著者
宮本 正喜 平松 治彦 仲野 俊成 仲野 俊成
出版者
兵庫医科大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2012-04-01

今回、セマンティックウェブ技術を応用して、保有するデータベース技術を駆使して医師の養成等に利用できる学習システムの構築を行った。上部内視鏡の診断所見における語彙と語彙の組み合わせの強度により、「撮影方法」「基本部位」「基本所見」「診断」の関連についてオントロジ-技術を使ったデ-タベ-スの構築を整えた。症例画像デ-タベ-スの基本を作り、オントロジ-デ-タベ-スに組みこみ、問題作成や答え合わせが可能となる学習システムを構築した。この3年間で、何名かのIT技術者や医学生、研修医にテストユ-ザ-として使用をしてもらい実証実験を行った。その結果いくつかの問題点はあるものの、比較的良好な評価が得られた。
著者
宮本 正美
出版者
神戸市外国語大学
雑誌
神戸外大論叢 (ISSN:02897954)
巻号頁・発行日
vol.52, no.5, pp.155-169, 2001-10-31
著者
清水 信義 寺本 滋 人見 滋樹 伊藤 元彦 和田 洋巳 渡辺 洋宇 岩 喬 山田 哲司 山本 恵一 龍村 俊樹 山口 敏之 岡田 慶夫 森 渥視 加藤 弘文 安田 雄司 三上 理一郎 成田 亘啓 堅田 均 鴻池 義純 福岡 和也 草川 實 並河 尚二 木村 誠 井上 権治 門田 康正 露口 勝 宇山 正 木村 秀 香川 輝正 斉藤 幸人 武内 敦郎 森本 英夫 垣内 成泰 横山 和敏 副島 林造 矢木 晋 西本 幸男 山木戸 道郎 上綱 昭光 長谷川 健司 山田 公彌 岡本 好史 中山 健吾 山内 正信 佐々木 哲也 毛利 平 江里 健輔 宮本 正樹 森田 耕一郎 平山 雄 中川 準平 吉松 博 村上 勝 永田 真人 溝口 義人 大田 満夫 原 信之 掛川 暉夫 枝国 信三 足達 明 富田 正雄 綾部 公懿 川原 克信 西 満正 島津 久明 三谷 惟章 馬場 国昭 岡田 浪速 内藤 泰顯 櫻井 武雄 岡田 一男 西村 治 前部屋 進自 前田 昌純 南城 悟
出版者
日本肺癌学会
雑誌
肺癌 (ISSN:03869628)
巻号頁・発行日
vol.31, no.7, pp.1011-1019, 1991-12-20
被引用文献数
1

西日本地区30施設の共同研究により,肺癌の治癒切除例に対する補助化学療法の有用性を検討した.このtrialが終了した後5年の観察期間が経過したのでその成績を報告する.対象は絶対的治癒切除,相対的治癒切除となった肺腺癌であり,A群はMMC(20+10mg)+tegafur600mg1年間経口投与,B群はMMC(20+10mg)+UFT400-600mg1年間経口投与とした.1982年11月から1985年11月までにA群113例,B群111例の計224例が集積された.不適格例が43例であり,A群88例,B群93例を解析対象とした.背景因子には差は認めなかった.成績は5年生存率および5年健存率で検討した.両群の全症例の5年生存率はA群64.3%,B群55.6%で有意差は認めず,健存率でも差はなかった.後層別解析で,N2症例において5年生存率および5年健存率とも,B群が良好であった(p=0.029,p=0.048).
著者
大浜 和憲 下竹 孝志 石川 暢己 廣谷 太一 宮本 正俊 岡田 安弘 山崎 徹
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.199-205, 2009
被引用文献数
1

【目的】漏斗胸は胸郭異常の中で最も多く,胸骨と下部肋軟骨が陥凹している状態である.2005年私たちは漏斗胸治療にVacuum Bellを用いた保存的治療(VB療法)を導入した.本稿では今までの治療経験を報告し,VB療法の有用性を検討する.【対象と方法】対象は漏斗胸11例,男性9例,女性2例で,年齢は6歳から29歳であった.11例中4例ではNuss手術が行われており,1例はバー感染のためバーが早期に抜去された症例で,3例はNuss手術後も前胸壁の陥凹を認めた症例であった.残る7例は未治療例であった.VB療法はベル型をしたVacuum Bellを患児の前胸壁陥凹部に押しあてて,持続的に大気圧より15%低い値まで陰圧をかけて陥凹部を持ち上げるものである.装着時間は朝夕30分ずつから開始して,副作用のないことを確認して,装着時間を徐々に延長する.【結果】経過観察期間は4か月から2年8か月(平均1年5か月)であった.治療前の胸骨陥凹は2mmから30mmで平均18mmであった.3か月後には0mmから20mm,平均10mm,そして経過中に0mmから20mm,平均9mmとなり,胸骨は有意に持ち上がった.副作用は1例で軽度の皮膚炎を認めただけで,重篤な副作用は認めなかった.【結論】漏斗胸11例に対してVB療法を行い,未だ観察期間は短いが,良好な結果を得た.適応を選べば有効な治療手段と考える.
著者
高垣 敏博 ルイズ アントニオ 上田 博人 宮本 正美 福嶌 教隆
出版者
東京外国語大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2008

スペイン語圏都市でアンケート調査を実施することにより、スペイン語文法における重要な統語的テーマの地理的変異を明らかにし、統語研究に生かすのが目的である。それまでの6年間にわたる調査・研究に加え、新たにこの3年間の調査により、スペイン9地点、中南米12都市での調査を終え多くの事実が明らかになった。この成果は、本研究のHPhttp://lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp/~cueda/kenkyu/bunpo/varigrama/で見ることができる。
著者
篠田 知和基 松村 一男 丸山 顕徳 目崎 茂和 不破 有理 廣田 律子 服部 等作 荻原 真子 栗原 成郎 吉田 敦彦 諏訪 春雄 栗原 成郎 三原 幸久 中根 千絵 鷹巣 純 目崎 茂和 後藤 明 丸山 顕徳 依田 千百子 松村 一男 岡本 久美子 立川 武蔵 小松 和彦 百田 弥栄子 小南 一郎 鈴木 正崇 門田 真知子 蔵持 不三也 不破 有理 服部 等作 広田 律子 荻原 真子 木村 武史 宮本 正興 クネヒト ペトロ 水野 知昭 中堀 正洋
出版者
広島市立大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2005

「ユーラシアの神話の道」「海洋神話」につづき、主として天空の神話を世界神話においてしらべて比較し、そこから各文化の世界観、すなわちコスモロジーを究明した。天空神話としては日月、風、星辰、それに「天界」の神話をとりあげた。
著者
高垣 敏博 上田 博人 宮本 正美 福嶌 教隆 ルイズ ティノコ アントニオ
出版者
東京外国語大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2005

本論は,スペイン語圏の地理的広がりの中で,統語現象の分析に新たな視点を見出すという観点から,現地アンケートの手法で得たデータから分析を加えるのが目的である.平成17年度はメキシコ市,平成18年度は南米のコロンビア,パラグアイ,アルゼンチン,チリの首都において総計100名余りの被験者から100をこえる質問文に対する回答を収集した.本年度は,こうして得られたデータを処理し,すでに前科研助成にて完了したスペインの9都市における同調査結果とともに比較検討した.また,分担者2名は香港における国際学会にてこの成果を報告した.今後,さらに調査地点を南米アンデス地域,米国のスペイン語話者などに拡張,より精度を上げてことを視野に収め,方法論の確立を進める.最終報告書にはこれまでの成果と見通しを盛り込みたい.
著者
池田 裕明 西村 孝司 近藤 哲 宮本 正樹
出版者
三重大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

【ヒト検体を用いた研究】食道癌患者の癌細胞HLA class I発現は癌組織CD8^+T細胞浸潤と相関し、癌組織CD8^+T細胞浸潤は良好な患者予後と相関することを見出した。即ち、CD8^+T細胞が食道癌の免疫監視に重要であり、HLA class I発現低下は食道癌の免疫監視回避機序の一つであると考えられた(論文投稿中)。157例の肺癌において、CD4^+、CD8^+両T細胞が浸潤する症例は良好な予後を示した。(Int J Oncol,2006)。CEAに対する抗体とT細胞レセプターのキメラ分子遺伝子を導入したT細胞を作成し、自家大腸癌に対する有効な抗腫瘍効果を示した(Cancer Sci,2006)。癌精巣抗原NY-ESO-1のCD4T細胞認識エピトープとして多種類のMHC class II分子に提示されるプロミスカスなペプチドを同定した(Cancer Sci.,2007)。骨肉腫腫瘍抗原としてCLUAP1を同定した(lnt J Oncol,2007)。【マウスモデルを用いた研究】抗原提示細胞とI型ヘルパーT細胞の相互作用の抗腫瘍効果における重要性(Cancer Res,2006)、トル様レセプターリガンドCpGを用いた腫瘍ワクチンにおけるI型インターフェロンの重要性(Int Immunol,2006)を見出した。腫瘍進展と共に腫瘍内制御性T細胞(Treg)が増加し、同時に腫瘍特異的T細胞移入療法の効果が低下した。T細胞共活性化分子GITRを刺激することにより腫瘍内Tregが減少し、T細胞療法が増強した(基盤的癌免疫研究会2007東京、CRI symposium 2007NY、日本癌学会2007横浜、日本免疫学会2007東京)。GITRを始めとする共活性化分子を刺激する方法が腫瘍の免疫監視エスケープ機序を克服する有望な技術となることが示唆された。
著者
宮本 正一 安永 智秀
出版者
日本動物分類学会
雑誌
動物分類学会誌 (ISSN:02870223)
巻号頁・発行日
no.49, pp.47-52, 1993-07-25

日本産のメクラカメムシ亜科に含まれる近縁な2積を検したところ,いずれも既知の属にあてはまらない未記載種と判明したので,新属Adelphocorisellaを創設し,各種にA.lespedezae,A.insulanaの種小名を与え,後種については終齢幼虫も含め記載,図示した.前種は本州(青森市,つくば市),九州(福岡市)において,マメ科植物(マルバハギ,クズ)から得られている.後種は西表島,与那国島から知られ,クズの1種に寄生する.この両種は互いに酷似するが,分布が異所的であることに加え,頭頂複眼間の幅,触角の長さ,雄交尾器の形状などに相違がある.Adelphocorisella属は,Adelphocoris属と極めて近縁で,一見非常によく似ている.しかし,雄交尾器のvesicaにAdelphocoris各種の共有新形質である櫛状骨片と鈎状骨片を欠く上,体がやや小さく,前胸背につやがないこと,脛節棘が淡色であること,雄の腹部生殖節(把握器基部付近)に突起がないことで区別でき,新属として扱うことに矛盾はない.なお各種の和名であるが,それぞれカスミヒゲナガメクラガメ(lespedezae),リュウキュウヒゲナガメクラガメ(insulana)としておきたい.
著者
宮本正子
雑誌
日本看護学会誌
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.37-51, 1991
被引用文献数
1