著者
森下 哲朗
出版者
上智大學法學會
雑誌
上智法学論集 (ISSN:04477588)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.214-172, 2004-03
著者
森下 哲朗
出版者
上智大學法學會
雑誌
上智法学論集 (ISSN:04477588)
巻号頁・発行日
vol.47, no.3, pp.214-172, 2004-03
著者
森 幸男 相川 直幸
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. DSP, ディジタル信号処理 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.334, pp.13-18, 2002-09-18
被引用文献数
3

FIRディジタルフィルタは常に安定であり,パルス通信や高速データ通信などの分野では実用上重要なフィルタである.FIRフィルタは完全な直線位相特性を実現する場合フィルタ係数が対称となるため,群遅延はフィルタ次数の半分となる.そのため,急しゅんな特性が要求されると大きなフィルタ次数が必要となり,その結果遅延時間が増大し,実時間処理において問題となることがある.近年,このような問題を解決するために,低遅延FIRフィルタの設計法が検討されている.しかし,帯域通過FIRフィルタの設計法については,逐次近似法を用いた通過域最大平たん阻止減等リプルであるフィルタの設計法が報告されているに過ぎない.そこで,本報告では,通過域平たんかつ伝送零点を持つ低遅延帯域通過FIRフィルタの,数学的に閉じた形の伝達関数を提案する.本方法では,指定した周波数において任意の平たん度と群遅延を持ち,かつ指定した伝送零点を持つ伝達関数が与えられる.提案する伝達関数は数学的に閉じた形であるため,設計が容易であるという特徴がある.
著者
田中 寿明 末吉 晋 笹原 弘子 田中 優一 森 直樹 永野 剛志 白水 和雄 藤田 博正
出版者
一般社団法人日本消化器外科学会
雑誌
日本消化器外科学会雑誌 (ISSN:03869768)
巻号頁・発行日
vol.39, no.9, pp.1465-1471, 2006-09-01
被引用文献数
4

切除不能食道癌症例における食道・気道狭窄あるいは瘻孔形成はその予後およびquality of life(以下,QOL)を著しく低下させる要因となる.現在,これらの症例に対してQOL向上を目的にステント留置術が広く行われている.そこで,当科で施行した胸部食道癌に対する食道・気管ステント留置術の成績を検討した.対象と方法:1995年から2003年までにステント治療を施行した食道癌61症例を対象とした.内訳は食道ステント:36例,気管・気管支ステント:17例,食道と気管・気管支のダブルステント留置8例である.食道ステント留置は化学放射線療法(以下,CRTxと略記)後の最終治療として施行したが,気管・気管支ステント症例のうち7例ではステント留置後にCRTxを施行した.これらの症例における予後,経口摂取状況を含むQOLについて検討した.結果:ステント留置後の平均生存期間は,食道ステント例で2.5か月,気管・気管支ステント例で9.6か月,ダブルステント例で3.4か月であった.食道ステント症例の80%で経口摂取が改善し,半数の症例が在宅療養が可能となった.また,ステント留置前にPS3であった17例のうち3例ではステント留置によりPSがさらに悪化した.気管・気管支ステント症例では17例中15例で呼吸状態改善によりPSならびにQOLも向上し,ステント留置後のCRTx奏効例では長期生存も認めた.考察:進行食道癌に対する食道ステント留置はPS1〜2の症例では経口摂取が増加しQOL改善が期待できるが,PS3症例では必ずしもQOL改善にはつながらない.気管・気管支ステント症例では概ねQOLは向上し,CRTxが奏功した症例では長期予後も期待できる.
著者
森岡 隆
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:基盤研究(C)2007-2010
著者
森 啓 中森 享
出版者
東北大学
雑誌
一般研究(C)
巻号頁・発行日
1993

古生代の四放サンゴ及び中生代以降に知られる六放サンゴには、骨格外側にしわをきざんでいる種属がある。このしわは一般に成長輪と呼ばれ、日輪、月輪、年輪が知られている。このサンゴの成長輪によって、一年の日数は地質時代が若くなるにつれて少なくなってきた、という解釈が現在の定説となっている。本研究の目的は、この定説の基礎となっている日輪等を再検討することである。研究試料として第四系琉球層群産の単体サンゴTruncatoflabellum formosumと、群体サンゴTrachy-phyllia geoffroiを用い、SEMによって成長輪の幅、数を調べ、あわせて骨格の酸素安定同位体比によって年間成長率を測定した。T.farmosumの成長輪幅は0.05〜0.20mmで、年間成長率は3.0〜3.8mm(平均33mm)である。これは一年に平均24の成長輪が発達していることを示し、一つひとつの成長輪は日輪ではないと考えられる。一方T.geoffroiの成長輪幅は5〜20μmに集中し、年間成長率は二つのサンゴ体で、それぞれ4.0〜4.8mm、2.0〜3.1mmであった。この場合、成長輪を日輪とすると、年間成長率とよく符号する。またこの成長輪幅は他の研究で求められた日輪幅とほゞ一致している。四放サンゴの成長輪幅は50μmあるいはそれ以上で、六放サンゴの日輪幅よりかなり大きく、もしこれを日輪とすれば、年間成長率はきわめて高いものとなり、薄片等によって推定されてきた成長率と大きく異っている。以上の結果、(1)六放サンゴには2種類の成長輪が認められ、一つは日輪、もう一つは2週間に1つできる成長輪である。後者の幅は四放サンゴのそれにほゞ一致する。この事実は、従来の定説の基礎となった成長輪形成の基本的解釈に誤りがあると結論され、旧来の一年の日数の経年変化は再検討されるべきことを示している。
著者
森 浩一郎 船越 進 Mori Koichiro Funakoshi Susumu
出版者
三重大学水産学部
雑誌
三重大学水産学部研究報告 (ISSN:02875772)
巻号頁・発行日
no.8, pp.p97-106, 1981-10

The present authors have made taxonomical and ecological investigations of the white fish, Salangichthy microdon BLEEKER, in spawning period. The material for this study was collected at Akasuka, Kuwana City, located in the mouth of the Nagara River, during the period of February to April in 1980. The results obtained are summarized as follows. The present specimens were identified as Salangichthys microdon BLEEKER, because of having such specific characteristics as 12~13 dorsal fin rays, 25~27 anal fin rays,14~17 pectoral fin rays, 17~18 anal scales in male, 11~16 mandibular teeth and 7~11 palatine teeth. From the results of the examination of body length, it can be said that males usually exceed females in body length. The range of body length is 60.1~85.3 ㎜ in males and 61.5~79.5 ㎜ in females, and the mean value of the same is 78.6 ㎜ in males and 73.7㎜ in females. The mode of body length in males is 74~76 ㎜ and that in females 68~70㎜. The rerationships between body length (L in ㎜) and body weight (W in g) in males and females are expressed by the following equations : log W = 3.00 log L-5.31 ( r = 0.90) for male, log W = 3.03 log L-5.44( r = 0.87) for females. The condition factors (W/L3 × 106) in seasonal change ranges 4.67~ 5.22 in males and 3.57~4.48 in females, and the values appear somewhat higher in males.The mean value of the gonad indexes (GI=GW/L3×107); GW , gonad weight in g) is 0.124~0.252 in males and 6.21~15.17 in females, and any characteristic tendency was not recognized in the seasonal changes of gonad indexes. The mean value of the egg diameter measured by the season ranges 0.75~0.93 ㎜ with the excepiton of the case in February 19 , the value showed a tendency to somewhat decrease toward the end of the fishing period. Although the number of the ovarian eggs is 153 ~2,040 and largely varies among individuals, no significant correlation between the number of eggs and body length was recognized. Regarding the food of the white fishes, Calanus cinicus is predominantly found in their digestive tract. That Calanus cinicus, one of the marine copepods, is abundantly distributed in the saline bottom waters in the mouth of the Nagara River from November to February.著者等はシラウオについて分類学的検討、および生態学的研究を行い概略次のような結果を得た。なお本研究材料は1980年2月~4月の期間、長良川河口域で計9回の採集により得たものである。本研究で取扱った魚は、背鰭条数12~13、臀鰭条数25~27、胸鰭条数14~17、雄の臀鰭鱗数17~18、下顎歯数11~16、口蓋歯数7~11と計測されたので、Salangichthys microdon BLEEKER と同定された。体長組成の研究結果よりみて、雄の方が体長が大きい。すなわち雄の体長範囲は61.5~85.3mm、雌のそれは61.5~79.5mm、また、平均体長は雄で78.6mm、雌では73.7mmである。また雄の体長のモードは74~76mm、雌のそれは68~70mmであった。また、体長の頻度分布をみれば、雌雄ともに単一のモードを構成し、同一年齢群であると考えられる。体長(L)-体重(W)関係をあらわす場合、雌雄はそれぞれ次式であらわされる。雄:log W=3.00 log L-5.31 (r=0.90) 雌:log W=3.03 log L-5.44 (r=0.87) 肥満度の時期的変化をみてみると、雄では4.67~5.22、雌では3.57~4.48の間で変化し、雄の方がやや大きい値を示した。生殖腺指数の平均値は雄では0.124~0.252、雌では6.21~15.17であり、その時期的変化には特徴ある傾向は認められなかった。各時期別の卵の平均長径は0.75~0.93mmであり、2月19日の場合を例外として、終漁期に向ってやや下降する傾向がある。卵巣内の卵数は153~2,040で、大きく変化し個体による差が大きい。また孕卵数と体長、体重との相関関係は認められなかった。産卵期のシラウオの摂飼活動は、その消化管内容物の種類と量よりみて、不活潑であるといえよう。また捕食された餌料生物中では海産橈脚類の Calanus sinicus が卓越していた。この種は11月から2月にかけて長良川河口水域の塩分の濃い低層水中に多数分布することが知られている。
著者
中原 淳 西森 年寿 杉本 圭優 堀田 龍也 永岡 慶三
出版者
放送大学
雑誌
メディア教育研究 (ISSN:13441264)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.61-74, 2000

近年、教師教育において情報技術を用いた学習環境が注目されており、その中のひとつの可能性としてCSCL(コンピュータを用いた協調学習支援)がある。本論文では、教師を対象としたCSCL環境を具体的にどのようにデザインすればよいのか、という問いに対して、状況的学習論とCSCLの先行実践、教師教育の知見を理論的に考察することを目的とする。より具体的には、CSCL上で展開されるべき教師同士の相互作用の室と、そうした相互作用を支援するインタフェースの2点に言及する。教師教育を目的としたCSCLは、学習者としての教師が自らの教育実践を他の教師と語り、批評しあい、それをもとに教育実践に対して内省を深めることができる環境としてデザインされるべきである。
著者
片山 忠久 石井 昭夫 西田 勝 堤 純一郎 森川 明夫 橋田 光明
出版者
一般社団法人日本建築学会
雑誌
日本建築学会計画系論文報告集 (ISSN:09108017)
巻号頁・発行日
no.372, pp.p21-29, 1987-02
被引用文献数
7

Simultaneous observations of the profiles of wind velocity and air temperature are conducted at three points in an urban area with a large pond by the kytoons. From the results of observations, convective heat flux from the ground surface to air is calculated by the traverse-method. Heat flux from the pond is negative, that is, cooling. The relation between convective heat transfer coefficient and wind velocity is obtained in extensive built-up areas. Thermal environment is observed, formed at the height of 1 meter from the ground surface in the built-up area and the large pond. New standard effective temperature of the ASHRAE, SET, is calculated as the over all thermal index at the both sites. The effects of a shade tree and wisteria trellis on thermal environment are discussed.
著者
牧野 信之 森山 徳長
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.24, no.3, pp.184-188, 2002-03-29
被引用文献数
1

ジョンM.リッグズが歯周病の父と呼ばれるにふさわしい,本症の外科的処置法についての1876年発表の原著論文の日本語訳を本邦で始めて発表した.現在我々の識っている知識の原形であることがわかる.その現代的解釈については続報する予定である.
著者
牧野 信之 森山 徳長
出版者
日本歯科医史学会
雑誌
日本歯科医史学会会誌 (ISSN:02872919)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.157-161, 2001-09-30
被引用文献数
1

長く歯槽膿漏症と呼ばれ,またリッグズ氏病と呼ばれた歯周病の外科的療法を開発したJ.M.リッグズは,本病治療法を1876年米国の歯科雑誌Pennsylvania Journal of Dental Scienceに発表した.その原理と方法は基本的に現代の歯周病外科療法に引継がれており,学祖と呼ぶにふさわしい.本稿はその生涯と業績,彼の生きた時代のアメリカ歯科医学の歯口清掃法の考え方の状況につき述べる.
著者
森下 眞行 上田 篤嗣
出版者
日本デザイン学会
雑誌
デザイン学研究. 研究発表大会概要集 (ISSN:09108173)
巻号頁・発行日
no.55, pp.314-315, 2008-06-20

This paper describes our study of the Design Development for UD (Universal Design) Learning Support Games. The purpose of the activities is to make a game that children and adults can learn UD happily. Another intention is to contribute to the business for the diffusion of UD in Okayama. We had two monitor-investigations of this game to school children. The game of the final form was displayed in Manabipia Okayama 2007. It got much popularity. From now on, it will be applied for the community, in terms of disaster protection, environmental problems.
著者
森 暢
出版者
国華社
雑誌
国華 (ISSN:00232785)
巻号頁・発行日
no.899, pp.5-11, 1967-02
著者
森下 民平 植野 真臣
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.24, 2010

大規模変数・大量データ環境に適したベイジアンネットワーク学習アルゴリズム TPDA を高速化する手法を提案する.提案手法により計算量を削減できること,また実験により,実行時間と実行時間のばらつきを大幅に抑えられることを示す.