出版者
日経BP社
雑誌
日経レストラン (ISSN:09147845)
巻号頁・発行日
no.488, pp.14-16, 2014-11

炎の遊食家 壱勢 豊橋三ノ輪本店(居酒屋、愛知県豊橋市)炎の遊食家 壱勢 豊橋三ノ輪本店●愛知県豊橋市三ノ輪町本興寺10-8TEL0532-69-3232 居酒屋の店内を、戦隊ヒーローの覆面をかぶったスタッフがドリンクを運ぶために行き交う。その姿に気付いて、楽しそ…
著者
樋口 澄男 北野 聡 近藤 洋一
出版者
長野県環境保全研究所
巻号頁・発行日
no.1, pp.29-37, 2005 (Released:2011-12-08)

ソウギョCtenopharyngodon idellsの放流により1980年代後半に水草帯が全滅した木崎湖において、2001〜2002年に潜水調査を主体にして、車軸藻類および大型水生植物の分布調査を行った。抽水・浮葉植物は主に北岸で回復が始まっていた。沈水植物はセキショウモVallisneria asiatica Miki、コカナダモElodea nuttallii(Planch.)St. Jhon、ヒメフラスコモNitella flexilis(Linnaeus)Agardh var. flexilisが主要種として多くの調査地点で観察された。ヒメフラスコモは西岸の広い面積において車軸藻帯を形成していた。過去に広く分布していたシャジクモChara braunii Gmelinは観察されなかった。絶滅した固有種車軸藻キザキフラスコモNitella minispora Imahoriの埋没卵胞子の回収のため、木崎湖底質を採取し、発芽試験を試みたが、発芽は認められなかった。
著者
大渡 勝己 木谷 裕紀
雑誌
研究報告ゲーム情報学(GI) (ISSN:21888736)
巻号頁・発行日
vol.2021-GI-46, no.15, pp.1-7, 2021-06-12

二人単貧民はトランプゲーム大富豪を簡略化した二人零和完全情報ゲームであり,この勝者は両プレイヤの手札枚数に対して線形時間で決定できる.本研究では,二人単貧民において,勝者の最後の提出札に着目し,この札の上に相手が札を提出可能か,またはパスしかできないかを考慮して試合結果を細かく分ける.このとき,互いのプレイヤの最強札の強さが異なる条件下においては,この試合結果についても手札枚数に対して線形時間で求められることを示す.さらに,最強札が同じ強さの場合についても,計算機実験の結果から予想しているゲームの性質について議論する.
著者
平川 真 深田 博己 樋口 匡貴
出版者
日本グループ・ダイナミックス学会
雑誌
実験社会心理学研究 (ISSN:03877973)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.15-24, 2012 (Released:2012-10-25)
参考文献数
23
被引用文献数
1

本研究の目的は,Brown and Levinson(1987)のポライトネス理論に立脚し,要求表現の使い分けに及ぼす社会的距離,社会的地位,要求量の影響について検討することであった。本研究では,要求表現の丁寧度と間接度を区別し3要因の影響を検討するとともに,理論の重要な媒介変数であるフェイスに対する脅威度の認知を取り上げ,理論の検討を試みた。265名の大学生に対して場面想定法による実験を行った結果,3要因の認知が高まると丁寧な表現が使用されることが明らかとなったが,3要因の認知は使用される要求表現の間接度には影響を及ぼさないことが示された。また,その影響過程については,Brown and Levinson(1987)の見解とは異なり,社会的距離,社会的地位の認知に関しては直接影響を及ぼす過程も存在することが示された。本研究で得られた結果は,3要因が要求表現の使い分けに影響を及ぼすというBrown and Levinson(1987)の主張の根幹を支持するものであったが,影響を及ぼす次元やその影響過程については理論の妥当性に疑問を投げかけ,再考を促すものであった。
著者
渡瀬 淳子
出版者
古典遺産の会
雑誌
古典遺産 (ISSN:02878925)
巻号頁・発行日
no.53, pp.74-84, 2003-09
著者
石田 和子 石田 順子 中村 真美 伊藤 民代 小野関 仁子 前田 三枝子 神田 清子
出版者
群馬大学
雑誌
群馬保健学紀要 (ISSN:13434179)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.53-61, 2005-03

外来で化学療法を受けている乳がん再発患者の日常生活上の気がかりと治療継続要因を探求することを目的に質的研究を行った。外来で化学療法を受けている乳がん再発患者を対象で本研究参加への同意が得られた10名であった。半構成的な面接によりデータを収集した。面接内容を逐語録に起こし,質的帰納的方法を参考に,患者の言動から日常生活上の気がかりと治療継続要因に関する言動をコード化し類似性に従いサブカテゴリー,カテゴリーと抽象化を行った。その結果は以下のようにまとめられる。1.外来で化学療法を受ける患者の日常生活上の気がかりは【抗がん剤を続けることの気かかり】【再発・転移が気がかり】【嘔気・嘔吐による体力の消耗】【倦怠感により動きたくとも動けない現実】【脱毛による活動範囲の縮小】のカテゴリーが抽出された。2.治療継続要因としては《抗がん剤治療へ託す生への希望》《変化した生活を補う人》《療養生活での癒し体験》のカテゴリーが抽出された。3.抗がん剤の副作用である嘔気・嘔吐・倦怠感は行動範囲の縮小が見られることから,症状マネジメントの方法や気分転換活動,患者教育を行う必要がある。4.抗がん剤の副作用である脱毛はボディイメージの変容により耐え難い苦痛であるため,脱毛の時期,受容の状況や考えを聞き必要に応じて指導や情報提供を行う必要がある。5.治療生活を支える要因とは,患者の長い治療生活を支えていくことであり,心理,社会的なサポートが重要な役割を果たすことが明らかになった。以上のことより,患者の外来治療時間を利用して看護師は,患者が治療を継続していく上での悩みや思いを自由に語れる場を提供する必要があることが示唆された。
著者
鈴木 伸一 嶋田 洋徳 三浦 正江 片柳 弘司 右馬埜 力也 坂野 雄二
出版者
日本行動医学会
雑誌
行動医学研究 (ISSN:13416790)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.22-29, 1997 (Released:2014-07-03)
参考文献数
16
被引用文献数
7

本研究の目的は、日常的に経験する心理的ストレス反応を測定することが可能であり、かつ簡便に用いることができる尺度を作成し、その信頼性と妥当性を検討することであった。まず、新しい心理的ストレス反応尺度 (SRS-18) が作成された。調査対象は、3,841名 (高校生1,316名、大学生1,206名、一般成人1,329名) であった。因子分析の結果、3因子が抽出された。それぞれの因子は、「抑うつ・不安」、「不機嫌・怒り」、「無気力」と命名された。各因子の項目数は、それぞれ6項目であった。尺度の信頼性は、α係数、再検査法、折半法によって検討され、いずれも高い信頼性係数が得られた。次に、SRS-18の妥当性が検討された。内容的妥当性、および、高ストレス群と低ストレス群、健常群と臨床群における弁別的妥当性について検討され、いずれもSRS-18が高い妥当性を備えていることが示された。本研究の結果から、SRS-18は、高い信頼性と妥当性を備えた尺度であることが明らかにされた。最後に、ストレスマネジメントの観点から、臨床場面や日常場面におけるSRS-18の有用性が討議された。
著者
徳富猪一郎 著
出版者
民友社
巻号頁・発行日
vol.〔第54〕, 1939
著者
岡安孝弘 嶋田 洋徳 坂野 雄二
出版者
早稲田大学人間科学学術院
雑誌
人間科学研究 = Waseda journal of human sciences (ISSN:09160396)
巻号頁・発行日
vol.5, no.1, pp.23-29, 1992
被引用文献数
3

The purpose of this study was to develope the stress response scale for junior high school students, as a part of researches explaining school maladjustment. 670 junior high school students were required to estimate their recent moods, thoughts, and physical states for each of 68 items. Except for 68 students missing to fulfill all items, the data of 602 students were adopted for following analyses. As a result of factor analysis, four main factors -"irritated-angry affect", "physical response", "depressive-anxious feeling", and "cognition-thought of helplessness"- were extracted, ar-coefficients were enough high to support the high reliability of each factor. Furthermore, the results of analyses of variance on grade and gender revealed that the upper class students showed higher stress responses in "depressive-anxious affect" and "cognition-thought of helplessness", and that girls did in all factors except for "irritated-angry affect". For screening the students who tend to fall into school malajustments, further studies to examine the validity of this scale should be required.

2 0 0 0 OA 氷の双晶構造

著者
古川 義純
出版者
The Japanese Society of Snow and Ice
雑誌
雪氷 (ISSN:03731006)
巻号頁・発行日
vol.41, no.4, pp.259-265, 1979-12-31 (Released:2010-01-22)
参考文献数
37

氷の双晶構造が主に多結晶雪結晶の場合に焦点を絞って解説される.Coincidence-Site Lattice (CSL) 理論から低エネルギーの結晶境界面による結合のしかたを予想し, これが天然の雪結晶の中にどの程度の頻度で出現するかを調べることによって双晶の形態が決定される.また, 多結晶の氷結晶が発生する機構を, 考察することによって, 70.3°/ [1120] のCSL関係を満足する結合のしかたが出現し易いことが明らかとなり, 実際の雪結晶に現れる要素結晶の間のc軸のなす角度が70°に集中することを良く説明することができる.
著者
村田 右富実
出版者
関西大学東西学術研究所
雑誌
関西大学東西学術研究所紀要 (ISSN:02878151)
巻号頁・発行日
vol.54, pp.55-69, 2021-04-01

A correspondence between "大伴書持" (Ootomo-no-Fumimochi) and "大伴家持" (Ootomo-no-Yakamochi) is noted in Volume 17 of "万葉集." Conventionally, the letters from "左注" of No. 3910 to "前置漢文" of No. 3911 are considered as follows: 右四月二日大伴宿祢書持従奈良宅贈兄家持 橙橘初咲霍鳥飜嚶 對此時候詎不暢志 因作三首短歌 以散欝結之緒耳 However, "仙覚寛元本系" has the letters "和歌二首" and "廣瀬本" has "和歌四首," which follows "左注." Furthermore, "和歌二首" exists in "題詞" of "類聚古集." When taking all the above-mentioned aspects into consideration, these letters should be revised as follows: 右四月二日大伴宿祢書持従奈良宅贈兄家持 和歌三首 橙橘初咲霍鳥飜嚶 對此時候詎不暢志 因作三首短歌 以散欝結之緒耳 The paper suggests that No.3911–3913 should be understood as "和歌."
著者
高井 彩也華 安村 涼 山口 さやか 山本 雄一 高橋 健造
出版者
日本皮膚科学会西部支部
雑誌
西日本皮膚科
巻号頁・発行日
vol.79, no.5, pp.455-458, 2017

<p>29 歳,男性。2009 年 12 月,マラソン大会の出走直前に膨疹,悪心,嘔吐が出現し,近医にてアナフィラキシーと診断された。以後,2 カ月間で5 回,腹痛,膨疹,悪心,嘔吐,時に血圧低下などの,蕁麻疹,アナフィラキシー症状を繰り返した。4 回目と 5 回目の症状の出現前日,夕食に納豆を摂取していたため,納豆による遅発性アナフィラキシーを疑った。皮膚プリック-プリックテストでは納豆が陽性であった。納豆摂取誘発試験では摂取 6 時間後に血圧低下を伴う咽頭違和感,膨疹が出現し,納豆によるアナフィラキシーと診断した。納豆摂取を避けてから,現在まで症状はみられていない。</p>
著者
伊藤 頼人
出版者
日本印度学仏教学会
雑誌
印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.1096-1093, 2020-03-20 (Released:2020-09-10)
参考文献数
9

The term “dharma” is used in documents in ancient India to mean “justice,” “law,” or “virtue.” In contrast to dharma as an idea, in the Mahābhārata Dharma is a god with a body and mind, embodying the concept of “Dharma as god.” Dharma acts as the father of Yudhiṣṭhira, the oldest of the five sons of King Pāṇḍu (the Pāṇḍava) in the main story of the Mahābhārata. Dharma subjects Yudhiṣṭhira to three trials.This work focuses on trends evident in stories of the three trials of Yudhiṣṭhira. First, these stories have a common structure. Second, the stories relate the three trials in sequence. Third, ānṛśaṃsya (mercy) is described as the highest value. In stories of the three trials, ānṛśaṃsya is esteemed and described as specific behavior. Fourth, Yudhiṣṭhira chooses to act of his own will rather than following the recommendations of others. These trends are common to stories of the three trials.
著者
鵜飼 渉
出版者
日本生物学的精神医学会
雑誌
日本生物学的精神医学会誌 (ISSN:21866619)
巻号頁・発行日
vol.25, no.1, pp.24-26, 2014

平成 25 年 6 月 23 ~ 27 日の日程で,大阪大学の武田雅俊大会長の元,京都で開催された WFSBP Congress において,"Translational Perspective on the imaging, epigenetics and peripheral-derived markers for alcohol induced brain damage and depression" と題したシンポジウムを企画・実施する機会を得た。大会関係者の皆様に深くお礼申し上げるとともに,本シンポジウムで,各演者からなされた発表と討論について,まとめたので報告する。本シンポジウムの目的は,タイトル名のとおり,アルコール性脳障害とうつ病の病態に関するイメージング手法や,遺伝子のエピジェネティクス解析,末梢血中の疾患バイオマーカーについて,特に,臨床への橋渡し研究の観点から,最近の進捗・事情を紹介,報告してもらうというものである。