著者
市原 剛 濱田 貴弘 浜田 信一郎 大栗信一 石井 喬文 渡辺 隆 大谷 和男 安藤 正彦 高橋 弘隆 中原 遼太郎 Go Ichihara Takahiro hamada Shinichiro hamada Shinichi ookuri Takafumi Ishii Takashi Watanabe Kazuo Ootani Masahiko Ando Hirotaka Takahashi Ryotaro Nakahara
雑誌
【全国大会】平成26年電気学会全国大会論文集
巻号頁・発行日
pp.145-146, 2014-03-05

JR内房線の竹岡変電所は山間部に設置されており、東京電力の特高回線が付近に存在していない。この為隣接する佐貫町変電所にて東京電力受電した交流60kVを33kVに降圧し「き電補助線」を通じて電源供給を行っている。き電補助線は鳥害や樹木によるトリップが多く設備の老朽化も進み対策に苦慮している。当該変電所付近は単線で列車負荷も大きくない事から電力貯蔵装置を設置した場合に列車運転可能かを調査し、き電補助線と変電設備スリム化に繋がるか検証を行った。取り組み内容としては変電所にて負荷データ採取を行いシミュレーションを行ったところ2000kWの貯蔵装置を設置することで列車運転が可能であるとの結論に達した。
著者
渡辺 隆之 Takayuki Watanabe
出版者
創価大学経営学会
雑誌
創価経営論集 (ISSN:03858316)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.1-22, 2009-02

*要約\n\n従来から売場に存在し既に多くの消費者に購入されている商品であれば,その情報は長期記憶 に内在化しており,購入の決定に関しては売場からの情報はさほど必要としない。したがって, 従来商品の課題は,事前情報を与えて非計画的な買物をより計画的にするか,もしくは,売場に おいて購入を喚起する情報提供,換言すれば,短期記憶の「情報取得」をより有効にする工夫が 必要となるであろうことは明白である。\n今回は特に低関与な従来商品を中心にセルフサービスの売場で消費者がどのように情報処理し ているのか,その実態を把握することを第一の課題として調査企画を立案し,実施した。\n購入のきっかけが「価格」要素に集中している場合,それは大きな問題である。何故なら, きっかけづくりが単一情報で成される場合,その情報を強化することしか,購入を促進できなく なるからである。様々なきっかけづくりを促進する情報提供によって,様々な売上改善策の実施 が可能となる。このことは,特に,EDLP 政策を推進し,また,NB より安価な PB を積極的に\n \n\n\n\n\n\n2 創価経営論集 第33巻第 1 号\n\n導入する小売業にとって必須の課題となる。 現状,既存商品の購入に関して,きっかけになっていたのは,「価格」要素のみで,「購入の\nきっかけ」と「購入理由」が明確に分かれてはいなかった。習慣化した購買では,商品に関する 消費者の長期記憶から引き出した情報を中心に意思決定が行われており,価格情報以外の売場情 報で購入のきっかけづくりがなされていないことを裏付けることとなった。\n「割安」を購入きっかけとする比率が高くなる要因として PB の存在があることは明白であっ た。こうした購入がさらに一般化すれば,「いつも買っている割安商品」を買い求める習慣が定 着し,NB は「特売されている時だけ」購入するのみになるので,チラシなどでその安さを訴求 する販売方法を採用せざるを得なくなる。これを打開する方法はただ一つ,安さを売り物にする PB のみでなく,「購買価値」を向上する様々なパターンで PB を展開し,NB も含めて,「カテ ゴリー全体の生産性」を向上する発想転換をしなければならない。\nところで, 1 商品の購入に要する時間を短くすることは,多品目を購入していただくことを命 題とする SM 業態にとって必須のことであるが,売場滞在時間の長い人に PB の購入者が多いこ とが判明した。このことは「割安」という判断さえ,スムーズに情報処理されていない可能性を 物語っている。SM 業態の命題がより多くの売場に立ち寄ってもらい,よりスムーズに,かつ, 追加的に購入してもらう(非計画的な購買を促進する)ことである限り,購入のきっかけと購入 理由を「価格」以外の要素でどれだけ実現できるかが重要であろう。\nまた,POP については,否定的な見解の中で添付されている現状ではなおさらその効果を引 き出し得ないであろう。今回の実験でも POP の掲載された場所は通過率も低く,視線の当たり にくい位置であったことと,その効果が明示的でなかったことは無関係ではない。売場の中で\n「機能する」POP の在り方を今後さらに探究する必要がある。
著者
斎藤 馨 中村 和彦 渡辺 隆一 藤原 章雄 岩岡 正博 中山 雅哉 大辻 永 小林 博樹
出版者
日本森林学会
雑誌
日本森林学会大会発表データベース
巻号頁・発行日
vol.124, 2013

「インターネット森林観察サイト」は、森林の現在の様子、過去の様子をインターネットから提供するサイトで、誰もが、遠隔の森林情報に容易に接しながら、森林の季節や経年変化に気づき、興味を持って森林の観察ができ、しかも観察継続がしやすくなるサイトを目的に開発した。対象の森林は遠隔の天然林で、 かつ長期映像記録のある東京大学秩父演習林(埼玉県奥秩父:過去15 年間記録)と信州大学志賀 自然教育園(長野県志賀高原:過去20 年間記録)とした。森林の様子を映像と音によりリアルタ イム(ライブ)でインターネット上に配信し、同時に配信データを録画・録音・公開し、配信後 にも観察できる森林観察サイトを開発し、継続的な運用試験を可能にした。例えば、フェノロジーに着目すると過去の映像と同じショットの画像が毎日配信されることで、日々や季節の変化を見ることが出来、ふと気づいたときに数年から十数年を遡って確認することが出来る。しかもインターネット上で共有されているため、SNSとの親和性も高いことを確認した。
著者
鴨井 久一 玉澤 修 岡本 浩 渡辺 隆 湊 貞正 服部 惇 岩田 正之
出版者
特定非営利活動法人 日本歯周病学会
雑誌
日本歯周病学会会誌 (ISSN:03850110)
巻号頁・発行日
vol.20, no.3, pp.221-226, 1978-09-28 (Released:2010-07-16)
参考文献数
4

The purpose of these experiments are to detect on the stability of dextranase that was absorbed through either oral mucosa or skin of animals.The methods and materials are described as follows.MethodOne is the radioimmunoassay with 125I (RIA). (limited detection 25ng/ml)The other is enzyme activity (EA). The absorption through skin were detected with radioimmunoassay, other enzyme activity.Only the hair of rabbits on the back are trimmed, the skin was injured and dextranase was dressed on it.The absorption through oral mucosa.Gingivae in the mandibular anterior portion are applied for this research.Only control group is covered on lower oral mucosa, test group is injured in the marginal gingivae with dental hand instruments.The result was obtained as follows.(1) In control group, dextranase absorption into the tissue was not detected in normal skin, whereas it was detected on the injured skin of rabbits.(2) Neither normal oral mucosa nor injured one as to dextranase absorption was detected.(3) Dextranase absorption by means of subcutaneous injection to rabbits was detected decreased rapidly on the half life by two hours.(4) The absorption of dextranase was not significant factor as to surface active agents.
著者
篠田 浩一 渡辺 隆夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. SLP, 音声言語情報処理 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.75-81, 1996-12-12
参考文献数
10
被引用文献数
4

近年,隠れマルコフモデル(HMM)を用いた大語葉音声認識システムにおいて,コンテキスト依存サブワード単位がしばしば用いられてきた.その場合すべての認識単位のパラメータを十分な精度で学習するためには,一般に学習データ量が不足しているため,これらのシステムのほとんどは,モデルの自由度を下げるために様々な方法でパラメータのクラスタリングを行なっている.しかしながら,これらのクラスタリングの手法は停止基準を内包していなかった.本稿では,情報量基準の1つであるMDL基準を停止基準として用いる方法を提案する.評価実験の結果,提案法は少ない計算量で従来の発見的な方法と同等以上の性能をもつことが明らかになった.
著者
渡辺 隆喜
出版者
明治大学大学史料委員会
雑誌
大学史紀要・紫紺の歴程 (ISSN:13429965)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.101-102, 1997-03-31
著者
田中 学 渡辺 隆行 伊佐 太磨喜 西脇 英夫
出版者
社団法人プラズマ・核融合学会
雑誌
プラズマ・核融合学会誌 (ISSN:09187928)
巻号頁・発行日
vol.82, no.8, pp.492-496, 2006-08-25
被引用文献数
3

本稿では,最近の科学技術の進歩に合わせて新展開を見せるアーク放電を利用した溶接および溶射技術に関する最新動向について述べる.アーク溶接では,電極,アークプラズマ,および溶融金属をトータルシステムとして同時に解く数値解析シミュレーションを用いた複雑な溶融池形成現象を定量的に予測した計算例を紹介するとともに,パルスレーザ照射による光電効果を利用した溶接アーク作動中タングステン電極の実効仕事関数の測定についても紹介する.また,溶接や切断用の新しいエネルギー源として開発された可搬式スチームプラズマジェットを紹介し,作動ガスと熱陰極の冷却を同時に兼ね備えたスチームジェットの有効性を示すとともに鋼板の切断やフロンの廃棄物処理などその適用例も述べる.一方,溶射プロセスでは,対向2電極(ツインカソード型もしくはツインアノード型)プラス1電極から構成される新提案のトーチを採用することにより実現された小型・軽量の可搬式プラズマ溶射装置の開発について紹介する.小型化による消費電力の低減化および小型トラックへの装置搭載が可能になった利点とともに,現場での溶射施工の有効性を紹介する.
著者
尾辻 泰一 ヴィクトール リズィー 末光 眞希 末光 哲也 佐藤 昭 佐野 栄一 マキシム リズィー 吹留 博一 渡辺 隆之 ボーバンガ-トンベット ステファン 鷹林 将 高桑 雄二 吾郷 浩樹 河原 憲治 ドゥビノフ アレクサンダー ポポフ ヴィチェスラブ スヴィンツォフ ディミトリ ミティン ウラジミール シュール マイケル
出版者
東北大学
雑誌
特別推進研究
巻号頁・発行日
2011

本研究は、グラフェンを利得媒質とする新規なテラヘルツ(THz)レーザーの創出に挑んだものである。第一に、光学励起したグラフェンの過渡応答におけるTHz帯誘導放出の室温観測に成功し、自ら発見したレーザー理論を実証した。第二に、グラフェン表面プラズモンポラリトンの巨大利得増強作用を理論発見し、独自の光ポンプ・近接場THzプローブ分光法により初めて実証に成功した。第三に、独自開発した高品質エピタキシャルグラフェン製膜技術とレーザー素子加工技術を用いて電流注入型グラフェンレーザー素子を試作評価し、100Kの低温下ながら、5.2THzの単一モード発振に初めて成功した。第四に、グラフェンTHzレーザー設計論を構築するとともに、より高利得化が可能な独自構造を理論実験両面から明らかにし、室温THzレーザー発振実現の見通しを得た。
著者
渡辺 隆 大場 孝信
出版者
上越教育大学
雑誌
一般研究(B)
巻号頁・発行日
1993

鉱物の組み合わせや鉱物の組成は温度や圧力などの物理条件が一定の時は母岩の組成に支配されることが良く知られているが、混合層鉱物の生成を母岩の化学組成との関係で考察されたものがほとんどない。これに関係するいくつかの研究があるが、世界の泥岩中の続成作用でできたイライト/スメクタイト混合層の化学組成や層電荷は、比較的良く似ていると述べている。このことは、世界の砕屑性堆積物の化学組成が似ており、そこからできるイライト/スメクタイト混合層の化学組成が似ていること示している。また、SiO2活性度がイライト化に関係があると報告している。これまでの研究で我々も、同じ層準で泥岩中のスメクタイトの方が砂岩中のスメクタイトよりイライト化がわずかに速いことを確認した。しかしながら、東頚城ボーリング試料を見るかぎり、砂岩と泥岩のSiO2量に違いはみられない。Altaner(1986)は、K-長石からのKの溶脱は、イライト化にともなうKのスメクタイトへの固定に比べ、はるかに大きいことを報告している。このことも、堆積物の粒子の大きさより鉱物の組み合わせが重要である事を示唆する。これらの結果と本研究の結果から考えると、新潟平野ボーリング試料と東頚城ボーリング試料の化学組成の違いは小さく、イライト化に重大な影響を与えていないように見える。深度増加にともなう温度の増加と、反応が進む継続時間の方が、イライト化進行にとって重要だと考えられる。また、東頚城ボーリング試料の砂岩と泥岩の化学組成はほとんど同じことから、砂岩と泥岩にイライト化進行の違いを認めるとするなら、源岩の化学組成の違いでない別の要因を考える必要がある。このため、スメクタイトからイライト化にともないKの供給物として、K-長石、火山ガラスや黒雲母の表面がどのように溶脱していくのかを詳細に検討をする必要がある。
著者
渡辺 隆一 大久保 明紀子 井田 秀行
出版者
信州大学
雑誌
信州大学教育学部附属志賀自然教育研究施設研究業績 (ISSN:03899128)
巻号頁・発行日
vol.43, pp.13-16, 2006-03-25

The leaf phenology of Betula ermanii was observed in Shiga Heights, central Japan from 1985 to 2004. During this period, 5 birches were selected and their phenological traits analyzed using succes- sive automatic daily photography. The annual variation of mean temperature at this monitor station, specifically over the last 10 years, has become increasingly warm. According to observable facts, these birches have gradually tended to accelerate the time of leaf flushing and delay the time of leaf coloring. This process is indispensable in clarifying the effects of global warming on ecosystems while continuing similar monitoring in/for the future.
著者
西本 卓也 渡辺 隆行
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J94-D, no.1, pp.209-220, 2011-01-01

視覚障害者のコンピュータ利用に適した超早口音声の音質を改善することが望まれている.しかし超早口音声の評価のためには,聞き手の慣れの効果の考慮が重要である.本研究では親密度を統制した超早口音声の聴取において(1)実験の途中での親密度条件の変化,(2)親密度に関する教示の有無,の要因が聞き手の課題への慣れに与える影響を検証した.約21モーラ/秒という超早口音声の聴取における了解度と心的負荷に着目した実験から,「慣れによって親密度が高いという自覚が促された場合に,特にトップダウン情報としての心的辞書へのアクセスが促進され,その結果として了解度が高くなり心的負荷が少なくなる」という仮説を支持する結果が得られた.
著者
矢川 元基 渡辺 隆之 石渡 俊
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
日本機械学會論文集. A編 (ISSN:03875008)
巻号頁・発行日
vol.46, no.401, pp.87-96, 1980-01-25
被引用文献数
1 1

本論文では, EPAS プログラムの開発と応用について論じたものである. 有限要素法による三次元連続体の非弾性解析は, 極めて多くの計算時間を要するため実用性の点で問題があった. 著者らは, 三次元構造の局部的な非弾性挙動の解析を効率よく行うためラグランジュ乗数法に基づく結合要素を EPAS プログラムに導入し, 計算時間と容量の短縮化を行った. この結合要素は, プログラム内で通常の要素と同様に取扱うことができる.
著者
志村 ゆかり 渡辺 隆行
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. WIT, 福祉情報工学 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.408, pp.109-114, 2006-11-29
被引用文献数
2

Web content accessibility guidelines such as JIS X 8341-3 and WCAG 2.0 working draft require the separation of content structure from presentation. In (X)HTML, content structure is marked up with heading elements, list elements, etc. Objective evaluation of how content-presentation separation improves accessibility is needed to force Web authors to follow these accessibility guidelines. The current paper measures how usability and accessibility is improved when content is marked up with heading elements. The experiment was carried out firstly with four sighted persons and found that structured Web pages improve task completion time by 50% to 90%. The second experiment was carried out with one visually impaired and found that structured Web pages improve task completion time by 30% to 70%.