著者
山本 文治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.420-421, 2004-04-15
著者
佐藤 考一 松村 秀一
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.66, no.543, pp.139-145, 2001

This Paper discusses the possibilities and contributions of establishing 'design-oriented components', which provide flexible design for the A/E, and concludes follows. 1. The production system of component manufacturers has enough flexibility to accept special orders from the A/E since they have changed from production for stock to that for order. 2. There is no reason why the A/E selects ready-made components only for his design, nevertheless the idea of open system has been based on such components manufactured by the production system for stock. 3. It is essential to establish design-oriented components with which their information is represented by a means of operating their attribute easily. Such components are expected to gather A/E's needs for new developments by component manufactures.
著者
端 和夫 児玉 南海雄 福内 靖男 田中 隆一 齋藤 勇 吉峰 俊樹 小林 祥泰 永廣 信治 佐渡島 省三 峰松 一夫 山口 武典 篠原 幸人
出版者
The Japan Stroke Society
雑誌
脳卒中 (ISSN:09120726)
巻号頁・発行日
vol.32, no.1, pp.1-11, 2010-01-25
被引用文献数
4 7

我が国における脳梗塞rt-PA静注療法の保険適用承認には,承認への要望の段階から日本脳卒中学会の医療向上委員会が緊密に関与してきた.適正使用講習会を実施することを前提として承認された後も,欧米諸国にも前例のない全国的な都道府県レベルでの適正使用講習会を実施し,rt-PA静注療法の実施担当者等を指導してきた.承認後3年間で講習会は189回,受講者は1万人を超え,結果として,約1万5千例の使用例のうち,非適応例への使用頻度は6% 程度に抑えられている.承認と講習会開催の過程と,3年を経過した時点での普及の現状を記載した.
著者
山崎 圭 柳 圭一郎 泉谷 瞬 鈴木 励一 中村 一生 上田 裕司 上園 敏郎 田代 真一 田中 学
出版者
一般社団法人 溶接学会
雑誌
溶接学会全国大会講演概要
巻号頁・発行日
vol.90, pp.90-91, 2012-03-15
被引用文献数
2

亜鉛めっき鋼板の重ねすみ肉溶接を対象としたガスシールドアーク溶接において、気孔発生量に及ぼす溶接姿勢、電流、電圧等の影響を報告する。また、気孔発生メカニズムについて、アーク直下におけるガス放出に着目し、観察結果から考察する。
著者
青山 裕
出版者
公益社団法人日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術學會雜誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.60, no.10, pp.1369-1373, 2004-10-20
被引用文献数
1

医療の倫理は,クライアントに責任を負う医師の視点から主に研究され,個別の問題をいかにすべきかを多様な立場から論じ,あるいは判例が検討されている.もちろん,倫理問題には明確な答えが存在するのではなく,各個人により判断,見解は相違する.クライアントの生死に身近でかかわることの少ない診療放射線技師にとって医療倫理を論じることには,違和感があるかもしれない.最良の画像を提供する医療行為の実施以前に,クライアントは被写体であり,繊細な感情を持った「ひと」である.一方,医療被曝については,技師の裁量に倫理は欠かせない.また,職域の問題もあり,臨床現場では他医療従事者との関係も含め,疑問,葛藤を感じることが多々生じる.クライアント中心の医療に医療技術者としていかに参加するか,技師にとっての倫理を考え,意識するということはどういうことか,医療倫理の四原則にアドボカシーを考慮しつつ考察する.
著者
佐々木 嘉光 井場木 祐治 植松 俊太
出版者
JAPANESE PHYSICAL THERAPY ASSOCIATION
雑誌
日本理学療法学術大会
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.G1282-G1282, 2008

【目的】当院では診療参加型臨床実習(クリニカル・クラークシップ:クリクラ)を導入し他の2施設も同じ方式で臨床実習を行っている。今回、当院の臨床実習形態の効果を検討するため学生に対するアンケート調査を行ったので報告する。<BR>【十全式臨床実習の内容】患者担当制を含むクリクラを臨床実習指導体制として選択し当院を含む3施設で導入した。学生は指導者の監視下で評価・訓練を行い、担当チームの仕事を常に手伝う形で実習に参加した。患者担当制については症例報告を行う症例を1例とし、初期・最終評価レポート・発表用のレジュメ作成を課題とした。その他の担当症例は学生の能力に合わせて徐々に増やし、約2ヶ月の実習で4~5症例の担当を目標とした。<BR>【方法】静岡県内にある3年制専門学校の3年生60名を対象としアンケート調査を行った。患者担当制とクリクラについては理学療法白書(1997年)に記載してある内容を用いて説明した。アンケートは各期の臨床実習終了後(2ヶ月を3期実施、延べ180施設)に行い、実習の判定が不可であった13施設を除く167施設を調査対象とした。アンケートの内容は1.臨床実習の満足度、2.患者担当制の満足度、3.臨床体験の充実度、4.1日の平均見学時間、5.1日の平均睡眠時間、6.精神的苦痛について調査を実施した。調査対象の167施設のうち十全式臨床実習を行った14施設(実施群)と他の153施設(他施設群)について、各アンケート項目の比較と検討を行った。また、アンケートの実施にあたり調査の内容について口頭および紙面で説明し同意を得た。<BR>【結果】1.臨床実習の満足度について「満足」と回答したものは実施群64%、他施設群38%であった。2.患者担当制の満足度について「満足」と回答したものは実施群71%、他施設群38%であった。3.臨床体験の充実度について「充実していた」と回答したものは実施群64%、他施設群41%であった。4.1日の平均見学時間について「2時間以内」と回答したものは実施群86%、他施設群28%であった。5.1日の平均睡眠時間について「4時間以上」と回答したものは実施群86%、非実施群57%であった。6.精神的苦痛について「全く苦痛でない」「苦痛でない」と回答したものは実施群60%、非実施群45%であった。<BR>【考察】今回の調査では、十全式臨床実習の実施群において実習及び患者担当制の満足度が高く、臨床体験が充実し、見学時間が非常に少ない結果となった。また、睡眠時間が長く、精神的苦痛が少ない傾向を示した。今回の結果から、患者担当制を含むクリクラの有用性が示唆されたが、調査を行った養成校と当院が関連施設であるためアンケートの結果に影響を及ぼしている可能性があり、今後さらに実施施設数を増やして検討していく必要があると考えられる。また、睡眠時間の改善が今後の課題と考えており、患者担当制のレポート作成について実施内容を検討する必要があると考えられる。
著者
吉田 久美子 神田 清子
出版者
Japan Academy of Nursing Science
雑誌
日本看護科学会誌 (ISSN:02875330)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.23-31, 2010-06-21
被引用文献数
3

目的:がん治療が外来へと移行している動きに伴い,がん患者には治療や進行に伴い変化する心身の状態を調整する能力が求められている.本研究の目的は,がん患者のセルフケアの構成概念を導くことである.<br>方法:分析方法はRodgersのアプローチを用い,概念分析を行った.これまでの看護実践をもとにしたがん患者のセルフケアに焦点をあてるために医中誌とPubMedから文献を検索,収集し,質的に分析した.<br>結果:対象となった76文献の中では,がん患者のセルフケアについての明確な定義づけはされていなかった.分析により,がん患者のセルフケアの概念は,4つの先行要件,4つの属性,2つの帰結,2つの関連概念が抽出された.<br>結論:がん患者のセルフケアの定義は,『がんに関する情報の探索と活用により,生活を保持するための意思決定を行うことである.そしてがん治療に伴う副作用や状態の変化へ対処し,がんの進行を抑えるための保健行動の実行から構成される』と定義づけられた.
著者
臼井 淳子
出版者
一般社団法人照明学会
雑誌
照明学会誌 (ISSN:00192341)
巻号頁・発行日
vol.92, no.3, pp.123-124, 2008-03-01

地下1階,地上6階の規模でテナント数約300を擁する「ラゾーナ川崎プラザ」は,JR川崎駅西口前の東芝堀川町工場跡地に建設された複合商業施設である.「大屋根に覆われた街」をコンセプトに大屋根とこれを支える列柱により自由に行き来できる開放的な空間を形成し川崎市の新しいイメージを創出している.
著者
本谷 るり
出版者
関西国際大学
雑誌
関西国際大学地域研究所叢書
巻号頁・発行日
vol.1, pp.37-54, 2004-03

永い歴史を現代まで生き続ける老舗企業は、企業経営においてさまざまな示唆を与える。いかにして継続的な企業活動が可能か、本稿ではそれを「本社機能をおいている地」という視点から分析する。老舗企業は創業の地において永く経営活動を継続していると一般的に考えられるが、実際にそうであるのかの確認と戦略的な要因を分析した。その結果,本社機能をおいている地域に対して老舗企業は密着度が高いことを明らかにした。しかし、本社機能を移動したことがある老舗企業にとってはそれは創業の地ではなく、移動した先の地域でのことである。また,調査から、めまぐるしく変化する現代の経営環境において、老舗企業での強みが発揮されない現状があることも明らかになった。その点について、戦略を策定し実行する際に、産業構造の分析や競争において自社の有利な戦略を展開する環境を創るという視点が必要であることを示唆した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1552, pp.50-54, 2010-08-02

7月16日午前11時過ぎ。強い日差しが照りつける中、茨城県日立市の中心街にある日立シビックセンターに、地元政財界の要人ら約450人が集まった。日立製作所の創業の地で100周年を祝うためだ。 同社の川村隆会長が100年史を振り返り、地元選出の国会議員らがエールを送る。記念式典が1時間に及ぼうとする時、中西宏明社長が登壇し、このように語った。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.943, pp.22-26, 1998-06-01

日立製作所が産声を上げた創業の地、茨城県日立市が今、揺れている。今年2月24日、こともあろうにライバル、東芝の京浜事業所が、発電機などの重電分野を手がける下請け企業を新しく募るため、目と鼻の先の水戸市で受発注の説明会を開いたのだ。
著者
日本システムアナリスト協会不条理なコンピュータ研究会
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.581, pp.176-178, 2003-08-25

かなめとなる情報システム部がプロジェクト遂行の責任を果たさないまま、開発が頓挫した例を示す。ベンダー選定では情実を入り込ませたうえに、甘い見通しのままプロジェクトを進めた。利害関係が複雑な点を見過ごして、要件定義やベンダー管理に手間取った。しかし、ばん回のための手を打たなかった。プロジェクトは破綻し、ベンダーは大赤字で撤退した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1062, pp.84-88, 2000-10-16

スポーツ用品メーカーのミズノは、今年4月に消臭機能を持ったTシャツやタオルのシリーズ「カテキンライフ」(上の写真)を発売した。緑茶から抽出したカテキンという成分を染み込ませた綿素材を使った製品群で、一部店舗でしか取り扱わないという試験販売ながら、今夏は5アイテム合計で約3000個を売り上げ「まずまずの滑り出し」(技術開発部の荻野毅技師)という。
著者
アルマハドウリ アディル 江目 宏樹 岡島 淳之介 小宮 敦樹 円山 重直
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会 : Mechanical Engineering Congress, Japan
巻号頁・発行日
vol.2013, pp."G061052-1"-"G061052-5", 2013-09-08

In the present study, a theoretical non-gray rigorous model was established to study the radiative heat transfer through greenhouse covering materials by using Radiative Element Method by Ray Emission Model (REM2). This model was applied to find the difference in thermal performances between silica glass, polyvinylchloride (PVC) and low density polyethylene (LDPE) covering materials. Using the advantage of the previously predicted spectral radiative properties of these materials, accurate estimations of greenhouse temperatures were achieved. In addition, an outdoor experiment was conducted to measure the thermal performances of three rectangular enclosures covered by the mentioned claddings. Enclosures inside, floor and cover temperatures calculated using the rigorous model showed a satisfactory correlation with the experimental measurements