1 0 0 0 OA 諸宗仏像図彙

著者
梶川辰二 編
出版者
梶川辰二
巻号頁・発行日
vol.1, 1886
著者
豊島 めぐみ 梶村 順子 渡辺 敦光 本田 浩章 増田 雄司 神谷 研二
出版者
Journal of Radiation Research 編集委員会
雑誌
日本放射線影響学会大会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.150, 2007

Rev1はDNAポリメラーゼYファミリーに属する損傷乗り越えDNA合成酵素である。Rev1は損傷乗り越え修復において中心的な役割をしていると考えられているが、発がんへの関与は、未だ解明されていない。これまで、われわれの研究室ではRev1の生化学的解明を行ってきた。今回我々は、Rev1トランスジェニックマウスを作成し、発がんにおける役割について解析を行った。<BR>6週齢のC57BL/6の野生型、Rev1トランスジェニックマウスに、N-methyl-N-nitrosourea (MNU)50mg/ kgを二度にわたり、腹腔内投与した。その後、終生観察し、発がん頻度、生存率について、野生型と比較した。<BR>Rev1トランスジェニックマウス雌においては100日以内から胸腺リンパ腫がみられ始めた。トランスジェニックマウス雌では、野生型と比較して早期に、かつ高頻度で胸腺リンパ腫の発生がみられた。一方雄では、小腸腫瘍の頻度が有意に増加していた。<BR>これらの知見は、Rev1は発がんに関与していることを示唆するものである。現在、更なる機構解明を行っている。
著者
小羽田 悠貴 武本 健士郎 郷力 昭宏 梶原 充
出版者
一般社団法人 日本泌尿器科学会
雑誌
日本泌尿器科学会雑誌 (ISSN:00215287)
巻号頁・発行日
vol.110, no.1, pp.28-31, 2019-01-20 (Released:2020-01-20)
参考文献数
6

Trousseau症候群は,悪性腫瘍に伴う血液凝固異常により,血栓塞栓症を来す病態である.今回われわれは,内分泌療法が奏効したTrousseau症候群を合併した進行性前立腺癌の1例を経験したので報告する.症例は67歳男性,平衡障害,背部痛を主訴に近医脳神経外科受診,頭部MRIにて多発性脳梗塞と診断された.しかし,CTにて傍大動脈領域に多発リンパ節腫脹を認めたため,当院総合診療内科紹介加療となった.抗凝固療法としてヘパリンNa持続静注を開始し,Trousseau症候群疑いもあり並行して原疾患となる悪性腫瘍の検索をした.結果,PSA値の著明な上昇を認め,原疾患として進行性前立腺癌が疑われ,前立腺生検を施行した結果,前立腺癌と診断し,Combined Androgen Blockade(CAB)治療を開始した.CAB治療が著効し,PSA値の低下,腫大リンパ節の縮小を認めた.現在ヘパリンCa皮下注とCAB治療継続しているが,脳梗塞再発なく,PSA低値安定し経過良好である.Trousseau症候群は原疾患の性質上予後不良とされているが,本症例のごとく前立腺癌を契機に発症した場合,内分泌療法が概して効果的であるため,抗凝固療法にて急性期の血液凝固異常による全身性血栓症を首尾よく乗り切れば,良好な経過を示すことが期待されると考える.
著者
五味 由季子 長﨑 満里子 三澤 絵理 梶山 創太郎 斉藤 まり 長野 孝俊 井上 孝二 五味 一博
出版者
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.56, no.1, pp.49-56, 2014-04-11 (Released:2015-02-18)
参考文献数
27
被引用文献数
2

インプラントは広く臨床に応用され,インプラントを有する患者数も増加している。インプラントには生体安定性に優れたチタンが用いられているが、最近になりフッ素イオンの存在下ではチタンの耐食性が低下し腐食することが報告されている。特に食物やプラークによる pH の変化が生じる口腔においてフッ素が存在するとチタンの腐食が進行すると考えられる。しかし,市販の歯磨剤の多くはう蝕の予防を目的にフッ化物が添加されている。本研究ではフッ素の存在に伴うリスクを排除し長期間に渡って使用できるインプラント専用の歯磨剤の開発を目的とし,試作フッ化物未含有歯磨剤および洗口剤のチタン合金および純チタンに対する影響を共焦点レーザー顕微鏡と走査型電子顕微鏡を用いて市販のフッ素含有歯磨剤およびフッ素塗布剤と比較検討した。その結果,9000 ppm を超えるフッ素を含有するフッ素塗布剤では著しいチタンの腐食が認められた。1000 ppm 以下のフッ素含有歯磨剤においてもコントロールと比較して有意に表面が荒れることが示された。さらに酸性環境下でフッ素が存在すると腐食が進み表面粗さが進行すると考えられた。また,純チタンはチタン合金より腐食傾向が強かった。一方,フッ素未含有の試作歯磨剤および洗口剤ではチタン表面の腐食はほとんど認められなかった。 以上より試作歯磨剤および洗口剤はインプラントを口腔に保有する患者に対して有用であり安全性が高いと考えられた。 日本歯周病学会会誌(日歯周誌)56(1):49-56,2014
著者
嶋中 宏希 梶原 智之 小町 守
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.26, no.3, pp.613-634, 2019-09-15 (Released:2019-12-15)
参考文献数
34
被引用文献数
2

本稿では,参照文を用いた文単位での機械翻訳自動評価手法について述べる.現在のデファクトスタンダードである BLEU をはじめとして,多くの従来手法は文字や単語の N-gram に基づく素性に頼っており,文単位での評価にとっては限定的な情報しか扱えていない.そこで本研究では,文全体の大域的な情報を考慮するために,事前学習された文の分散表現を用いる機械翻訳自動評価手法を提案する.提案手法では,大規模コーパスによって事前学習された文の符号化器を用いて,翻訳文と参照文の分散表現を得る.そして,翻訳文と参照文の分散表現を入力とする回帰モデルによって,人手でラベル付けされた翻訳品質を推定する.WMT-2017 Metrics Shared Task における翻訳品質のラベル付きデータセットを用いた実験の結果,我々の提案手法は文単位の全ての to-English 言語対において最高性能を達成した.
著者
梶原 伸子
出版者
公益社団法人 日本ビタミン学会
雑誌
ビタミン (ISSN:0006386X)
巻号頁・発行日
vol.77, no.9, pp.549-551, 2003-09-25 (Released:2017-12-26)
参考文献数
6
著者
木下 拓也 梶原 薪 中山 功一
出版者
一般社団法人 人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 第34回全国大会(2020)
巻号頁・発行日
pp.4D3GS1202, 2020 (Released:2020-06-19)

佐賀県では,大雨による土砂災害や洪水などの災害が多い.国土交通省国土地理院は,洪水や土砂災害,津波などの災害リスク情報を地図に重ねて表示させた「重ねるハザードマップ」を公開している.「重ねるハザードマップ」は,地図上にどの地域がどれだけ浸水するかを色分けしたものである.しかし,使用者が住んでいる地域が実際にどれだけ浸水するかを体感的に理解するには情報が少ない.そこで本研究では,AR(拡張現実)を用いて,使用者の地域がどれだけ浸水するかを体感的に認識することができるシステムを提案する.また,災害時にAR使用中の画像をサーバーに送信することにより,システム提供側はその画像を防災対策等に使うことができる.
著者
辻本 悟史 梶間 早央里
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
日本科学教育学会年会論文集 36 (ISSN:21863628)
巻号頁・発行日
pp.99-100, 2012-08-27 (Released:2018-05-16)

本研究では,科学絵本と知的好奇心の関連性に着目し,小学校で科学絵本の読み聞かせを実践するとともに,絵本の読書習慣についての調査と,児童の知的好奇心に関する調査を実施した.その結果,日常的に絵本に多く触れていて「お気に入り」の絵本の数が多い児童ほど,知的好奇心の尺度の得点が高く,それらの児童ほど読み聞かせ実践の有無による差も大きいという傾向が見られた.科学絵本の読み聞かせの実践と日常の絵本読書の相互作用が,知的好奇心の向上を介して,科学教育の拡充に寄与するかもしれない.
著者
樫山 武士 梶田 勝也
出版者
公益社団法人 自動車技術会
雑誌
自動車技術会論文集 (ISSN:02878321)
巻号頁・発行日
vol.43, no.6, pp.1407-1412, 2012

電着塗装のシミュレーションにおいて、電着槽、および車体全体を正確にモデル化し、電着槽内での車体移動を考慮した電着塗装膜厚の解析を行なった。この手法により、塗装設備の差による塗装膜厚への影響の解析が可能となった。同時に、車体全体に付着する塗料の総量を予測することが可能となった。