著者
坂本 義和
出版者
國家學會事務所
雑誌
國家學會雑誌 (ISSN:00232793)
巻号頁・発行日
vol.68, no.11, 1955-04
著者
八髙 隆雄 坂本 智 大谷 忠 印南 輝久
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
日本機械学会論文集 (ISSN:21879761)
巻号頁・発行日
pp.17-00128, (Released:2017-08-03)
参考文献数
9

The radiation shielding effects on the gamma ray with the effective energy Ee = 661.7 keV and X-rays with that of Ee = 74 keV and 38 keV were examined by using the tungsten-mesh (W-Mesh) made of the tungsten wires of 18μm and 50μm, as candidate for radiation shielding materials having breathability and flexibility. The results showed that the radiation shield rate “η” of W-Mesh sample material represented by mass “Ma” per unit area was almost the same value as in that of the tungsten plate and the lead plate, excepted for the irradiation of gamma-ray at the range under Ma = 1 kg/m2. The value of η at the region of less than Ma = 0.3 kg/m2 also transited to the negative range on the gamma ray irradiation. Therefore, we found that use of W-mesh in the region of Ma = 0.3 kg/m2 or below should be avoided.
著者
坂本 薫 三浦 加代子 橘 ゆかり 小泉 弥栄 作田 はるみ 岸原 士郎
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.16, pp.56, 2004

【目的】砂糖は、調理上大変身近で重要な役割を果たしている食材である。砂糖には、上白糖、グラニュ糖、白双糖、三温糖、黒砂糖、その他いろいろな種類があるが、砂糖は甘味料として使われるだけでなく、その特性を生かした菓子や料理が数多くある。特に砂糖の加熱特性を利用した調理には、フォンダンや砂糖衣、抜絲、カラメルなど興味深いものが多く、温度によって性状が段階的に変化する。カラメルソースは、砂糖溶液を着色するまで加熱して作るソースで、着色や着香、味つけに用いられ、その煮詰め温度は、一般的に160℃–180℃とされていることが多い。しかし実際には、180℃まででは十分な着色が見られないこともある。今回は、カスタードプディングに適したカラメルソースの調製温度について検討するため、2社のグラニュ糖を用いてカラメルソースを調製した。<br>【方法】試料は、市販の2社のグラニュ糖を用い、28メッシュ以下の粒度のものを実験に供した。温度測定には水銀温度計と熱伝対を用い、標準温度計により温度補正を行った。また、pHおよび吸光度を測定し、有機酸の生成状況や着色状況を観察した。<br>【結果】加熱は、通常の調理操作に近い条件となるように熱源や昇温時間を検討し、実験を行った。その結果、一般的にカラメルの調製温度として示されている温度では十分な着色が認められない製品があることがわかった。また、カラメルソースを調製する過程での差異を明らかにするため、昇温過程の一定温度で加熱を止めてpHおよび色調等を比較したところ、明らかに差異が認められ、純度の非常に高いグラニュ糖であっても、製品により調理の上で大きな差があらわれることが明らかとなった。
著者
坂本 泉 開本 亮 高石 静代 近成 涼香
出版者
一般社団法人 情報科学技術協会
雑誌
情報の科学と技術 (ISSN:09133801)
巻号頁・発行日
vol.71, no.1, pp.36-42, 2021-01-01 (Released:2021-01-01)

本研究では,「睡眠の質」に着目し,現状の睡眠ビジネスにおける課題を分析し,今後期待されるサービスを予測することを目的とした。まず現状の睡眠ビジネスにおける課題について,睡眠ビジネスに関する市場,睡眠ビジネスの全体像,睡眠ビジネスのプレイヤー,睡眠ビジネスの具体例を把握し,睡眠に影響を与える要因マップの作成をして,調査および分析を行った。次に,新聞記事を中心とした市場調査,睡眠分野でトピックになっている論文の抽出,特許調査を行い,さらに中央官庁の関連する政策から課題を分析した。その結果,睡眠の質の測定は向上してきており,病院や介護施設等を対象とするB to Bのソリューションはすでに実用化されているものの,個人にフォーカスするB to Cのソリューションが不足していることが分かった。したがって,将来においては,そのソリューションを加味したデバイスをパーソナルで使用できる睡眠ビジネスが普及すると考えられる。
著者
升井 洋至 片寄 眞木子 坂本 薫 田中 紀子 原 知子 本多 佐知子
出版者
日本調理科学会
雑誌
日本調理科学会大会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.22, pp.195, 2010

【<B>目 的</B>】現在、平成21、22年度日本調理科学会特別研究として全国統一様式を用い、行事食についての認知状況、摂食状況等を調査中である。今回は特に年末年始の行事食について、兵庫県の大学生の家庭における現状を把握することを目的とした。<BR>【<B>目 的</B>】日本調理科学会近畿支部担当の調査区域内(大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山)で実施した2499名の調査データ中、兵庫在住者534名を対象とした。年末年始の行事食として、屠蘇、雑煮、お節料理、七草粥、年越しそば等を取り上げ、認知度、食経験について集計を行った。<BR>【<B>結 果</B>】調査対象者の性別は女性464名、男性70名であった。「屠蘇」においては52%が未経験であり、毎年喫食をする割合は19%であった。「雑煮」では83%が毎年喫食し、80%が家庭で調理、すましと白みそ雑煮の割合はほぼ等しく、両方を食べるものが9%であった。餅の形では「丸もち」の使用が多かった。雑煮以外の餅料理として「焼き餅」「きな粉餅」等があげられていた。「小豆飯・赤飯」の正月における喫食は10%で、お節料理中「なます」(68%)以外、「黒豆」「数の子」「田作り」等は75%以上の喫食経験があり、「昆布巻き」は毎年食べる割合が低かった。魚・肉料理の喫食状況は、えび、ぶり、鯛および牛、鶏、豚の順に多く食されていた。「七草粥」については86%が認知しているが、経験は60%で「毎年食べる」28.5%、「時々食べる」15.7%であった。食材はせり・なずな等の青菜を中心とするものが多かった。大みそかでは「年越しそば」(93.8%)の喫食経験に対し、「年取りの祝膳」(12.7%)、「尾頭つきいわし料理」(7.8%)の喫食経験は低かった。現在、喫食状況の変化、入手方法等の面からも検討している。
著者
坂本 和彦
出版者
公益社団法人 日本表面科学会
雑誌
表面科学 (ISSN:03885321)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.141-143, 2015-03-10 (Released:2015-03-24)
参考文献数
5

ペルギーのミユーズ渓谷事件(1930),米国のピッツバーグ近郊のドノラ渓谷事件(1948)に続いて,1952年12月4日から10日にかけてイギリスのロンドンで硫黄酸化物と煤煙による大気汚染が発生した。これが有名なロンドンスモッグ(smog:smokeとfogの合成語)であり,石炭燃焼やディーゼル車から排出された硫酸ミストを含む黒色の粒子状物質(PM)とニ酸化硫黄(SO2)が薄い大気層に閉じ込められて発生した高濃度汚染である。我が国でも産業発展の過程において,同様な激甚大気汚染が発生している。本稿ではわが国のPM汚染の変遷を概観し,現時点における課題と解決に向けた取り組みを整理する。
著者
山田 崇史 三島 隆章 坂本 誠 和田 正信
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.32 Suppl. No.2 (第40回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.A0423, 2005 (Released:2005-04-27)

【目的】これまでに我々は,甲状腺機能亢進症ラットのヒラメ筋において,興奮収縮連関の機能を検討し,筋原線維レベルにおける機能の変化が,筋力低下の原因の1つであることを報告した.しかしながら,本症では筋原線維タンパク質の総量に変化が認められないことから,筋原線維において何らかの質的変化が生じているものと推察される.近年,筋の発揮張力は,興奮収縮連関に関与するタンパク質の酸化還元動態に影響を受けることが示されている.したがって本研究の目的は,甲状腺機能亢進症において,発揮張力と筋原線維タンパク質の酸化還元動態との関連性を明らかにし,本症に伴う筋力低下の機序について検討することである.【方法】9週齢のWistar系雄性ラット34匹を対象とし,これらを対照群および実験群に分けた.実験群のラットには,甲状腺ホルモンを毎日300 μg/kgずつ21日間投与した後,麻酔下でヒラメ筋を採取した.その後,直ちにリンガー液中で単収縮張力および強縮張力を測定し,筋重量および筋長から単位断面積あたりの張力を算出した.また,ヒラメ筋全体の酸化還元動態を明らかにするために,筋に含まれる還元型グルタチオン(GSH)の量を,また,筋原線維タンパク質の酸化的修飾の有無を検討するために,高濃度K+溶液により抽出した筋ホモジネイトにおけるカルボニル基の量を測定した.【結果および考察】21日間の甲状腺ホルモンの投与により,ラットヒラメ筋における単収縮張力および強縮張力は有意な低値を示した.また,対照群に比べ実験群において,GSHの量は有意な低値を,また,カルボニル基の量は有意な高値を示した.細胞内において,GSHは抗酸化物質として作用していることから,甲状腺機能亢進症では,筋線維が酸化ストレスを受けると考えられる.一方,カルボニル基は,タンパク質が不可逆的な酸化的修飾を受けると形成されることが示されている.本研究で用いた高濃度K+溶液による抽出法では,溶液に含まれるタンパク質のほとんどが筋原線維であり,これらのタンパク質が酸化的修飾を受けていると考えられる.本症では基礎代謝の亢進に伴い,ミトコンドリア呼吸が増大し,正常なものと比べ活性酸素種がより多く発生することが報告されており,これらが筋原線維タンパク質の酸化に関与している可能性が高い.また,筋原線維タンパク質のなかでも,アクチンおよびミオシンは特に酸化的修飾を受けやすいことが示されている.これらのことから,甲状腺機能亢進症を発症している個体の筋では,酸化ストレスによってこれら2つのタンパク質の機能が低下し,そのことが筋力の低下を誘起していると推察される.
著者
坂本 和子
出版者
日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.153, 2008

本研究ではデザインの効力を2つの視点から明らかにする。一つは製品デザインに落とし込まれた和テイストがどのようなイメージで規定され、態度や購入意向にどう影響するのかということ。そしてもう一つはそこに異文化コミュニケーションが反映されているのかということである。ここでとりあげる和テイストとは日本の独自性を感じられるイメージ、風合いと解釈し、テイストの具現化したものを色やデザインとして捉えることとする。調査においては現地の学生ではなく国内に在住する留学生と日本人学生を比較することで、異文化適応による原産国テイスト(和テイスト)への評価とデザインの嗜好や購入意向に及ぼす影響、つまり日本人学生との同化傾向がみられるのではないかという仮定により、調査分析を行った。特筆すべきことは留学生と日本人学生が、携帯電話のデザインへの嗜好性や購入意向も同じ傾向であったにもかかわらず、和テイストを感じさせる製品が全く異なっていたことである。
著者
篠田 貴大 坂本 眞人
出版者
宮崎大学工学部
雑誌
宮崎大学工学部紀要 (ISSN:05404924)
巻号頁・発行日
no.49, pp.177-189, 2020-09

In recent years, entertainment computing has received increasing attention in Japan. In this study, we focused on projection mapping. Projection mapping is a technology for creating a new space by synthesizing space and video using a projector. Many people have been fascinated by the work that combines dancer performance and projection mapping. However, in these tasks, it is necessary for the performer to accurately match the motion of the image object in the projection mapping, and it is difficult for many people. Therefore, we propose a participatory projection mapping that changes interactively according to the user's movement in order to entertain not only the people who view the projection mapping but also the performers. In this study, we focused on sports and implemented projection mapping that can perform pitching of baseball and lifting of soccer according to the user's skeleton coordinates using Kinect. Also, if the user hides from Kinect's field of view and then enters Kinect's field of view again, there is a problem that the re-following of the user's skeleton coordinates is not performed well. We approached the problem by using a cascade classifier to detect users. We asked five users to experience the projection mapping proposed in this study, and conducted a questionnaire to obtain evaluation. From the results of the questionnaire, we think that we could get a certain evaluation as to whether the performers could enjoy as well as the people who saw the projection mapping. Future tasks include the implementation of tutorial screens and texture mapping to make the operation easier to understand, so that even small children and people with physical disabilities can experience it.
著者
島袋 剛二 宮坂 尚幸 市川 麻以子 遠藤 誠一 坂本 雅恵 尾臺 珠美 吉田 卓功 塚田 貴史 塗師 由紀子 西田 慈子 高木 香織 中村 玲子 服部 早苗
出版者
一般社団法人 日本農村医学会
雑誌
日本農村医学会雑誌 (ISSN:04682513)
巻号頁・発行日
vol.64, no.5, pp.815-818, 2016

子宮脱に対して平易で有効な術式として, 腹腔鏡下円靭帯小腰筋腱固定術を考案したので術式の要点と短期成績について報告する。 術式: 骨盤リンパ節廓清時の要領で後腹膜を切開し大腰筋を展開する。この際に大腰筋前面を走行する細い帯状の小腰筋腱を明らかにしておく。円靭帯にまず針糸を1針かけておき, それで小腰筋腱をすくい縫合固定する。対側も同様の操作を行なう。この操作で子宮の牽引が不十分であれば第1針結紮の頭側にさらに第2針を追加固定する。固定後は後腹膜を縫合閉鎖する。 症例: 39歳 (完全子宮脱), 63歳 (子宮下垂), 43歳 (不全子宮脱) の3症例に本術式を施行した。3症例とも容易に手術を完逐でき, 術後10~24か月のフォローアップ検診で子宮脱の再発を認めていない。術後早期に1例で鼠径部痛, もう1例で大腿内側違和感の訴えがあったが軽快した。 今後, 症例数を蓄積してこの術式の有効性と安全性について検討していきたい。
著者
市丸 雄平 鳥居 美佳子 高山 覚 小宮 敏明 坂本 昭 Ichimaru Yuhei Torii Mikako Takayama Satoru Komiya Toshiaki Sakamoto Akira イチマル ユウヘイ
出版者
東京家政大学生活科学研究所
雑誌
東京家政大学生活科学研究所研究報告 (ISSN:09145192)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.33-36, 2013-07

東京家政大学生活科学研究所研究報告は、本研究所の本年度の活動成果を取りまとめたものです。本研究報告の内容の一部は、別途学会誌等に発表されることがありますのでご了承ください。
著者
坂本 良太 竹村 聡一郎 杉浦 徳宏 野村 由司彦
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
年次大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.147-148, 2010

There are motor point maps as index of stimulation points to move each muscle for functional electrical stimulation (FES). However we'll usually have to search detailed motor points by trial and error when arranging electrodes since individual differences are large. In this research, we developed a system aids searching motor points of fingers and wrist muscles. It contains 12 × 10 electrodes which cover a forearm and sensors which catch movement of each finger and wrist. It chooses a pair of electrodes in order and stimulates a subject. When the response was measured, it records the response movement and the position of electrode pair. As a result, we obtained the generated motor point map.