著者
堀 善夫
出版者
The Society of Fiber Science and Technology, Japan
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.P38-P42, 1992-01-10 (Released:2008-11-28)
参考文献数
2
被引用文献数
1
著者
河井 大介 天野 美穂子 小笠原 盛浩 橋元 良明 小室 広佐子 大野 志郎 堀川 裕介
出版者
日本社会情報学会
雑誌
日本社会情報学会全国大会研究発表論文集 日本社会情報学会 第26回全国大会
巻号頁・発行日
pp.265-270, 2011 (Released:2012-03-20)
被引用文献数
1

This paper shows actual use of Social Networking Service(SNS) and its effects with SNS addiction. SNS user is over 70 million, and we can see a topic about internet or SNS addiction on mass media and internet homepage. However there are few paper about SNS addiction. Thus we present this paper about how long, how often, what kind of service, and what kind of scene SNS addicted user use SNS, and what kind of burden and sacrifice SNS addicted felt by using SNS, and change and effects by SNS use.
著者
小堀 和人 李 忠翰 廣津 登志夫
雑誌
研究報告システムソフトウェアとオペレーティング・システム(OS) (ISSN:21888795)
巻号頁・発行日
vol.2022-OS-155, no.1, pp.1-9, 2022-05-19

近年普及の進んでいるマイクロサービスアーキテクチャでは,多数のモジュールが目的や状況に応じて柔軟に連携しあうため,構成が複雑になりやすくシステム全体を通した性能分析や負荷状況の把握が困難である.このような分散した複数のモジュールからなるサービスの実行状況の監視や性能の分析のためには分散トレーシングが用いられる.分散トレーシングでは,各マイクロサービス上で収集した統計情報の整合性を確保するため,サーバ間の高精度な時刻同期が重要である.Linux 上の高精度時刻同期プロトコル (Precision Time Protocol: PTP) の実装では,NIC のドライバ上でパケットのタイムスタンプを取得することで時刻同期の精度を向上させることができるが,これはドライバの実装に依存するためより汎用な仕組みで実現することが望ましい.本研究ではカーネルが提供する機能の一つである eBPF を用い,可搬性の高い高精度時刻同期を実現した.その設計と実装について述べるとともに,PTP マスタとの同期のずれの推移を元に,本提案実装がドライバ依存の実装と同等の性能を持つことを示す.
著者
夏堀 摂
出版者
一般社団法人 日本社会福祉学会
雑誌
社会福祉学 (ISSN:09110232)
巻号頁・発行日
vol.48, no.1, pp.42-54, 2007-05-31 (Released:2018-07-20)

本稿では,障害児者とその親がおかれた状況の一端を明らかにするために,戦後の「親による障害児者殺し」事件の推移に注目し,過去の新聞報道を基に分析を行った.その結果,(1)未成年の障害児が被害に遭う事件が1980年代以降減少しているのに対し,成年障害者の被害は1990年代以降急速に増加していること,(2)1990年代以降知的障害児者の被害が増加していること,(3)同時期に特に成人期の知的障害者が殺される事件が急増していること,(4)在宅・同居の場合に事件が起こることが圧倒的に多いが,施設に入所していたにも関わらず被害に遭うケースも散見されること,(5)1990年代以降高齢の親による加害が増加していること,が明らかとなった.以上の結果をもたらした要因を,各時代の社会的背景をも考察しつつ検討し,そこから親を中心とする家族が第一義的にケアを負担するシステムの矛盾を指摘した.
著者
三井 一希 佐藤 和紀 堀田 龍也
出版者
一般社団法人 日本教育工学会
雑誌
日本教育工学会論文誌 (ISSN:13498290)
巻号頁・発行日
pp.S46056, (Released:2022-09-02)
参考文献数
7

児童のICT 操作スキルに関して,教師が行った支援方法とその期間を,認知的徒弟制モデルのうち,熟達化を促すための方法に着目して調査し,実態を把握することを目的とした.小学校教師12名の回答を分析した結果,Web サイトの作成スキルのように,教師の手本を観察させて学ばせる期間が長くなるものがある一方で,地図アプリの操作スキルのように,支援を少なくしてすぐに自立の段階に移行できるものがあること等が示された.また,認知的徒弟制モデルに沿った順番どおりの支援が最適とは限らない可能性が示唆された.

8 0 0 0 雑草花粉

著者
堀向 健太
出版者
一般社団法人日本小児アレルギー学会
雑誌
日本小児アレルギー学会誌 (ISSN:09142649)
巻号頁・発行日
vol.33, no.5, pp.749-757, 2019 (Released:2019-12-31)
参考文献数
36

アレルゲンとしての花粉を飛散させる植物は木本類, 草本類に大別され, 草本類としてイネ科のオオアワガエリやカモガヤ, キク科のブタクサ・ヨモギなどが知られている. アトピー性皮膚炎や食物アレルギーのある児は草本類花粉に対する感作率が高く, スギやヒノキ花粉に比較し飛散距離は短い草本類花粉に対する感作は, 周囲の植生の影響を強く受けることがわかっている. イネ科植物は共通抗原性が強く, 主要アレルゲンはPhl p 1やPhl p 5と考えられている. 一方, キク科花粉は属により抗原性は大きく異なり, それぞれを区別して考える必要性がある. そしてブタクサ花粉はAmb a 1とAmb a 11, ヨモギ花粉はArt v 1が主要なアレルゲンである. これらの花粉は花粉−食物アレルギー症候群 (PFAS) の原因となり, イネ科花粉は, Phl p 12, ブタクサではAmb a 8, ヨモギではArt v 3やArt v 4が交差抗原となると考えられている.
著者
大堀 壽夫
出版者
日本語学会
雑誌
日本語の研究 (ISSN:13495119)
巻号頁・発行日
vol.1, no.3, pp.1-17, 2005

文法化の典型例を「自立性をもった語彙項目が付属語となって、文法機能をになうようになるケース」すなわち脱語彙化と規定し、その基準として、意味の抽象性、範列の成立、標示の義務性、形態素の拘束性、文法内での相互作用を挙げる。そして拡大したケースとして、元々自立形式でなくても、使用範囲が広がって機能の多様化が起きる多機能性の発達、および特定の語形に限定されない構文の発達を検討する。とりわけ後者においては、談話機能が重要な役割を果たす。文法化の道筋は多くの言語において共通性が見られる。その動機づけとして、具体的領域から抽象的領域への概念拡張としてのメタファー、および同一領域における焦点化のシフトとしてのメトニミーという二つのメカニズムを考察する。加えて、意味変化における一般的制約についてふれる。
著者
山浦 一保 堀下 智子 金山 正樹
出版者
公益社団法人 日本心理学会
雑誌
心理学研究 (ISSN:00215236)
巻号頁・発行日
vol.83, no.6, pp.517-525, 2013 (Released:2013-05-01)
参考文献数
25
被引用文献数
2 1

This experimental study investigated how leader-member exchange (LMX) and positive feedback pertinent to the goal is related to subordinates' responsibility, assessment of their supervisors, and feeling of being implicitly scolded, to elaborate and confirm the findings of Bezuijen et al. (2010). We hypothesized that positive feedback pertinent to the goal would be more effective compared to unrelated feedback. Secondly, we hypothesized that this effect would be moderated by the quality of LMX. Undergraduate students (29 male, 51 female; 20.4±.63 yrs) participated as subordinates in an experiment consisting of two sessions. The results supported our hypotheses. We found that the positive feedback pertinent to the goal led to increased levels of responsibility. This effect was greater under high-quality LMX conditions, but was inhibited under low-quality LMX conditions. In the high-quality LMX condition, subordinates who did not get any feedback decreased their responsibility, gave lower supervisor assessment ratings, and felt more strongly scolded than under conditions where they received feedback. We discussed the importance of the combination of the quality of the relationship and positive feedback related to the goal, and provided directions for future research.
著者
阪口 和滋 大村 稔 堀内 晋
出版者
一般社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.104, no.1, pp.6-11, 2013-01-20 (Released:2014-02-21)
参考文献数
15

(目的) 透析患者は一般人と比較して,腎癌発生率が高いため,腹部超音波検査,CTによる定期的スクリーニングが有益とされている.また,透析腎癌は高率に後天性嚢胞性腎疾患(ACDK)を合併し,その関連性が示唆されている.当院におけるスクリーニングの有用性,およびACDKとの関連性に関して検討した. (対象・方法) 2005年8月より2011年6月までに,当院で慢性腎不全に対し血液透析療法を施行された624症例と,そのうち腎癌症例12例を対象に解析を行った.スクリーニングは年に1回の腹部超音波検査で行った.透析腎癌の罹患率,発生率,発見契機とその予後,およびACDKの合併率を用いて考察した. (結果) 透析腎癌の罹患率は2.08%,年間発生率は0.33%と高率であった.発見の契機はスクリーニング超音波検査7例(A群),他疾患精査目的の腹部超音波もしくは腹部CT検査2例(B群),有症状精査3例(C群)であった.A群およびB群は1例の他因死を除き,全例癌なし生存であった.それに対してC群は,診断後全例6カ月以内に癌死した.C群3例のうち,スクリーニング検査を施行された症例は1例のみであった.また,ACDKの合併率は91.7%であった(p=0.0026). (結論) 透析患者の腎癌スクリーニング検査が予後に関し有用であると考えられた.透析腎癌にACDKは高率に合併し,その関連性が示唆された.
著者
横堀 伸一
出版者
東京薬科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

尾索動物の複数ミトコンドリアゲノムの全塩基配列の決定を行い、一次配列とそれ以外の高次情報に基づいて分子系統解析を行い、尾索動物の進化経路を明らかにすることを試みた。特に、ヒカリボヤPyrosom atlanticumのミトコンドリアゲノム配列の情報を加え、尾索動物の分子系統解析を行うと、タリア綱は腸性目の群内郡となり、腸性目ホヤ(管鰓亜目と無管亜目)が側系統群である可能性が示唆された。特に、ユウレイボヤ科ユウレイボヤ亜科が無管亜目の姉妹群に、またユウレイボヤ科ムネボヤ亜科が無管亜目の内群である可能性が示唆された。