著者
鈴木 繁幸
出版者
東京家政大学
雑誌
英語英文学研究 (ISSN:13419129)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.39-48, 2009-09-01
著者
稗島 一郎
出版者
表現学会
雑誌
表現研究 (ISSN:02858347)
巻号頁・発行日
no.55, pp.p1-8, 1992-03
著者
志茂山 貞二 小合 龍夫 笹井 一男
出版者
岡山大学農学部
雑誌
岡山大学農学部学術報告 (ISSN:04740254)
巻号頁・発行日
no.3, pp.31-45, 1953-09

筆者等は水稲の出穂6日前,出穂始,開花期,開花後5日及び開花後10日の5時期に風害及び風雨害を与へて之が水稲の生育特に子実の発育に及ぼす影響を調査し,次の結果を得た. (1)実験は風速15~17m/secの人口風洞内に於て行はれ,雨風処理の場合には更に80mm/hの雨量に相当する撒水を行つた. (2)処理開始直後株附近の気温は外気温より1.0~1.2℃降下したがその後は余り変化しなかつた. (3)処理に依つて株はすべて倒伏し,葉先は細裂し,穂は擦傷を蒙つた.穂の擦傷部は1~2日後褐変し,著しいものは黒褐色乃至灰白色に変じた. (4)黄色乃至黄褐色の籾には完全粒が高かつたが,黄褐色乃至褐色の籾は不完全粒となり褐色乃至黒褐色或は灰白色の籾はすべて粃であつた. (5)籾の擦傷は開花期に近いものほど大きく変色の程度も著しかつたが,雨を伴えばその被害は著しく軽減された. (6)穂重は処理時期別の差が顕著でなかつたが,開花期のものは明らかに軽かつた. (7)穂上粒着位置別に調査した結果に於ては不完全粒歩合は処理期の遅いものほど高く粃歩合は開花期処理のものが最高であつた.尚降雨は被害軽減に効果があつた. (8)開花期別の粒の調査によれば開花当日処理のものは被害が最大で5日以内のものも被害が大きかつた。
著者
中島 民治
出版者
産業医科大学学会
雑誌
産業医科大学雑誌 (ISSN:0387821X)
巻号頁・発行日
vol.8, no.4, pp.405-410, 1986-12-01

中部九州人男性の大孔を局所解剖学的に, 観察および計測にもとづく研究を行った. 中部九州人男性の大孔形態のうち二重半円形の頻度が最も高く, この結果はドイツ人成人の頻度と差がなかった. 中部九州人男性の大孔の幅と指数は, 他人種と有意の差はないが, 長さは他の集団に比べて統計的に有意に短かった. 喜界島民の大孔長の平均値は, 日本人集団の中で最も長かった.
著者
中島 民治
出版者
九州歯科学会
雑誌
九州齒科學會雜誌 : Kyushu-Shika-Gakkai-zasshi (ISSN:03686833)
巻号頁・発行日
vol.40, no.4, pp.787-806, 1986-08-25

Topographic anatomical study of the cranial base around the foramen magnum of 52 male Middle Kyushuites (9 in 20-29 year-old, 6 in 30-39 year-old, 11 in 40-49 year-old, 17 in 50-59 year old, 9 in 60 and older) was done from both the scopical and the metrical points of view. The data were obtained not only by the others' methods including the Martin-Saller's, but also by the author's own. The author statistically compared these data with those of the other Japanese local groups, Mongolians, Ainus, Germans and the French. Regarding the foramen magnum of the male Middle Kyushuites, the two-semicircular shape was observed most frequently, and this was the same as Germans. And the means of its length and its breadth were smaller than those of the Kantoites of Sudo (1952). The mean of the area of the foramen magnum was 827.6mm^2. The complete oval shape of the external orifice of the canalis caroticus occurred more frequently on the right side than on the left side. The complete bony bridging of the foramen jugulare tended to be more frequent on the right side than on the left side. And this was the same as the Kantoites. The double complete bony bridging of the foramen jugulare was observed on the left side of 48-year-old male. These divided foramen must be separately penetrated by the internal jugular vein, the glossopharyngeal n., the vagus n., and the accessory nerve, respectively. The cases of the bony bridging of the canalis hypoglossi of the male Middle Kyushuites were also observed and its frequency was lower than that of the male Ainu of Dodo (1974). The absence of the canalis condylaris was observed more in the male Middle Kyushuites than in the Ainu. The antero-posterior ratio of the double jugular foramen was 6.2, and the posterior part was larger than the anterior part. The antero-posterior ratio of the double hypoglossal canal was 2.3, and the posterior part was larger than the anterior part.
著者
宮島 郁夫 尾崎 行生 小林 伸雄
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

南米原産の花木であるジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)の北部九州における形態的花芽分化の開始期は4月初旬であることがわかった.ジャカランダの花芽形成には低温(15℃)に1ヶ月以上遭遇することが必要であり,正常な開花には2ヶ月以上の低温期間が必要であると思われた.ジャカランダ花弁の主要アントシアニンはマルビジンに複数のグルコースと脂肪族有機酸が結合したアシル化アントシアニンであると推定された.
著者
宮島 郁夫 Mata Diego 小林 伸雄 Facciuto Gabriela Soto Silvina Hagiwara Juan Carlos Serpa Juan Cruz Escandon Alejandro
出版者
園芸学会
雑誌
園芸学会雑誌 (ISSN:00137626)
巻号頁・発行日
vol.73, no.2, pp.137-139, 2004-03-15
被引用文献数
3

ジャカランダ(Jacaranda mimosifolia)の簡便で実用的な挿し木方法を検討した.生育がほぼ停止した熟技を挿し穂にした場合には発根しなかったのに対し,伸長開始後まもない緑技を挿し穂にすると高い発根率が認められた.緑技挿しではIBAの有無にかかわらず挿し木の成功率は86%以上であった.緑技挿しの根は健全で挿し木の開始から2ヶ月後には5 10cm程度に伸長した.このことから,伸長開始後間もない緑技を用いた挿し木はジャカランダの増殖にきわめて有用な技術となることが示唆された.
著者
竹内 郁雄 永岩 健一 寺岡 行雄
出版者
一般社団法人日本森林学会
雑誌
日本森林学会誌 (ISSN:13498509)
巻号頁・発行日
vol.89, no.6, pp.390-394, 2007-12-01
被引用文献数
1 1

鹿児島県北部のヒノキ4林分で,台風による落葉量を調査した。調査地城には2004年に5個の台風が接近し,森林に最も強い影響を与えたのは台風18号で,瞬間最大風速40m/s以上の東および南西の強風をもたらした。落下した落葉枝の長さは,4林分とも10cm未満のものが大部分で,20cm以上はわずかであった。落葉量は,南西向き斜面のP1,P2でそれぞれ1.0,0.8t/ha,北向き斜面のP3,P4でそれぞれ0.7,0.2t/haであった。4林分の落枝量は,落莫量の7〜15%と少なかった。林分での落葉量は,斜面方位や風上側の保護山体の有無などによる風速の強さを反映したものと推察された。落葉量が多かったP1,P2林分で現存量の調査を行った。台風前の葉現存量はP1,P2でそれぞれ13.8,15.5t/haと推定された。台風前の葉現存量に対する落葉量の割合はP1が7.5%,P2が5.1%であった。このように,ヒノキ林では台風による幹折れなどの顕著な被害発生がなくても,落葉被害が発生することがわかった。
著者
幸喜 善福
出版者
琉球大学
雑誌
琉球大学農学部学術報告 (ISSN:03704246)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.429-554, 1978-12-01
被引用文献数
1

本論文は, 塩害の原因となる飛塩が, 地表物体にいかに付着し, 供給されているのかその実態と, これをどのように制御しうるかについて, 主として沖縄における測定値によってとりまとめ, 防潮林造成上に必要な基礎的諸問題の解明をはかったものである。1)モールの銀滴定法と比電導度法の関係は次式によって示される。Y=0.0269x+0.2625 (r=0.999) y=0.0527x+0.6002 (r=0.998)式中Y : 100ccの蒸留水中に溶出した塩素量(mg), y : 同塩分量(mg), x : 同比電導度の値(μ℧/cm)である。2)ガーゼヘの付着塩分は, ガーゼの重ね枚数は少ないほうが多量の塩分が付着する。また, 野外および室内実験によってガーゼの露出時間は2時間が最適であるが, 4時間まで露出してもたいした問題にはならない。3)なお, ガーゼヘの付着塩分量とブラシへの付着塩分量の間には良好な相関関係があり, ブラシはガーゼの約4.5%の付着塩分量である。4)ガーゼに付着する塩分量が, 海岸から500mまでの範囲でどのように分布しているか沖縄島の本部町備瀬崎, 宜野湾市大謝名, 沖縄市泡瀬の各地で実測し, 国内各地での測定結果と比較すれば, 海岸線近くでは備瀬崎だけが2g/m^2/hr程度で, 国内各地の砂浜での値と似たオーダーであるが, 大謝名, 泡瀬では完全に1桁小さい。しかし, 180∿200m以上内陸に入れば0.1g/m^2/hrのオーダーになって, 国内各地より1桁ないし2桁も大きくなる。沖縄ではエーロゾル状態の飛塩が多く, 砕波による大粒の湿った飛塩は, 沖のサンゴ礁で発生するのが多いため, 海岸に到達する部分が少ないことによるものと考えられる。5)植物体に付着する塩分量においては, 単位葉面積当り付着塩分量の平均的な値は, 針葉のものではモクマオウで5.92×10^-2mg/cm^2,リュウキュウマツで4.75×10^-2mg/cm^2,広葉のものではモンパノキが3.12×10^-2mg/cm^2,オオハマボウが3.17×10^-3mg/cm^2,タイワンウオクサギ, サトウキビ, アダン, テリハクサトベラ, フクギ, アオガンピの順に1.70×10^-3mg/cm^2から1.13×10^-3mg/cmに少なくなる。針葉のものは広葉に比較して5∿50倍も多く付着するが, 広葉のものでは葉の表面に短柔毛があり, しかも葉脈による凹凸の多いモンパノキとオオハマボウが顕著に多くなっている。当然のことながら海岸線から内陸に入るにつれて付着塩分量は減少し, 防潮林の風上林縁と風下林縁では前者に多い。各樹木については高いところほど付着塩分量が多くなるが, 吹きぬけのある場合は地面近くにも多くなる部分ができる。要するに風が強く(多く)吹きつける部分に付着塩分量が多くなっている傾向がある。6)降雨水に含まれる塩分については, 月平均では9月が最高で3.7×10^2μ℧/cmに達するが, 11月から2月までは2.6×10^2μ℧/cmの状態が続く。最低は6月で4.4×10μ℧/cm位と1桁近く低下し, 7月, 10月は7∿8×10μ℧/cm位, 年平均は約1.8×10μ℧/cmとなる。沖縄本島を横断しての分布は西海岸で3.0×10^2μ℧/cm, 東海岸でその2/3,内陸部では1/2から1/3位の平均値になる。東海岸では夏季に, 西海岸では冬季に多くなる傾向がある。台風と北西季節風に大きく支配されている。連続降雨については, 測定回数目盛の対数と含塩量の対数が逆比例し, 最初の含塩量の多少にかかわらずほぼ一定に減少し, 3∿4回目に半減し, 7∿9回目で約1/10になる。したがって降雨量が少ないほど含塩量は大となる。これに対し台風時の降雨では, 一般に台風が接近するほど含塩量が急増し, 最初の2∿17倍にも達し, その後漸減する。また, 樹幹流下水および樹冠滴下水中の塩分量の月別変化も, 降雨の場合と相似であり, その平均値は前者で降雨の9倍, 後者で5.7倍になる。海岸線近くでは内陸の約3倍になる。連続降雨では3回目で1/2ないし1/3になる。7)ガーゼおよびブラシヘの付着塩分量には数日ないし十数日周期の変動があるので, 観測結果は観測時刻ごとに毎月の平均値もしくは合計値で示した。全体の平均では13時の観測値は9時の値に対して, ガーゼ付着塩分量で50%, ブラシ付着塩分量では100%の増になる。風速は24%, 気温は8%の増となるが湿度は15%の減少となった。17時の観測値も大同小異であった。付着塩分量と平均風速との関係を任意に選んだ11ケ月の毎日のテーターを用いて直線・対数・指数の3つの相関係数を求めた結果, 対数回帰の相関が最もよく, ガーゼヘの付着塩分のほうがブラシヘのものよりすぐれ, 9時の観測値が13時, 17時のものより相関のよいことが示された。そこで9時の全観測値について回帰係数ならびに相関係数を求めたが, 3ケ月の特例以外は相関係数は高度に有意であったが, その法則性は明らかでなかったので, 毎日のテーターを予測に用いることは妥当でないことがわかった。毎月のそれぞれの観測値の合計においても対数関係が適用されることから次式をえた。ΣlogS_G=0.5628ΣV^^
著者
松尾 太 福島 裕助 大賀 康之
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会九州支部会報 (ISSN:02853507)
巻号頁・発行日
no.59, pp.19-22, 1992-12-21

1991年9月14目および27日に相次いで台風が襲来したので,台風襲来直前に防風枠を設置し,品種別,被害回数別に台風が稲体,登熟進行,収量,収量構成要素,品質に及ぼした影響の実態調査を行った。1.防風枠を設置し,被害回避区を設定することにより台風被害の解析を行うことが可能であった。2.籾の褐変は,出穂直後に被害を受けたユメヒカリで最も多く,各品種とも2次枝頂での程度が高かった。また台風19号による褐変はヒノヒカリ,ニシホマレでは認められなかった。3.葉身の裂傷はいずれの品種でもみられたが,その程度は品種により異なった。また台風19号により増大した。4.脱粒は,台風17号では僅かであったが,台風19号により増加した。増加程度はニシホマレで最も大きかった。5.台風被害により登熟進行は阻害された。またヒノヒカリでは2次枝梗着生籾への影響が大きかった。6.台風被害により収量および玄米の品質は低下し,被害回数が多いほどその程度は増加した。減収要因は登熟阻害によるものであり,減収程度は台風遭遇時の生育ステージの差異,および草型の違いによる葉身被害の差異により異なること,品質の低下は,被害時の登熟進行程度が関与していることが推察された。
著者
真鍋 大覚
出版者
公益社団法人日本船舶海洋工学会
雑誌
西部造船会会報 (ISSN:0389911X)
巻号頁・発行日
no.33, pp.139-157, 1967-02-28

台風中心の海洋波生成係数および吹送率を沿岸観測資料を基礎にしてStokes波理論を展開して推定した。眼縁ではとくに岨度が高く,吹送流を大きく,このため船舶は共振が不可能なほど速く流されるとともに,数分以上の長周期波動のため定常風圧傾斜が長く持続する。台風が移動するとき周囲の暴風域に高い波を随伴しているがその分布は物理的には熱伝導と同種の現象であつて,その特性は冬季寒冷前線の波況分布から解析される。