著者
村井 康真
出版者
プロジェクトマネジメント学会
雑誌
プロジェクトマネジメント学会誌 (ISSN:1345031X)
巻号頁・発行日
vol.6, no.3, pp.16-20, 2004-06-15

プロジェクトを最適な計画の下で実施,管理するために,ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー(WBS)を作成する必要がある.WBSとは,プロジェクトの範囲を成果物やそれを生成する作業の観点から定義し,構造化したものである.WBSで定義した各要素は,プロジェクト計画の立案や実施を通して利用される.ところが筆者の知る限りにおいて,WBSには構成要素の抜け洩れを確認する方法が示されていない.そのうえ定義したWBS要素が,運営管理上の観点から適正な規模かどうかを判断する有効な基準を備えていない.本稿では,ネットワーク・ロジックをWBSの作成過程に適用するための有効な手法を提案する.また,クリティカルパスの算定により,所要期間に余裕のないアクティビティを特定することで,それらに対してリソースの追加や並行処理を同時に検討することが可能となる.
著者
高澤 直美
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.58, no.1, pp.87-92, 2008 (Released:2008-05-27)
参考文献数
3
被引用文献数
1

「NIH鍼のコンセンサス形成会議10周年記念SAR (Society for acupuncture Research) 学術集会2007」 が、 2007年11月9日から11日まで、 アメリカ合衆国のメリーランド州ボルチモアのメリーランド大学で開催された。 また、 8日には会議前ワークショップも開催された。 この会議はSAR (Society for Acupuncture Research)、 統合医療センター (Center for Integrative Medicine: CIM)、 メリーランド大学の共催で行なわれた。 テーマは 「鍼研究の現状と未来:NIH鍼のコンセンサス形成会議後の10年」 で、 22の国と地域 {アメリカ (179名)、 中国 (49名)、 韓国 (25名)、 日本 (16名)、 イギリス (13名) など} から、 計324名が参加登録していた。 会議では、 鍼研究に対するNIHの助成額が増加するなかで研究対象が様々に変化してきた過程、 研究の現状、 エビデンスのために解決するべき問題が明らかにされるとともに、 今後の鍼研究への提言が行なわれた。
著者
細川 吉晴
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.226-233, 1988-10-31
被引用文献数
1

草丈の異なる条件下で育成牛群に対する牧柵の隔障機能を検討した。試験は草丈60〜70cm,30〜40cmおよび20〜30cmの3時期に240m^2の試験区内に平均体高110cmの育成雌子牛24頭を夕刻から翌朝までの15時間放牧し,採食跡の平面,立面的分布と架線弛みを測定した。牧柵構造は有刺鉄線4段張り,架線間隔および柵柱間隔をそれぞれ3水準とした。その結果,草丈の高い時期には牧柵構造の違いが顕著で,架線高さが30,55,80,120cmの柵柱間隔4mの牧柵や架線高さが30,50,75,110cmの柵柱間隔4mおよび5mの牧柵では,牛群の柵外への採食行動は規制され,架線高さ30〜80cm間を狭めた効果を認めた。柵外への採食行動は柵柱間隔が広いほど柵外80〜100cmまで行われた。一方.草丈が40cm以下の植生条件では牧柵構造の違いによる牛群の採食行動の差異は認められなかったが,採食跡は柵外80cm付近まで認められた。放牧試験中の牛群の脱柵はなく,成牛に適用した牧柵構造は育成牛群にも適用できるが,草丈が低い場合に30〜80cm間の架線の隔障効果は明らかでなかった。また,既報の成牛での試験結果から,柵外の採食跡が牧柵ラインから離れているほど架線の弛みの大きくなることが想定されたが,両者の間に相関はなく,牛群れの体高が成牛よりも15〜16cm低かったことから,育成牛群はいろいろな高さの架線の間から柵外へ任意に採食したものと考えられた。
著者
細川 吉晴
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.409-414, 1988-03-20
被引用文献数
2

放牧牛の頭出し行動を規制する牧柵構造を把握するために,柵柱間隔4,5および6mで架線高さ30〜80cmの間隔を狭めた有刺鉄線4段張り牧柵に,日本短角種と黒毛和種の各々成雌牛2頭ずつを供試して試験を行った。なお,架線の高さは慣行型が地上30,30,30,30cmで,試作I型が30,25,25,40cmで,試作II型が30,20,25,35cmである。放牧牛の架線間からの頭出し回数は,柵柱間隔が短くなるほど少なくなり,試作I・II型が慣行型よりも少なくなり,30〜80cmの架線間隔を狭めた効果がみられた。架線張力の低下は頭出し回数が少なくなるほど小さくなり,試作II型が最も小さかった。架線間からの最長頭出し時間は,日本短角種が30〜80cm間に1頭・試験当たり約20秒以内であり,黒毛和種が0〜50cm間に約10秒以内で,試作II型の柵柱間隔4mの場合はほかの牧柵と比べて最も短かかった。また,有刺鉄線4段張り牧柵では,隔障機能の指標として積算頭出し時間(試験時間180秒間)を検討した結果,この数値の上限値が90秒の柵柱間隔4mの試作II型が最も脱柵を規制する構造であると思われた。
著者
藤井 正美
出版者
宇宙航空研究開発機構
雑誌
宇宙科学研究所報告 (ISSN:02852853)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.1-86, 1984-12
被引用文献数
1

1978年に Cartwright らによって発見されたプラスチック飛跡検出器 CR-39 は, 従来一般に使用されていたポリカーボネート (PC) やセルロースナイトレート (CN) と比較すると非常に高い感度を有している。また CR-39 のシートは, その均質性, 一様性が大変良い。そのため宇宙線重粒子の観測, ウラン濃度の定量, 中性子線量計, マイクロフィルターの製作など宇宙物理, 地球物理, 放射線計測, 工学の広い分野で応用され, その重要性は最近ますます高くなっている。もし CR-39 の感度をさらに向上させることができると, たとえば高エネルギーの L_i, B_e, B などが観測可能となる。これは宇宙線の起源, 銀河中での伝播などに関する新しい情報をもたらすものである。本論文ではまず第I章で固体飛跡検出器の歴史を簡単に振返り, 次に CR-39 の感度に関する従来の研究についてまとめる。荷電粒子に対する CR-39 の感度は, 使用したモノマーの純度, 重合時の温度条件, 重合開始剤の濃度などによって変化している。このことは CR-39 の感度をさらに改善できる可能性が残されていることを示すものである。 CR-39 を観測に応用する上での問題点としては, シートの場所による感度のばらつき, 使用する温度による感度の変化, 荷電粒子の入射角による感度の変化などがある。感度の入射角依存性の原因としては, バルクエッチング速産 V_b が, シート表面からの深さによって変化しているためではないかと考えられている。この入射角依存性と関連して, 荷電粒子に対する固体飛跡検出器の応答を調べるため, 第II章ではエッチピットの形状を求める一般的方法について議論する。従来よく知られているエッチピット形状の式は, V_g が一定の場合にしな適用できない。ここでは変分法を用いて, エッチングによる飛跡の成長速度 V_t とバルクエッチング速度 V_b が共に変化する場合にも適用可能な一般式を導いた。この一般式は CR-39 のように V_b が変化している場合のエッチピットの解析には欠かすことのできないものである。この一般式を用いて感度の入射角依存性やエッチピットの形状を定量的に説明できることを示した。第III章では CR-39 の感度を改善するために, プラスチックの放射線による劣化を促進する働きのある塩素化合物を添加するという新しい試みについて述べる。少量の塩素化合物を添加した CR-39 と, 添加物を加えない純粋の CR-39 について数種類のテストサンプルを用意し, 気球に搭載して上空で宇宙線を照射した。回収したサンプルは同一の条件でエッチングし, 荷電粒子に対する感度を比較した。このテストの結果, ジアリルクロレンデート (DACD) を2%添加したものは, 無添加のものと比較して数10%の感度上昇を示すこと, 一方ヘキサクロロブタジェン (HCB) を0.5%添加したものについては, 感度はあまり変化しないが, 長時間のエッチング後もシートの透明度が非常に良くなることを見出した。第 IV 章では, HCBを添加した CR-39 の特長を生かした応用として, 宇宙線重粒子の観測について述べる。長時間のエッチングを行うと, エッチピットは裸眼で見える程度の大きさに成長する。HCBを添加した CR-39 では, 長時間エッチングの後にもシートの透明度が失なわれないため, 9枚のシートを重ねて, 重粒子の飛跡を効率よく追跡することができた。この裸眼によるスキャンは, 従来の顕微鏡によるスキャンと比較するとそのスピードが格段に速く, 大変効率がよい。またスキャンロスも無い。このようにHCBを添加した CR-39 は位置検出器として, 特に大面積検出器を心要とする実験で有効性を発揮するものと考えられる。最後にV章では, CR-39 に代わる新しいプラスチック検出器の可能性について述べる。従来調べられたプラスチックは CR-39 を例外として, すべて熱可塑性樹脂である。これに対し CR-39 は3次元的に架橋した熱硬化性樹脂である。この3次元構造が CR-39 の高感度の大きな要因の1つと考えられる。アジピン酸ジアリル (DAA) , コハク酸ジアリル (DAS) など,いくつかの新しい熱硬化性樹脂の重合を行ない,低エネルギーのα線に対する感度を調べた。感度の高い方から並べると, CR-39 , DAS, DAA の順である。このうちDAAの感度は低いが, エッチピットの形状は大変良く, 超重核の観測に応用できる。これらの樹脂の分子構造を比較することによって, 荷重粒子に対する感度の高い樹脂を発見する手掛りを得ることができた。
著者
木全 英明
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 : 映像情報メディア (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.60, no.2, pp.143-149, 2006-02-01
被引用文献数
11 1

国際標準化団体MPEGでは,3DAVという活動名で3D映像の標準化が検討されている.検討されている3D映像は,実写を基にした3Dシーンに対して視点位置や視線方向を変更できるインタラクティブな機能を有する.CGとは異なり自然画像を使用するため,よりリアルな映像を再生できる.本稿ではMPEGで検討されている3DAV活動の概要と歴史,ならびに現在進行中の活動内容を紹介する.
著者
長田 昌次郎
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
テレビジョン学会誌 (ISSN:03866831)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.276-281, 1989-03-20
被引用文献数
25 2

3D映像システムの評価として, 自然に見える像の再現空間の範囲は重要である.多方向式を含め両眼式立体画像の再現領域はシステムの物理条件の他, 視差(ずれ)のある2つの平面像を両眼で融合単一視する人の視覚能力にも影響される.ここでは, 始めに立体像の再現空間領域と両眼視差融合限界との関係を導き, 次に, この融合限界が立体画像の画面の大きさ・画角および視距離によってどのように影響されるかを, 並置型40インチHDTV立体画像装置と1台のOHPによる2層式立体画像装置を用いて測定した.その結果, 融合限界は画角40゜内の測定範囲で画角にほぼ比例し, 表示面の前方は画角度当たり約10視角分, 後方は約5視角分の割合で増すこと, および, 視距離の影響は1.5m以下で融合限界をやや低下させ, それ以上では影響がないことを明らかにした.最後に, これらの融合特性に適合する視距離と画面の大きさについて考察した.
著者
俵石 泰樹 井谷 弘志 小澤 孝夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.1997, 1997-08-13

手話をコンピュータにより表示する手話アニメーション・システム構築に関する研究は数多く発表されているが、手話アニメーション・システム構築においては、単語に対応する手の動きの辞書、すなわち手話単語辞書の作成が多大の労力を必要とし、実用的なシステム構築における課題となっている。 手の動きのアニメーションでは、多角形等で表現された人体の肩、肘、手首、指の関節角を変化させて動きを作る方法が一般的であるが、この部分に含まれる関節角の数はかなり多く、動きに応じた関節角の決定をどのように行うかが大きな問題である。一口に手といっても、手のひらと5本の指からなる手の先端部分は関節数が多く、複雑な形をとりえると同時に、関節角に対する制約もある。また、動きも肩、肘、手首までのいわゆる腕の部分とは異なる。したがって、手の先端部分と腕の部分とは分けて取り扱うのが得策であり、多くの研究でこの方策が採用されている。 本研究における手の動きの3D-CG作成もこの方策に沿っている。手話アニメーションヘの応用を視野に入れ、腕の動きと指の形を能率よく作成するためのツールを構築した。
著者
竹田 玄洋
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.81, no.11, pp.1174-1177, 1998-11-25

20年以上前, ピンポンゲームでTVを使った遊びが始まり, そして日本のファミコン, さらにスーパーファミコンが世界中で愛用されるようになった.これらすべての基本技術は画面を移動する物体や背景の平面上の衝突という同じものである.時代とともにゲームソフト制作者の更なる飛躍にこたえる今までの方式とは異なった「新しい仕掛け」が要望されるようになった.そんな中弊社は, 当時の最先端の0.35μm半導体技術をもとに, コンピュータグラフィックスを駆使したビデオゲーム機「N64」を開発した.ここではそれを例にとったシステムLSIについて述べる.
著者
宮本 賢一 桑波田 雅士 瀬川 博子
出版者
徳島大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2004

Klothoマウスはヒトの老化症状によく似た変異表現型を有するマウスである。Klotho蛋白の動物個体における真の役割については未だ明らかではないが、生体のカルシウム・リン代謝調節に深く関与していることが考えられている。とくに、Klothoマウスに見られるカルシウム・リンの代謝異常は、寿命決定の最も重要な要因であり、事実、低リン食でKlothoマウスを飼育し、高リン血症を是正すると、表現型の回復と、寿命の延長が観察される。Klotho蛋白とリンセンサー(type IIc Na/Pi cotransporter)は、脳脊髄液のリン濃度維持に関与しており、リンセンサーからのシグナルは脳脊髄液関門から分泌される未同定のリン調節因子の量を調節して末梢組織(腎臓など)に作用させるリン代謝ホルモン(寿命ホルモン)分泌を支配する統合性受容体(センサー)である。本研究ではリンセンサーノックアウト動物を作製し、リン代謝ホルモンの分泌を検討した結果、脳脊髄液関門においてこれらのホルモンの分泌過剰が予想された。そこで、リンセンサーノックアウトマウスおよび野生型マウスより分離した初代培養系脳脊髄液関門細胞を用いて、分泌亢進が見られる蛋白を分離し、質量分析計を用いて同定を試みた。さらに、DNAチップにより発現亢進の見られる分泌型遺伝子について解析した。これらの結果、4種類の機能不明蛋白(PKOS1, PKOS2, PKOS8, PKOS12)の発現亢進が確認された。現在、これらの機能についてノックアウトマウスを作製し検討している。さらに、klotho蛋白とPKOS12について発現部位が一致しているため、現在、蛋白相互を検討している。
著者
平岡 秀福
出版者
日本経営分析学会
雑誌
年報経営分析研究 (ISSN:09110747)
巻号頁・発行日
no.25, pp.48-54, 2009-03-31

「マネジメント・アプローチ」とは,経営意思決定と業績評価のため,内部的に経営者がセグメントを組織化する方法に基づいて外部報告するアプローチである(Epstein et al.〔2006,p.973〕)。本稿は,2011年3月期決算から日本企業にも開示が義務づけられる「マネジメント・アプローチ」に基づくセグメント情報を公開している日米の典型的な多角化企業2社の実例を通して,セグメント情報のあり方を考察した。また,日本企業の実例については,有価証券報告書と英文アニュアル・レポートの事業セグメント情報を活用し,事業評価の分析がどこまで可能かを試みることで,日本企業のマネジメント・アプローチの導入に先立ち参考にすべき開示情報のあり方と分析のための諸指標を明らかにした。
著者
湯本 誠
出版者
札幌学院大学
雑誌
札幌学院大学人文学会紀要 (ISSN:09163166)
巻号頁・発行日
vol.82, pp.141-175, 2007-10

本校では,1990年代初頭から2000年代初頭までの時期にトヨタ自動車を定年退職したブルーカラーを対象として,企業内職場経歴・キャリアの特徴を事例研究のかたちで考察している。事例研究の対象である12ケースを到達した職位を基準に3つのグループに分類して,企業内職場経歴・キャリアにおける「重大な転機」に焦点をあてた事例研究を行なうとともに,同一グループに属するケース間の比較検討を行なっている。この12ケースが55歳を迎えた1980年代後半から1990年代半ばまでの時期は「職層制度」から「職能資格制度」への転換によって「職位解任制度」が廃止されていく時期と重なり,専門技能職制度が導入されていく時期でもある。こうした人事制度改革が個々の労働者の戦場経歴・キャリアに及ぼした影響という構造的な局面だけでなく,個々の労働者のキャリア形成への主体的努力や自己選択の局面も分析している。
著者
佐藤 一郎
出版者
目白大学
雑誌
目白大学経営学研究 (ISSN:13485776)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.55-65, 2005

拙稿は、主に日本の大企業におけるコーポレィト・ガバナンス(企業統治)について論じるが、この概念自体がアメリカからの輸入概念であるため、アメリカ企業の動向や斯論の展開に関わらざるをえない。周知のように、CalPERSやTIAA-CREFのような年金基金の株主行動が経営者の一連の解任劇につながってから、一躍統治問題が注目されるようになった。ITバブル崩壊後は企業犯罪の多発が統治と経営規律をめぐる議論を活発化した。こうした議論の流れは一部、日本企業にも共通するが、とはいえより大きな問題はバブル以後明らかになったビジネスモデルの陳腐化である。同時に、時代のヘゲモニーは生産者から消費者に完全に転換した。したがって、企業統治の仕組みも被統治側のガバナビリティをも含めてこのうねりの圏外にあってよいはずはない。企業統治は、すぐれて今日的な問題であると同時に企業の在り方の根幹に関わる問題でもある。
著者
宇賀田 順三
出版者
九州大学法政学会
雑誌
法政研究 (ISSN:03872882)
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.1-66, 1943-03