著者
前田 太佳夫 鎌田 泰成 藤岡 秀康 鈴木 潤
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集 : JSME annual meeting
巻号頁・発行日
vol.2007, no.2, pp.357-358, 2007-09-07

In the actual wind turbine operated in the field, the wind direction changes with time. So, the turbine is operated with yaw miss alignment in most of time. To grasp the flow around wind turbine is important for evaluating the rotor performance. This paper shows the results of the velocity field measurement around a horizontal axis wind turbine in case various yawed operation. The experiments are carried out in a wind tunnel with 2.4m-diameter test rotor with 2-dimensional laser Doppler velocimeter. In the measurements the power curve and velocity distribution are measured for each yaw angle. Increasing of yaw angle, the power coefficient of the rotor decreases. The flow around turbine under yawed condition expands as non-yaw operation, but the flow pattern is not asymmetry with rotational axis. There is a large low-speed wake area in downstream of the blade placed upward. And flow around the blade placed downward has a large radial velocity component.
著者
林 香里 前田 幸男 丹羽 美之 KALIN Jason JAMES Curran SHARON Coen TORIL Aarlberg SHANTO Iyengar GIANPIETRO Mazzoleni STYLIANOS Papathanassopoulos JUNE-WOONG Rhee HERNANDO Rojas DAVID Rowe RODNEY Tiffen PAUL K. Jones
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2009

本研究は、世界11か国の主要ニュース番組や新聞(紙とインターネット)の内容を一斉分析するとともに、同時期に各国民の政治知識、ならびに政治関心や有効感覚をアンケート調査して、双方の連関があるかどうかを検討した。一般的には、公共放送制度のある国のほうが、国民の政治知識(とくに国際的政治ニュースの知識)のスコアも高かった。しかし、日本は、公共放送制度があるとはいえ、とりわけ国際政治ニュースへの知識や関心度も高いとは言えなかった。本研究では、日本のマスメディアの諸問題を、比較研究の手法とともに国際的文脈から批判的に検討することができた。
著者
岩永 喜久子 小板橋 喜久代 神田 清子 二渡 玉枝 常盤 洋子 岡 美智代 牛久保 美津子 小泉 美佐子 前田 三枝子
出版者
群馬大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2009

A大学附属病院に9領域の教育-臨床連携による看護専門外来を開設し、看護のイノベーションとして看護役割拡大モデルを提示した。9領域の看護専門外来は、リラクセーションマッサージ、リラクセーション外来、リンパ浮腫外来、がん看護相談外来、乳腺看護外来、糖尿病療養相談・フットケア外来、母性看護外来、神経内科看護相談外来、母乳外来である。従来の診療体制の医学モデルに看護独自の専門性を加えて、キュアとケアを融合させた。
著者
小野 亮一 前田 幹夫 中村 宏之 中田 隆 宮崎 純生
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. TM, テレコミュニケーションマネジメント (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.575, pp.91-95, 2004-01-16

ユビキタス社会の実現に向け、ソフトウェアの高品質化・開発ユストの低廉化の要求がさらに高まっている。本稿では、これらソフトウェアの高品質化・開発コストの低廉化に向けたP2P型の開発システムの提案を行うと共にクライアント/サーバ型の開発管理システムとの比較評価を通じ提案システムの適用領域及び有効性を明らかにする。

1 0 0 0 内科学

著者
前田眞治 上月正博 飯山準一執筆
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
2014
著者
菊池 一郎 杉田 誠一 前田 亨
出版者
[東北農業試験研究協議会]
雑誌
東北農業研究 (ISSN:03886727)
巻号頁・発行日
no.62, pp.127-128, 2009-12

平成20年5月26日に青森県津軽地域の鶴田町、板柳町及びその周辺で降雹がありブドウ'スチューベン'でこれまで経験の無い甚大な被害が発生した。雹害を受けた時点の新しょうは初期伸長中で軟らかかったことから、茎、葉柄に多数の打撲等の傷を受け、かつ葉の裂傷も多く、生育不良が懸念された。また、新しょうの茎と同様に花穂の穂梗、穂軸にも多数の打撲等の傷が観察された。そこで、被害を受けた花穂(果房)を被害程度別に追跡調査し、生育、品質等について比較検討したので報告する。
著者
栗山 敏秀 青井 利一 前田 裕司 伊東 隆喜 上野 吉史 中家 利幸 松井 信近 奥村 浩行
出版者
近畿大学生物理工学部
雑誌
Memoirs of the Faculty of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (ISSN:13427202)
巻号頁・発行日
no.27, pp.39-46, 2011-03

[要旨] 冬季に、自動車のドアや玄関の金属製ノブに手が触れた瞬間、「パチッ」と火花が飛んで痛みを感じた、という事はよく経験する。これは、身体にたまった静電気が金属との間で放電したためで、この時、身体の電圧は10,000ボルト以上になっている。カミナリも、よく知られているように、雲が帯電(静電気を帯びること)し、雲と雲、雲と地面などの間で放電する現象である。 我々は、医療、福祉、そして生活の向上に貢献したいと願い、人体の帯電を含め、さまざまな静電気を測定する技術を開発している。とくに、最近のLSI(集積回路)や液晶パネルにおいて、静電気により壊れるという現象が頻繁に起こっており、人体だけではなくモノ同士の接触、剥離による静電気の発生にも取り組んでいる。静電気は目に見えないので対策が困難であるが、これを見ることができる装置ができれば、それを防ぐ設計や対策に役立つと考えられる。今回、シリコン・マイクロマシーニング技術(半導体製造技術などによりシリコンを微細加工する技術)を用いシリコン製マイクロミラーを製作し、これを光学的な手段と組み合わせて静電気を測定する装置を開発し、摩擦帯電装置を用いた人体の帯電モデルについて適用した。 [Abstract] A silicon micro-mirror array fabricated by MEMS (Micro Electro-Mechanical Systems) process has been made for an electrostatic field distribution measurement system. Each silicon micro-mirror is suspended by two thin torsion bars, which is made by semiconductor process. Deflection of each micro-mirror is measured optically by using an optical scanner and PSD(Position Sensitive Detector). The electrostatic field distribution measurement system is applied to a human body model.
著者
前田 潤
出版者
室蘭認知科学研究会
雑誌
認知科学研究
巻号頁・発行日
no.1, pp.41-52, 2002

ヤコブ・モレノが創始したサイコドラマで用いる技法は、基本的には独白、ロールリバース、ダブル、ミラーの4 つである。この技法を駆使することによって主役や観衆をカタルシスに至らせ、主役に新たな役割が創出されることを目的にサイコドラマは行われるのである。この小論では主役の新たな役割の創出と呼ばれる事態を、現象そのものに立ち返って学習理論の立場から捉え直すことで、サイコドラマ技法がサイコドラマで果たしている機能について検討した。この検討からロールリバース技法は、学習理論において学習Ⅱと言われる学習形態を促進する働きとして捉えられることを指摘した。
著者
下嶋 浩 雉本 信哉 佐藤 治 前田 秀 斎藤 敦
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 C編 (ISSN:03875024)
巻号頁・発行日
vol.59, no.562, pp.p1803-1808, 1993-06

Motions of human arms are analyzed kinetically and kinematically with respect to smoothness. A kinematic arm model with 6 degrees of freedom is suggested and spatial motions are simulated considering the sum of the weighted square of joint displacements, which approximately equals kinetic energy of the whole arm. A low-pass filter is applied for smoothing the kinetic state variables, i. e. , displacement, velocity, and acceleration, and the smoothing transfomation is optimized from the aspect of characteristics of response and vibration. Such transformation is also applied to the human arm model, and the effects are investigated through simulations.
著者
徳永 俊照 武田 伸一 小間 勝 澤端 章好 前田 元
出版者
特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.22, no.5, pp.746-752, 2008-07-15
被引用文献数
4 2

外科的切除にて診断された肺過誤腫23例の臨床像を検討した.性別は男性12例,女性11例で,年齢は28〜71歳,平均53.5歳であった.20例は無症状であったが,3例は症状を有し,そのうち2例は胸痛,1例は咳嗽であった.病変は,22例が単発性で,1例のみ多発性であった.腫瘍径は0.5〜3.0cmで,平均1.5cmであった.画像上,石灰化を6例に認めたが,明らかなポップコーン様ではなかった.石灰化を有する症例は,腫瘍径が有意に大きかった.17例に気管支鏡が施行されたが,確定診断できず,全例か悪性疾患を否定できないため手術に至った.術式は,6例に検出術,16例に部分切除術,1例に葉切除術が施行され,そのうち17例に胸腔鏡下手術が施行された.肺過誤腫の術前診断は困難であるが,悪性疾患との鑑別が問題となる場合,外科的切除にて診断することを考慮すべきである.

1 0 0 0 OA 五体字書

著者
前田黙鳳 (円) 編
出版者
博文館
巻号頁・発行日
vol.1(寅集), 1904
著者
前田 亜紀子
出版者
長野県短期大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2004

平成16年度のアンケート調査から、登山ブームの背景となっているのは、中高年登山者であることが確認された。秋期という登山に適したシーズンにおける登山時の被服類、装備品調査でも、被服類の満足度が低いことが明らかとなった。愁訴の多くは、衣服の濡れや発汗に伴う不快感であったことから、平成17年度は、濡れた衣服を着用した時の人体の体温調節反応について、基礎データを得ることを目的に着用実験を実施した。被験者は健康な成人女子11名であった。人工気候室は、気温30、25、20℃(相対湿度は80%一定)に制御された。衣服の様式は、スウェット上下(様式S)とTシャツおよび短パン(様式T)とした。かくして上記の条件より5種条件(30S,30T,25S,25T,20S)を設定した。衣服の濡れ条件は、D(乾燥)、W1(湿った)、W2(びしょ濡れ)の3種とした。条件D,W1、W2における全衣服重量の平均は、様式Sでは各々819,1238,2596g、様式Tでは各々356,501,759gであった。各濡れ条件において、安静期と作業期を設けた。作業期における踏み台昇降作業のエネルギ代謝率は2.7であった。測定項目は、酸素摂取量、直腸温(Tr)、平均皮膚温(Tsk)、および主観申告値とした。酸素摂取量は、衣服重量および寒冷ストレスの影響を受けて変化した。Trの値は、条件25Tと20Sでは漸減した。Tskは環境温に依存して漸減し、特に条件20Sにおいては著しく低下した。本研究の要点は次の通りである。1)濡れた衣服を着用した場合、気温30℃では着衣の工夫により温熱ストレスは最小に止めることができる。2)気温25℃以下では、軽装の場合、寒冷ストレスが生じ得る。3)衣類が乾燥状態であれ濡れた状態であれ、全身温冷感が中立であるとき、Tskは約33℃であった。4)濡れた衣服条件における特色は、全身温冷感が「冷たい」側へシフトするとき、平均皮膚温が著しく低下することである。
著者
与那覇 晶子 鈴木 雅恵 天野 文雄 當間 一郎 幸喜 良秀 高江洲 義寛 狩俣 恵一 板谷 徹 新城 亘 玉城 盛義 伊良波 さゆき 吉田 妙子 前田 舟子 伊野波 優美 MAZZARO Veronica
出版者
琉球大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

「組踊の系譜」のプロジェクトは、琉球・沖縄芸能の近世から現代に至る通史的な大きなテーマである。2004年に開場した「国立劇場おきなわ」の劇場の形態、そして21世紀以降に創作された20作に及ぶ大城立裕氏の新作組踊まで視野に入れた研究になった。本研究の成果の一つは二回開催されたシンポジウムである。第一回「組踊から沖縄芝居、そして≪人類館≫へ」(2012年2月8日)と第二回「≪劇場と社会≫-劇場に見る組踊の系譜」(2012年3月11日)の両シンポジウムは、組踊と能楽、其々に優れた研究者當間一郎氏と天野文雄氏に基調講演をしていただき、民俗芸能、琉球舞踊、琉球音楽、シェイクスピアなどの研究者、国立劇場おきなわ芸術監督、沖縄芝居実験劇場代表等をパネラーとして招聘し開催した。一方、大城氏の10作の新作組踊上演は、朝薫が初めて冊封使に披露した1719年から現在に至る「組踊」の系譜を逆照射することになり、本研究は当初の目的を超えた発見をもたらした。
著者
前田 茂人 林田 直美 メイルマノフ セリック 清水 一雄 兼松 隆之 林 徳真吉
出版者
独立行政法人国立病院機構長崎医療センター
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

2007年から2009年の3年間にかけて、セミパラチンスク(カザフスタン)の核実験場近くのセミパラチンスクがんセンターおよびセミパラチンスク医科大学にて、甲状腺癌および乳癌に対する外科的医療支援を行った。同地域では、1949年から1989年まで489回にもわたる核実験が行われており、2009年は核実験が閉鎖されて20年となる年である。甲状腺癌および乳癌の標準的診断および外科治療が施行されるように、インターネット教育および現地での実践を行った。特に甲状腺癌外科治療おいては、頸部リンパ節郭清の概念および手技の導入が現地外科医になされたと考えられた。
著者
前田 健一
出版者
日本教育心理学会
雑誌
教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日
vol.43, no.2, pp.156-166, 1995-06-30
被引用文献数
1

The purpose of this study was to examine whether peer status groups and subgroups differed in terms of loneliness, peer perceptions and self-perceptions of their aggression, withdrawal, and social competence. Five status groups of children (popular, rejected, average, neglected, and controversial) were identified on the basis of positive and negative sociometric nominations for 459 children in Grades 3 through 6. Of these groups, 200 children were selected on the basis of peer perceptions of aggression, withdrawal, and social competence to represent the following 8 subgroups:high-competent popular (HCP), low-competent popular (LCP), aggressive rejected (AR), withdrawn rejected (WR), aggressive-withdrawn rejected (AWR), high-withdrawn neglected (HWN), low-withdrawn neglected (LWN), and typical average (TA). Consistent with previous findings, the rejected children were viewed by peers as significantly more aggressive, withdrawn, and socially incompetent with higher levels of loneliness than average and popular children. Children in the AWR, WR, and HWN subgroups were found to be significantly more lonely and exhibited more inaccurate self-evaluations in aggression or withdrawal than typical average children.
著者
前田 忠直 富永 譲 末包 伸吾 水上 優 朽木 順綱 杉山 真魚
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-11-18

本研究は,建築空間の生成を「生きた生活世界」の具体化として解読しようとする建築論的研究である。以下に示す3つの課題(I,II,III項目),及び5つの細目課題について代表者と研究分担者により同時平行的に遂行し,それらを比較検討した。I.20世紀の建築家の思索(方法概念)の生成論的研究:1)ステートメント,講義・講演録,著作による分析,2)建築家のスケッチ,紀行文による分析 II.建築作品の生成論的研究:3)建築作品の生成過程の実証的研究,4)アーカイヴ訪問,現地調査(作品調査及びサイト調査)による実証的検証 III.総括:5)生成論的分析による存在論的建築論の構築