著者
山田 彩加 長谷部 礼 西本 一志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. HCI, ヒューマンコンピュータインタラクション研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.20, pp.1-7, 2014-03-06

イラストを依頼するクライアントの多くはコンセプトを言葉によって表現する.その言葉からイラストレータが想像した画風のイメージをその場ですぐにクライアントと共有・調整することができれば,清書して提案する工程を省くことができる.しかし,イラストレータが言葉やスケッチで簡易的に表現しでも,クライアントに同じ画風の完成形を想像させることは困難である.そこで,本研究ではイラストレータの潜在的なセンスとクライアントの言葉との噛み合わせを可能とするために,イラストが依頼された場において,画風の創造・共有までを協同で行うことを支援する手法を提案する.
著者
山田 彩加 長谷部 礼 西本 一志
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2014, no.20, pp.1-7, 2014-03-06

イラストを依頼するクライアントの多くはコンセプトを言葉によって表現する.その言葉からイラストレータが想像した画風のイメージをその場ですぐにクライアントと共有・調整することができれば,清書して提案する工程を省くことができる.しかし,イラストレータが言葉やスケッチで簡易的に表現しでも,クライアントに同じ画風の完成形を想像させることは困難である.そこで,本研究ではイラストレータの潜在的なセンスとクライアントの言葉との噛み合わせを可能とするために,イラストが依頼された場において,画風の創造・共有までを協同で行うことを支援する手法を提案する.Most of clients who request to draw illustrations express their concepts by words. If the clients and illustrators can share the image of the style of painting from the clients words immediately on the spot and if they can adjust it, the illustrators can skip a process to make fair copies and to suggest them. However, it is difficult to let a client imagine completion form of the same styles of painting even if the illustrators express them by words and by quick sketching. This paper proposes a supporting method to immediately co-create and share the style of painting where the illustrations are requested.
著者
山田 耕作
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:07272997)
巻号頁・発行日
vol.87, no.6, pp.926-934, 2007-03-20

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
山田 佳臣 山川 龍雄
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1695, pp.114-117, 2013-06-17

2014年、ついに本格的に工事が始まるリニア中央新幹線。少子高齢化で人口減に直面する日本でも、東海道ベルト地帯は今後も栄えると強調する。リニアは日本の未来をどう変えるのか。山田社長に聞いた。

2 0 0 0 OA 敬語法の研究

著者
山田孝雄 著
出版者
東京宝文館
巻号頁・発行日
1924
著者
山田 園子
出版者
広島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2009

『統治二論』における君主制論を読み解く際に不可欠なロックの教会論を解明し、それについての論文を公刊した『統治二論』の研究状況について日本政治学会で、ロック研究の視点を確保するべく、トマス・ホッブズの歴史認識等との対比を、日本ピューリタニズム学会で報告したロック『統治二論』にかかわる戦前日本での研究史の追跡と確認を行なった
著者
山田 智一 松永 昭一 川端 豪 鹿野 清宏
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. A, 基礎・境界 (ISSN:09135707)
巻号頁・発行日
vol.77, no.2, pp.198-205, 1994-02-25
被引用文献数
19

仮名・漢字の文字連鎖確率に基づく統計的言語モデルを利用した日本語Dictationシステムについて述べる.日本語の統計的言語モデルとして,仮名・漢字の文字連鎖確率(次に出現する文字の,既に出現した2文字による条件付き確率)に基づくモデルを利用した方が,従来の音韻や音節の連鎖確率に基づくモデルよりも有効であることを,パープレキシティ(情報論的な意味での平均分枝数)に基づいて検討する.更に,仮名・漢字連鎖のモデルを用いた日本語Dictationシステムを構築し,(1)仮名・漢字連鎖確率のみによるモデルを利用した場合,(2)(1)モデルと読みの辞書を用いて,出力された漢字仮名混じり系列に対する読みを考慮した場合,(3)あらかじめ読みを考慮して作成した,仮名・漢字連鎖確率によるモデルを用いた場合について,パープレキシティとシステムの文字変換率(正解表記に用いられる文字を,出力文字系列がいくつ含んでいるか),文節変換率(出力文字系列がすべて正しく,かつその読みも正しいものの割合)で比較・検討する.国際会議の問合せに関するタスクにおいて,特定話者1名による,語いの仮定なしでの274文節の変換実験に対し,(3)の場合に,文節変換率65.0%,文字変換率79.0%を達成した.
著者
鈴木 優司 横山 晴子 添田 真司 徳岡 健太郎 渡邊 昌之 北川 泰久 山田 安彦
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
YAKUGAKU ZASSHI (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
pp.13-00193, (Released:2014-01-18)
参考文献数
11

Low-dose aspirin-induced gastrointestinal lesions are becoming an important problem in clinical practice. In our investigation of such adverse effects, we obtained 4 important findings considered useful for physicians, as follows; 1) even when aspirin was given at a dose, the incidence rate of gastrointestinal lesions was higher than with other NSAIDs, 2) the odds ratios for gastrointestinal lesions induced by aspirin with a histamine H2 receptor antagonist and proton pump inhibitor were 0.6 and 0.4, respectively, as compared with aspirin alone, 3) it is difficult to administer aspirin, which exerts an antiplatelet effect, without inducing gastrointestinal lesions, and 4) these gastrointestinal lesions appears early, especially within 2 years after administration. We distributed a questionnaire to 41 physicians to confirm our findings, and compared high (n=20) and low (n=21) frequency aspirin prescription groups. The recognition rate of points 1 and 3 noted above in the high group was significantly elevated as compared to the low group, whereas there no significant difference in regard to the information in point 4 between the groups and the rate of recognition was low. Moreover, only 27% of the surveyed physicians were familiar with all 4 points. Prior to receiving this information, 17% of the physicians gave no related instructions their patients, which was reduced to 0% after receiving this information. Furthermore, 98% of those surveyed found the information to be useful. Our results suggest that these 4 points of information regarding potential adverse gastrointestinal effects of low-dose aspirin are useful for physicians.
著者
小久保 卓 小山 聡 山田 晃弘 北村 泰彦 石田 亨
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.1804-1813, 2002-06-15
被引用文献数
6

いまやインターネットは現代社会の中に急速に浸透しており,そのサービスの中でも特にWWW(World Wide Web)は新しいメディアとしてその情報量を増大させている.しかしながら最も一般的なWWW情報検索手法である検索エンジンは,必要な情報を得るためにある程度の知識や経験が必要とされ,多くの初心者にとって使いこなすのは容易ではない.こうしたWWW情報検索における問題の解決法の1つとして,ドメインを限定した専門検索エンジンの提供があげられている.そこで本論文では専門検索エンジンを構築するための新しい手法として``検索隠し味''を用いた手法を提案する.これはユーザの入力クエリに対しある特定のキーワードを追加すると,汎用検索エンジンの出力のほとんどがドメインに関係するWebページとなるという経験則を利用したものである.そして機械学習の一種である決定木学習アルゴリズムを元にWebページ集合からキーワードのブール式の選言標準形として検索隠し味を抽出するアルゴリズムを開発した.さらに本手法を料理レシピ検索に適用し評価実験を行うことで,その有効性の確認を行った.The WWW technology has come into wide use in our society as an infrastructure that supports our daily life. But gathering information from the WWW is a difficult task for a novice user even if he uses the search engines that are most widely used tool to retrieve information from the WWW. Because the user must have experience and skill to find the relevant pages from the large number of documents returned, which often cover a wide variety of topics. One solution to the problem is to build a domain-specific search engine. So this paper presents a new method that improves search performance by adding the domain-specific keywords, called keyword spices, to the user's input query; the modified query is then forwarded to a general-purpose search engine. We describe a machine learning algorithm, which is a type of decision-tree learning algorithm, that can extract keyword spices as a disjunctive normal form of keywords from Web documents. To demonstrate the value of the keyword spices, we conducted experiments in the cooking domain and the results showed the high performance.
著者
柴山 守 笠谷 和比古 加藤 寧 山田 奨治 川口 洋 原 正一郎 並木 美太郎 柴山 守 石谷 康人 梅田 三千雄
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2002

本研究は、古文書翻刻支援システム開発プロジェクト(HCRプロジェクト)において、手書き文字OCR技術などを発展的に応用して、古文書文字認識システムの高精度化に関する研究を行うことである。平成14-16年度の研究期間において、主に古文書文字データベースを構築すること、及び日本語文字認識アルゴリズムの適用可能な範囲と問題点を洗い直し、以下の検討課題での研究をすすめ、成果を挙げた。(1)文字切り出し法、及び正規化法について:射影ヒストグラム、文字外形の曲率などの手法を検討し、レイアウト認識では、Hough変換による行抽出方式を提案し、文字データベースの基づく実験を進めた。(2)オフライン文字認識手法について:古文書文字認識に有効と考えられる文字切り出しと文字認識を連携処理させる方法について検討した。非線形正規化手法の研究及び実験を行った。(3)オンライン文字認識手法について:くずし字検索等に適用可能なタブレット入力によるオンライン古文書文字認識手法について検討した。また、『くずし字解読辞典』の文字画像から筆順を推定する手法の研究を行った。本成果は、電子くずし字辞典として平成17年度中に刊行する予定である。(4)東京堂出版『漢字くずし方辞典』の文字パターンを入力し、オンライン検索ソフトウェアの開発を行った。これも上記の(3)に含め、刊行予定である。(5)文字認識用文字パターン辞書として、9種類の古文書文字データベースを公開した。すべてがHCRプロジェクトのホームページは,http//www.nichibun.ac.jp/shoji/hcr/からダウンロード可能である。また、公開したソフトウェアは、2種類GetAMojiマクロ(古文書翻刻中に遭遇する不明文字(ゲタ文字)の正解候補を提示する機能)、及びWeb版GetAMoji(古文書翻刻中に遭遇する不明文字(ゲタ文字)の正解候補を提示する機能のWeb版)である。
著者
永井 拓 山田 清文 鍋島 俊隆
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 : FOLIA PHARMACOLOGICA JAPONICA (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.125, no.2, pp.71-76, 2005-02-01
被引用文献数
2 1

不安障害は全般性不安障害,パニック障害,強迫性障害,心的外傷後ストレス障害などに分類されており,それぞれの不安障害に対して有効な薬物の種類が異なっていることも知られている.したがって,不安障害における情動変化のメカニズムの解明や治療薬を開発する上で,分類された各々の不安障害に対応した動物モデルの作製が必要である.しかし,ヒトの不安や恐怖などの情動変化を動物レベルで測定することは容易ではない.神経精神薬理学的な研究において,動物に不安や恐怖状況を設定し,これらにより生じる行動変化や行動変化に対する薬物の反応性を客観的かつ定量的に評価することにより,病態を反映した妥当性の高い動物モデルの作製が試みられてきた.一方,最近の分子生物学の進歩に伴い,様々なノックアウトおよびトランスジェニックマウスが作製され,これらの遺伝子改変動物を用いて遺伝子レベルで情動性の分子機構を解明しようとする研究が盛んに行われている.本稿では,情動性の代表的な評価試験方法および不安との関連が示唆されている遺伝子改変動物について概説する.<br>
著者
遠藤 直樹 山田 明義
出版者
日本菌学会
雑誌
日本菌学会大会講演要旨集 日本菌学会第55回大会
巻号頁・発行日
pp.81, 2011 (Released:2012-02-23)

テングタケ属タマゴタケ節(Oda and Tanaka 1999)には,A. caesarea,タマゴタケ(A.hemibapha),キタマゴタケ(A.javanica)など食用価値の高い種が含まれる.しかし,これら菌種では,純粋培養の困難さから菌根苗を用いた人工栽培研究は殆ど行われていない.演者らは昨年の本大会においてタマゴタケ節菌種の菌根合成を報告した.本研究では,タマゴタケ節菌種を定着させたアカマツ菌根苗の順化について検討するとともに,供試菌株の分子系統解析を行うことを目的とした. 菌根合成によりタマゴタケ節菌種を定着させたアカマツ菌根苗を作出した:タマゴタケEN-3株(山梨県鳴沢村産)で8苗,同EN-31株(長野県伊那市産)で3苗,同Asahikawa2-2株(北海道旭川市産)で4苗,キタマゴタケEN-4株(長野県松川町産)で1苗,ドウシンタケEN-29株(長野県南箕輪村産)で1苗.EN-3株とEN-4株を定着させた菌根苗は,滅菌したA層B層混合土壌を詰めた素焼き鉢に植え付け,ガラス温室内の地面に埋設し,最大350日間養苗した.EN-31株,Asahikawa2-2株,EN-29株を定着させた菌根苗は,滅菌したA層B層混合土壌を詰めた250ml容のポリカーボネートポットに植え付け,インキュベータ内の20℃,8000ルクス連続照明下で,最大180日間の養苗した.温室順化の結果,EN-3株を定着させた菌根苗では8苗中6苗で菌根が生残し,菌根量はいずれも顕著に増加していた.EN-4株を定着させた菌根苗では,菌根の生残は認められたが,菌根量の増加は殆ど見られなかった.インキュベータ内での順化の結果,供試した全ての苗で菌根の生残が認められたが,菌根量の増加は必ずしも顕著ではなかった.順化後の菌根の形態観察では,タマゴタケとキタマゴタケの菌鞘構造が酷似していたが,ドウシンタケでは異なっていた.ITS領域の塩基配列をもとにNJ法により系統解析した結果,タマゴタケ3株はいずれも同一クレードを形成した.キタマゴタケでは,EN-4株とEN-62株(大分県産)が同一クレードを形成したが,茨城県産標本は異なるクレードを形成した.
著者
土井口 祐一 岩崎 勝郎 山田 健治 高端 克郎 手島 鍛 貞松 俊弘 富田 雅人 楢林 葉子
出版者
West-Japanese Society of Orthopedics & Traumatology
雑誌
整形外科と災害外科 (ISSN:00371033)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.641-645, 1992
被引用文献数
33 15

This study was designed to identify the change in radiological shape of the pelvic cavity caused by sagittal pelvic inclination and to learn the correlation between inclination and progression of osteo-arthritis (OA) of the hip joint.<br>As a preliminary study, antero-posterior (AP) and lateral radiographs of 10 bleached pelves were taken simultaneously in seven different sagittal tilt angles.<br>The degree of sagittal tilt of the pelvis (A) was then compared to the longitudinal: transverse axis length (L/T) ratio of the radiological shape of the pelvic cavity in AP radiographs. This study revealed a linear relationship between the two parameters that led to the equation: A=-67.0°×L/T+55.7° in males and A=-69.0°×L/T+61.6° in females. Using this the sagittal pelvic tilt can be calculated from the radiological shape of the pelvic cavity.<br>Applying this equation to pelvic radiographs of 212 patients; 52 normal hips and 160 with OA hip of varying severity, pelvic tilt was calculated to investigate whether it relates to the aging of the patient or involves progression of OA.<br>There was a significant correlation between age and pelvic tilt angles of patients in both normal and OA hip groups; the pelvis tended to incline posteriorly with increasing age. Further studies are required to elucidate the participation of the pelvic inclination on progression of OA of the hip.
著者
山田 小須弥
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:基盤研究(C)2009-2011
著者
酒井 幸子 林 亮太 村田 浩一 山田 格 浅川 満彦
出版者
日本野生動物医学会
雑誌
Japanese journal of zoo and wildlife medicine (ISSN:13426133)
巻号頁・発行日
vol.14, no.1, pp.81-84, 2009-03

紀伊半島沖で捕獲されたシャチOrcinus orca 1個体(成熟雄)の体表から甲殻類2種(フジツボ類[蔓脚下綱]1個体およびクジラジラミ類[軟甲綱]22個体)が得られた。本研究では,約20年間にわたり保存されていたこれら標本について,形態学的に検討した。その結果,フジツボ類はエボシフジツボXenobalanus globicipitis(Coronulidae)と同定された。本種は日本含め世界各地のクジラ類で報告があるが,シャチでは初記録となった。一方,クジラジラミ類は,Cyamus属であったが,未成熟であったため種の同定はできなかった。クジラ類の着生生物は片利共生体(例えば便乗phoresyなど)であるが,地中海のイルカ類ではX.globicipitisおよびエボシガイ類(LepasおよびConchoderma:エボシガイ科)の寄生個体数は,イルカ類の遊泳速度減少により有意に上昇し,特に致死直前に顕著になるという。よって,外部寄生虫の種(標本の保存),寄生数,寄生部位,同部の病変などの記録は,健康管理上のデータの一部として活用されるであろう。
著者
竹渕瑛一 山田泰弘 鈴木浩 服部哲 速水治夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, no.1, pp.381-383, 2013-03-06

昨今,いくつかのWebAPIを組み合わせることで新たなWebサービスを立ち上げるマッシュアップの事例が増えている. 提供されるWebAPIの多くは,特定のURLに対しリクエストを発行することによって,リクエストに応じたデータを得られる方式を採用している.取得時の処理はサーバサイドで行われている. 本研究ではWebAPIをクライアントサイドで動作させる方式の検討と評価を行った.試作システムとしてPixivを対象に提案方式によるWebAPIを実装した.従来方式ではWebAPIをサーバサイドで動作させるが,提案方式ではクライアントサイドにWebAPIを設置し,逐次サーバサイドのWebページにアクセスすることでデータを取得する.