著者
濱上 知樹 澤田 和人
出版者
一般社団法人 電気学会
雑誌
電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.134, no.9, pp.1282-1286, 2014 (Released:2014-09-01)
参考文献数
13

Study of heritage database and historical archive become an active area in multidisciplinary fields. The huge and high dimensional content is a sort of big data consisting of various kinds of information elements, and has valuable knowledge and the wisdom of mankind. This study focuses on Kosode Byobu collection which is antique fine art in Edo era. By analyzing high-resolution digital images of them and extracting knowledge structure by machine learning, we apply it for intelligent display and research of the art. This article introduces the background of the project and shows fundamental approach for tackling to retrieving intelligent structure and developing effective display technique.
著者
北森 俊行
出版者
公益社団法人 計測自動制御学会
雑誌
計測と制御 (ISSN:04534662)
巻号頁・発行日
vol.36, no.7, pp.459-463, 1997-07-10 (Released:2009-11-26)
参考文献数
5
被引用文献数
1 1
著者
伊藤 安 三浦 弘之 石田 義夫 加藤 光雄 安部 竜郎 宮崎 昌久
出版者
Japanese Society for Food Science and Technology
雑誌
日本食品工業学会誌 (ISSN:00290394)
巻号頁・発行日
vol.11, no.5, pp.191-194, 1964-05-15 (Released:2010-01-20)
参考文献数
7

肉質を軟化せしめる目的で,屠殺前の老廃ホルスタイン牛(体重約370kg)にパパインを静脈注射(1,500単位)し,屠殺解体後の肉質について対照区と比較したところ,官能試験の結果からは軟化効果のあることわかった。またその裏付けとして行なった理化学的分析の結果からも,パパイン注射が肉質に好ましい結果を与えることが明らかとなった。
著者
中村 栄一
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会誌 (ISSN:00047120)
巻号頁・発行日
vol.25, no.3, pp.179-185, 1983-03-30 (Released:2009-04-21)
参考文献数
8

According to the construction of the Onagawa Nuclear Power Plant, a telemeter system for monitoring external environmental radiation around plant was equipped. This system has six monitoring stations and collects the γ-ray spectrum every 10min at each station. The spectrum was analyzed by response matrix method, and the artificial contributions piled up natural background were separately evaluated.
著者
葛谷 隆正
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.8, no.1, pp.8-17,65, 1969-10-15 (Released:2013-02-19)
参考文献数
12

われわれは民族的好悪とその人格性要因に関する問題について男女232名に対して行なつた調査結果を考察してきたが, いまその主要な点を要約し列挙してみることとしよう。(1) 大学生の民族的好悪の状態は5年前の調査結果と比較して0.874という高い相関があり, かなりの一致性がみられるが, 特にシナ人・インド人・朝鮮人に対しては一の方向に, オーストラリヤ人・スイス人・アメリカ人に対しては十の方向にかなりいちじるしい変化をきたしていた。(2) 民族的好悪感と民族的優劣観とは0.760の相関を示し, 相当の一致性のあることがわかつた。しかし, ロシア人・ユダヤ人・シナ人・アメリカ人においては好悪感よりも優劣観においていちじるしく+であり, これに反し日本人・インド人・ビルマ人・フィリピン人・黒人に対してはいちじるしく一であることが注目された。(3) 民族的好悪と人格性要因との関係については,(i) 外国びいきの性格の強もいのはそうでないものよりも優劣点・自己嫌悪点がより高く, 偏見点においてより低いという傾向が顕著にみられた。しかし偏見点が彼等においてより低いということは外国びいき自国ぎらいという人間的罪悪感から逃れるためのかれらのとる自己防衛手段の現われではないかと察せられる。(ii) ・偏見的性格の強いものはそうでないものに比して優劣点がより低く自己嫌悪点がより高いという傾向が明瞭に看取された。(iii) 自己嫌悪の強いものはそうでないものよりも優劣点も偏見点もより高いという傾向がはつきりうかがわれた。(iv) したがつて, 外国びいきの性格の強いものも偏見的性格の強いものも基本的には同一の人格性力学をもつた2つの異なつた姿であると見られる。
著者
飯島 俊一
出版者
公益社団法人 日本補綴歯科学会
雑誌
日本補綴歯科学会誌 (ISSN:18834426)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.28-34, 2012-01-10 (Released:2012-07-18)
参考文献数
1

インプラントを選択することにより,インプラント治療の合併症を減らす.より長期の成功を獲得するために,コニカルコネクションタイプのインプラントを選択する.コニカルコネクションのインプラントは,インプラント周囲炎を減少する.上部構造は,CAD/CAMで,強度の高い材料を使用する事により,破折の防止をする.インプラントヘッドは,強度が高く,症例に応じ,太さ,長さを適切にする.骨縁下インプラントとの組み合わせにより,より長期の使用が可能となる.
著者
西阪 仰
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.43, no.1, pp.58-73,122, 1992-06-30 (Released:2009-09-16)
参考文献数
18

およそ社会的場面は身体の集合としてある。ある一定の形式のもとに配列された身体の集合は、どうじにその各身体にとって有意味ななにものかとして経験される。ここにある種の捻れがあるのは、みやすい。つまり、身体たちが自分たちの集合を有意味なものとして経験できるのは、身体が一定の形式のもとに集められているからであり、身体の集合が一定の形式のもとにあるのは、身体たち自身が、自分たちの集合を有意味なものとして経験しているからである。本稿は、身体 (=その社会的場面への参与者) たちが、この捻れを承知し利用しつつその場面を組織していく様子にたいして、ビデオ分析により積極的な記述をあたえていこうとするものである。ゴッフマンやケンドンなどの議論を参照し、その不十分な点を指摘しながら、エスノメソドロジカルに方向づけられた「会話分析」の手法に拠って、身体の配置の構造をあきらかにする。
著者
上和田 茂 船越 正啓
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.76, no.669, pp.2041-2048, 2011-11-30 (Released:2012-02-23)
参考文献数
23

The aim of this research is to make it clear how the custom of retirement from the headship of family has been succeeded and changed in Iki island. The summary of this research is as follows; It is thought that the custom of retirement from the headship of family in Iki island has been succeeded, from the separate living type has been shown in over 60 percent of the examined two-generation families. However this custom has shown the aspect of the diversification, because the custom of economic independence and separated eating style has been collapsing in some districts. According these changing, the aspect of the act area in the residential site also has been diversified and can be classified into three groups, the type of mutual independence, the type of mutual help and the type of communal life.