著者
森 善一 太田 浩司 中村 達也
出版者
日本感性工学会
雑誌
感性工学研究論文集 (ISSN:13461958)
巻号頁・発行日
vol.4, no.1, pp.17-20, 2004 (Released:2010-06-28)
参考文献数
8
被引用文献数
1 2

In this paper, we quantitatively analyze the KANSEI of human from many other angles for the purpose of generating the motion algorithm for a robothat does not tire a human. A red ball and a blue ball are displayed on a simulation screen. A person moves the red ball with a mouse and a computer moves the blue one. By using this model, first, we examine the relationship between the complexity and the boredom. The varieties of the complexity are motion, size, color, tone and shape. Secondly, we analyze actions produced naturally in interhuman interaction using two PCs connected by a network. Thirdly, we examine the impression that the motion of the robot gives to the human by SD technique.
著者
森 千鶴
巻号頁・発行日
2012

科学研究費助成事業(科学研究費補助金)研究成果報告書:基盤研究(C)2009-2011
著者
森本 芳樹
出版者
九州大学経済学会
雑誌
経済学研究 (ISSN:0022975X)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.p303-331, 1986-10
著者
森田 寛二
出版者
良書普及会
雑誌
自治研究 (ISSN:02875209)
巻号頁・発行日
vol.72, no.5, pp.3-18, 1996-05
著者
太田 静行 古堅 あき子 日下 兵爾 森 一雄
出版者
一般社団法人日本調理科学会
雑誌
調理科学 (ISSN:09105360)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.122-126, 1983-06-20
被引用文献数
1

食塩の塩から味に及ぼす香辛料の辛味の影響を見る目的で,香辛料として胡椒を選び,塩から味に関する両者の相互関係を味覚検査法により調べた。 味覚検査の内容としてはi)一定濃度の食塩水溶液に胡椒を加えた液が,塩から味においてどの程度の濃度の食塩水溶液に相当するか,ii)コショウを加えた場合,食塩水溶液の濃度差識別能力に影響があるか,を調べ,妙飯についても実験を行なった。この結果,胡椒の辛味と食塩の塩から味は別の味であって,胡椒の辛味は塩から味に関して食塩の塩から味を補う効果はないか,あっても少ない。胡椒を加えると食塩の量が少くてもすむように見えるのは,胡椒の存在が塩から味に関する食塩の濃度差識別を困難にするためであることがわかった。
著者
森継 修一
出版者
一般社団法人 日本応用数理学会
雑誌
日本応用数理学会論文誌 (ISSN:09172246)
巻号頁・発行日
vol.16, no.1, pp.79-92, 2006
参考文献数
16

We show an algebraic proof of the method for solving cubic equations by ORIGAMI (paper folding). Using ORIGAMI, we can solve the construction problems that are unsolvable in Euclidean geometry, such as angle trisection and doubling cubes. In our formulation, we solve the radical membership problem in polynomial ideals computing a Grobner basis together with constraints of parameters, which correspond to geometrically degenerate cases. Consequently, cubic equations are clearly solved as construction problems. We also show the construction of another solution by trigonometric functions, that is an application of angle trisection by ORIGAMI.
著者
森口 草介 渡部 卓雄
雑誌
情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) (ISSN:18827802)
巻号頁・発行日
vol.2, no.5, pp.43-43, 2009-11-20

アスペクト指向が提案されて十余年たち,ソフトウェア工学の広い分野で用いられている.しかしながら,アスペクトとは何であるかを議論することはほとんどなく,ただAspectJに代表されるジョインポイントモデルにおけるモジュールをアスペクトとすることが多い.このように本質を定義しないままの議論は実際の言語に強く依存したものとなり,またツールにおけるアルゴリズムとその実装もアドホックになる.アスペクト指向はモジュール化を主眼としたものであり,その特徴はアスペクトモジュールの結合方法にあるといえる.本研究では,この結合方法を抽象化および定式化し,アスペクト指向の理解や議論の基礎とすることを目標としている.本研究の特徴はアスペクト指向言語のとらえ方にある.現存するアスペクト指向言語は,既存の言語に対して拡張を施すことによって作成されている.一方,既存研究ではアスペクト指向言語を1) ラムダ計算のような既存の計算体系にアスペクト指向を加えたもの,または2) 言語全体を記述する体系で定式化している.それに対し,本研究では2) と同様に既存の計算体系に依存せずにアスペクト指向としての操作の定式化のみを行い,他の体系との組合せによって1のように言語を表現する.本発表では,アスペクト指向における操作の定式化と,ラムダ計算との組合せによる言語の定式化,および他研究における議論の表現について述べる.Aspect-orientation has gained in software development in the last decade. However, formal and/or general definitions of aspects and related concepts are not thoroughly discussed so far. The important concepts such as aspect, join point, pointcut, advice, etc. are defined on top of specific aspect-oriented languages such as AspectJ. Our goal is to formalize some'aspectual'operations commonly used in aspect-oriented languages. We designed a simple calculus that models the operations independently from other computational activities such as function application or message passing. We can easily construct a model of a specific aspect-oriented language by mixing our calculus with another model that represents the base computation. In this presentation, we give a formalization of the aspectual operations in our calculus and then discuss the formalization by comparing to other works.
著者
森 睦彦
出版者
東海大学
雑誌
東海大学紀要. 課程資格教育センター (ISSN:09169741)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.31-44, 1992-03-30
著者
森田 一 高村 大也 奥村 学
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. NLC, 言語理解とコミュニケーション (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.111, no.119, pp.89-93, 2011-06-30

本研究はblog等のWeb上のテキストから.製品等についての評価表現を対象語,属性語,評価語の三つ組として抽出することを目的としている。この三つ組抽出を,文に対する系列タギング問題の一種として解くことで,一語に限らない多様な表現の抽出を行う。評価表現では対象語とその属性語が評価語と強く関連しているため.対象・属性語と評価語の結びつきの強さを含めて学習を行う枠組みを提案する。このため,本研究では構造学習の枠組みを用いて文に対するラベル系列を学習する.文とラベルに対して素性ベクトルを定義し,文とラベルをモデルで評価したスコアを最大化するように,Viterbiアルゴリズムを元にしたアルゴリズムでラベルを探索する.学習にはオンライン学習アルゴリズムのPassive Aggressive Algorithmを用い,正しいラベル系列が探索空間中でスコアが高くなるよう,モデルを更新することで行う.Web文書に対して評価表現の三つ組がタグ付けされたコーパスを用いて,提案手法の実験を行った結果を元に,手法の問題点とその解決策についての考察を行う.
著者
高木 彰彦 遠城 明雄 荒山 正彦 島津 俊之 中島 弘二 山野 正彦 源 昌久 山本 健児 熊谷 圭知 水内 俊雄 久武 哲也 山野 正彦 源 昌久 山本 健兒 熊谷 圭知 水内 俊雄 内田 忠賢 堤 研二 山崎 孝史 大城 直樹 福田 珠己 今里 悟之 加藤 政洋 神田 孝治 野澤 秀樹 森 正人 柴田 陽一
出版者
九州大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2006

公共空間と場所アイデンティティの再編について、地理思想史、理論的研究、経験的研究の観点から検討を行った。研究成果として、『空間・社会・地理思想』10(2006)、『空間・社会・地理思想』11(2007)、『空間・社会・地理思想』12(2008)を毎年刊行したほか、英文報告書として『Reorganization of public spaces and identity of place in the time of globalization : Japanese contribution to the history of geographical thought(10)』(2009)を刊行した。
著者
寺田 厚 原 宏佳 加藤 慎二 木村 剛 藤森 勲 原 耕三 丸山 司 光岡 知足
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
日本獣医学雑誌 (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.55, no.2, pp.291-295, 1993-04-15
被引用文献数
4

猫8頭(ヒマラヤン3頭とペルシャ5頭)に乳果オリゴ糖を50mg/kg/日を2週間投与し, 投与前, 投与7日目および14日目, 投与後7日目に糞便フローラ, 糞便内腐敗産物, 水分, pH, 尿内アンモニアおよび環境のアンモニアを測定した. 腸内フローラでは投与期間中Lactobacillusは有意(p<0.05)に増加し, Clostridium perfringensとEnterobacteriaceaeは有意(p<0.05)に減少した. FusobacteriumおよびStaphylococcusは乳果オリゴ糖投与7日目に投与前に比べて有意(p<0.01)に低下し, Bacteroidesは投与後14日目に有意(p<0.001)に増加した. 検出率については, 乳果オリゴ糖投与14日目においてBifidobacteriumは有意(p<0.001)に上昇し, 一方, Spirochaetaceaeおよびレシチナーゼ陰性Clostridiumは有意(p<0.05)に低下した. 腐敗産物については, 糞便内アンモニア, エチルフェノール, インドールおよびスカトール, 並びに尿内アンモニアはいずれも投与14日目に有意に(p<0.05)低下した. 糞便水分量および便量は乳果オリゴ糖投与中わずかに増加し, 逆に糞便pHはわずかに低下した. 飼育室のアンモニア濃度(p<0.01)は減少し, 糞便臭もかなり減少した.
著者
神森 眞 天野 定雄
出版者
日本大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2006

テロメア長測定による正常細胞と癌細胞の鑑別法(特願2005-55726)(2005/3/1)に基づき、食道癌および食道組織で、組織切片上でQ-FISH法により細胞ごとのテロメア長を比較する方法を確立し,これを報告した(Oncology,Kammori, et al)。この方法を利用し、甲状腺乳頭癌では、腫瘍径が20mm(T2)を超え内深頚リンパ節領域まで転移を示す進行癌で他の正常組織と比較し有意にテロメア短縮が出現していた。また、正常濾胞細胞は老化に伴い有意にテロメア短縮を示したが、その他の正常細胞(線維芽細胞等)では有意差をみとめなかった。(下記、学会発表)甲状腺乳頭癌の未分化転化には、老化と腫瘍の増大が関与していると推測される。腫瘍径に依存してテロメア短縮が起きていることとその背景因子である濾胞細胞が老化によるテロメア短縮を認めることは、これらを支持する結果である。甲状腺未分化癌の培養細胞であるOCUT-1を用いた実験(IntJMol Med,Kammori, et al)では、未分化癌はテロメラーゼ活性を維持しつつも他の正常細胞と比較して有意に短いテロメア長を有していた。また、正常な染色体以外に特異的にsubtelomereの欠損を認める11番染色体の増加を認め、テロメア-subtelomere機構が甲状腺癌の未化転化と関係している可能性が示唆された。今後、上記の研究成果を踏まえて、甲状腺分化癌の未分化転化への進展の究明を継続していく予定である。
著者
三上 修 植田 睦之 森本 元 笠原 里恵 松井 晋 上田 恵介
出版者
特定非営利活動法人バードリサーチ
雑誌
Bird Research (ISSN:18801587)
巻号頁・発行日
vol.7, pp.A1-A12, 2011 (Released:2011-05-20)
参考文献数
12
被引用文献数
2

近年,日本国内においてスズメ Passer montanus の個体数が減少していると言われている.その原因はわかっていないが,熊本で行なわれた先行研究では,都市部では農村部とくらべて1つがいが連れている巣立ち後のヒナ数が少なく,都市化にともなう何らかの要因がスズメの減少をもたらしている可能が示唆されている.しかし,この研究は狭い地域で行なわれたものであり,それが本当に日本全体でも起きているかはわからない.そこで2010年にこの研究と同じく,巣立ち後のヒナ数を調べる調査を「子雀ウォッチ」と銘打ち,一般市民に協力してもらう形で全国規模で行なった.その結果,全国から406の記録が集まり,それを解析したところ,巣立ち後の平均ヒナ数は,商業地で1.41羽,住宅地で1.81羽,農村では,2.13羽と,商業地,住宅地,農村の順で多くなった.この結果は前述の先行研究の結果と整合性があり,やはり都市化と関連している何らかの要因が全国規模でスズメの減少要因になっていると考えられる.この子雀ウォッチを今後もつづけ,記録を蓄積することで,スズメの減少要因の解明につながると期待できる.