正の相関があり, 教師がいずれの行動も多く実施するとき, 児童の学習意欲, 規律遵守意欲, 規律遵守度, 学級連帯性の評定値が高いことが示された。中学年では養う機能の指導行動「理解」を多く実施するとき, 規律遵守意欲と遵守度, 学級連帯性の評定値が高いことが示された。但し, 担任学級4~6年児童(34学級, 1,037名)による学習・規律遵守意欲, 学級連帯性評定では, 学級連帯性のみ教師評定と一貫した結果となった。高学年において, ひきあげる機能の指導行動「突きつけ」と養う機能の指導行動との相互促進的な実施が機能統合の具体像として示された。児童の資源や課題性にみる学年の違いが影響したと示唆される。
出版者
長浜市ふるさと振興協会
巻号頁・発行日
1989
著者
平井参 (三郎) 訳
出版者
杉本書店
巻号頁・発行日
vol.上, 1891