1 0 0 0 鴎外全集

著者
森林太郎 著
出版者
鴎外全集刊行会
巻号頁・発行日
vol.第5巻, 1927
著者
森脇 靖子
出版者
日本科学史学会
雑誌
科学史研究. 第II期 (ISSN:00227692)
巻号頁・発行日
vol.49, no.255, pp.163-173, 2010-09-24

In 1891, Silk Association of America warned Japanese vice-consul in New-York that the quality of Japanese raw silk was sub-standard. It advised both an improvement of silkworm breeds and a reduction in Japan's more than 300 silkworm breeds. In 1893, the engineers at the Institute of the Ministry of Agriculture and Trade (I.M.A.T.) began applying themselves to the task, though there was little scientific knowledge of breeding by crossing. By 1910, I.M.A.T. could not develop suitable silkworm breeds. However silkworm breeders had achieved some improvements through hybridization. When Kametaro Toyama who had known the breeder's breeding by crossing, began to interbreed in 1900, he did not know Mendelism. But Toyama had learned about the heredity and variation of hybridization, through the book, 'The Germ-Plasm' of A. Weismann. In 1901, he read the paper of H. de Vries and found out about Mendelism. From 1902 to 1905, he continued silkworm cross-experiments in Thailand (then Siam). In 1906, he confirmed that Mendel's law could be applied to silkworm in his doctoral dissertation. And he insisted on making f_1 hybrid for improvement of silkworm. In 1909, he published the book, 'Sansyuron' which he presented his method of breeding based on Mendelism. Only in 1910 did the engineers at the I.M.A.T., including S. Ishiwata, accept Mendelism and Toyama's methodology. After that, under the leadership of Toyama, I.M.A.T. began improving silkworm breeds and succeeded in producing an excellent f_1 hybrid by 1913. As a result, the Japanese raw silk was rapidly improved in quality.
著者
白石 成二 森田 克也
出版者
独立行政法人国立がん研究センター
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2011

本研究の目的は、がん患者のオピオイドに対する感受性の低下とmiRNAの変化の関係を明らかにすることである。乳がん骨転移痛モデルラットを作製し、miRNAの変化を解析した。対照と比較して2倍以上増加したmiRNAは56個で、1/2以下に減少したのは9個であった。この異常miRNAのうちlet-7についてμオピオイド受容体をDAMGOで刺激した時の活性と細胞膜での発現に対する影響を検討したが、ばらつきが多く一定の結果に至っていない。他の異常miRNAにはmiR-20a、miR-21、 miR-23b、 miR-133a、 miR-133bなどが含まれていた。
著者
塩澤 佳 吉本 信也 三川 信之 森山 浩志 大塚 成人
出版者
昭和大学学士会
雑誌
昭和医学会雑誌 (ISSN:00374342)
巻号頁・発行日
vol.72, no.6, pp.656-661, 2012 (Released:2013-10-10)
参考文献数
20

顔面神経が顔面表情筋にいたる微小解剖,すなわち表情筋における顔面神経末梢枝の分布,交通についてはほとんど報告がない.今回われわれは,顔面表情筋,特に眼輪筋と口輪筋を支配する顔面神経末梢枝の分布と走行について精査を行ったので報告する.対象は日本人の成人解剖体20体の顔面片側20側,平均年齢87.36(60歳~102歳)で,その内訳は男性10体,女10体,左側10例,右側10例である.方法は顔面神経を耳前部皮膚切開より展開し茎乳突孔から同神経本幹を剖出し,末梢枝については,顕微鏡を用いながら表情筋にいたるまで走行を追い観察した.同神経の枝すべてについて観察を行ったが,特に頬骨枝と頬筋枝について眼輪筋と口輪筋への分布を中心にそれぞれの走行,分布について探求した.その結果,頬骨枝は眼輪筋にすべて分布していたが,25体中8体で口輪筋に分布していた.また頬筋枝も全例で口輪筋に分布していたが,25体中5体で眼輪筋への分布を認めた.顔面表情筋のなかでも,特に重要な働きをする眼輪筋と口輪筋は,教科書的には,眼輪筋が顔面神経の側頭枝と頬骨枝,口輪筋が顔面神経の頬筋枝(あるいは頬筋枝と下顎縁枝)が支配神経と記載されている.今回,顔面神経末梢枝の眼輪筋と口輪筋に停止する解剖と走行について精査を行った結果,従来の成書にはない多数の破格が認められ,その運動も代償している可能性が考えられた.
著者
小川 宏 森 知高 菅家 礼子
出版者
福島大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2010

本研究は、福島県内小学校で実施している10分間の運動プログラムが、小学生の体力や運動能力、学力に与える影響について調査した。また研究中の22年3月に東日本大震災があったため、震災前後の小学生体力の変化についても調査した。その結果、震災後は屋外活動が制限されたため、震災前よりも持久力やボール投げなどの能力は低下していたが、握力や柔軟性など、屋内で鍛えられる運動能力は向上していたことが明らかになった。
著者
森田 健太郎
出版者
産業医科大学
雑誌
研究活動スタート支援
巻号頁・発行日
2013-08-30

1型糖尿病患者は現在増大しており、その原因の1つに環境因子が考えられている。日本では2000年以降黄砂の飛来が急増している。黄砂は浮遊粒子状物質であり、大気環境基準物質に指定されているが、糖尿病発症の環境因子になりえるかどうかは未だに不明である。そこで、本研究では、発症機序の異なる2種類の1型糖尿病モデルマウスの系を用いて黄砂が1型糖尿病に及ぼす影響を検討した。その結果、黄砂は1型糖尿病モデルマウスの系に依存して増悪因子とも抑制因子ともなりえることが示唆された。しかし、どのようなメカニズムによってこのような相反する結果が生じたのかは不明であり、今後さらなる検討が必要である。
著者
飯坂 達也 神通川 亨 近藤 英幸 中西 要祐 福山 良和 森 啓之
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. C, 電子・情報・システム部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. C, A publication of Electronics, Information and Systems Society (ISSN:03854221)
巻号頁・発行日
vol.131, no.10, pp.1672-1678, 2011-10-01
被引用文献数
2

This paper describes a wind power forecasting method and its confidence interval estimation. Recently, flat control of wind power generators by various batteries is required. For the flat control, accurate wind power forecasts and their error confidence intervals are needed. In this paper, wind speed forecasts are calculated by regression models using GPV (Grid Point Vale) weather forecasts. The forecasts are adjusted by the fuzzy inference using the latest errors. The wind power forecasts are translated from the wind speed forecasts using two power-curves. The power-curves are selected or combined by fuzzy inference depending on wind direction. The error confidence interval models are generated for each forecasting target time. Each confidence interval is combined by the other fuzzy inference.<br>The proposed methods are applied to actual wind power generators, and found that forecasting errors are better than the conventional methods. The almost all of forecasts can be within error confidence intervals estimated by the proposed method. The results show the effectiveness of the proposed methods.
著者
青森地方気象台
出版者
気象庁
巻号頁・発行日
vol.2010, 2010-01-25

1 0 0 0 OA 応召兵

著者
森伊佐雄 著
出版者
大新社
巻号頁・発行日
1944
著者
岸 啓補 三枝 太 森島 繁生
出版者
一般社団法人映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会技術報告 (ISSN:13426893)
巻号頁・発行日
vol.22, no.12, pp.67-74, 1998-02-20

サイバースペースにおける仮想人物の合成やコミュニケーションシステムの実現にむけ、コンピュータグラフィクスによる人物画像合成等が注目を集めている。本稿では、特に人物のCGの中でも合成が難しいとされる頭髪の表現方法について述べる。人物画像において頭髪は視覚的に重要であるにも関わらず、簡単な曲面や背景の一部で代用されることが多い。頭髪を一つの物体として扱い、マッピング技術を用いて表現する手法が成果をあげているが運動の表現は不可能である。そこで頭髪をテクスチャを用いずに空間曲線を用いて作成する。頭髪の部分的な集まりである房をモデル化することで簡略化したヘアスタイルデザインシステムを提案し、房をモデル化する手法、レンダリング手法について述べ、実際にこのヘアスタイルデザインシステムを用いて作成した頭髪画像を示す。
著者
藤田 裕司 中井 隆司 清水 康男 松森 毅
出版者
大阪教育大学
雑誌
大阪教育大学紀要. IV, 教育科学 (ISSN:03893472)
巻号頁・発行日
vol.45, no.2, pp.279-287, 1997-02

ここ数年継続中の, TATに関するわれわれの集団学習に基づき, 今回は, 特に中年男性のケースを3例, シリーズで報告する。3例とも30代半ばの現職教員であり, 本学への内地留学を機にTATの学習体験を持つに至った次第である。紙幅の都合上, 三者のTATプロトコルまでを本稿に収録し, それ以下の部分は次稿に続く。As part of out TAT(Thematic Apperception Test) case studies based on the group learning supervised by the first author of this article, a serial examination of three male cases was made. All of them, aged 35 or so, were enrolled in an in-service training course for teachers.In this article, their TAT protocols were presented in sequence. Their own interpretations and the supervisor's comments on them are to be shown in the following number of this journal.
著者
市川 正人 大久保 史郎 倉田 原志 倉田 玲 北村 和生 渡辺 千原 和田 真一 吉村 良一 松宮 孝明 山田 希 毛利 透 木下 智史 渡辺 康行 田村 陽子 須藤 陽子 斎藤 浩 森下 弘 佐上 善和 渕野 貴生 村田 敏一 多田 一路 水野 武夫
出版者
立命館大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2011-04-01

最近の最高裁判決を分析した結果、法分野ごとに最高裁の役割が異なり、また、最高裁の人的構成の影響が異なることが、明らかになった。最高裁裁判官の選任のありようについて、下級裁判所裁判官人事(「司法官僚」の形成)と関連させながら検討する必要性が明らかになったため、最高裁裁判官データベースの作成を進めた。アメリカ、カナダ、ドイツ、韓国、フランス、オーストラリア、イギリスに対する実地調査を行った結果、日本の最高裁・司法制度の特質と、他方、現代国家の司法・裁判所の共通点が明らかになった。以上を踏まえ、最高裁について人的、制度的な改革案をまとめた。
著者
森本 敏 小林 収
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1062, pp.74-77, 2000-10-16

問 日本の外交が、秋になって急速に動いています。森喜朗首相の日程を見ても、インド訪問の後、ロシア、韓国の大統領と会談し、中国の首相も来日が間近です。なぜ、重要外交がここまで集中したのでしょう。 答 片方に米大統領選があり、他方で国内の組閣を睨んでいるからでしょうね。