著者
四柳 宏 田中 靖人 齋藤 昭彦 梅村 武司 伊藤 清顕 柘植 雅貴 高橋 祥一 中西 裕之 吉田 香奈子 世古口 悟 高橋 秀明 林 和彦 田尻 仁 小松 陽樹 菅内 文中 田尻 和人 上田 佳秀 奥瀬 千晃 八橋 弘 溝上 雅史
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.53, no.2, pp.117-130, 2012 (Released:2012-03-07)
参考文献数
69
被引用文献数
3 3

B型肝炎ワクチンは諸外国では乳児期に全員が接種を受けるユニバーサルワクチンである.しかしながら我が国では任意接種(セレクティブワクチネーション)となっており,母児感染防止の場合のみワクチン接種が健康保険でカバーされている. こうしたセレクティブワクチネーションのみでは我が国のB型肝炎を制圧することは困難である. 本稿では平成23年6月2日に第47回日本肝臓学会(小池和彦会長)において行われたワークショップ「B型肝炎universal vaccinationへ向けて」の内容を紹介しながら,ユニバーサルワクチネーションに関してまとめてみたい.
著者
吉田 香澄
出版者
日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文集 (ISSN:13404210)
巻号頁・発行日
vol.65, no.533, pp.221-227, 2000
被引用文献数
1 1

This paper is a study on materials that were used for elements of polychromatic religious architecture in Tuscany in the late medieval period. This study concentrates on distinguishing types of colors used for polychromy and examining the relationship with the distribution of quarry areas. Since materials used for polychromatic architecture were from neighboring quarry areas, the selection of materials was limited and color in polychromy was determined according to this selection. Serpentine was an exception because it was not taken from neighboring quarry areas but used because of its necessity.
著者
吉田 香奈
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2019-04-01

本研究は、アメリカ合衆国において近年急速に拡大している公立大学の授業料無償化政策の特質と課題を検討することを目的としている。研究期間は5年間とし、以下の手順で研究を進めることとする。初年度の2019年度は(1)州政府の公立大学授業料の実質無償化政策に関するデータ収集・特色ある州の抽出および先行研究のレビュー、(2)訪問調査による情報収集(ワシントンD.C.等)を実施する。続いて2020~2023年度はインディアナ州、ミズーリ州、デラウェア州、テネシー州、ニューヨーク州(現段階での候補州)の中から訪問調査を行う。以上から、各州の無償化政策の理念、財源、受給要件、給付方法等の比較分析を行う。
著者
伊與田 浩志 小西 洋太郎 井上 保 吉田 香梨 西村 伸也
出版者
The Society of Chemical Engineers, Japan
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.32, no.2, pp.167-172, 2006-03-20
参考文献数
15
被引用文献数
1

アマランスの種子は栄養価が高く,また適切な条件下で加熱すると急激な水分蒸発と共に膨化(ポッピング)する性質を有しており,膨化は消化性が改善されるなど有用な加工法の一つである.本研究では,膨化に大きな影響を与える種子含水率に注目し,その調整と測定方法,ならびに機械的強度に与える影響について検討した.さらに,種子の初期含水率と気流温度が膨化による体積増加ならびに膨化後の性状に与える影響について,熱風として高温空気と過熱水蒸気を用いて流動床型の膨化装置により調べた.その結果,種子の初期含水率が約0.15,気流温度が約260°Cの高温空気中で,体積増加率は約8.7倍と最も大きくなった.また,気流温度が高いほど種子の変色が激しいことがわかった.一方,過熱水蒸気中では,体積増加率が最大となる初期含水率は,空気の場合よりもわずかに低くなる傾向がみられ,最大の体積増加率も空気中に比べてやや小さくなった.その原因は水蒸気の初期凝縮により,アマランス種皮の機械的強度が低下したためと考えられる.また,アマランス種子の水分吸着等温線より,体積増加率が最大となる含水率は,相対湿度の増加に対して,平衡含水率が急増し始める直前の含水率付近であり,それ以上の含水率では,体積増加率が減少するとともに,弾性率低下が顕著となることがわかった.また,これらの結果から最適な含水率に調整するための指針を示した.
著者
横山 元紀 吉田 香
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
巻号頁・発行日
vol.2010-HCI-136, no.6, pp.1-8, 2010-01-15 (Released:2009-12-24)

近年の情報技術の発達により,インターネット上に多くの Web ページが存在するようになった.これに伴い,Webページを検索・ランキングする技術が発達してきたが,現在の Web ページ検索技術はレイアウトの良さや読みやすさに関する評価因子を考慮していない.本研究では人間の視覚モデルを用いて Web ページの評価因子を解析し,Web ページの順位付けに評価因子を用いた Web ページ検索・ランキングシステムを提案する.本稿では提案システムを構築するにあたり,提案システムの概要と提案システムに用いる評価因子に関する考察を行った.その結果,Web ページのコントラストだけではなく,メニューやタイトル,画像などの構造を考慮した特徴量および既存の類似画像検索などで用いられる特徴量などを用いることで提案システムを利用するユーザの評価因子の評価によく当てはまる評価関数を構築できる可能性が確認できた. Conventional web search by keyword gives us retrieval results according to similarity between keyword and web page content or importance. There are several ways to calculate similarity or importance such as PageRank and HITS. However, higher ranked web page is not always well understandable or readable. On this point, people are interested in usability to evaluate web page. On the other hand, human visual perception model is suggested by psychologists and computer vision researchers. They reported our impression to web page is occurred in instant. In this paper, we propose the web page design evaluation system based on human visual perception model to apply page ranking method which can sort web page retrieval results by understandable or readable order. The proposed system is constructed by (i) image capture module, which takes web page retrieved by keyword as an image, (ii) feature extraction module, which extract image feature based on human visual perception model, (iii) evaluation factor analysis module, and (iv) re-rank module. We report the experimental result of questionnaire for web page evaluation and show consideration of web page design factor.
著者
粒来 香 米澤 彰純 濱名 篤 矢野 眞和 吉田 香奈
出版者
東京大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2001

現在、高等教育においては大学評価が重要な意味を持ちつつあるが、本研究では家計による市場型評価に焦点をあてた。大学の教育サービスの需要者である家計は、教育内容と価値について情報を求める。わが国の大学教育費の多くは、とりわけ私立大学では親(保護者)によって負担されていることから、保護者を家計の代表者と考えることができよう。以上をふまえ、本研究では保護者を対象とした面接調査および質問紙調査を中心とし、1)大学教育に対する満足のありかたとその規定要因、2)家計による費用負担の実態、3)大学に対する期待と教育費負担に対する考え方、の3点を明らかにすることを、主要な課題として設定した。1.大学教育に対する保護者の満足度は、「満足」+「やや満足」の合計で77.3%と、全体的にみて非常に高い。2.入学時に考慮していた教育内容やサービスに対する満足度が高いだけでなく、入学時にはほとんど考慮されていなかった「同窓会組織の充実」や「卒業生の社会的活躍」などに対する満足度が大きく高まっている。入学から卒業にいたる期間に、保護者は大学の評価すべき側面を新たに発見しており、そのことが高い評価に結びついていると考えられる。3.親子間のコミュニケーションが高いほど、また大学から提供されるさまざまな情報を利用しているほど、保護者の大学評価は高くなる傾向がある。4.年収700万円未満の家庭では、教育費が家計の20%以上を占める比率が85%にのぼる。教育費の調達に特別な方策を要しなかった家庭は6%で、ほとんどの家庭で「教育目的以外の預貯金や蓄え」を取り崩している。5.重い負担にもかかわらず、多くの保護者は教育費を「子どもへのプレゼント」として認識している。
著者
吉田 香奈
出版者
日本高等教育学会
雑誌
高等教育研究 (ISSN:13440063)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.161-179, 2012

<p> 本稿では,アメリカ連邦政府が実施する学生ローンの延滞・債務不履行問題を検討し,その抑制策の特徴として以下の点を指摘した.すなわち,(1)債務不履行者の多い大学に対し連邦学生支援の利用資格を停止・剥奪するペナルティを実施していること,(2)破産者への学生ローン返還免責の禁止等,日本にはない厳しい回収制度が存在すること,(3)段階型・延長型・所得連動型返還といった返還方法の多様化が図られていること,である.これらの取り組みにより債務不履行率は大幅に減少しており,一定の成果が得られている.ただし,(3)については「返したくても返せない者」をより一層困難な状況に追い込んでおり,セーフティネットの面からみて問題視されている.以上を踏まえ,最後に日本への示唆として3点を述べた.</p><p></p>
著者
伊與田 浩志 小西 洋太郎 吉田 香梨 西村 伸也 野邑 奉弘 吉田 正道
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.1, pp.94-99, 2003-01-20
参考文献数
6
被引用文献数
4 4

大気圧の過熱水蒸気雰囲気下で食品を乾燥あるいは加工処理する方法は,食品が水蒸気の凝縮により処理直後に急速加熱されること,殺菌効果が期待できること,また,空気を用いた処理と比して高温でも製品が酸化されにくいことなど,さまざまな特徴を有している.そのため,過熱水蒸気は乾燥分野のみならず,製品の高品質化・高機能化のために食品加工分野への適用が期待されている.<br>本研究では,代表的な炭水化物系の食材であるジャガイモの生スライスを試料とし,170℃および240℃の過熱水蒸気ならびに高温空気気流中で乾燥実験を行い,特に表面の色の変化とその原因について調べた.その結果,過熱水蒸気乾燥では表面近傍においても澱粉が糊化されることにより,空気乾燥時よりも表面の色味が強くなり,また,光沢を有することが明らかになった.また,試料全体の成分定量結果から,過熱水蒸気乾燥の方が糊化澱粉(水溶性多糖)量の増加がはやく,また,着色に寄与すると思われる低分子糖と遊離アミノ酸の増加量も空気乾燥のものより多くなる傾向が得られた.
著者
吉田 香奈
出版者
広島大学高等教育研究開発センター
雑誌
大学論集 (ISSN:03020142)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.137-152, 2014

The purpose of this study is to clarify the trends and problems of public college tuition and state student aid policy in Pennsylvania which is known as the highest tuition level in the United States. Access to higher education is an extremely important policy issue. In granting student financial assistance and maintaining low-tuition level, the state government has enlarged the opportunity of higher education for many years. However, many states have shifted high-tuition/high-aid policy recently. They have shifted the cost burden from taxpayers to college students and their families through high percentage tuition increases in the public colleges and universities. Why is the tuition level of public colleges in Pennsylvania the highest in the nation? How do they compensate the rising tuition through student financial aid programs? In pursuing the goal of this study, the author conducted hearings with the Pennsylvania Department of Education, Pennsylvania Higher Education Assistance Agency and the student aid offices of colleges and universities in Pennsylvania in 2011, 2013 and 2014. The study consists of four sections. The first describes the characteristics of Title IV postsecondary education institutions in Pennsylvania, its average cost of attendance, and the decision making process of tuition setting. The second explains the characteristics of state student aid programs carried by the Pennsylvania Higher Education Assistance Agency and it's positioning in the United States. Pennsylvania has had a strong tradition of providing need-based financial aid program to students. But, it has been difficult to raise state appropriations for the need-based student aid program to compensate for the rising tuition. The third examines the difference of net price. Net price is generated by subtracting the grant or scholarship aid from the total cost of attendance. It was found from the data that the highest net price in the lowest income group was the four-year public research university. For low income students, it is likely to be difficult to access and persist their learning in selective public research university due to their burden of cost of attendance. Fourth and lastly the study concludes by summarizing the main points and indicating the implications for Japanese national and public university tuition setting and student financial aid policy.
著者
中川 雄太 吉田 香
出版者
情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2010, no.3, pp.1-8, 2010-01-15

DTP を行うにはフォントの選択が非常に重要であるが,PC に予め用意されているフォントの種類は限られている.本研究では,ユーザの主観的評価を随時計算に取り込み最適化を行う対話型進化計算手法を用いて,ユーザの感性に応じたフォントを生成するシステムの構築を行う.その際,欧文書体のエレメントごとにフォントを変異させることにより,デザインの統一性を保ちながら新しいフォントを生成する手法を提案する.一方,IEC は計算結果が初期集団に大きく依存することや,ユーザの評価による負担,解が収束しないといった問題がある.そこで,本研究ではこれらを解決するための初期集団の生成方法や,設計変数の指定方法を提案する.最後に,提案システムを実装し,動作確認を行った.Font Generating System "PALETTE" is designed to emerge various fonts based on user's Kansei without hand drawing. It enables to generate a new font by selecting user's favorite fonts from displayed candidates, save font information based on user's selection, and reuse saved font to the next font creation. To design PALETTE we focused on Interactive Evolutionary Computation (IEC) technique to take user's subjective desire on font shape into the system. IEC is well known as a method to use user's evaluation interactively. PALETTE has the following modules; (i) create font candidate using basic font shape, for example "century", or saved font information, (ii) generate new fonts using genetic algorithm which can modify each element of the selected fonts, and (iii) export letter with the selected font and save font information. Furthermore we implemented the tool to export font information represented by XML format, because font information should be defined at first. In this paper, we explain about PALETTE in detail and show the experimental results. PALETTE provides not only generating new font but each user's subjective desire on font shape.
著者
吉田 香 川添 禎浩 寺本 敬子
出版者
京都光華女子大学
雑誌
萌芽研究
巻号頁・発行日
2006

微量元素はヒトや動物が生体を正常に維持する上で必要なものが多く、ヒトは生命を維持していく上で適量摂取していく必要がある。微量元素が不足すると欠乏症状が生じ、体調に異変が生じる。しかし、これらの元素を過剰摂取すると健康被害を起こすことも知られている。アルミニウムはわずかな過剰摂取のために神経障害などの健康被害をひき起こす可能性がある元素である。近年、人々の健康への関心が高まり、種々の健康食品を利用する人が増えている。そのため、食品のみから摂る場合には注意する必要のなかった栄養素の過剰摂取が食品とサプリメントを合わせて摂ることにより、起こる可能性がある。昨年度の研究の結果、サプリメントの中には非常にアルミニウム濃度が高いものがあった。そこで、今年度は種々のサプリメントについて微量元素量を測定した。その結果、野菜、ビール酵母、ウコンなどの天然原料由来のサプリメントでアルミニウム含有量が高いものがあった。また、これらのサプリメントの中には、アルミニウムと同時にマンガン、鉄および亜鉛量なども高いものがあった。天然原料由来のサプリメントの摂取によるアルミニウムを含めた微量元素の過剰摂取が健康に及ぼす影響に注意する必要がある。そのひとつの例として、アルミニウム過剰摂取が動物の行動へ与える影響を調べるため、マウスに飲料水として乳酸アルミニウム溶液を与え、マウスの行動(回転カゴ)に及ぼすアルミニウムの影響を観察した。その結果、行動の低下が観察された。ただし、個体差が大きかったため、以後継続して観察を行う必要がある。
著者
山口 豊一 吉田 香衣 石川 章子
出版者
跡見学園女子大学
雑誌
跡見学園女子大学文学部紀要 (ISSN:13481444)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.A61-A73, 2009-03-15

本研究の目的は、中学校教師へのインタビューを題材として、「中学校教師のチーム援助モチベーションを促進する要因は何か」を実践現場からのデータに基づいて明らかにすることである。データ収集においては、研究対象校の校長の許可を得て、第一筆者が教育相談主任、養護教諭、学級担任との半構造化面接を実施し、面接から逐語記録を作成した。データ分析においては、質的研究法の1 つであるグラウンデッド・セオリー・アプローチを用い、分析は学校心理学研究者および臨床心理学専攻の大学院生2 名(第二、第三筆者)により実施された。分析の結果、15 の概念が見出され、それはさらに【Iリーダーシップ】【II組織】【III雰囲気】【IV意識】の4 つのカテゴリーにまとめられた。 結果からみると、チーム援助モチベーションの促進要因は、ハード面の《組織》およびソフト面の《リーダーシップ》《雰囲気》《意識》であることが明らかになった。そして、《リーダーシップ》が《組織》の【柔軟なチーム援助】【システムの構築】および《雰囲気》に直接的に影響を与えていた。さらに、《雰囲気》は《組織》の【役割分担によるチーム援助】に影響を与え、《意識》とは相互に影響を与えあっていた。 チーム援助モチベーションが促進されるためには、組織が整えられることは大切であるが、その組織がより効果的に機能するためには、それを動かす教師集団の雰囲気や意識が大切であることが確認された。実践現場から導かれた本研究の結果は、理論的な先行研究では十分扱われてこなかったチーム援助モチベーションの促進要因が学校組織の視点から明らかになり、現在の教育界に対応するチーム援助の特徴を示唆している。
著者
吉田 香 加藤俊一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告情報学基礎(FI)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.44, pp.65-72, 2001-05-21

本稿では,フルカラー絵画データベースART MUSEUMにおける感性モデルについて考察を行った.WEB上に公開しているART MUSEUMは,1998年4月から2001年3月までの3年間に5000件以上のアクセスがある.これらのアクセスログより,利用者のアクセス傾向を調査した.その結果,利用者のうち約半数がシステムへのフィードバックを行っていたこと,フィードバックを行った利用者は感性検索も積極的に行っていたこと,フィードバック回数は大半の利用者が1?3回だったこと,などがわかった.また,各利用者の感性モデルが,平均モデルからどれだけ変化しているのか比較を試みた.利用者プロファイルを用いて解析を行うにはデータが十分ではなかったため,今後の課題として,特にインタフェース部分の改良が挙げられる.This paper describes a study of Kansei modeling on the image retrieval system ART MUSEUM, which can treat Kansei information. We have had over 5,000 access logs on ART MUSEUM since April 1998 till March 2001, and checked these logs. As a results, it's found that half users have operated feedback to the system, they have repeated Kansei retrieval many times, but most of them have operated feedback only a few times. And we tried to compare each user's Kansei model with an average Kansei model. It's not enough data for data mining still now. It's need to develop user interface to feedback more easily.
著者
吉田 香 加藤俊一
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告データベースシステム(DBS) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2001, no.44, pp.65-72, 2001-05-21
被引用文献数
1

本稿では,フルカラー絵画データベースART MUSEUMにおける感性モデルについて考察を行った.WEB上に公開しているART MUSEUMは,1998年4月から2001年3月までの3年間に5000件以上のアクセスがある.これらのアクセスログより,利用者のアクセス傾向を調査した.その結果,利用者のうち約半数がシステムへのフィードバックを行っていたこと,フィードバックを行った利用者は感性検索も積極的に行っていたこと,フィードバック回数は大半の利用者が1?3回だったこと,などがわかった.また,各利用者の感性モデルが,平均モデルからどれだけ変化しているのか比較を試みた.利用者プロファイルを用いて解析を行うにはデータが十分ではなかったため,今後の課題として,特にインタフェース部分の改良が挙げられる.This paper describes a study of Kansei modeling on the image retrieval system ART MUSEUM, which can treat Kansei information. We have had over 5,000 access logs on ART MUSEUM since April 1998 till March 2001, and checked these logs. As a results, it's found that half users have operated feedback to the system, they have repeated Kansei retrieval many times, but most of them have operated feedback only a few times. And we tried to compare each user's Kansei model with an average Kansei model. It's not enough data for data mining still now. It's need to develop user interface to feedback more easily.