著者
大久保 正人 増田 和司 小林 由佳 中村 貴子 鈴木 貴明 石井 伊都子
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.141, no.5, pp.731-742, 2021-05-01 (Released:2021-05-01)
参考文献数
18

In 2010, the in-hospital practical training period for pharmacy students was extended from 4 to 11 weeks. We have conducted questionnaire surveys of these students every year with the aim of reviewing the quality of training by conduction of surveys and evaluations. However, it was not clear whether reviewing based on the questionnaire results improved student satisfaction with the in-hospital practical training. Therefore, the aim of this study was to verify the validity of reviewing based on the questionnaire results by analyzing the data accumulated during the long-term practical training. A questionnaire survey was conducted of 333 5th-year students upon completion of practical training at Chiba University Hospital from 2010 to 2017. Students self-evaluated their attitude toward practical training on a 6-point scale and their satisfaction level for each component of the practical training on a 5-point scale. The students were also allowed to share their feelings about hospital pharmacy work. Repeated review of the training content can facilitate communication with patients, which was lacking at the beginning of the training period. Improved communication led to higher-quality pharmacy practice and increased student satisfaction. Meanwhile, changes to work procedures may reduce student satisfaction unless the training strategy is reviewed accordingly. Because the work of hospital pharmacists is constantly changing, it is considered that the content of the practical training should be revised accordingly through continuous conduction of surveys and evaluations, thereby enabling optimal practical training.
著者
中原 和洋 内田 咲 小林 実央 山田 茂雄
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, pp.2I5OS08b4, 2014

<p>知識ベースのConceptNetや推論手法のAnalogySpaceが開発され、コモンセンスAIの研究基盤が整いつつある。著者らは日本におけるコモンセンス知識収集と知識ベース構築を行ってきた。本論では、上述の知識ベースと推論を用いて市販幼児教材の仲間外れ概念探し問題に取り組んだ結果を報告する。Wikipediaを利用したLSA手法、WordNetの概念間類似度計算手法と比較し良好な結果が得られた。</p>
著者
小林 正 康村 満枝
出版者
Center for Academic Publications Japan
雑誌
Journal of Nutritional Science and Vitaminology (ISSN:03014800)
巻号頁・発行日
vol.19, no.2, pp.123-128, 1973 (Released:2009-04-28)
参考文献数
5
被引用文献数
10 18

In the irradiation of ergosterol, the effect of wavelength on the forma-tion of potential vitamin D2 (the sum of pre-D2 and vitamin D2) was investigated. Monochromatic UV rays obtained from a spectroirradiator were used for the irradiations and the yield of potential vitamin D2 was estimated by the GLC method as described previously (1). When an ergosterol solution in ethanol (1.0 mg/ml) was irradiated by mono-chromatic UV ray in the range 230-400mμ with the quantum of 4.0×108 erg/cm2, the figure of the relationship between yield of potential vitamin D2 and wavelengths of irradiating UV rays showed a mountain shape with a maximum at 295mμ. Ultraviolet rays in the range 285-310mμ were more effective than the other rays for the formation of potential vitamin D2 (yield: higher than 22%), whereas those either below 230mμ or above 330mμ were less effective (yield: lower than 3.5%). The gas chromatograms of TMS ethers of all the irradiated solutions showed the presence of peaks due to gyro- and isopyro-D2 (thermal cyclized products of pre-D2 and vitamin D2), lumisterol2, ergosterol and tachy-sterol2, although their peak area ratios were very different. The irradiations by various monochromatic UV rays with different quanta of energy were also examined, and the ray of 295mμ with quanta of 2.1-6.4×108 erg/cm2 was found to give the best yields of potential vitamin D2, between 31.5 and 33%. Further irradiations beyond the maxima effected a decrease in the yield.
著者
桑水流 理 寺西 正輝 小林 正和 戸田 裕之
出版者
公益財団法人 高輝度光科学研究センター
雑誌
SPring-8/SACLA利用研究成果集 (ISSN:21876886)
巻号頁・発行日
vol.9, no.6, pp.383-390, 2021-11-29 (Released:2021-10-29)
参考文献数
16

板状の介在物粒子を含むアルミニウム鋳造合金の疲労破壊挙動を放射光 CT および大規模有限要素解析により検証した。疲労亀裂は主として介在物と母相の界面剥離から生じた。界面剥離と介在物粒子の破損はほぼ同時に多数発生し、多数の空隙を生じさせた。単一の亀裂の進展速度は遅く、多数の空隙が合体することで、亀裂は進展した。材料表面では Al 母相の塑性ひずみが蓄積し易く、Al 母相のひずみ硬化による応力増加が、材料表面近傍での介在物の破損を生じさせた。
著者
横尾 武夫 片平 順一 小林 英輔 山本 乃里子
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要 (0xF9C5)教科教育 05 教科教育 (ISSN:03893480)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.p281-290, 1985-12

方位(東西南北)に関する基本的な知識や技術を身につける訓練は、初等教育の段階で行う必要がある。方位の学習は、それが一つの生活技術であること、自然探究の基礎知識であること等の外に「対自的な物の見方」を育てることに意義がある。初等教育における方位の学習の内容には、太陽及び天体の日周運動、地図、方位磁針が含まれる。ここで提案する、各学年の教材については、(1)児童の認識発達に応じた教材の選択を行うこと、(2)それぞれの教材が有機的な連繁を持っていること、に主眼がおかれている。学習をより効果的に行なうには、現在の学校教育の態勢の枠組を越えた考え方が必要である。すなわち、(1)野外教育の場を活用すること、(2)総合学習又は合科学習の場を拡げること、(3)生活学習を重視すること、等である。
著者
田中 佳子 小林 幸子 関 保
出版者
公益社団法人 日本視能訓練士協会
雑誌
日本視能訓練士協会誌 (ISSN:03875172)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.137-144, 2011 (Released:2012-02-22)
参考文献数
17
被引用文献数
1

【緒言】書字・読字障害をもつ発達障害児に対し、視覚的補助具の処方と学校への働きかけにより、QOLが向上した症例を報告する。【症例】13歳男児。眼鏡作製目的で来院したにも関わらず、母親の書字障害等の訴えから、本人も自覚しない羞明感が明らかとなった。本児は学校生活においてトラブルを抱えていたため、小児科を受診したところ広汎性発達障害と診断された。書字・読字に対しては、遮光眼鏡の使用により改善が見られ、遮光用の虹彩付きコンタクトレンズの有効性もコントラスト感度測定により認められた。【考察】発達障害は脳の機能障害であり、知的に問題がなく視覚障害がないにも関わらず、読字、書字、計算障害といった学習障害を来たすことがある。また、知覚の過敏性も特徴の一つであり、本児は視覚過敏が羞明というかたちで現れたものと思われる。光の過敏性に関してはScotopic sensitivity syndromeとの関連が示唆された。この場合、遮光眼鏡や虹彩付きコンタクトレンズがフィルターの役割を果たし、光に対する過敏性を和らげ感覚の調整を図れたことが、書字等の改善に繋がったものと考えた。発達障害は公立の小中学校の児童の6.3%に疑いがあるという報告もあり教育上問題になっている。眼科的所見がなく、本人に見えにくさの自覚がないことが多いため見過ごされる可能性があり、注意を払う必要がある。そして、その対応には小児科・精神科・学校との連携が重要である。
著者
本谷 亮 松岡 紘史 坂野 雄二 小林 理奈 森若 文雄
出版者
一般社団法人 日本心身医学会
雑誌
心身医学 (ISSN:03850307)
巻号頁・発行日
vol.49, no.11, pp.1193-1200, 2009
参考文献数
26

本研究の目的は,腰背部痛などの慢性疼痛の先行研究で提唱されてきているモデルに基づき,緊張型頭痛における,痛みの維持・悪化のメカニズムの臨床的妥当性を検証することであった.成人の緊張型頭痛患者72名を対象に,共分散構造分析を用いてモデルを検討した結果,モデルの適合度はGFI=0.86,CFI=0.94,RMSEA=0.078であり,モデルの妥当性が確認された.この結果から,腰背部痛などの慢性疼痛を対象として提唱されている「痛みの維持・悪化モデル」が緊張型頭痛患者に適用され,緊張型頭痛の日常生活への支障度は,痛みに対する破局的思考と痛みに対する恐怖の行動的側面である逃避・回避行動の両方の変数の影響を受けていることが示された.
著者
鈴木 淳 小林 俊光
出版者
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会
雑誌
日本耳鼻咽喉科學會會報 (ISSN:00306622)
巻号頁・発行日
vol.113, no.11, pp.844-850, 2010-11-20
参考文献数
16
被引用文献数
3

目的: 2009年におけるインターネット人口普及率は75.3%であり, 今後インターネット上での医療情報収集がますます進むと予想される. インターネット上には顔面神経麻痺に関するさまざまな情報が存在するが, それらを検討した報告はない. 今回, インターネット検索サイト (Google Japan, Yahoo! Japan, Google USA) にて「顔面神経麻痺」, 「facial palsy」「facial nerve paralysis」をキーワードに検索を行い, 上位50サイトについて検討を行った. 結果: 鍼灸院のサイトは日本語サイトの約40%と多数を占めた. 日本語サイトでは, 医師作成サイトや公共性の高いサイト (大学・学会・公共組織) の割合が英語サイトに比較し少なかった. 耳鼻咽喉科医以外が作成した日本語サイトでは, 中耳炎・耳下腺腫瘍・側頭骨腫瘍の記載率が少なかった. 医師作成サイトと鍼灸師作成サイトの比較では, 改善率, 改善時期, NET (nerve excitability test)・ENoG (Electroneuronography), ステロイド, 形成外科手術の各記載率について, 医師作成サイトが有意差をもって多かった. 結論: 十分な情報が記載された日本語サイトは少ない. 今後は公共性の高い組織から, 質の高い情報が発信されることが望まれる. 耳鼻咽喉科医は, インターネット上での情報提供により積極的に参加していくことが必要と考えられる.
著者
杉山 貢 山下 俊紀 松田 好雄 小林 衛 竹村 浩 土屋 周二
出版者
The Japan Society of Coloproctology
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.27, no.4, pp.369-372,406, 1974 (Released:2009-06-05)
参考文献数
34
被引用文献数
6 1

平時比較的稀な会陰部の刺杭創(杙創)について,2例の自験例を中心に文献的考察を加えて述べる。症例1は8歳女児で校庭の植木の支柱による刺杭創であり,幸い直腸穿孔のみでことなきを得た.症例2は27歳男子で鉄製の椅子の脚による刺杭創で,膀胱・直腸瘻を形成した.刺杭創による腸管損傷について,本邦の報告例について検討すると,1927年に布目が報告して以来症例を加えると27例となり,好発年齢はほぼ外傷年齢である10代と20代に多く,性差は23:3と圧倒的に男性に多かつた.原因物体に関しては,竹による刺杭創が10例と目立った.損傷部位は直腸100%と膀胱88%と高率であり,手術時には特にこの両者への損傷の検索を怠ってはいけない.刺杭創に遭遇した場合には,受傷状況,程度をすばやく把握し,できる限り早期に対処し,むやみに保存療法により時を費すことはあってはならないと思う.
著者
中田 誠司 三木 正也 岡部 和彦 真下 透 小林 幹男 山中 英寿 高橋 修 大貫 隆久
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.37, no.5, pp.507-514, 1991-05
被引用文献数
1

GU 205例(47.7%),NGU 225例(52.3%),平均年齢32.5歳は両群で大差なし.感染源はホステス76.3%,以下ソープランド,ガールフレンド,海外,妻の順であった.尿道分泌は87.7%に認められ,排尿時痛,尿道不快感がこれにつづいた.検尿,尿道分泌物塗抹染色陽性は両群で72.7%,100%と50.9%,92.2%で,GUのペニシリン抵抗性は29.4%;25.6%にクラミジア混合感染あり,NGUのクラミジア陽性は71.8%となった.GUのNQ, PC治療1週間後の有効は80.6%,83.8%で,NQによる淋菌消失は89.7%である.NGUではNQ, MINO治療1週間後の有効は70.4%,85.3%,クラミジア消失は70.0%,100%であった.NQのOFLX有効は84.3%で最高,両群共治療は2週間の方が再燃が少なかったWe reviewed 497 patients with male urethritis diagnosed between January, 1986 and March, 1989 at the Asama General Hospital. The incidence of gonococcal urethritis (GU) was 47.7%, and that of non-gonococcal urethritis (NGU) 52.3%. There was no difference in the age distribution between GU and NGU. Prostitutes were the most common source of the infection in both GU and NGU. Incubation periods were longer in NGU than in GU, statistically. Urethral discharge was the most common symptom. Purulent urethral discharge was seen more commonly than serous urethral discharge in GU. On the contrary, serous urethral discharge was more common in NGU. Penicillin-resistant gonococcus comprised 29.4% and mixed infection of the C. trachomatis existed 25.6% in GU. C. trachomatis was detected in 71.8% in NGU. In GU, new quinolones and penicillins were administered frequently. The effective rates 1 week after the administration were 80.6% and 83.3%, respectively. In NGU, new quinolones and minocycline were administered frequently. The effective rates were 70.4% and 85.3%, respectively. Ofloxacin (OFLX) showed the highest effective rate to NGU among the four new quinolones. The relapse rate for the two-week administration group was lower than that for the one-week-administration group, but the difference was not statistically significant.
著者
小林 憲正 三田 肇 癸生川 陽子
出版者
横浜国立大学
雑誌
挑戦的研究(萌芽)
巻号頁・発行日
2019-06-28

従来の古典的な化学進化説では,小分子から少しずつ大きな分子が生成し,その後,機能が創出したと想定されてきた。本研究では,単純な分子の混合物に高エネルギー付与と急冷により微弱な化学機能をもつ多様な分子(がらくた分子)が一挙に生成し,その進化・選択により微弱な生命機能を有する分子群が生成するというシナリオ,「がらくたワールド説」の実験的検証を行う。一酸化炭素・アンモニアなどの模擬星間物質や模擬原始大気に粒子線を照射した時に生じた高分子態複雑分子(がらくた分子)の機能を調べ,それが種々の宇宙地球環境下で変成を受けた場合の機能の進化を調べる。
著者
鍛治 恭介 鵜浦 雅志 小林 健一 中沼 安二 西村 浩一 坂本 徹 竹内 正勇 寺崎 修一 下田 敦 卜部 健 松下 栄紀 金子 周一
出版者
一般社団法人 日本肝臓学会
雑誌
肝臓 (ISSN:04514203)
巻号頁・発行日
vol.33, no.11, pp.872-876, 1992
被引用文献数
4

症例は53歳女性で1991年3月検診時にGOT 329, GPT 306とトランスアミナーゼの上昇を指摘され精査加療目的にて当科入院.検査成績では血沈65mm/hrと亢進,γ-glb 3.5g/dl,IgG 5.5g/dlと上昇,抗核抗体が160倍と陽性,また抗C100-3抗体,PCR法にてHCV RNAが陽性であり,自己免疫型の病型を示すC型慢性肝炎と診断した.プレドニゾロン(PSL) 40mgより加療するも改善は認めず,PSL漸減後α-インターフェロン(α-IFN)投与を開始した.α-IFN投与後GPT値は速やかに正常化し,また,γ-glb値は2.1g/dlまで減少した.一方,抗核抗体は持続陽性であったが,抗体価の上昇は認めなかった.なおIFN投与後22日目の時点で測定したHCV抗体,HCV RNAはいずれも陽性であった.C型慢性肝炎の一部に自己免疫型の病型を示す症例が存在し,また,IFNが有効な症例が存在することを示す貴重な症例と思われ報告した.
著者
石山 志央子 小林 央美 新谷 ますみ
出版者
弘前大学教育学部
雑誌
弘前大学教育学部紀要 (ISSN:04391713)
巻号頁・発行日
vol.116, no.2, pp.31-36, 2016-10-14

学校において学級担任をはじめとする教職員により行われる健康観察は,日常的に子どもの健康状態を観察し,心身の健康問題を早期に発見して適切な対応を図り,学校における教育活動を円滑に進めるための重要な活動である。そこで,特に児童生徒と日常的に関わり教育活動を進める学級担任の行う健康観察に着目しその実態について質問紙調査を行った。結果,朝の健康観察は,小学校では98.8%,中学校では100.0%,高校では73.5% の割合で実施していた。校種別にみた朝の健康観察の主要な方法は,小学校では「健康状態申告方式」,中学校では「自己申告方式」,高校では「観察方式」であった。朝の健康観察は「体調不良を訴えた児童生徒の経過観察」に最も活かされていた。健康観察の機会の内,「朝の会」を小学校では特に大切にしていた。高校では,「清掃時」や「放課後」等も大切にしていた。朝の健康観察の方法は発達段階に応じて選択されており,その日一日の教育活動で行う健康観察に連動されるように活かされており,特に重点的に行う必要があることが示唆された。
著者
井上 拓也 伊藤 浩充 池添 冬芽 小林 紗織 傍島 崇史 市橋 則明
出版者
医学書院
巻号頁・発行日
pp.617-622, 2010-07-15

要旨:本研究の目的は,ブリッジ運動における足部の高さと頭部の位置が体幹・股関節伸展筋の筋活動に及ぼす影響について検討することである.対象は健常成人30名とした.脊柱起立筋胸椎部,脊柱起立筋腰椎部,大殿筋,大腿二頭筋の筋活動量,ならびにこれら主動筋間の筋活動比を算出した.ブリッジ運動は,頭部を挙上させない通常の場合と,頭部を挙上させて行う場合の2つの条件下で,足部の高さを床面から-20cm,0cm,20cmと変化させた.その結果,足部を高くすることで脊柱起立筋胸椎部・腰椎部の筋活動量は増加した.一方,足部を低くすることで大殿筋の筋活動量は増加し,脊柱起立筋腰椎部と大腿二頭筋に対する大殿筋の筋活動比はともに高まった.また,頭部を挙上させることで大殿筋の筋活動量は増加し,脊柱起立筋に対する大殿筋の筋活動比および脊柱起立筋胸椎部に対する腰椎部の筋活動比も高まった.本研究の結果から,ブリッジ運動において足部高を変化させ,あるいは頭部を挙上させることで,主動筋群内のより選択的なトレーニングが可能であることが示唆された.