著者
松本侑子著
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
1996
著者
松本 進平 和田 正義
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.45, no.3, pp.527-531, 2014 (Released:2018-01-25)
参考文献数
3

電気自動車普及のためには,低価格化と少ないバッテリ容量でより長距離の走行を可能にするための高効率化が必須である.本論文では,DCモータとCVT(無段変速機)を組み合わせた低価格な省エネルギー駆動システムを提案し,シミュレーションによる妥当性の検証結果を報告する
著者
大久保 洋子 長尾 慶子 松本 祥子 松本 時子
出版者
一般社団法人 日本家政学会
雑誌
一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.55, pp.123, 2003

[目的]食生活指針に「食文化や地域の産物を活かし・・」とうたわれているように食事に対する知識や料理技術の伝承が失われつつあり、その存続が危惧されている。そこでその実態を知り、今後の食物教育に役立てることを目的に調査を行った。[方法]神奈川・秋田・山形3地域の短大生の親世代40~50代について、留置き式で調査を行い(1)現在作られている行事食の種類(2)手作り食品名および作り方を知った手段、(3)伝承料理の意識、(4)存続させたい伝承料理名、(5)伝承させたい料理技術を検討した。[結果]調査対象者は神奈川109、山形83、秋田176名であった。結果は(1)年越し蕎麦と雑煮は地域、年代に関わらず8割以上で食べていた。おはぎが次いで多く約7割、7草粥は約5割を占めた。(2)手作り食品では赤飯、おはぎ、漬物が地域差がなく、特に白菜漬けは秋田・山形に多く、神奈川では糠味噌漬けが多かった。伝承の手段は祖母と母からが多くを占めた。(3)日本の伝承料理を引き継ぎたい意識が神奈川(5割)山形(7割)秋田(3.5割)、新旧とりまぜて安全な手作り食品を伝えたい意識が神奈川(6割)山形(7割)秋田(6.5割)、それに対して加工食品及び流行の料理を取り入れたい意識が神奈川(2割)山形(4割)秋田(2割)とわずかな地域差がみられた。(4)存続させたい伝承料理は煮物・赤飯・雑煮(神奈川)、赤飯・漬物・きりたんぽ・梅干・おはぎ(秋田)、煮物・漬物・赤飯・雑煮・笹まき・ぼたもち(山形)が多かった。(5)伝承させたい料理技術は庖丁・食器の手入れ、食材の選び方、調味の仕方、衛生面の知識(神奈川)、山形では調味の仕方、魚のおろし方、食材の選び方、食事のマナー、献立の知識、秋田では調味の仕方、魚のおろし方、だしの取り方、箸使いが多かった。
著者
尾関 仁志 光永 拓司 藤田 淳史 松本 哲朗
出版者
山口県農林総合技術センター
雑誌
山口県農林総合技術センター研究報告 (ISSN:21850437)
巻号頁・発行日
no.1, pp.37-45, 2010-03

アジアティックハイブリッドとヒメユリを花柱切断法で交配し、胚珠培養技術を用いて、小輪タイプの新品種「プチフレーズ」、「プチブラン」、「プチルナ」および「プチロゼ」を育成した。各品種の特性は、以下のとおりである。1.「プチフレーズ」は、花の直径が約11cmと小さく、花色が淡黄ピンクで、花被の斑点が小さく目立たない。2.「プチブラン」は、花の直径が約11cmと小さく、花色が黄白で、花被の斑点が小さく目立たない。3.「プチルナ」は、花の直径が約10cmと小さく、花色が明黄で、花被の斑点は全くない。4.「プチロゼ」は、花の直径が約12cmと小さく、花色が鮮紫ピンクで、花被の斑点は全くない。5.切り花栽培には4品種とも球周8cm以上の球根を用い、5℃で冷蔵処理した球根を10月下旬から11月に定植すると、到花日数は「プチフレーズ」が120〜130日、「プチブラン」が約130日、「プチルナ」が105〜115日、「プチロゼ」が125〜135日となる。6.球周10〜12cmの球根を母球として増殖すると、切り花栽培用の球根が「プチフレーズ」は0.5球、「プチブラン」は約4球、「プチルナ」は約10球、「プチロゼ」は約9球増殖される。
著者
松本 美予
出版者
公益社団法人 日本地理学会
雑誌
日本地理学会発表要旨集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.100072, 2011

レソト王国は南部アフリカ・ドラケンスバーグ山脈の中心部に位置し、四国の1.4倍程の面積しかない山岳国である。地域の経済大国である南アフリカ共和国に国境線を囲まれるという地理的特徴を持ち、1900年代始めから南アフリカ鉱山への出稼ぎ労働が主要な生業の一つであった。国土の東半分を占める山岳地は人の移住が1890年代より始まり、農村社会の形成初期から出稼ぎ労働は生計の柱であった。現金収入と共に形成された生業形態は1980年代まで続くが、アパルトヘイト政策が撤廃された隣国南アフリカの政治経済変化を受け、大きく変化する。本研究では、レソト山岳地において、出稼ぎ労働による現金収入を中心とした複合的農牧業が、南アフリカの政治経済変化によってどのように変化したのかを明らかにする。<br><b>出稼ぎ労働の最盛期(~</b><b>1970</b><b>年代) </b><b></b>現金収入は農耕と牧畜に投資され、出稼ぎ労働を柱とした複合的な生業形態が実施されていた。農耕では、種・農具・留守の男性労働力を補うための人件費などへ現金が投資された。そして牧畜では、多くの家畜(牛・羊・山羊)が購入され、それらは出稼ぎ労働引退後の備えとなった。&nbsp;<br><b>出稼ぎ労働の減少(</b><b>1980</b><b>年代~現在) </b><b></b>80年代以降、反アパルトヘイト運動が激化し、南アフリカ国内の黒人へ労働市場が開放されていった。それに加え、金価格の下落や、出稼ぎ労働者が担っていた単純作業の機械化などの要因が重なり、レソトからの出稼ぎ労働者は鉱山労働より締め出された。新規採用はなくなり、契約の更新もされなくなった。また、同時期に家畜泥棒が増加し、農村における牛や羊の頭数が減少した。つまり、多くの世帯では出稼ぎと家畜という二つの主要な現金収入源を同時に断たれてしまったのである。その結果、残された農耕への依存が高まり、自給レベル以上の労力を投入せざるを得なくなった。栽培作物が換金作物にシフトするなど、現金収入源としての重要な位置づけになったのである。また家畜泥棒による家畜の減少は、燃料の収集にも影響を与えたと考えられる。農村部では牛フンを燃料として利用しているため、牛の減少は燃料の不足を意味する。調査村においても、牛フンに代わる燃料となる潅木の採集場所が拡大していた。現金収入の減少は、地域の自然資源に強く依存した生活を農民に強いることになり、今後、耕作地や植物資源への負荷がますます高まっていくことが危惧される。
著者
松本 奈々 河本 大地
出版者
奈良教育大学
雑誌
奈良教育大学紀要. 人文・社会科学 = Bulletin of Nara University of Education. Cultural and Social Science (ISSN:05472393)
巻号頁・発行日
vol.68, no.1, pp.99-124, 2019-11-29

The aim of this study is to examine characteristics and significances of "Kodomo Shokudo" (children's cafeteria) in Nara Prefecture, Japan, mainly from the viewpoints of the managers. All the Kodomo Shokudoes are common in that has not only "function to offer meal mainly to poor children" but also "function as place of meeting and interchange with people in the community". In Nara Prefecture, the ratio of the Kodomo Shokudoes to be held on "day on weekends and holidays" was high. In addition, we clarified that the tendency to be conscious of "places to eat with the diverse people in the area including the elderly and disabled people" was stronger in Nara Prefecture than the whole Japan as the purpose of activities.
著者
松本 行弘
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.2, no.2, pp.27-36, 2009-03-23

多くのスクリプト言語において多言語テキスト処理は Unicode を固定的な内部文字コードとして採用しているが,その場合,Unicode 以外の文字集合で表現されたテキストを処理するためには文字集合間の変換が必要になり,文字集合間の互換性や文字集合における歴史的な事情などによりさまざまな問題を引き起こす可能性がある.そこで筆者が開発しているスクリプト言語 Ruby に対して,固定的な内部文字集合を持たない文字集合独立方式を採用し,文字集合間の変換をできるだけ行わないテキスト処理機能を実装した.本論文で述べる Ruby の多言語テキスト処理機能は,Unicode を固定的な内部文字集合とする他スクリプト言語 (Perl および Python) と比べて,テキスト処理におけるプログラムの簡潔さおよび性能において劣らない実用的なものであることを示す.本論文で述べる多言語テキスト処理機能は Ruby バージョン 1.9 として公開されている.
著者
村井 源 松本 斉子
出版者
情報知識学会
雑誌
情報知識学会誌 (ISSN:09171436)
巻号頁・発行日
2022

<p> 本研究では日本語の自称詞,対称詞の表現の多様性に着目し,話し言葉と書き言葉でどのような用いられ方をするか統計的な分析を行った.また,自称詞,対称詞が発話文中で果たす役割を調査するため発話文の語用論的機能を分類し,呼称との関係を分析した.結果として,書き言葉では呼称の頻度が高くまた語彙も豊富であるが,呼称利用のパターンと役割に関しては話し言葉と書き言葉の発話文で大きな違いないことが明らかになった.</p>
著者
松本,栄寿
出版者
日本計量史学会
雑誌
計量史研究
巻号頁・発行日
vol.26, no.1, 2004-06-30

The Diagonal Scale has been employed for the precision reading of Electrical Measuring Instruments. Having searched for the source of precision readings in the measuring such as astrolabes, Tyco's quadrant or surveying instruments which employed nonious scales, diagonal scales and micrometer driven scales in Europe, the US and Japan from the fourteen century, the author found that Edward Weston in the US employed diagonal scales for the precision electrical meters in the last half of the nineteenth century. Those precision electrical instruments with diagonal scale have been used widely in the world and were manufactured by 1980s in Japan. The author studied the small errors caused by the scale configulation and how they were corrected. He also describes some examples of instruments which employed similar precision reading scales.
著者
宇野 豊三 中川 照真 松本 幹生
出版者
公益社団法人 日本分析化学会
雑誌
分析化学 (ISSN:05251931)
巻号頁・発行日
vol.20, no.10, pp.1245-1249, 1971 (Released:2010-02-16)
参考文献数
8
被引用文献数
2 2

ガスクロマトグラフ試料室中におけるクエン酸の熱分解反応を検討し,その分解生成物に,よるクエン酸の定量法を考案した.180~360℃における熱分解生成物は,無水イタコン酸,無水シトラコン酸およびアセトンであることが標品との同定により確認された.これら生成物のうち無水イタコン酸と無水シトラコン酸について分解の温度依存性などの基礎的検討により得られた知見に基づいて,分析条件を設定した.すなわち,試料室温度(分解温度)250℃,カラム充てん剤20% PEG 20MクロモゾルブW(60~80メッシュ),カラム温度175℃,カラム長さ1.5m,キャリヤーガス窒素45ml/min,検出器水素炎イオン化型であった.本法をミグレニン製剤中のクエン酸の定量に応用し,満足すべき結果を得た.
著者
松本 昌悦
出版者
早稲田大学法学会
雑誌
早稲田法学会誌 (ISSN:05111951)
巻号頁・発行日
no.14, pp.115-151, 1964-03