著者
鎌田 誠 中村 敏夫 河野 秀文 久野 敦史 内川 英明 深津 敦 佐々木 宏
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2006, no.5, pp.305-306, 2006-09-15

HTV is the transfer vehicle to carry cargoes to the International Space Station (ISS). This paper presents the outline of structural strength test results. The strength test were planed and performed to confirm that HTV principal structure (Propulsion Module) withstand the launch load. Test results approximately correspond to predictive value derived from numerical simulation.
著者
高橋 純 山西 潤一 佐々木 和男
出版者
日本教育工学会
雑誌
日本教育工学雑誌 (ISSN:03855236)
巻号頁・発行日
vol.27, no.2, pp.127-134, 2003-09-20
被引用文献数
8

高齢者がWebページを利用する機会が増え,加齢により低下する視覚機能に対応し,アクセシビリティの高いWebページづくりが求められている.そこで,文字色や背景色の組み合わせによる文字配色や文字サイズについて,若年者,高齢者,高齢者のうち白内障患者を想定した群を対象に調査をし,見やすい配色,文字サイズを検討した.その結果,高齢者にも配慮した文字表示には,陽画表示が望ましく,輝度コントラスト比が5:1以上になる背景色と文字色の組み合わせを使うことや,文字サイズを10pt以上にする必要があるといった指標を得た.
著者
佐々木 洋成
出版者
日本社会学会
雑誌
社会学評論 (ISSN:00215414)
巻号頁・発行日
vol.51, no.2, pp.219-234, 2000-09-30

本稿では, 階層再生産論における主要概念である教育的地位達成に焦点をあて, 業績としての教育達成に与える属性要因の影響を動態的に探索することにその目的があり, 従来の研究とは以下の2点で識別される.1. 教育達成尺度として高等教育間格差すなわち学校歴を採用しており, 学歴以上に世代間の関連を精緻に検討できる.2. 父母教育達成の組み合わせを分析に投入し, 子達成に与える親属性の影響を父母各々に分割せず世帯単位で設定して検討している.<BR>分析では1992年11 月実施の35~49 歳女性を対象とした東京調査データを使用した.P. ブルデューの階層再生産論に基本的に整合する結果であり, 世代間教育達成の強い関連が高等教育レベルの学校歴という形で明確に確認され, 達成地位の世代間継承として位置づけられる.しかし, 親世代の教育達成から子世代への継承形態は単調的なものではなかった.この非単調的な関連は, 親属性の効果を, 子が成長する家族背景として重要である世帯単位で変数設定した場合でも認められるものだった.これらの結果は, われわれがこれまで教育年数を用いて把握し理解してきた教育達成の世代間継承のみならず, それを超えた世代間継承が存在していることを示唆している.
著者
佐々木 邦泰
巻号頁・発行日
2004-03

Supervisor:東条 敏
著者
西村 明 佐々木 實
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響
巻号頁・発行日
vol.93, no.186, pp.23-30, 1993-08-20
被引用文献数
1

被験者をスピーカ距離毎に別個のグループに分けて実験を行う手法を用いて、無響室内の実音源によって生ずる音像の距離を被験者に判断させ、正面方向と左側方60゜において音像距離の絶対判断の手がかりについて考察を行った。また、音源の種類、スペクトル、提示音圧レベルを変えて、続けて被験者に音を提示する実験によって、音像距離の相対判断の手がかりについて考察を行った。その結果、以下の結論を得た。1)側方では両耳間差が音像距離の絶対判断の手がかりとなっている。2)音源の種類は音像距離の相対判伴の手がかりとなっている。3)スペクトルの変化は音圧レベルとほぼ独立した音像距離の相対判伴の手がかりとなっている。
著者
吉瀬 謙二 佐々木 豊
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.17, pp.245-250, 2007-03-02

今日のパイプライン段数の多い高性能プロセッサにおいては,分岐予測ミスのペナルティが大きいために分岐予測の精度がその性能を左右する.しかし最近では,回路面積の削減などのためにハードウェアでおこなう分岐予測を簡素化した高性能プロセッサが市場に出荷されている.そのような簡素なハードウェア分岐予測しか持たないプロセッサでは,分岐予測ミスが多発することで性能を低下するおそれがある.本稿では,簡素なハードウェア分岐予測しか持たないプロセッサを対象として,従来はハードウェアでおこなっていた分岐予測をソフトウェアで実現するソフトウェア分岐予測の枠組みを提案する.また,Cellプロセッサに含まれるSynergisticProcessorElementにおけるソフトウェア分岐予測の可能性を検討する.バブルソートをベースにして飽和型2ビットカウンタ方式のソフトウェア分岐予測を実装する場合に,予測精度の向上および分岐予測ミスペナルティの削減が可能であること,最大で17%の性能向上を得られることを確認する.Accurate branch prediction is important for modern high performance processors. In order to improve the prediction accuracy, many hardware branch predictions have been investigated. On the other hand, a processor with very simple hardware branch prediction is appearing in a market. In this paper, we introduce the framework of software branch prediction that predicts branch outcome by software with minimal hardware support. We evaluate the framework on a Synergistic Processor Element of the Cell Broadband Engine Processor. Our preliminary experimental results using a bubble sort programs how that a software branch prediction of a two-bit saturating counter gives better prediction accuracy and achieves the maximum performance gain of 17%.
著者
洲崎 誠一 吉浦 裕 永井 康彦 豊島久 佐々木 良一 手塚 悟
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.41, no.8, pp.2198-2207, 2000-08-15
被引用文献数
3

WWWシステムを単なる情報伝達の手段としてだけでなく,電子商取引システムのようにビジネスに活用しようという動きが顕著である.電子商取引システムでは,様々なマークが利用されている.販売者のWebページ上に,決済方法に関する情報として,利用可能なクレジットカード会社のロゴマークが貼付されているのはその一例である.しかし,従来のマークは単なる画像データなので,偽造や改ざん,不正コピーなどが容易にできてしまう.そこで,本稿では,販売者のWebページを閲覧する消費者が,当該Webサイトの真正性を確認可能とするインターネット・マークを提案する.インターネット・マークでは,Webページを構成するコンテンツや,そのWebページを公開するURL,IPアドレスなどといった複数の情報に対して,ディジタル署名を施し,その結果をマークに透かし込む.ブラウザを使ってWebページを閲覧した消費者は,当該Webページに貼付されたインターネット・マークに透かし込まれている埋め込み情報を抽出し,現在閲覧しているWebページのコンテンツ,URL,IPアドレスなどと比較・検証することで,不正の有無を確認することができる.実際にプロトタイプシステムを開発して評価を行い,インターネット・マークの有用性を確認した.Recently, various values visual marks are effectively used in business applications. For example, in many Web pages different credit card company's logo are attached as a source for payment information. In this case, one glance at these logos will make the customer able to recognize automatically the payment method. However, these marks are easy to forge, tamper with and copy into unauthorized Web site because they are only graphic data. And no method is offered to consumers to confirm the authenticity of logo marks. This insecurity causes serious problems with business application. To resolve these problems, in this paper, we propose Internet-Marks; reliable visual marks for the Web site authentication. Internet-Marks enables to detect illegal acts by the combination of traditional digital signature and digital watermarking techniques.
著者
林 真 長尾 美奈子 祖父尼 俊雄 森田 健 能美 健彦 本間 正充 宇野 芳文 葛西 宏 佐々木 有 太田 敏博 田中 憲穂 中嶋 圓 布柴 達夫
出版者
日本環境変異原学会
雑誌
環境変異原研究 (ISSN:09100865)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.275-283, 2004-12-20
被引用文献数
1

食品関連物質の遺伝毒性の評価,解釈をするための戦略を構築するため,日本環境変異原学会に臨時委員会を設立し,厚生労働科学研究費補助金食品安全性確保研究事業「既存添加物等における遺伝毒性評価のための戦略構築に関する研究」の研究班と共同し,定例の検討会議を毎月開催し,統一的な考えについて検討を続けている.本戦略を構築するためのモデルとして,コウジ酸を選択し,評価に必要と考えられる試験を実施し,その結果の評価,解釈を国際的議論のもとに標準化可能なものとするため,海外から指導的立場にある研究者をコンサルタントとして招聘し,議論,提言を受けた.本臨時委員会の活動は3年計画で進められており,現在は約1年半が経過したところである.ここでは,本委員会の設置意図を中心に活動の中間報告を行う.
著者
佐々木 政司
出版者
名古屋大学
雑誌
名古屋大學教育學部紀要. 教育心理学科 (ISSN:03874796)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.203-214, 1993

国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。
著者
原 明人 吉野 健一 竹内 文代 佐々木 伸夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ED, 電子デバイス (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.15, pp.21-27, 2001-04-13

エネルギー安定性の非常に高い半導体励起固体(DPSS)CWレーザ(Nd:YVO_4, 532nm, 10W)を利用してガラスに熱損傷を与えることなくTFTのチャネル領域を単結晶化する新しい結晶成長方法について報告する。本方法の特徴は、(1)チャネル領域を熱浴として作用する厚いシリコン膜で覆う(2)ネッキング構造をチャネル領域に付加する(3)チャネル領域に沿って、ネッキング領域側から結晶化させる(4)裏面からレーザ照射することである。本方法を利用してチャネル領域全域にわたって単結晶化することに成功した。単結晶化領域は幅2μm、長さ20μmである。450℃のプロセスを利用してガラス上にTFTを作成した結果、最高移動度410cm^2/Vs(平均移動度310cm^2/Vs), S-value 0.20V/dec、Vth=0.2Vが得られた。
著者
佐々木 敦 竹村 延和
出版者
河出書房新社
雑誌
文芸 (ISSN:05251885)
巻号頁・発行日
vol.37, no.1, pp.12-13, 1998-02
著者
藤田 迪 佐々木 威 河口 信夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. USN, ユビキタス・センサネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.108, no.138, pp.153-157, 2008-07-10
被引用文献数
1

近年,無線LANの急速な普及により,無線LANを用いた位置推定システムの実用性が高まりつつある.地下や屋内での利用が困難なGPSとは異なり,無線LANによる位置推定は,基地局情報のデータベースさえ存在すれば,屋内を含む任意の場所での利用が可能になる.いつでも自分の位置が推定できることにより,位置コンテキストを利用したさまざまな応用が期待できるが,実際には,公共の場所の屋内基地局情報のデータベースは存在しておらず,実用性の確認もなされていない.本研究では,無線LANを用いた屋内での位置推定の実用性の確認を目的として,地下鉄を対象とした位置推定手法を提案する.具体的には,名古屋市営地下鉄の全83駅の無線LAN基地局情報を収集し,これを学習データとした駅・フロア・エリアを推定する手法を提案する.