著者
加藤 源太郎
出版者
プール学院大学
雑誌
プール学院大学研究紀要 (ISSN:13426028)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.121-134, 2011-12

One of the dominant trends in recent STS studies is the discussions which try to capture the problems of science and technology in the context of civil society. They emphasize active oppositions towards the expert systems and autonomous decisions by the public people as a means to solve scientific issues. In these arguments, to express one's mistrust in experts is often considered as an important action, which is deferent from as has been the case in thepast. However, to mistrust in experts is never autonomous decision, but is equivalent to trust in experts when you see it as an individual action. When one needs to trust, he/she is stranger in the scientific confines : for example, whenone take an airplane, or when one has some food additives. Ordinary people rarely confirm the knowledge which is heard from the others or mass media. We often make decisions with trust in systems and being lack of any comprehensions. We invariably have to trust something unless we are like Robinson Crusoe. STS has often eliminated such as deficit model especially in the context of civil society. However, this paper reconsiders about the deficiency and tries to draw the attitude towardsscientific system in more realistic sense.
著者
今野 良 ハンリー シャロン
雑誌
臨床とウイルス (ISSN:03038092)
巻号頁・発行日
vol.38, no.4, pp.318-331, 2010-10-30
参考文献数
34
著者
合阪 學
出版者
宝塚造形芸術大学
雑誌
Artes : bulletin of Takarazuka University of Art and Design : 宝塚造形芸術大学紀要 (ISSN:09147543)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.1-22, 2004-03-31

前323年、アレクサンドロス大王がバビロンで没した時、彼の帝国-西方に父祖が築いた「マケドニア王国」に東方での新征服地(「アジアの王国」)を附け加えたもの-の全体を組織する仕事には全く手が着けられていなかった。広大な領上を統治する原則をめぐって、以後、ディアドコイの間で統一主義者と分立主義者が対立しつつ、「帝国の統一」が将軍たちの手で解体される過程が進展する。それはイプソスの戦い(301年)で一応の粘着を見るが、最終的にはクルペディオンの戦い(281年)で、ヘレニズム領域王国の分立が確立するまで継続した。
著者
丸田 健
出版者
奈良大学
雑誌
奈良大学紀要 (ISSN:03892204)
巻号頁・発行日
no.46, pp.306-282, 2018-03

本稿は「現在ポリバケツは民具である」という民具学の或る学説を取り上げる。なぜそのような説が主張されねばならなかったのか。まず古典的な民具概念の成立事情をたどる(第二章)。古典的概念に対する反発としてのポリバケツ民具論を概観し、その主張の構造を検討する(第三章)。桶の構成要件の複数性を確認するため、桶のあらましを描写する(第四章)。ポリバケツ民具論は、物の構成要素の一つのみを不十分に満たすものであり、さらにその他のものを等閑視するものとして、批判される(第五章)。最後にカテゴリーについての現代的考えを民具に適応することを提案する。
著者
井上 忠男
出版者
日本赤十字秋田看護大学・日本赤十字秋田短期大学
雑誌
日本赤十字秋田短期大学紀要 (ISSN:13430033)
巻号頁・発行日
no.13, pp.23-37, 2008

人道主義は、いかにして今日の国際社会における普遍的な道義的価値規範として確立されるに至ったのか。本稿は、近代国際法、特に19世紀後半に急速に発展した戦時国際法の法典化の歴史を辿ることにより、人道概念の普遍化の過程を考察するとともに、特に冷戦終結後の武力紛争に伴い国連、NGO、諸国軍隊等による広範な人道支援活動が展開される今日、グローバルな枠組みの中で人道主義が直面する多様な問題とその将来展望を考察する。
著者
明神 もと子
出版者
北海道教育大学
雑誌
釧路論集 : 北海道教育大学釧路分校研究報告 (ISSN:02878216)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.143-150, 2005-10-30

幼児期から学童期にかけての子どものごっこ遊びには、後の創造的想像力の芽生えが見られる。本稿では、文献や観察資料によって、ごっこ遊びの具体的な例を分析することによって、想像力の生成と発達について、考察することを目的とする。はじめに、年齢発達に沿って、変化していくごっこ遊びの姿を描写して、幼児期から学童期の想像力の特徴をとらえた。乳児期の大人と子どもの情動的交流によって形成された、対人関係能力を基盤にしながらも、1〜2歳ごろは事物の道具的操作が中心の遊びである。これは大人からの延滞模倣によるものであり、再生的想像力が主に働いている。3歳前後の遊びは事物や人の他のものへの見たてが活発になり、テーマとストーリーのある遊びに発達する。役割を演じることに、ルールがある。3歳からの就学前期はごっこ遊びの全盛期といえる。ことばとイメージを他者と共有できるようになり、ごっこ遊びは今・ここを越える想像力に支えられ、創造性を帯びてくる。つぎに、ごっこ遊びの中で、発達する想像力の性質について考察した。ごっこ遊びは子どもの現実の生活に起源をもっている。子どもは虚構の世界で行為しているが、感情は現実的に体験されている。一方、子どもは虚構すなわちごっこと現実を混同することはなく、ことば使いなどで、区別する工夫が見られる。想像力を働かせ、発達させるごっこ遊びは子どもの精神発達において、重要な役割を果たしている。近年、子どもがごっこ遊びをしなくなったとか、5歳くらいでやめてしまうなどといわれている。科学技術の粋を集めた精巧な玩具や仮想現実を作り出すゲーム遊びの普及によって、子どもたちの遊びに対する動機が変化したと考えられ、想像力の発達に対する影響が懸念される。
著者
村本 裕二 石田 敦士 吉田 利夫 清水 教之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. OME, 有機エレクトロニクス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.576, pp.7-10, 2006-01-20
参考文献数
5

本研究ではカイワレ大根を用い、植物成長に及ぼす電界の影響について検討を行った。得られたカイワレ大根の成長長さを規格化し、そのデータを統計的検定にて評価し、電界がかいわれ大根の成長長さに及ぼす影響の有無について検討を行った。その結果、直流電界を印加した方が無いものと比べてかいわれ大根の成長が促進させることが示され、直流電界が植物成長に影響を与えることがわかった。さらに直流電界を印加する時間帯を変化させることによっても植物成長の度合いが変化することも示された。
著者
和泉 徹
出版者
北里大学
雑誌
北里医学 (ISSN:03855449)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.251-255, 1996-10-31
著者
青木 靖子
出版者
こども教育宝仙大学
雑誌
こども教育宝仙大学紀要 (ISSN:18847617)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.87-96, 2011-03-16

This notes are concerned with musical performance in what is known as the " Galant Style ". In order to show how the performing style of this period evolved, and to show the impact of J. J. Quantz, F. W. Marpurg, D. G. Türk, and F.J. Haydn of forgotten period on later generations of musicians, I have had to describe the function of Italian tempo directions (Allegro, Andante, Largo, etc.).This notes attempts to describe some of the rules and conventions which governed musical performance in the times of Galant. The rules mentioned in this notes should be checked by every modern performer.
著者
新井 孝昭 小林 庸浩 新井 達也
出版者
筑波技術短期大学学術国際交流委員会
雑誌
筑波技術短期大学テクノレポート (ISSN:13417142)
巻号頁・発行日
vol.10, no.1, pp.1-7, 2003

本学(筑波技術短期大学)聴覚部において、授業時における教員の発言を学生が苦労せずに読み取れる状況になることは、教員が意図した教育的成果を期待する上でも、必要不可欠な教育環境である。そこで我々は、授業記録テープをろう学生と聴者教員のそれぞれが読み取り、それらの比較・分析をおこなった。その結果、授業における学生の読み取りの誤りが、聴者教員(話者)に気づかれることなく、いくつも生じていることが改めて確認できた。本稿では、読み取り分析から明らかになった表現の問題点を指摘し論考するとともに、本学での教育的成果を上げるためにも、ろう(または「難聴」)学生に通用するもう一つのコミュニケーションスタイルの必要性について論述する。