著者
ン アイリーン 高木 真人 阪田 弘一 西村 征一郎
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.70, no.597, pp.1-7, 2005
被引用文献数
1

Georgetown in Penang Island, Malaysia, has the largest surviving ensembles of traditional shophouses with the original town plan maintained in Southeast Asia. These shophouses have been protected under the Rent Control Act of 1966. Since the year 2000 the Repeal Control of Act has changed the situation of real estate. The largest change was due to the soaring rent. Perhaps it will due to the tearing down of the shophouses of the new developments of urban housing in it's place. The focus of this thesis will be on four types of shophouses from four different periods of time. This report will show the past and present usage of buildings, construction space and town district. As for a result three point became clear. 1) Appearance and disappearance of the balcony 2) Remodelling the back court 3) Change of related characteristic of public space and private space.
著者
阿 理生
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.57, no.2, pp.965-960, 2009-03-20
著者
柏木 裕之
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.70, no.591, pp.201-207, 2005
被引用文献数
4 4

The team from Waseda University has been excavating on the hill-top at Abusir-South in Egypt since 1991, and unearthed the stone structure belonging to the Prince Khaemwaset. This article deals with a style and a drainage technology of the roof on the portico of the structure. It was supposed that the upper point edges of the roofs were cut diagonally and were extended beyond the front of the architrave, like eaves, which style is similar to that of Old Kingdom. On the drainage technology, joints between roof blocks were alternately made watertight by the insertion of T-shape section stones and also used as a gutter, though the reason is unclear.
著者
加藤 一郎
出版者
日本熱帯農業学会
雑誌
熱帯農業 (ISSN:00215260)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.185-190, 1998-09-01
著者
佐藤 裕 横谷 砂貴子
出版者
日本育種学会
雑誌
育種学研究 (ISSN:13447629)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.127-134, 2008-12-01
被引用文献数
1

イネは自殖性作物ではあるが,冷害年に他殖率が上昇し,周囲の他品種との交雑率が上昇することが経験的に知られている.しかしながら,低温による雄性不稔化が交雑率を上昇させることを実証するデータは,これまでに得られていない.そこで本研究では,低温によるイネ花粉の雄性不稔化が交雑率に及ぼす影響を明らかにするために,穂ばらみ期の小胞子初期に低温処理したイネと無処理のイネにおける交雑率の違いを調べた.種子親としてモチ品種「はくちょうもち」,花粉親としてウルチ品種「ほしのゆめ」を供試した.種子親に稔実した種子について,キセニアの観察とSSRマーカーにより交雑の確認を行った.花粉親区の規模を大きくした圃場試験では,花粉親由来のウルチ花粉と種子親由来のモチ花粉をヨード・ヨードカリ溶液染色により識別して空中花粉密度を調べた.人工気象室内での試験では,対照区の交雑率が0.19%であったのに対し,低温処理区では1.28%と6.7倍にまで高まった.圃場試験では,低温処理区における種子親由来の空中花粉密度が,対照区比で約40%にまで減少した.交雑率は,花粉親からの距離1mの対照区では0.02%であったのに対し,低温処理区では5.55%と278倍にまで高まった.花粉親からの距離5mの対照区では,交雑が全く認められなかったのに対し,低温処理区では2.96%の交雑が認められ,花粉親から5m離れていても低温処理により大幅に交雑率が高まることが明らかとなった.さらに,低温処理による稔実率の変化と交雑率との間には,花粉親からの距離1mの低温処理区でr=-0.653^<***>,同5mの低温処理区でr=-0.462^<**>と有意な負の相関関係が認められた.以上の結果により,低温による雄性不稔化で自花の花粉密度と稔実率が低下したイネでは,交雑率が大幅に高まることが実証された.
著者
星野 豊
出版者
筑波法政学会
雑誌
筑波法政 (ISSN:03886220)
巻号頁・発行日
no.46, pp.97-106, 2009-02
出版者
矯正協会
雑誌
刑政 (ISSN:02874628)
巻号頁・発行日
vol.96, no.12, pp.p46-56, 1985-12
著者
濱田 季之 松永 茂樹 伏谷 伸宏 藤原 正子 藤田 憲一
出版者
天然有機化合物討論会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
no.37, pp.695-700, 1995-09-01

A highly cytotoxic polypeptide, polytheonamide B (1), has been isolated from the marine sponge Theonella swinhoei. The structure of polytheonamide B was determined, to be a linear 48-residues polypeptide with the N-terminus blocked by a carbamoyl group, by extensive 2D NMR experiments in DMSO-d_6. The absolute configuration of each amino acid residue was determined by chiral chromatographies of fragment peptides obtained by partial acid hydrolysis of polytheonamide B. Amino acid residues in polytheonamide B have alternating D- and L-configuration. The NMR spectra in CD_3OH/CDCl_3 (1:1) indicated that polytheonamide B adopted certain secondary structure. Conformation analysis was carried out by distance geometry calculations, by DADAS90 program, using NMR parameters obtained in CD_3OH/CDCl_3 (1:1), i.e., a total of 378 distance constraints (160 intra-residue, 96 sequential, 80 long-range NOEs, and 42 hydrogen bonds) and 48 dihedral angle constraints. The calculated structure fit a right-handed parallel β-helix structure, which was proposed for the structure of a pore-forming peptide, gramicidin A.
著者
三橋 純予
出版者
美術科教育学会
雑誌
美術教育学 : 美術科教育学会誌 (ISSN:0917771X)
巻号頁・発行日
no.31, pp.353-366, 2010-03-20

筆者はこれまで美術教育の新たな領域として「アートマネージメント手法」の有意性を理論的に検証・提起し,実践研究として現代美術家との2つのアートプロジェクトを教材化して,その過程から育まれる「複合的鑑賞教育」の可能性を考察してきた。本稿では,これらの研究と平行して進めてきた北海道立近代美術館との3年間にわたる「連携授業プロジェクト」を新たな実践研究として,公立美術館を現場とした,展覧会の企画から実施までの授業プロセスを系統的に検証し,「作品と向き合うA段階」と,「他者(社会)と向き合うB段階」に分類し,「学習の転移」をキーワードとして,鑑賞教育におけるアートマネージメント手法の有意性を,理論的に明らかにする。
著者
石島 健一郎 椎名 誠 相澤 清晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.181, pp.51-58, 2000-07-06
被引用文献数
5

著者らは、センシングデバイスと情報処理機器の小型化が進み、ウェアラブルなビデオ機器により個人の人生をそのまま記録することが可能になると考えている。本稿では、このウェアラブル機器で記録した個人体験映像の要約と構造化について論じる。特に、映像と同期記録した脳波による要約実験を示し、精度良く興味映像を抽出しうる事を示す。
著者
石島 健一郎 相澤 清晴
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. PRMU, パターン認識・メディア理解 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.100, no.565, pp.85-92, 2001-01-11
被引用文献数
2

著者らは, センシングデバイスと情報処理機器の小型化が進み、ウェアラブルなビデオ機器により個人の人生をそのまま記録することが可能になると考えており、映像と同期して記録した脳波を解析することで精度良く興味映像を抽出しうる手法を提案してきた。本稿では、脳波の時系列特性に基づいた解析手法により、意味のあるまとまりとしてのシーンを生成しうることを示す。
著者
ニナ ノコン 藤本 彰三
出版者
東京農業大学
雑誌
東京農業大学農学集報 (ISSN:03759202)
巻号頁・発行日
vol.50, no.4, pp.112-120, 2006-03-09

野菜は多くのフィリピン人にとって安価な栄養源であるだけでなく,少数の裕福な人々にとっては,健康的な生活を送るための重要な食物の一つである。この少数の裕福な人々が,フィリピンにおいてニッチマーケットである有機野菜産業を支えている。有機野菜の需要動向を検討するため,我々はマニラにおけるホテルやレストランなどの外食産業と一般消費者の有機野菜需要について,2002〜2003年に質問票及びインタビュー調査を実施した。調査対象はホテル・レストランが11軒,一般消費者が118人,スーパーが7軒,及び有機農産物を販売する4つの市場である。本研究の主な成果は,以下の通りである。(1)主要なホテルやレストランは有機野菜を購入しないが,一般消費者は購入する可能性が高い ; (2)有機農産物市場で売られる75種類の野菜のうち,ニンジンが総量の30%を占めた ; (3)中型サイズのニンジン,普通サイズのトマト,たまねぎ,中型サイズのジャガイモは,価格変動への弾力性が大きい。それは安定供給による価格低下が可能となれば,需要は増加する可能性があることを意味する ; (4)ガン患者やガン予防のために,ニンジンはセロリと一緒にジュースとして消費されることが多いと言われている点を,両者の交差価格弾力性の計測結果から明らかにした。