1 0 0 0 OA 欧洲の伝説

著者
松村武雄 著
出版者
金尾文淵堂
巻号頁・発行日
1914
著者
松村 将司 藤本 修平 栗原 靖
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.37, no.2, pp.197-204, 2022 (Released:2022-04-20)
参考文献数
33

〔目的〕小学生バドミントン選手の傷害実態を調査し,疫学的な特徴として学年や性別に応じた疼痛の有無,傷害部位の特性を検証すること.〔対象と方法〕無記名による自己記入式質問紙に回答した男子143名,女子187名に対して,学年や性別に応じた疼痛の有無,傷害部位の関連性を検討した.〔結果〕今現在,疼痛を有しているのは男子24名,女子34名であり,過去に疼痛を経験したのは男子59名,女子79名であった.学年と疼痛の関連について,過去の疼痛経験は高学年が有意に多かった.学年と疼痛部位の関連については,過去の疼痛経験は「足首」が高学年で有意に多かった.〔結語〕小学生バドミントン選手は,足関節に傷害が多く,高学年では傷害を経験する割合が多いことがわかった.
著者
松村 宏 桝本 和義 吉田 剛 豊田 晃弘 中村 一 三浦 太一
出版者
日本加速器学会
雑誌
加速器 (ISSN:13493833)
巻号頁・発行日
vol.18, no.2, pp.63-71, 2021-07-31 (Released:2021-08-04)
参考文献数
16

Measurement of activated materials and evaluation of activated areas of several types of accelerator facilities were studied for decommissioning planning from FY2017 to FY2020 under the contract of the Nuclear Regulation Authority. The research results were summarized in “Manual of Measurement and Evaluation of Activation for Decommissioning of Accelerator Facilities.” This manual consists of the classification of the activation area of accelerator facilities and the measurement and evaluation of the activation of concrete structures and metallic accelerator components in the decommissioning of accelerator facilities. This manual will be used for the decommissioning of accelerator facilities in Japan.
著者
伊丸岡 俊秀 松村 信哉
出版者
日本認知心理学会
雑誌
日本認知心理学会発表論文集 日本認知心理学会第18回大会
巻号頁・発行日
pp.80, 2021-03-15 (Released:2021-03-15)

方向音痴の人は「方向感覚が劣る」、「注意散漫」、「何も見ていない」など何かに劣っている人であると扱われることが多いが、それは偏った見方であり、実は優れたところがあるのではないか。本研究ではこのような仮説のもとで、ある町並みの3Dビュー動画を刺激として方向音痴群と非方向音痴群に対して光景視聴時の視線計測とSD法による評価課題を行った。その結果、評価結果から抽出された因子には群間の違いが見られ、非方向音痴群では評価に町並みを構成する建造物の形状や材質が影響しているのに対して、方向音痴群では町並みに関する感性的評価が影響しているという可能性が示された。
著者
竹川 佳成 松村 耕平
出版者
日本ソフトウェア科学会
雑誌
コンピュータ ソフトウェア (ISSN:02896540)
巻号頁・発行日
vol.35, no.2, pp.2_95-2_108, 2018

本研究では,1人でのライブ中継形式のレポートを支援するシステム「ポケレポGO」を提案する.ライブ中継ストリーミングサービスの普及に伴い,だれもが自分の興味・関心,身の回りの出来事を放送できるようになった.1人でのライブ中継形式のレポートにおいては,撮影後に編集ができないことや,多くの作業を同時に行うことが求められるため,放送の品質の低下や,限られた情報の伝達による信頼性の低下といった問題を引き起こす可能性がある.これらの問題を解決するために,複数業務を円滑に進めるための機能をもつシステムを開発した.提案システムのプロトタイプシステムを実装し,評価実験によりプロトタイプシステムで撮影した映像の品質は,複数人で取材をする形態の比較手法と同等であることが明らかになった.
著者
長尾 謙吉 中本 悟 明石 芳彦 松村 博行
出版者
大阪市立大学経済研究会
雑誌
季刊経済研究 = The quarterly journal of economic studies (ISSN:03871789)
巻号頁・発行日
vol.29, no.2, pp.33-46, 2006-09

(1)ヨコハマ・アエロ・スペース・アメリカ : 訪問日 8月28日(月)午後 : 同社は民間航空機のラバトリー・モジュールやウォーター・タンクを製造・修理する横浜ゴムの子会社である. ラバトリー・モジュールは, 通路が一本のみとなる単通路型のボーイング737型機や757型機用に供給している. こうした機種はシアトル南郊にあるボーイング社のレントン工場で生産されており, ヨコハマ・アエロ・スペース・アメリカはレントン工場に近いケントに立地している. ……
著者
松村 隆 芹沢 正規
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.767-768, 2014-09-01 (Released:2015-03-01)

接触する物体どうしの摩擦低減効果を向上させるために,表面に微細なディンプルを付与する技術に対する関心が高い.本研究では,Whirling機構を利用し,微細なディンプルを高速に加工する技術を開発した.本報では提案するディンプル加工における加工モデルを示し,これら基づき,変形過程の時系列シミュレーションを示す.加工したディンプル形状とシミュレーションを比較し,モデルの妥当性を明らかにした.
著者
三原 悠 浅野 一朗 段 智久 岡村 秀雄 松村 千里 羽賀 雄紀 中坪 良平
出版者
公益社団法人 日本マリンエンジニアリング学会
雑誌
マリンエンジニアリング (ISSN:13461427)
巻号頁・発行日
vol.56, no.3, pp.473-483, 2021

<p>  As a way to improve the combustion characteristics of wood tar which is highly viscous and flame retardant, the authors blended it with liquefied dimethyl ether (DME), which can improve fuel fluidity, ignitability and spray atomization. Moreover, heavy fuel oil (bunker-c oil) was added to increase the heating value of this fuel sample. The sample, which has the blending ratio of 35 % wood tar, 30% DME and 35% bunker-c by weight, was used in a combustion test with a three-cylinder in-direct injection diesel engine. Additionally, the authors also investigated particulate matter (PM) produced after burning four samples that mixed liquefied DME with flame retardant fuels in the same engine to analyze its environmental and biological impacts. The four samples prepared for the experiment were (1) 70% distillate oil (bunker-a) and 30% DME; (2) 85% bunker-c and 15% DME; (3) 70% bunker-c and 30% DME; (4) 35 % bunker-c, 30% DME and 35% wood tar.</p><p>  The results of the engine test suggested the possibility that wood tar could become more combustible by optimizing the flow rate of fuel and the blend ratio of liquefied DME and bunker-c. In the (4) case, PM showed no high mutagenic potentials and there were lower concentrations of such inorganic substances as vanadium and nickel. Polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs) concentrations in PM decreased by blending liquefied DME with bunker-c, whereas did not decrease for the wood tar.</p>
著者
高山 淳二 高岡 昌徳 松村 靖夫
出版者
公益社団法人 日本薬理学会
雑誌
日本薬理学雑誌 (ISSN:00155691)
巻号頁・発行日
vol.131, no.1, pp.37-42, 2008 (Released:2008-01-11)
参考文献数
29
被引用文献数
2 4

腎不全時には,水分・電解質バランスの異常や老廃物の蓄積により生命が脅かされることから,透析療法が導入されることも少なくない.わが国の透析導入患者数は増加の一途をたどる現状であり,腎疾患治療薬の更なる開発が望まれる.著者らは,急性および慢性腎不全モデル動物を作製し,その発症・進展機構とそれらに有効な治療薬について研究している.従来から急性腎不全モデルとしては,虚血再灌流,重金属,各種薬物などによる腎機能低下モデルが用いられているが,主に著者らは腎臓の血流を一時的に遮断した後,その血流を再開通させることで発症する腎虚血再灌流障害モデルを用いている.技術的にも比較的容易であることから,安定した腎機能障害動物が得られ,実験者間の個人差も比較的少ない.費用の面でもきわめてリーズナブルである.本モデルを用いて著者らの研究室では,腎虚血再灌流障害の発症と進展に関わる種々の因子を同定するとともに,その障害をきわめて効果的に改善する薬物も見出している.一方の慢性腎不全モデルでは,腎部分切除や腎動脈分枝を結紮することにより,機能糸球体数を物理的に減少させて慢性的に腎障害を引き起こす方法が用いられることが多い.また最近では,糖尿病誘発性のモデルを用いた例も多くみられる.本稿では,誌面の都合上,急性腎不全モデルとして腎虚血再灌流障害,慢性腎不全モデルとして腎部分摘除の各モデルを取り上げ,動物の作製方法について解説する.さらに,腎機能低下の程度や進行並びに組織病変はそれぞれの病態モデルで特徴的であるため,それらがわかるように著者らの実験結果を例に挙げて記述する.
著者
松村 晴路 Seiji Matsumura
雑誌
聖徳学園岐阜教育大学紀要 = Bulletin of Gifu College of Education (ISSN:09160175)
巻号頁・発行日
vol.22, pp.149-168, 1991-09-30

This study is and essay on the conjugal name of The Civil Code 750. The Family Law shall be understood from the standpoint of individual dignity and essential equality of the sexes since The Civil Code was revised after World WarII. However, The Woman problem of thesedays have resulted from the substantial inequlity of the sexes in family relation. Especially, The fundamental point is the key to separate the married woman's name from the husband's name
著者
島田 薫 柄澤 智史 田中 久美子 松村 洋輔 大島 拓 織田 成人
雑誌
第46回日本集中治療医学会学術集会
巻号頁・発行日
2019-02-04

【背景】集中治療室(ICU)における特発性腸腰筋血腫は抗凝固薬や抗血小板薬の投与、腎代替療法、高齢がリスク因子と考えられており、発生頻度は0.3%と稀ながら、致死率は30%との報告もある。当科でも診療機会が増えているが、典型的な臨床所見が明確でないことから、診断に苦慮することも多い。【目的】当院ICUで経験した症例から特発性腸腰筋血腫の臨床的特徴を明らかにする。【対象と方法】2016年4月1日から2018年9月15日の期間に当院ICUに入室した患者のうち、特発性腸腰筋血腫と診断された患者を診療録から後方視的に抽出した。【結果】対象期間中のICUの延べ入室患者数は4529例で、うち6例(男性4例)で特発性腸腰筋血腫を認めた。発症頻度は0.1%だった。平均年齢は66歳、いずれも片側発症で、右側5例、左側1例だった。発症前から全例でヘパリン、4例でステロイドが投与されており、4例で腎代替療法が施行されていた。自覚症状から診断に至った症例は4例で、呼吸困難、腰痛と腹部膨満、右側腹部痛、腹部緊満を認めた。他の2例は意識障害を伴う出血性ショック、原因不明の貧血進行から判明した。いずれの症例でも同時に貧血が進行していた。5例に出血性ショックを呈し、4例に血管内治療を施行し止血が得られた。1例は輸血で止血は得られたが腸管虚血を含めた臓器不全が進行し死亡した。血管内治療を施行した例では出血による死亡例はなかった。【結論】特発性腸腰筋血腫は稀な病態で、診断が遅れれば致死的になりうる。ICU患者は自覚症状に乏しい上に、確定診断に有用なCT検査の実施が容易でない場合が多い。一方で、早期に診断できれば止血術により救命できる可能性が高い。自験例では高率にリスク因子を認めた一方で貧血の進行以外に共通する臨床所見はなかったが、ショックを呈した症例は適切な止血術により救命し得た。リスク因子のある症例で貧血が進行した際には、腸腰筋血腫も念頭に置いた原因検索をすすめることが重要である。
著者
松村 成暢
出版者
日本健康医学会
雑誌
日本健康医学会雑誌 (ISSN:13430025)
巻号頁・発行日
vol.20, no.2, pp.53-57, 2011-07-31 (Released:2017-12-28)
参考文献数
9

動物にとって味覚は栄養のあるものを摂取し,有害なものを退けるために必要不可欠な機能である。視覚や嗅覚によりある程度の予備的な判断は可能であるが,食べるか吐き出すかの最終的な判断は味覚によるものである。ヒトにとって味がわからなくなるのは不便ではあるが直接生命に関わるようなことはない。現代ではスーパーや飲食店で安全の保証された食べ物は容易に手に入れることができる。このためいちいち味覚に頼らずとも安全な食べ物をとることはできる。また,ヒトは食に関する情報を多方面から得ているので安全における味覚の寄与はそれほど大きくはない。しかし,われわれの祖先もそうであったように,日々飢餓と隣合わせの生活をしている野生動物にとって味覚とは生死に関わる機能ではないだろうか。また特に先進国において味覚は単に栄養素を摂取するという生理的な欲求を満たすために利用されるだけでなく,食を楽しむという娯楽的な要素や快楽やストレスの解消などの心理的な欲求に対しても味覚は重要な役割を果たしている。つまり味覚は生活の質(QOL:Quality of Life)の維持・向上にも影響を及ぼす重要な感覚機能なのである。